ファイナルファンタジーXIV マイキャラのちょっとした日常   作:ひかみんとかカズトとか色んな名前

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早速ゲスト物とかいうアレ。

しかも短い()


まぁこっちの子はこんな感じと掴めるように書けてればいいなと思います。


ルイスとPalse

場はエオルゼア、グリタニア新市街。

 

「………」

 

白髪のアウラの少女は、一匹の黄色い鳥をまじまじと見ていた。

 

モフモフとした黄色い体毛に丸々太った巨大な体、小さな足と翼に大きい嘴と糸目。

チョコボと呼ばれている鳥の種類の内の一つ、でぶチョコボであった。

 

 

白髪のアウラの少女─ルイス・アンジュ─はグリタニアのエーテライト付近にて、そのでぶチョコボに乗る冒険者を遠目から羨ましそうに見ていたのだ。

 

「や、ルイスちゃん。どうかしたの?」

「ん…Palse…。……何でもない。」

 

そんなアウラの少女を呼んだ、弓を背負った女性Palse・Belnosは彼女の背後から声を掛けた。

ルイスはPalseに気づくと、何もなかったように無表情に戻っていた。

 

「ふふ、さっきからでぶチョコボ見てたでしょ?相変わらずチョコボが好きなのね。」

「……うん。」

 

しかしPalseに見られていたのか、クスクスと微笑む彼女の指摘に動じることなくルイスはでぶチョコボに視線を戻しながら頷いた。

 

「そういえばイスクからは?でぶチョコボのアイテムダブってるそうじゃない?」

「…私に勝てたらくれてやろうって言われた…」

「竜騎士が黒魔導士にエグいこと言うわねー。」

 

ルイスの今のジョブ…長めの詠唱から放つ大火力が特徴な黒魔導士ではあるが、逆に言えば詠唱中に突撃されて距離を詰められ、挙げ句詠唱を妨害されれば一気に驚異がなくなってしまう…ということになる。

イスクと呼ばれた冒険者のジョブ、竜騎士はその二つが出来るのである。

 

「大丈夫…いつか泣かすから…」

「…まー頑張んなさいな。」

 

遠い目で悲しそうに語るルイスの肩に手を置きつつ、Palseは苦笑いを浮かべつつ彼女を励ました。

 

 

 

 

 

「そうだ。Palse、今時間大丈夫…?」

「ん?いいけど…どうかした?」

 

ルイスが何かを思い出したようにPalseの方を向き、彼女に問う。

それに対しPalseはすぐに了承し、首を傾げつつルイスに問い返す。

 

 

 

「確か…Palseはエターナルチョコボを呼べるようになってたよね…?」

 

ルイスが頬に指を添えながらPalseにそう聞いた。

エターナルチョコボ。

エターナルバンドという悠久の誓いを行った者達に渡される特別な白いチョコボであり、二人乗り仕様となっている。

 

「ええ、呼べるし乗れるわよ。……乗りたいの?」

「…。」

「はいはい。ちょっと待ってなさいな。」

 

Palseの言葉に、無言で頷くルイス。 Palseは懐を探り、エターナルチョコボを呼ぶための道具取り出し、吹く。

すると、どこからともなくエターナルチョコボが現れた。

 

「…可愛い…」

「相変わらずね…それじゃどこがいいかしら…。」

 

エターナルチョコボを見て微笑むルイスに苦笑いしつつ、どこで乗せるのがいいかと悩むPalse。

 

「アバラシア雲海がいい…彼処は飛ぶと気持ちいいから…」

「ん。じゃあテレポ代は持って頂戴ね?」

「う、わかった…。」

 

グリタニアから遠く離れた土地、アバラシア雲海で乗りたいと申し出たルイスに容赦なくテレポ代を押しつけ、二人と一匹は目的地へと移動した。

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は変わり、キャンプ・クラウドトップ。

アバラシア雲海に建てられた人工キャンプであり、エーテライトも存在する。

そこに、先ほどのPalseとルイスが転移してきた。

 

「ん、いい天気じゃない。やったぜっ」

「…良かった。」

 

アバラシア雲海は快晴であり、心地よい風が吹き暖かな光が空を照らしていた。

 

「さて、と…」

 

Palseはエターナルチョコボへと跨がり、ルイスを乗せるべく調整する。

 

「つなちゃん乗せて以来弄ってないけど、問題なく乗れると思うよ。さ、乗りな。」

「うん…ありがとう。」

 

ルイスはPalseが調整を終えると、彼女のすぐ後ろへと乗りこむ。

 

「…。」

「…飛ばなくても満足そうね。」

「やだ、飛びたい。」

「はいはい、じゃあ飛ぶわよ。落ちないように捕まってなさいね。」

 

乗っただけでも満足そうな、幸せそうな笑顔を浮かべてたルイスだが、Palseの一言にすぐさまムスッとした表情に変えた。

そんな彼女に呆れた様子で返事しつつ、Palseはエターナルチョコボの手綱を握り飛び立つ。

 

「わぁ……。」

「二人乗りしながら、というのも良いものでしょ?」

 

下には水平線の果てまで続く雲の海、空は青く、日差しが島々を明るく照らし所々に溢れたクリスタルを輝かせる。

Palseの背中に落ちないようにしがみつくルイスは、そんな景色を……ではなく、二人を乗せてしっかりと羽ばたくエターナルチョコボを見ていた。

 

「ぶれないわねぇ。」

「…チョコボ可愛いんだもん。」

「まぁわかるけどさぁ。」

 

相変わらず受け答えの時は無表情なルイスに、Palseは呆れたように苦笑いを浮かべ、ゆったりとアバラシア雲海を飛び回る。

 

「…っと、私もうすぐ約束の時間かしら…?悪いけどクラウドトップで降ろしてく感じでいいかしら?」

「ん、うん。大丈夫。」

 

日差しの角度で時間を判断したPalseは、自分の約束事の前にルイスを送るべくキャンプ・クラウドトップに向かう。

 

「…Palse。」

「うん?」

 

Palseがエターナルチョコボでクラウドトップへ向かう途中、黙っていたルイスが突然口を開く。

 

「…ありがとう。」

「どういたしましてっ。」

 

ルイスが微笑みながらそう告げ、Palseもまた笑みを浮かべつつ返した。

 

 

 

 

 

 




ルイスはチョコボがお好き。

そんな訳でルイス氏の子をお借りしました。ありがたや…(ー人ー)
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