PACIFIC EXTERMINATION ~特生自衛隊第2海上機動部隊~ 作:阪奈瑞洋
この作品は初投稿の作品なので下手な部分があると思いますが暖かい目で読んでいただければ幸いです。
投稿ペースが遅くなるかもしれないのでご了承ください。
各編の概要と世界観について
各編の概要
第1編 初年度編(2018年)
主人公が基地に配属して一から部隊を編成していく最初の1年間の話。
第2編 艦隊創設編(2019年)
基地に新たに艦隊(艦娘ではない)が編成され(立場上は艦娘部隊の支援艦隊)、艦娘たちと共闘する話。
第3編 ふゆづき編(2021年)
基地に艦娘としてDD-118 ふゆづきが配属し、一人前に成長していく話。主人公はふゆづき。アニメ版(1期)をベースとする。
第4編 鉄底海峡編(2022年)
第3編から半年が経った主人公の基地と横須賀基地の各部隊が鉄底海峡を奪還する過程を描く。劇場版艦これのストーリーを元にしている。
第五編 終戦編(2023年)
全ての元凶を米軍と共に撃破する話。この話でこのシリーズは完結する。
この世界における艦娘(以下WGと呼称)の設定
深海棲艦(以下DSFと呼称)に対抗するべく異世界人の持っている技術と人類(概ね日本)の科学技術により誕生した一種の自我を持ったクローン人間。異世界人の元いた世界の守護者と呼ばれた少女たちの力を持っており、常人の1.75倍の身体能力と2倍の生命力がある。人間とほぼ同じ身体構造をしているため人間としても生活が可能。
同じWGを量産することもできるため全国の基地で全く一緒な少女が誕生することも多々あるが性格やスペックには個人差がある。
艤装の多くは彼女たちの元となった艦をベースに造られている。ただし取り回しの観点から6分の1にスケールダウンする。
人間界の設定
1944年までは現実と同じだが1945年の3月31日に大日本帝国は連合国に降伏している。その結果史実のように以降の海戦・空襲等で沈んだ艦船は沈没を免れたがサンフランシスコ平和条約が締結されるまで連合国軍に接収されていた。この接収されていた艦船は日本の主権回復後、自衛隊の発足と同時に日本に返還されている。
これら返還された艦船は護衛艦として幾度の改修を経て最終的にミサイル護衛艦としてこんごう型が就役する90年代まで現役だった(但しこんごう型は日本初のイージスシステム搭載艦では無い)。
1954年にはゴジラが東京に襲来。返還された自衛隊の艦船が応戦したが、複数の艦船が放射熱線により炎上・沈没する。その後ゴジラ出現による世界的な生態系の乱れにより様々な怪獣が現れ、その都度陸海空の自衛隊により撃退・駆除されてきた。1966年には特生自衛隊法が施行され特生自衛隊が創設されたため怪獣駆除は特生自衛隊が行うようになる。
1990年代に入るとレイバーが大量に製造され、さらに1998年には当時警察で使用されていた98式レイバー『イングラム』の陸自仕様である『ヘルダイバー』を陸自と特自が配備。その後は2003年と2004年に三式機龍とゴジラが戦っている。
また、2010年には9条関連の憲法改正がなされていたり、国連の活動に消極的な反面、友好国との関係を重視していることで国際的な信頼を確立している。
政治、防衛以外の点では1999年から2004年にかけて呉港と広島湾の沖合に三つの人工島から成り立つ海洋新都市瀬戸内新都市が開発され、特生自衛隊の基地が新設されている。
時系列(2000年以降の特生自衛隊関連の動向)※2018年以降は瀬戸内新都市基地の動向が中心になる。
2003年以前
・1999年に機龍の製作が決定、それと同時に二体目となるゴジラが45年ぶりに出現し千葉県館山市に上陸。特生自衛隊のメーサー部隊が迎撃に向かったがゴジラの侵攻を止めることはできなかった。
・2003年に再びゴジラが出現し八景島、品川に襲来。特生自衛隊は最新型の対特殊生物用兵器として開発した二機の三式機龍のうちの骨格にゴジラの骨を使ったα型を出動させて損傷率34%で追い返す(途中でα型が暴走するトラブルがあったが完全人工製造のβ型により阻止された)。
