たとえばこんな緑谷出久   作:知ったか豆腐

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2019/04/01 投稿


いずく戦争

 (作者がネタを思いつくたびに)どんどん増えていく緑谷出久。

 増えすぎた作品群(世界線)を見て剪定を行うことが決定された。

 選ばれたのは8つの世界線。

 

 そのうち最も優れた1つがすくい上げら(連載化さ)れ、最も劣った1つが剪定(削除)される過酷なサバイバル。

 選ばれた緑谷出久たちは、生き残りを賭けて互いに争い合う運命を強いられたのだ。

 彼らにはそれぞれ、パートナーに英霊をサーヴァントとして従えてマスターとして戦うことが許された。

 そう、これは確固たる個を勝ち取るための独立戦争。すなわち「いずく戦争」である。

 ……頭の悪いネーミング? 気にするな、自覚はある。

 

 

『第一の出久』 “メイド”/セイバー シュバリエ・デオン

 

「僕はお仕えする側だから、マスターなんて言われて戸惑ってしまいましたけど……同じメイドさんで良かったです!」

「セイバー、シュバリエ・デオン。白百合の騎士として君を……なんだこれは(オ・ラ・ヴァッシュ)!?」

 

 最優のサーヴァントたるセイバーを引き当てたのは、間違った方向に進化を遂げた“トンデモ”メイドの出久。

 召喚に応えたのはフランス王家に仕える白百合の騎士。彼とも彼女ともつかないその人は――なぜかメイドの姿をしていた!

 ダブルメイドコンビ、参戦!

 

 

『第二の出久』 “バトラー”/ アーチャー バトラー エミヤ

 

「シェフ・エミヤ!? な、なぜ!?」

「サーヴァント・アーチャー。召喚に応じ参上し……待て、クラスが変わっているだと! エクストラクラス、しかも“バトラー”!? なんでさ!」

 

 ハチャメチャな師匠たちによってパーフェクトバトラーとなった出久。だが、彼も予想は出来なかっただろう。自分の師匠の一人と同位体のサーヴァントを呼びよせることになろうとは。

 召喚されたのは、生前に世界と契約し死後「抑止の守護者」となった英霊。本来はアーチャーのクラスのはずが、何の因果か“バトラー”というエクストラクラスにて現界している。

 実力も相性も良いだろう二人だが、どうしてこうなった?

 

 

『第三の出久』 “アンラッキー”/ランサー クー・フーリン

 

「し、死ぬかと思った!」

「俺が言うのもなんだが、マスター。おまえさん、どんだけ運がないんだよ……」

 

 “不運”というデメリットしかない個性を持って生まれた結果、鉄火場を潜り抜けるような毎日を過ごしている出久。

 数いる出久たちの中でも戦いという場において最も慣れており、勘の働く出久だ。

 そして、呼ばれたのはケルト神話の大英雄クー・フーリン。百戦錬磨の戦士は生き抜くことにかけて右に出るものはいない!

 実力は確かな主従。だが、漂う不穏な感じは何故だ!?

 

 

『第四の出久』 “ヒロイン”/ライダー アストルフォ

 

「生き残りを賭けたサバイバル……僕の魅了でメロメロにしたら勝ちってことにならないかな?」

「マスターは面白いこと考えるね! いいよいいよー。僕、そういうの大好きだ!」

 

 全方位に魅了をまき散らす個性を持った出久。その特殊な生い立ちからか、どこか発想がぶっ飛んでいることが多いのだが。

 そして、召喚されたのは、シャルルマーニュの騎士が一人アストルフォ。多くの宝具を譲り受けた逸話を持ち多彩な一面を持つ英霊だ。理性は蒸発しているが。

 見た目の性別が不明。行動力が予想外の方向へ向かっていく。

 そんなお騒がせコンビが、この戦争をどう動かすのか? どんな結果を残すのか?

 確実なのは爆豪への胃のダメージだけだ!

 

 

『第五の出久』 “功夫”/アサシン 李書文

 

「師父! ご指導よろしくお願い致します!!」

「カカッ! 若いのになかなか鍛えられた功夫だ。だが、経験が足りんな!」

 

 怪しい老人から買った武術書一冊を頼りに努力を重ね、武術の達人と化した出久。数ある無個性の出久の世界線でありながら、その戦闘能力はトップクラスに位置する。

 その力は努力の結晶? それとも秘められた才能が開花した結果だろうか?

