腰痛により通院していたもので・・・
出来るだけ早く更新できるよう頑張ります
SIDE 海人
僕と雄二君と霧島さんは如月グランドパークの前に到着した
あと一人もここで待ち合わせらしいけど、誰が来るのかなぜか教えてくれない
「・・・来た」
「代表、おまたせ。遅くなってごめんね」
「あ、優子さん。雄二君が言ってたもう一人って優子さんだったんだ」
「(?思ったより反応が薄いな・・・まぁいい)それじゃ、中に入るとするか」
そう言って雄二君は入り口に向かって歩き出したので僕達もそれに続く
「いらっシャいマセ。如月グランドパークへようこソ」
スタッフの人がやってきた
この人、日本に来たばかりの頃の僕みたいな喋り方だな~
海外出身なのかな?
「チケットをご確認シマス」
僕と雄二君はチケットを渡した
するとスタッフの人はなにやら驚いた表情を浮かべる
「・・・そのチケット使えないの?」
「いえイエ、少々お待ちくだサイ」
霧島さんが不安そうに尋ねるとスタッフの方はどこかにトランシーバーのようなものでどこかに連絡をとる
「おまタセしましタ。まず、記念撮影をシマス。えっとカメラ・・・あ、ありがとございマース」
スタッフがカメラを探していると、青い狐の着ぐるみがカメラを持ってきた
「では、ソチラのお二人から撮影しマース」
雄二君と霧島さんが撮るようだ
霧島さんは雄二君の腕に自分の腕を絡める
雄二君は顔を赤くしてそっぽ向いている
そして撮影が終わり写真が出来上がる
「これで完成デース」
「な、なんじゃこりゃ!?」
ハートマークのフレームが付いたツーショット写真が出来上がっていた
「この写真を入り口に飾りマース」
「き、貴様正気か!?」
雄二君がうろたえている
ふふ、恥ずかしいのかな?
「ではお次は・・・」
「あっ!写真撮ってるよ!アタシ達も撮ってもらおうよ」
スタッフの言葉を遮るように女の人が声を上げる
「そうだな。おい係員。俺達も写ってやんよ」
「すいまセン。こちらは特別企画でスので」
「あぁ!?いいじゃねえか!俺達はオキャクサマだぞコルァ!」
「キャー。リュータカッコイー!」
男の人はスタッフに絡んでいる
女の人は・・・アレをどう見たらカッコよく見えるんだろう?
僕には悪質なクレーマーにしか見えないけど・・・
「大体、こんなガキども写すより俺らを撮った方が宣伝になんだろ。オラ、さっさと退けよ、くそガキが」
「え?わわっ!」
男の人は一番近くにいた僕を突き飛ばし、僕は突然の事に対処できず、尻餅をついた
「海人君!?ちょっと貴方達いい加減にしなさいよ!いきなり割り込んできて何様のつもりなの!?」
優子さんがカップルを睨みつけてそう言う
「アァ!?オキャクサマのつもりだよ!文句あるかコルァ!」
「キャー。リュータカッコイー!」
・・・文句あるし、お客様なのはこっちも一緒だし・・・
優子さんが何かを言い返そうとしたその時・・・
男の後ろからオレンジ色の狐の着ぐるみが走り込んでくるのが見えた
そして・・・
「グハァッ!」
狐は男に向かってドロップキックを決めた
そして、そのまま倒れた男をゲシゲシと踏みつけている
「リュータ!?ちょっとアンタ!いきなり何するのよ!アタシ達はオキャクs・・・(ゴキっ!)・・・グペっ!」
文句を言おうとした女を今度はさっきカメラを持ってきた青い狐が女の首を捻って気絶させた
『失礼しました。このゴミはこちらで処分しておきますのでごゆっくりお楽しみください』
そう言ってスタッフと狐たちはカップルを引きずって去って行った
「・・・ハッ!海人君、大丈夫?」
唖然としていた優子さんが我に返り、僕を心配そうに見ている
「大丈夫だよ。ちょっとビックリしただけ」
「そう、よかった。全く、一体どんな教育を受けたらあんなにひねくれ者が育つのかしら」
プンプンと怒る優子さん
「まぁまぁ、せっかく遊びに来たんだし、あの人たちの事はもう忘れて楽しもうよ」
「それもそうね」
「・・・雄二、どうしたの?」
「あ、いや、何でもねえ(なるほどな。そういうことか。いいだろう、その策、乗ってやるよ)」
雄二君が何かを考え込んでいる
それにしても・・・
あのオレンジの狐のドロップキック・・・
つい最近どこかで見たような・・・どこだったかな?
