ガラクタと呼ばれた少女達   作:湊音

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from :大淀と愉快な仲間達

sub :那珂ちゃんだよー(^_-)-☆

添付ファイル :那珂ちゃん.jpg

頑張ってる教官には那珂ちゃんスマイルを送ってあげるね!

本当は個人相手に写真なんて送っちゃダメだけど、特別だからね( *´艸`)

今は夕立ちゃんと新しいステージの練習中だから、早く提督になって帰ってこないとコンサート会場でしか見れなくなっちゃうよ?(''ω'')ノ

まだまだバックダンサーの子も足りないし、四水戦の子にあったら鹿屋で那珂ちゃんが呼んでるって伝えておいてね!(*´▽`*)


文武両道(2)

 殴られた頬が痛む、それは大湊の提督も同じなのか俺と提督は食堂で氷を貰って2人で頬を冷やしながら赤城達の訓練を眺めていた。

 

「加賀や蒼龍、飛龍も艦載機を飛ばせるようになったみたいだな」

 

「答えが分かってしまえば簡単な理屈だったのかもしれませんね」

 

 弓は艦載機の発艦に必要な揚力を補助するための武装だった、彼女達は海に向かって艦載機を飛ばすと旋回して戻って来たソレを器用に飛行甲板に着艦させている。

 

「救助作戦はどうするんですか?」

 

「まだ何も考えておらんよ」

 

 俺は提督の言葉に眉をひそめる、自分の部下の命がかかっているのに何も考えてないという回答はあまりにも無責任過ぎる。

 

「言い方が悪かったか、今はまだ考える必要が無いという意味だ」

 

「どういう意味ですか?」

 

 言い方を訂正したところで意味は同じように感じた。少しでも多くの案を考え最も有効な策を取るべきだとは思うのだがこの男は何を考えているのだろうか。

 

「今はまだ待つべき時だ、部下に指示は出しておるし焦っても仕方が無い」

 

 この鎮守府のトップが待つと言っている以上はそれに従うしか無い、俺は仕方なく赤城達の訓練を見守る事にした。

 

「あの子の笑顔を見たのはいつ振りだろうか」

 

「一緒に生活している時には良く笑う子だと思いましたが」

 

「そうだな、艦娘になる前は些細な事でも優しく微笑むような子だった。 しかし艦娘として生まれ変わってからは自身の不甲斐なさにいつも自分を責めておった」

 

「嬉しくもあり、悲しくもありますね」

 

 赤城が自身を責め続け自虐とも受け取れるようなペースで出撃を繰り返していたのは提督との約束を守るためだと俺は思う。艦の記憶に引っ張られている事も関係しているとは思うのだが、そんな事よりも人として最後に交わした約束を守るためと考えた方が赤城らしい気がした。

 

「提督、近隣海域の調査結果です」

 

 少しの間俺と提督がぼんやりと彼女達を見ていると、後ろから資料の束を持った男がこちらに敬礼をしてきた。

 

「うむ、ご苦労」

 

 提督は男から資料を受け取ると、男に次の指示を出して渡された資料に目を通し始めた。この鎮守府に来て初めて提督らしい行動を見たような気がする。

 

「それって何の調査結果なんですか?」

 

 レーダーか何かで調査したとは思うのだが、黒い円の中に白い靄がいくつも表示されている。

 

「これは魚群探知機の調査結果だ」

 

「魚でも釣るんですか……?」

 

 魚群探知機だと聞いてしまえば白い場所に魚が居ると理解できた。しかしそれがこれから行う救助作戦とどう繋がっているのかは理解できない。

 

「もしかして深海棲艦も魚群探知機にかかるんですか?」

 

「そうだとしたら誰も苦労せんよ、以前残骸を回収してみたのだが現在海軍で使用しているソナーでは奴等を捉える事ができんかった」

 

 提督は胸ポケットからボールペンを取り出すと、資料に×印を付けていく。

 

「これは1分置きに撮影した情報なのだが、ここで魚群が逸れているのが分かるか?」

 

「針路を変えているのは分かりますが、餌でも見つけたんじゃないですか?」

 

「そうかもしれん。 しかし基本的に魚は海流に沿って移動を行う、今儂が印を付けた場所はそれに逆らって移動を行った場所だ」

 

 提督は俺に分かるようになのか、資料に矢印を書き加え始めた。

 

「つまりこの場所には魚が通りたくない何かがあったのかもしれん」

 

「深海棲艦が居るかもって事ですか?」

 

「分からん、湊くんが言うように餌を見つけただけなのか、自分達よりも大型の魚が居ただけかもしれん」

 

 深海棲艦が魚を食べると言うのであれば魚が避けて通るという仮定も成立するのかもしれないが、実際そのような資料を見た事は無いし正直この情報からは何も得られないような気がする。

