英霊として召喚された………!?よし!暴れようか!(錯乱) 作:ゆっくりキリト
「………………………ハッ!?」
気付いたら死鬼は白い空間にいた。近くにはアルトリアもいない。死鬼はこの部屋に見覚えがあった。
(これって………もしかして………)
死鬼はそっと後ろを振り返ってみた。これまた見覚えのある椅子と机があった。
「………やっぱり」
死鬼はここが[問題児]の世界に転生する前にいた『転生の間』と当たりをつけた。とりあえず死鬼はその椅子に座ってみることにした。すると、自分の体から何かが抜けていくような感覚がした。
死鬼がその感覚に疑問を抱いていると、スーッと机の上に紙と羽ペンが現れた。
そこには、
{[問題児]の世界クリアおめでとうございます。早速ですが、貴方は次の世界に行きたいですか? YES/NO }
と、書かれていた。どうやら、次の世界への案内状の様だ。
「YES/NO………だって?そりゃあ………YESに決まってるだろ!」
死鬼はそう呟き、YESの文字に丸をする。すると、紙が消え、別の紙が現れた。
{それでは、転生をさせていただきます。転生先の世界は[魔法少女リリカルなのは]の世界です}
(リリカルなのはって………たしか魔砲少女の………うわぁ、大丈夫かなぁ?)
{転生先が決まりましたので、準備が整うまで説明をさせていただきます。まず、先程椅子に座った際何かが体から抜け出ていく様な感覚がしたと思いますが、それは一種の弱体化の様なものです。}
「弱体化?」
{はい。貴方の体から『基本身体スペック』と『
「何でだ?」
{能力的に被っている物が多かったので、いっその事スペックと道具、宝具を一つだけ残して削除してしまおうと思いまして}
「アルトリアは………」
{転生先の都合により、削除させていただきました}
「えー………」
{申し訳ございません}
次々と消えては現れる紙と器用に会話していく死鬼。すると、こんな紙が現れた。
{転生準備完了いたしました。これより、貴方の転生を行います}
「お、じゃあよろしく頼むよ。神様」
{御武運を。行ってらっしゃいませ}
「行ってきます」
そんな会話を最後に、死鬼は光に包まれ――――――――――
何も無い、広い草原のど真ん中にいた。
「………………………何処?ここ」