※ヒント・第六十六問※
「じゃあどこから回る?」
「そうねぇ・・・」
『お兄さん達。フィーが面白いアトラクションを紹介してあげるよ』
適当にフラフラしていると今度はピンクの狐が現れた
(今度は姫路か・・・この様子だと秀吉やムッツリーニもいるかもな・・・)
『フィーのおすすめはお化け屋敷だよ♪』
「だってさ、どうする?」
「まぁいいんじゃない?特にアテもないんだし・・・」
『じゃあフィーが案内するね。こっちだよ』
そう言ってフィーは周りのお客さんに手を振りながら僕達をお化け屋敷に案内してくれた
『さぁここがフィーのおすすめのお化け屋敷だよ♪』
そこには『恐怖の館』と書かれた看板とボロボロの建物が・・・
怖そうだなぁ・・・
『それじゃあこの誓約書にサインしてね』
誓約書?誓約書が必要なほど怖いってことかな?
まず僕と雄二君がペンを受け取り渡された紙、『婚姻届』にサインを・・・
「「って!おかしいだろ!?」」
『冗談だよ♪誓約書はいいから二人ずつ入ってね』
(くそ、こいつら完全に楽しんでやがるな・・・北条の名前を出してからかってやろうか?いや、海人はまだ気付いてないみたいだし、ここはもう少しこいつらの作戦に付き合って・・・ん?まてよ?)
なんかさっきから雄二君がブツブツ言いながら何かを考えている
どうしたんだろう?
「さて、じゃあ行こうか?」
「待て海人。悪いが先に行かせてもらってもいいか?」
「?別にいいけど・・・」
どうしたんだろう?いつもの雄二君なら『どっちでもいい』とか言いそうなもんだけど・・・
そんなことを考えているうちに雄二君と霧島さんは中に入って行った
『坂本君達が中に入りました。よろしくお願いします』(ボソボソ)
※数分後※
『では次の方どうぞ』
フィーに案内され、僕と優子さんは中に入っていく
廃病院を改造したってだけあって内装はかなり怖い
途中でこんにゃくが降ってきたり、何かが飛び出してきたり驚かされっぱなしだ
・・・にしても・・・
「優子さんってこういうのあんまり怖がらないんだね」
「まぁね、急に飛び出して来られるとビックリはするけど・・・」
そんな会話をしながら進んでいくと、スピーカーから何かが流れ出す
『優子さんより姫路さんの方が好みだ。胸も大きいし』
・・・僕の声で・・・って、はぁ!?
隣から優子さんの怒りのオーラが・・・
「ち、ちがっ!僕、そんなこと言ってない!」
僕は優子さんに必死に弁明する
すると優子さんは、溜息をつく。そして・・・
「海人君。ちょっと面白い話をしてあげるわ」
優子さんはそう言った
信じてくれたのかな?
「実は秀吉ってね。小学4年生までおねしょをしていたのよ」
・・・はい?
「一人で夜にトイレに行けなくて『お姉ちゃん、トイレ』って言って毎晩アタシを起こして・・・」
『姉上!何を言うのじゃ!でたらめを言うのはやめ・・・「やっぱりそこにいたわね秀吉」・・・しまったのじゃ!』
スピーカーから秀吉君の声が聞こえた
「全くあのバカは・・・」
優子さんは再び溜息をついた
「優子さん、なんで秀吉君があそこにいるってわかったの?」
「いくら声真似が上手くても実の弟の声くらいわかるわよ。それに海人君がああゆう事を言うとは思えないしね。ごめんなさいね。秀吉にはボッキリとお説教しておくから・・・」
・・・秀吉君・・・また生きて会えるといいね・・・
秀吉君の無事を願いつつ僕達は出口をめざし再び歩き出した
・・・あれ?なんで如月ハイランドのお化け屋敷の放送室に秀吉君がいるんだろう?
SIDE OUT
NO SIDE
一方その頃放送室では・・・
「秀吉・・・小4までオネショしてたんだ・・・」
「『お姉ちゃんトイレ』って・・・ぷぷっ」
「木下君可愛いですぅ」←役目を終えて合流
「誤解じゃ!あんなのはデタラメじゃ!」
「・・・赤面秀吉・・・売れる」(パシャパシャ)
「撮るでない!誰かワシの話を聞くのじゃあぁぁ!!!」
優子の投下した爆弾発言によってからかわれている秀吉の姿があった
優子の発言・・・真偽は不明?
次回も頑張ります