・レイバーの運用コスト増大や戦術思想の変化により全国の空挺レイバー団が廃止される。
・1999年から瀬戸内新都市の開発が始まり、2001年には高層マンションや高級住宅が立ち並ぶ竹ヶ丘区が完成し分譲が始まる。2003年には重工業が発達した北区が完成する。
2004年
・品川にゴジラが再び襲来。特生自衛隊は三式機龍α型を改良した三式機龍改と機龍α型の放棄を促しに飛来したモスラたちとの共同戦線を構築して対抗、最終的に機龍改がゴジラと共に日本海溝に沈んだことによりゴジラとの戦いを終える。
・残ったβ型はこの年に完成した瀬戸内新都市中央区に隣接する瀬戸内新都市基地(当時)に配備された。
2010年
・憲法及び自衛隊法の改訂・改正により積極的防衛(不審船・領空侵犯機には当事者の判断による先制攻撃を可能とするなど)化、また憲法に自衛隊が明記された。また、これに合わせ特生自衛隊法も改正され、作戦行動範囲が拡大された。
・さらに国連に対する拠出金を10分の1に減らし、国連の運営に影響を与えるが、日本は独自の外交ルートを駆使したことで影響を最小限に抑えた。
2013年
・ハワイ沖で異常な地殻変動が発生、それにより形成された地殻の裂け目(異世界への入口)から謎の武装海洋生物群が現れる。
・米国の第三艦隊が応戦するが相手の物量攻撃により多数の艦船が撃沈し、さらに多数の犠牲者を出すという敗北を喫してしまう。更にハワイ本島にも上陸し、住民にも犠牲者が出る。奇跡的にその生物たちを真珠湾近郊には侵攻できなくしたがアメリカ政府によってハワイ州が放棄される事態に。他にも南太平洋の島々がその生物たちの被害を受ける。
・国際連合の安保理でこの異世界の生物たちを深海獣(英語表記:Deep Sea Beast 略称:DSB)と呼称し始める。一方国連での活動に消極的な日本は独自に深海棲艦(略称:DSF)と命名・呼称し始める。
・この騒動により西太平洋沿岸の国々は物流ルートを大西洋回りのルートに取らざるを得なくなった。
・ハワイ本島侵攻から5日後、小笠原諸島で10cm大の人型生物が大量に発見、保護される。
2014年
・日本近海にDSFが侵攻、ゴジラなどの怪獣との戦闘で鍛えられた陸海空自衛隊と特生自衛隊の迎撃により侵攻した分のDSFは全滅。
・内閣と国会は特生自衛隊の環太平洋諸国への派遣は憲法改正後に定められた特生自衛隊の活動範囲(西太平洋沿岸、及びハワイ島以西)内でのみ許可するとして特生自衛隊にDSFの殲滅を下命。
・前年に小笠原諸島で保護された小人は政府により異世界人と正式に命名される。特生自衛隊は彼らと共同で対DSF用歩兵として艦娘(WG)を開発、そして彼女たちを運用するため横須賀、瀬戸内新都市、大湊、舞鶴、佐世保、伊丹に実動部隊である海上機動部隊という海上戦闘から強襲揚陸まで出来る海兵隊じみた部隊(伊丹は特殊機動部隊)を創設する。異世界人たちは特生自衛隊の海上機動部隊専用技術者として各地の基地に配属された(後でわかったことだが日本以外で異世界人が現れた国はなかった)。
2016年
・総理大臣が暗殺未遂で倒れ、自衛隊の活動に消極的な代理の総理が誕生、下命が取り消される。
・その影響で沖ノ鳥島と南鳥島の制海権が奪われてしまう。
・怒った国民が政権打倒のデモを展開。
2018年
・国民によるデモや与野党からの反発、そして倒れた元総理が復帰したことによって代理は失脚、再び積極的防衛を推し進める政権が復権した。
・しかし、この時期になると与那国島も制海権から外されるといった事態にまで発展していた。
・その後、特生自衛隊は人事を変更し、新たに航空自衛隊から自衛官を派遣する。
・年度末には与那国島を奪還するための作戦である「オペレーション・サンセット」が開始され、与那国島までの制海権を奪還した。
どうだったでしょうか。
自分なりに設定が細かいと思っています(中には自分の思想も入っています)。
次回はこの話に出てくる組織や人物(普通の人間のみ)の紹介です。