「で、だ。○○○。皆を脱出ゲームに参加
させるというモノを疾風に頼まれた。」
「私達はその脱出ゲームを仕掛ける側という
ことでござるか?○○○殿。」
「あぁ、そうだ。内容はこんなだな。」
1.簡単な謎解きを最初に二つ出し、
段々と難しくしていく。
2.何グループかに分けておく。
3.1グループに一人はバカを入れる。
「という感じだな。」
「了解でござる!」
「じゃあ、始めるぞ!」
「おー!でござる!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(フラン)
ん、んん?ここは…
「あ、起きた?おっはよー。」
「コリン殿でござるか。ここは…一体?」
「私も気が付いたらここにいてさー。全く、
全然わからないんだよね〜。」
「そうでござるか…。」
「そこに扉あるんだけど、暗号解かないと
いけないみたいでさー。フラン、これ、
分かる?私こういうの苦手なんだよ。」
「あー…やってみるでござる。…ところで、
その…そっちはいいのでござるか…?」
「あー、シャルは大丈夫だと思う。多分、
すぐに起きると思うけど…。」
「…取り敢えず、解いてみるでござる。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(ザック)
「ん…あ?ここどこだ…?」
「おや、起きたか。」
「クライヴか。ここは…?」
「分からない。僕もさっき起きた所だ。」
「他には?」
「僕達しかいない。…が、他の所にいるのか
も知れないな。ここは広そうだから。」
「取り敢えず脱出しようぜ。」
「そうしたいんだが、ここは壁しか…ん?
クローゼットがあるな。」
「…いや、開かないぞこれ。」ガタガタ
「少し隙間が開くから何か引っかかっている
のかも知れないな。」ガタガタ
「取り敢えず、待機…だな。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
現在の位置
1F 隠し部屋
ザック・クライヴ
2F 個室
コリン・シャルロット・フラン
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
二階
「で?これを開けるにはどうするかなぁ」
「ん?何かついてるでござるよ?」
「え?あ、ホントだ。えーと…?」
「さたたたくたらた…?」
「あ、シャル起きたんだ。」
「隣に絵が書いてあるでござるよ。」
「これは…?なんの絵だろう…?」
「え…?これ動物…?待って分かんない。」
「ポンポコリンって書いてあるでござるな…
何の動物でござるか…?」
「いやもうそれ言ったら狸じゃな…あー!」
「わ、コリンどうしたのよ?!」
「分かった!これは流石に分かった!狸なん
でしょ!?た を抜くんだよ!」
「で、さくら…?あ、このボタンか。」
(嘘…!?私が解くつもりだったのに…)
「あ、開いたっぽいよ!これで外に…」
「まぁ、窓の外に地面が無かったからだろう
なぁ、とは思ったけど。階段降りる?」
「取り敢えず、降りようか…。」
「そうでござるな…。」
「つーか、こんな所に私達を閉じ込めたのは
誰なんだろーなぁ?なぁコリン。」
「わ、私じゃないよ!?出たら分かるんじゃ
ないの?例えば疾風の計画だったり?」
「あー、一番ありそうだわ。」
「そうでござるな…。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「お?広い所に出たねぇ。」
「だな。何かめぼしいものは…。」
「あれ?これなんでござろう?」
「何か見つけ…た……の………。」
「コリンー?どうかしたのかー?」
カチッ…カチッ…
「数字が表示されてて時計でござるか?」
「フランッッ!離れて!!それ爆弾!!」
「えぇぇぇ!?わ、分かったでござる!」
「はぁ!?嘘でしょコリン!」
「て言うかフラン…よく机の下見ようと考え
たね…。理由を聞いても?」
「いやぁ〜、私達を閉じ込めた犯人が何処か
に居ないかと思ってたら…。」
「あぁ…ありそうではあるけど…。」
「爆弾のある部屋にずっといるってのもね…
わたしだったら途中で逃げてるよ…。」
「取り敢えず、玄関の扉は鍵掛かってるよう
だし、適当に何か探そう…。」
「だね。フラン…っとフラン?」
「さらにこんな物見つけたでござる。」
「ガスマスク…?なんでこんなの…」
「コリン殿!アレは…?」
プシュゥゥゥウゥゥ!!
「毒ガス!?フラン!それいくつあった!?
まさか二つしか無いとかは…。」
「…二つしか…無いでござる…。」
「嘘…だろ………?」
「………私が」「ダメでござる!」
「何とかして出るのでござる!」
「フラン…。でももう…!?」スポッ
「ちょ、フラン!?」スポッ
「何処かにスイッチか何かは…。」
「フランッッ!お願い、それだけは…!」
「フラン!おい!?毒の霧の中に入るとか
正気なのかよ!?ちょっと!?」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
プシュゥゥゥ…ピタッ…
「…止ま……った?」
「っ!…フラン!!」
「あ、シャル!待って!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
身体が痺れている。
視界も何だか、ぼやけて見えない。
息が苦しい。
このスイッチで合っていたか?
遠ざかる意識の中、
シャルロット殿とコリン殿の声が
…聞こえたような気がした…。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「コリン!手伝え!」
「分かった!幸いにも玄関の扉が開いたから
早く外に…!!よっ…とぉ!!」
「出れ…てない!?これ渡り廊下!?」
「いいから!爆弾のある所から早急に撤退!
考えるのは後からでも大丈夫でしょ!?」
「OK!急ぐよコリン!」
「あいあいさーッッ!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
その頃、一階。
「さて、どうするか…。」
「クライヴ、これ見ろよ。」
「ふむ、何かのカメラか…?」
「取り敢えず、見てようぜ。」
「あの扉は…開かないな。」ガタガタ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「んー、暇だな。」
「だな。取り敢えず…ん?」
「おいおい…これって…」
「フランがコリンとシャルロットの二人に
担がれて…まさか、フランに」
「おい!クライヴ早く出るぞ!」
「そうしたい、が…。」
「そうだった、開かないんだっけか。」
「はぁ…。…ん?」コンッ…
「お?…もしかして…。」スッ
「ぶち抜く気か?!」
「可能性に賭けるんだ…よ!」ゴンッ
ガラガラガラガラッッ
「開いた…のか?」
「みたい、だな…。」
「取り敢えず…行くぞ。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
仕掛け人視点と、
ターゲット達の視点。
誰が犯人か皆さんは分かるかな?
まぁ、比較的簡単なので、
ぜひ考えてみてください。
では。次回に続きます。