六連星の鷹   作:榊晃輔

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こんばんわ。

今回はやらかしてる感じ凄いです…

(きっと)予想以上に駄文ですがよろしくお願いします。


第九話。バスジャック、追跡終了。

第九話

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何だよこれ…」

 

 

 

角を荒く曲がり車体を立て直すと目の前に見えて来るのは武偵高のバスとそれを追いかける3台の車輌。

 

そしてバスに飛び乗るキンジと神崎の姿も見える。

 

アレは…ルノーのスパイダーだっけ?

 

後はマツダのロードスターにロータスのエリーゼか?

 

まぁいいチョイスだ。

 

 

 

「中はどうだ?爆弾は?」

 

『…爆弾らしきものがあるわ!』

 

「サイズは?」

 

『プラスチックの3500立方サイズね』

 

「」

 

 

 

おいおい冗談じゃねぇよ!

 

一体何を吹き飛ばすつもりだっての!

 

まぁ現状じゃ自分達には爆弾はどうにもできんし…

 

とにかく今、最優先するのは外の車輌を消す事だな。

 

 

 

「あっ!お前ら捕まれっ!」

 

『今から解体を…あっ』

 

「大丈夫か!おい!」

 

 

 

スパイダーがバスに突っ込むとは。

 

強行もたまったものじゃない。

 

アレで爆破したらどうしてくれんだ!

 

すぐにでも片付けないとな…

 

 

 

「とりあえず後ろ走ってる二台殺るぞ」

 

「オーケー」

 

 

 

ブォンとアクセルを一度煽り一気に加速する。

 

悪いがそんな車輌じゃコイツからしてみればおもちゃ同然だな。

 

ものの数秒で車輌をロードスターの隣に付ける。

 

衛藤が窓を開けて狙撃を試みようとした矢先…

 

 

 

「おっわ!やばい!」

 

 

 

"キキキッ…キュッ"

 

衛藤が急にサイドを引いた為つんのめって車輌をスピンさせてしまった。

 

ついでにエンスト。

 

 

 

「おまばっか死ぬところだったわ!」

 

「悪い…無人車だわアレ。しかも助手席に何か銃積んでやがる」

 

 

 

マジか…

 

下手すると今蜂の巣だった?

 

 

 

「…良くないけど良くやった」

 

「あー後ろからタイヤ撃ってくわ」

 

「距離は?」

 

「80が好ましい」

 

 

 

再びエンジンに火を入れる。

 

悪かったな…帰ったらちゃんと整備するよ。

 

だいぶ距離が開いてしまったが余裕だろう。

 

"ブォンブォン…キュキュキュプァー"

 

タイヤを滑らせ車体を回転させスタートを切った。

 

100…120…140………200!

 

シートに押し付けられる加速。

 

メーターが300km/h付近を指す頃には先程の車輌達が見えて来た。

 

衛藤の指示通り約80m程の距離を起き、車体を安定させる。

 

 

 

「ふーお疲れさん…」

 

 

 

"プシュ…パァン…ガッシャーン"

 

無音の狙撃でロードスターのタイヤを撃ち抜くと、そのままガードレールに突っ込んでいった。

 

 

 

「とりあえず一台だな」

 

「よゆー」

 

 

 

"プシュ…パァン"

 

同容量でエリーゼのタイヤも撃ち抜かれる。

 

が…

 

先の様には行かずその場でスピンしやがった。

 

 

 

「っちぃ!捕まってろぉ!」

 

 

 

相手の車輌は左回り…

 

ならこっちは右回りだ!