 

「情報とは細かな現状を積み重ねていく事で確証に繋がる。 何も見えない海を進むより何かあるかもしれないルートを避けて進む方が何倍も安全に繋がると儂は思っておる」

 

 先ほどまで俺の事を鼻血垂れと馬鹿にしてきた男の発言とは思えないが、これがこの男の提督としての顔なのだろうか。

 

「次にやるべきはこっちの地図から得られる情報を手に入れる事だ」

 

 提督に渡された地図を見つめる、書かれた日付や時間から察するに失敗した作戦の際に航行した経路の記録なのだろうか、記入されている線はグネグネとミミズの這った後のようになっていた。

 

「その地図の経路の横に時間が書いておるだろ、今から儂の読み上げる時間に印を付けてくれ」

 

 俺は提督からボールペンを受け取ると次々と読み上げられる時刻に〇印を付ける。まだ意味は分からないがこれもこの男が言う情報を集めるための行為なのだろう。

 

「以上だ。 何か分かった?」

 

「そのタイミングで針路を変更しているという事は分かりました」

 

「今儂が言った時間は奴等との交戦のあった時間だ。 何か違和感を感じないか?」

 

 明らかに俺の事を試そうとしているのが分かり、俺は必死になってその違和感を探す。北海道に到着する直前に多くの交戦がある、そこで被害が拡大しやむを得ず撤退。

 

 撤退中は最短距離で鎮守府に戻ろうとしているようだが、丁度中間地点で敵と遭遇し針路を変更。振り切る事ができたのか再び進路を鎮守府に変更したタイミングで再び交戦、それを数度繰り返して無人島へと漂流してしまった。

 

「鎮守府に戻らせないようにしている……?」

 

「半分正解だな、もう1つは北海道に到着する間近まで敵は襲って来ておらんのだ」

 

「誘い出されたって事ですか?」

 

 警備府付近であれば陸上からの援護射撃を行う事ができる、しかしそれができない距離まで誘き出し攻撃を開始、撤退する相手を逃がさないように針路を変更させながら追撃をかけていく。たしかにこの考えで地図を見るとそうとしか思えなくなってきた。

 

「深海棲艦には動物程度の知能しか無いって鹿屋の資料には書いていましたよ」

 

「それも間違いでは無いだろうな。 しかし儂は奴等の中に知性を持った種類がおるのでは無いかと予想しておる、何度も交戦をしてきたが統率の取れている時とそうじゃない時の差がはっきりしておるからな」

 

「そんな情報聞いたことがありませんが……」

 

 佐世保の件で標的に対して優先順位を付けているという事は知っていたが、呉から鹿屋への作戦を思い返す限り統率が取れているようには思えない。

 

「まだ予想だと言っておるだろう。 しかしな、今回と同じように何度か奴等に先回りされているのでは無いかと思えるような場面もあった」

 

「その話が本当なら次の救出作戦では向こうも何か策をしかけてくると言う事ですか?」

 

「そうだ、一筋縄ではいかない。 と言いたいところだが勝ち目が見えてきたな」

 

「どういう事ですか?」

 

 深海棲艦の最大の強みはその数の暴力、何度も深海棲艦討滅作戦は行われているはずなのだが奴等は数を減らしているどころか増えているのでは無いかと思える程その出現頻度を増している。

 

 しかしそれでもどうにか持ちこたえる事ができているのは、奴らが波状攻撃や囮を利用すると言った絡め手を利用してこないからだと俺は思っている。

 

「どう考えてもこっちが不利になったとしか思えませんが」

 

 人は素手で野生動物に勝つことができない、だからこそ知恵を使い武器や罠を用いて狩猟を行う。しかし野生動物が知恵を使い始めたらどう考えても良い方向には転ばないはずだ。

 

「逆だ、儂は有利になったと考えておる。 儂が大湊まで退く事を余儀無くされたのは奴等の動きに法則性が無かったからだ。 もし相手が1つの思考を持って動くのであればその思考を読んでしまえば負ける事は絶対に無いだろう」

 

「随分と簡単に言いますが、それができたら苦労しませんよ」

 

「目的と相手の持っている情報が分かればできる事など限られている。 相手が賢ければ賢い程作戦を読むのは容易だ」

 

 この男には一体何が見えているのだろうか、俺と同じ現場上がりなのだと思っていたが思考する内容がかけ離れ過ぎている。

 

「奴等の持っている情報を考えれば少なくともいくつか答えは見えてくる」

 

「聞かせてもらっても良いですか?」

 

「自分で考えてみなさい、湊くんが敵の指揮官だとして儂らの持っている戦力で最も警戒するのは何だ?」

 