 そんな武の縁をたどってか、召喚されたのは近代に名を馳せた中国武術の達人、李書文。その拳、まさに二の打ち要らず。

 近接最強コンビ、いざ推参!

 

 

『第六の出久』 “オンライン”/キャスター ハンス・クリスチャン・アンデルセン

 

「サバイバル? 戦争? あの、すみません。納期があるので辞退したいんですけど……」

「おい、止めろ。締め切りの話なんぞするな、社畜少年。おまえの現実逃避に俺を巻き込むな。現実世界が気に入らんからと全くの別世界を作り出そうとするバカだけあって休むということを知らんらしいな」

 

 ヒーローを目指さず、別の可能性を目指した出久。彼の創作したもう一つの世界(VR)は現実の世界すらも影響を与えている。

 そんな世界の創造主の横に立つのは、厭世的な童話作家の英霊、ハンス・クリスチャン・アンデルセン。彼は、出久の人生を書き上げていく。

 戦闘力は皆無。しかしその可能性は未知数。クリエイターコンビ!

 

 

『第七の出久』 “恋愛追跡”/バーサーカー 清姫

 

「愛しい人と結ばれる。これは運命で決まっていることだよね?」

「そうですとも! その運命の人を決して逃してはいけませんよ、マスター。決して、決して……」

 

 もう、アナタしか見えません。純愛系ヤンデレ少女、緑谷出久。スペックは他と比べて高くないはずなのに、危険度はピカイチだ。

 恋する乙女の臭いを嗅ぎつけて召喚されたのは、これまたヤンデレ英霊バーサーカー清姫。

 相性ピッタリどころか、姉妹じゃないのかと問いたくなるくらいに通っている二人が主従となって他の出久たちの前に立ちはだかる。

 燃えるような恋をしている? いいえ、(相手を)燃やすような恋をしてます。

 

 

『第八の出久』 “魔性”/アルターエゴ 殺生院キアラ

 

「すごいすごい。みぃんな、僕の掌の上。あぁ、何て愉しいんだろう!」

「有情無情の区別なく味わい尽くす。それが私共の本性。もっともっと! 群がる彼らで気持ちよくなりましょう」

 

 彼女が生み出された原因は些細な一言から。その世界線に誕生した(ヴィラン)“魔性天女”。それが緑谷出久だ。

 他者を魅了する個性で他人を支配し、利用する。そのことに何の罪悪感も持っていない外道(ヴィラン)悪辣(ヴィラン)人でなし(ヴィラン)

 だからだろう。彼女の呼び出しに応えたのは、当然また悪であった。

 知性を持つ者を溶かし喰らう人類悪。獣の一片。呼び出されたのはそんなサーヴァントだった。

 美しいからと不用意に近づくな。餌食にさ(ゼパら)れるぞ!

 

 

 こうして集まった八組の主従たち。

 彼らの生き残りを賭けた戦いが、いま、始まる!!

 

 勝敗は明確だ。

 読者の人気(投票数)を最も集めた世界線が勝者だ。

 

「続きが読みたい!」

「この世界線が好きだ!」

「連載化、してほしいなぁ」

 

 そんな思いを最も集めた世界線が栄光(連載化)を掴み、最も求められなかった世界線が消え去る。

 要は需要が高いところが勝つ。それだけだ。

 

 期限は、投稿されたその日いっぱいまでだ。

 諸君らの奮起を期待する。

 

 …………ん? サーヴァントの組み合わせを決めた意味?

 

 そんなものはない!!

 

 単にこの出久にはこのサーヴァントって言いたかっただけなんだ。皆、好き勝手組み合わせ考えてくれて結構!

 投票結果に影響はでないからね!(オイ)




毎年恒例のやつです。

一応、とくに意味はないですが投票会場はこちら……
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=211586&uid=28246

アンケート機能では枠が足りなかったので、投票したい方は活動報告にお願いいたします。

読みたい出久の系統は?

  • 後付け個性系(1/2、Dハートなど)
  • 両親個性変質系(ヒロイン、恋愛追跡など)
  • 無個性技能特化系(バトラー、メイドなど)
  • その他
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