 

ブレーキを踏んで加重を出来るだけ前方に掛けてサイドを少しだけ引く。

 

カウンターは一切当てない。

 

車輌がギリギリの半径で回るように目一杯まで右にハンドルを切った。

 

キッカケは十分。

 

後はタイミングだけだ…

 

 

 

「このっ…位置だ!」

 

 

 

全力でサイドを引いて傾ける。

 

流れる様に滑り出すGT-R。

 

フロントノーズをエリーゼのリアとなぞるかのようにギリギリをすれ違う。

 

両車輌が横並びになった瞬間、すかさずシフトをバックに突っ込みアクセルを全開。

 

スレ違う際にサイドミラーがキスでもするかの様に優しく接触する。

 

車体が正面を向く直前にシフトを入れ直し走り出す。

 

周りから見ればまるで踊っているかのように見えただろう。

 

それ程までに鮮やかに見えるB/S360だった。

 

 

 

「おぉ…死んだと思うね」

 

「それは思った」

 

「自分の力量に唖然としてるわ」

 

「昴、すーばらしい」

 

「…」

 

「…追いかけるぞ」

 

 

 

再び開いてしまったら差を詰める為にアクセルを踏み込む。

 

向こうは大丈夫か…?

 

そう思った瞬間、通信が入る。

 

 

 

『アリアっ!アリアぁああ!』

 

「っぐ、うるせぇ!どうしたキンジ!?」

 

『アリアが、アリアが撃たれた!』

 

「んだと!?」

 

 

 

神崎が撃たれた?

 

アイツが…一体何があった?

 

死んで…無いよな?

 

 

 

「なぁおい…生きてんだろ?息してんだよなぁ?」

 

『血が…ピクリとも動いてない…』

 

「」

 

 

 

嘘だろ…

 

アクセルを踏み込む右脚から力が抜ける。

 

 

 

「昴、しっかりしろって」

 

「あ、あぁ…悪い…」

 

 

 

再び走り出す為に右脚に力を入れる。

 

…入れたつもりだった。

 

 

 

「お前…あの時のk「それ以上言うんじゃねぇ!」

 

「…悪かった」

 

 

 

そうだ…思い出してしまっただけだ。

 

過去の事だと想って割り切っていた筈なんだけどな…

 

暗い雰囲気で停車している車の中…

 

レキの声と爆発音が響く。

 

 

 

「っ!どうなった!」

 

『問題は無い』

 

「そうか…現場に向かう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「キンジ、神崎!」

 

 

 

車から降りてキンジ達に駆け寄る。

 

神崎の近くには小さな血溜まりが出来ている。

 

 

 

「おい、しっかりしろ!神崎!」

 

「昴だめだ揺するな!」

 

 

 

衛藤に言われ、はっとなる。

 

…少し焦り過ぎた。

 

ゆっくりとおぶって降下してきたヘリに近づいていく。

 

グッタリしているが息はある。

 

まだ助かるはずだ。

 

 

 

「レキ…頼む」

 

「分かった」

 

 

 

そう頷いてレキはヘリへ戻って行った。

 

神崎はレキに任せておこう。

 

問題はキンジだ。

 

 

 

「なぁ…神崎は何であんな事になった?」

 

「そ…それは…」

 

「キンジ、お前…こんなになってもまだやらないのか?」

 

「お、俺は…俺はもう武偵を辞めるんだ…」

 

「…そうか」

 

 

 

キンジに背を向けて自分の手に着いた神崎の血を見る。

 

流石に自分は今のキンジとマトモに話せそうにない。

 

だから…強硬手段だ。

 

 

 

「なぁ衛藤…わりぃけど最悪脚くらいなら撃っていいから」

 

「はー?何言って…まてよおい昴よせーっ!」

 

 

 

衛藤が止める前に…"手に着いた神崎の血が雫となって瞳に吸い込まれる"

 

身体に浸透していく様なこの感じは…

 

何というか…とても静かだ。

 

そして懐かしい感覚。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今のオマエに"俺"はイラッと来てるぜキンジ!!」

 

 

 

 

 




やっと回収始まった…

ネタを振りすぎて回収大変そうです…

過去の事って何ですかね(*´∀`)?

まぁその辺りはまだ先になると思います。

続くかなぁそこまで…

感想評価改良点等々よろしくお願いします
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