 提督に言われた通りに俺自身が深海棲艦の指揮官として今回の作戦を思い返してみる。敵をギリギリまで引き付け撃退する事に成功、その後撤退する艦を追撃し鎮守府への帰還を防いだ。そこで手薄になった鎮守府に攻撃をしかけるが赤城によって鎮守府の一部施設の破壊に食い止められてしまった。

 

「間違いなく赤城ですね」

 

「そうだ、次の作戦でボロボロになった艦と赤城が居たら湊くんはどちらに多く戦力を割く?」

 

「赤城です」

 

「当たり前の内容かもしれんが、それが相手の動きを読むという事だ。 つまり艦を襲ってくる戦力は今回の作戦よりも少数になる可能性が高い」

 

 逆に言えば赤城を出撃させた場合彼女は敵の第一目標として敵と遭遇する可能性が高い。

 

「次は儂らが今できる作戦を考えてみろ」

 

「艦が優先して狙われないと仮定するのであれば、時間差で赤城に出撃してもらい速やかに目的地に向かい救助を行います。 赤城はギリギリまで敵を引き付け撤退とかどうでしょうか」

 

 赤城を囮にしているようで気が進まなかったが、艦に誘き寄せられた深海棲艦を赤城が叩く。敵は赤城に攻撃目標を変更するため艦は比較的安全に島へと到着する事ができる。

 

「30点だな。 その作戦では島に残された部下を救助した後にこの鎮守府に戻って来る事ができん」

 

「言われてみればそうですね、赤城を逃がせば敵の標的は再び艦に戻りますよね……」

 

「しかし基本的な考え方はあっておる。 そこに少し工夫を加えてみるのはどうだろうか」

 

 30点と言われてしまったがこの作戦の目標が救出作戦である以上はそれができなければ0点だと考えても良いと思う。

 

「大筋は湊くんの作戦で行くとしよう、しかし儂は艦に赤城以外の艦娘を忍ばせる」

 

「それでは艦が狙われてしまい到着が難しくなるのでは?」

 

「まぁ聞け、奴等が赤城に目標を変えるまでは出撃はさせん。 敵が赤城に釣られたと分かれば即時出撃させ挟み撃ちにする──」

 

 提督の作戦をまとめると、初めに救出用の艦を出撃させる、深海棲艦が現れたら赤城を出撃させ迎撃、赤城に釣られた敵を加賀に迎撃させる。敵は鎮守府に近い赤城よりも加賀を優先して狙うと予想し、加賀を狙った敵を赤城に迎撃させて加賀は赤城と合流。そこに再び蒼龍を艦から出撃させ後ろから敵を追撃する。それを艦娘の数だけ繰り返すという内容だった。

 

「最終的に敵は艦娘を狙うよりも艦を狙うべきだと判断するだろう、そこで艦娘全員で一斉攻撃を仕掛ける。 儂等ができる作戦の中でこれが1番全員の安全を確保できる作戦だろう?」

 

「ただの親馬鹿だと思っていましたが、考えを改めないとですね」

 

 作戦が上手くいくかはやってみなければ分からない、しかしこの鎮守府に来た時に龍驤は提督から学べることは多いと言っていたがその通りだなと思った。その後も俺と提督は救助作戦について話し合いを続けた───。

 

 

 

 

 

 

「もうこんな時間か」

 

 話し合いの後に提督と夕食を摂る事になったのだが、途中から酒を飲み始めた提督の愚痴を聞いていたらすっかり日が暮れてしまった。明日の昼前には救助作戦を開始すると言うのにあの男は真面目なのか不真面目なのか判断に困る。

 

「寝る前にメール返しておかないとまずいよな……」

 

 俺は携帯を確認してみると画面にはメールの受信を告げるマークに1という数字が表示されていた。俺は内容を確認するためにメールの画面を開いてみると今日の秘書官が那珂だという事が分かった。

 

「相変わらず変わった子だな」

 

 祝賀会の時に歌っていた記憶があるのだが、本当に色々な艦娘が居るのだと再認識した。よく騒ぐ子も居れば大人しい子も居る、真面目な子も居れば口の悪い子も居る。鹿屋で出会った艦娘の事を思い出すと少しだけ寂しく感じる。

 

「たまには電話でもしてみるか」

 

 我ながら情けないと思ったのだが、大湊の提督と話をしていると不安になった。第一印象からずっとふざけた性格だと思っていたのだが、やはり提督と呼ばれたあの男は間違いなく優秀だったから。

 

「よぉ、聞こえるか?」

 

『こんな時間にどうされましたか?』

 

 何度目かのコール音の後に大淀の声が聞こえてくる、俺はこのまま宿舎に戻り赤城達に通話を聞かれるのも恥ずかしいと思い少しだけ話しながら散歩をする事にした。

 

「たまには連絡しろってメールしただろ?」

 

『随分と珍しいですね、てっきり私達がかけないと通話はしないのかと思ってましたよ?」

 

 大淀は嬉しそうな声でそんな事を言ってくる。相手の顔が見えないのはあまり好きではないのだが、今はなんとなくその方が良いような気がした。

 

「そっちはどうだ?」

 

『順調ですよ、呉の提督や中将さんも私達に協力してくれていますし、皆も自分達にできる事を少しでもやってみようと頑張ってくれていますので』

 

「そうか」

 

 順調なのは良い事なのだが、やはり少しだけ寂しく感じるところもある。彼女達のために提督になろうと言ったのは良いが、今日は勉強になった事も多いがそれ以上に大湊の提督との差を見せつけられたような気がする。

 

『なんだか元気が無いようですが、体調でも悪いのですか?』

 

「体調は良いよ、ただ少し勉強しすぎて疲れたって感じだな」

 

 鹿屋も大淀や呉の提督、爺のおかげで上手く回っているようだが自分が提督として運営していても同じように上手く運営できたのか疑問に思ってしまった。

 

『湊さんは勉強苦手そうですもんね』

 

「全くだよ、俺は身体を動かしてる方が性に合ってるようだ」

 

 俺が提督になり作戦を考え彼女達を戦場に送り出す。提督とはそういう立場なのは理解しているが、もしその作戦が失敗して彼女達に何かあればそれは間違いなく俺自身の落ち度だと思う。

 

『……少しだけ待っててもらえますか?』

 

「ん? 別に構わないが」

 

 バタバタと走るような音が聞こえるが、何をしているのだろうか。俺はなんとなく音に集中してみるがそれが間違いだった。

 

『ヘーイ、教官ー! 金剛デース!』

 

「うるせぇよ!」

 

『私はまだ書類が残ってますので、金剛さんと代わりますね』

 

「あぁ、頑張ってな」

 

 突然の大声に耳鳴りがする、どうしてこいつはいつもいつも声がでかいのだろうか。もう少し静かにしようという考えは無いのだろうか。

 

『教官から電話なんて珍しいネー、もしかして寂しくなったのカナー?』

 

「別にそんな訳……、いや、そうかもしれないな」

 

 何やらジタバタと暴れるような音が聞こえてくる、一体向こうで何が起きているのだろうか。

 

『ソ、ソーリー、少し取り乱してしまいましたネー!』

 

「自分から振っておいてその反応は無いだろ、妹達とは上手くやれているのか?」

 

『今日は皆でスコーンを焼いてティータイムを堪能シマシター!』

 

「そうか、良かったな」

 

『なんだか元気が無いデスネ』

 

「大淀にも言われたが、どうしてそんな風に思うんだ?」

 

 顔が見えないのに2人共どうしてそんな事が分かるのだろうか、俺はそれが気になって金剛に尋ねてみる。

 

『何となくデース』

 

「何となくか」

 

『艦の頃の私達は乗せる相手を選ぶことができませんデシタ、でも艦娘になった私達は乗せたいと思う相手を選ぶことができマシタ』

 

「うん……?」

 

 金剛は優しい声でゆっくりと話し始めた。

 

『きっと提督になるって私達が思う以上に難しい事デース、だけど教官には教官のまま提督になって欲しいデス……? でも提督になると教官じゃ無くなるシ、なんて言えば分からなくなってきマシター!』

 

「ははっ、心配しなくても何が言いたいかは伝わってるよ」

 

 一生懸命上手い言葉を探そうとしているのが分かり頬が緩む。

 

「ありがとう、少し元気が出たよ」

 

『それは良かったデース!』

 

 俺は大湊の提督とは違う、だから焦る必要は無い。例えあの男のように上手い作戦が考えられなくても俺は俺なりに彼女達の期待に応えられるように努力を続けるだけなのだから。

 

『そういえば聞いて欲しい事がいっぱいありマース!』

 

「なんだ、話してみろよ」

 

 それから俺は電話から金剛の寝息が聞こえるまで話をした、睡眠時間は大幅に無くなってしまったが先ほどまでの無駄な事ばかり悩んでいた時よりもずっと身体が軽く感じる。まずは大湊の提督から学べることは全て吸収してやる、そして明日の救出作戦を必ず成功させてみせる、そう強く思った───。




to :大淀と愉快な仲間達

sub :後ろの夕立の表情が……

確かに那珂は良い笑顔だと思うんだが、後ろの夕立が今にも吐きそうって顔してるのは何故だ……?

もしかしてステージの練習って新手の訓練か何かなのか?

四水戦が誰なのかは分からないが、調べてみて会ったら伝えておくよ

大湊には赤城、加賀、蒼龍、飛龍、龍驤が居るが水雷戦隊って基本的に軽巡と駆逐艦だよな?

ついでだし、他の子達にも誰か艦娘に会ったら伝えて欲しいとかそういうの無いか聞いておいてくれ

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