ファイナルファンタジーXIV マイキャラのちょっとした日常 作:ひかみんとかカズトとか色んな名前
相変わらずこっちのパルスの性格イイ感じに狂ってて自分で笑った。
「んん~~今日も可愛いねぇデュフフほんといつまでもいつまでも撫で回していたΣグブァッ!?」
「満足した?雇い主様?」
「へへ、へ…照れ隠しもいいもんだぜ…」
エオルゼア、ウルダハの宿屋の一室にて。
雇っていた自分のリテイナーにセクハラ行為を仕掛けたPalseがいつも通りお仕置き(採掘道具)を受けてぶっ倒れていた。
「あっはっは、ご主人も飽きないねぇ。」
「飽きる訳ないよなぁ!?ミコッテとアウラの美女二人だしな!!」
「…その言葉も大分聞き飽きましたけど。」
頭を鈍器で殴られたにも関わらず即座に立ち上がる痴女…もとい光の戦士として名を馳せる女性、Palse Belnos。
しかしこんな一面を毎度毎度見せられている二人からすれば、本当に英雄なのか?と疑った事もあるほどである。
「んじゃまぁとりあえず新しいお仕事ね。ノルマは最低限にしとくから無理しない程度に頑張ってちょ。」
「相変わらず適当ですね。」
「まぁガチガチに縛ってもしょうがないしねー。それと今回のはHaroldも同行してあげてね。」
「おや、わかりましたよっと。」
良く言えば優しい、悪く言えば緩すぎる、適当すぎる仕事内容の通達。しかしPalseとしてもそこまで縛り付ける気もなく、二人が帰りにお菓子やら何やら買って帰っても怒らずに迎えたりする。むしろ食べてる姿が可愛いとカメラ連写していたりもした。Rialaにウザがられて採掘道具で殴られたりもしていたが。
そんな感じなため、仮に仕事に失敗したとしても責めることはまずない。逆に心配される…されすぎてウザがられたりもしている。
二人もそんな彼女に呆れてはいるものの、何だかんだで長い付き合いをしている。
そんなある日の事だった。
「晩飯のお誘い?」
「そーそ、頑張ってる二人にちょっとしたご褒美と思ってね。私の奢りでモモディさんとこで食べない?」
「いいですけど…そこはこう、少し高級なとことかにしないんですか。」
「変に高いとこだと二人とも萎縮しちゃうでしょーに。」
「ン˝ッ…まぁそうだけどさぁ。」
二人が仕事からウルダハの宿屋の個室に戻ると、戦士の格好をしたPalseから突然のお誘いが飛んできたのである。あまりにも唐突だったために二人も困惑気味であった。
「まぁ嫌ならイイケドー。」
「別に嫌とは言ってませんよ。」
「私もー。奢りなら全然オッケーじゃん。」
「それはつまり告白なのでは?」
「妄言も大概にしましょうね。」
「アァン酷い…。」
相変わらず酷い言われようのPalseではあるが、二人としても誘いは嬉しかったのか尻尾がフリフリと動いていた。
Palseとしてもそれを見逃してはいなかったものの、下手に機嫌を損ねるわけにもいかなかったためにあえて黙っていることにした。
「んん~おいし~~い~~!」
「…うん、美味しい。」
「ハロちゃんが結構食べるのはともかくリアたんが酒豪なのは意外だった。」
「真顔で言わないで貰えます?」
宿屋から出た場所、クイックサンドにて。
Haroldの前には大量の料理、Rialaの前にはそこそこのつまみに大量の酒。Palseは一般的な飯の量であった。
Haroldは既に何食か料理を平らげ、Rialaの周囲も空いている酒ビンがいくつか綺麗に立ててあった。
「…まぁ、奢りとは言ったけど程々にしときなよ。私の懐は平気だけどさ。」
「酒場なのに酒がない、なんて状況になったらそれはそれで面白いですね。」
「Rialaが言ったら冗談に聞こえないから止めなって…」
二人が余りにも容赦ないため、念のためにPalseが注意しておく。しかし二人の勢いは違いはあれど全て飲み食い出来るのではと思わせるほどであった。
「そうだぞ!モモディさん困らせるならおっぱい揉んじゃうからな!!」
「今日は酒ビンがお望みですか。」
「カカッテクルガイイ…」
「ブッ…なんで一気に顔老けてんの…ッ!ブフッ…!」
「私の芸も磨きかかってきたでしょ?」
「アホらしいですね。」
「リアたん冷たくない…?」
「嬉しいでしょう?」
「ウッ悔しい…」
唐突なPalseのセクハラ発言に冷静なRialaのツッコミ、更に突然のPalseの顔芸に食べていた料理ごと吹き出して腹を抱えだすHarold。しかし冷静さを乱さないRialaに流石に苦言を述べるものの、バッサリと言い当てられてしまい悶えるPalse。それを気に留める事無く進むRialaの酒。
これが公共の酒場で行われているのである。あまりにもみっともない。
「ほーら、騒がしいわよ?仲良しなのはいいけど程々にしなさいな。」
「モモディさん、すみません。お騒がせして。」
「いいのよー。Palseの騒がしさなんて今に始まったことじゃないから。」
大笑いしたままのHaroldと悶えるPalseを余所に、注意と料理を届けにモモディが現れる。
唯一静かだったRialaが謝罪するも、Palseを初めから知っていたモモディは微笑みと共に見逃していた。
Palseの事をよろしくとだけ付け加え、モモディはそそくさとカウンターに戻っていく。
「リアたん今モモディさんと話した!?」
「モモディさんから注意が来ましたよ。仲良しなのはいいけど騒がしいのは程々に、だそうです。」
「なんでモモディさん来た時に呼ばなかったの!?」
「話聞きなさいよスケベ主。」
「アッハッハッハッハ!!」
「Haroldも笑ってるんじゃないわよ…。」
相変わらず女性の事になると全く話を聞かなくなる雇い主とそんな彼女を見て笑っているだけの相方に頭を悩ませるRiala。
モモディといえばもう対処を諦めたのか、別の客の方に行っていた。助け舟はないのか、とため息をつくRialaであった。
「…ま、こんな飯もたまにはいいでしょ!」
「もう勘弁願いたいですね。」
「はふ~~お腹いっぱい…」
あれやこれやと続いた宴会じみた晩餐も終わり、ゆったりとPalseの個室へと帰っていく。支払いの時にえげつない値段が聞こえた気もしたRialaだったが、何も触れずに寝る事にした。
そこに映っていたのは、自分の過去の景色。
蛮族…サハギン族を中心とした海賊達の隠れ家だっただろうか。
(Haroldと捕まってた時だったかな…)
僅かな意識でそう思い返すと、自分達が入っていた牢屋が抉じ開けられる。そうして入ってきたのは、仲間達と共にここに攻めてきた弓を背負った一人の女性。
そして彼女は、焦りを感じさせる表情でありながらこう言った。
「大丈夫?!怪我はない!?」
「…ん」
「お、起こしちゃった?おっはよーぃ。」
あれは夢だったのか、と寝ぼけ眼を擦るRialaが回りを見渡すと、一つのベッドで共に寝ているHaroldと、既に起きて身支度を整えていたPalseの姿だった。
Haroldはまだぐっすりと寝ているし、寝ようと思えば二度寝は出来たかもしれない。
「ん?起きちゃうかい?今日くらいは休んでもいいんだよ。」
「構いません。それに…折角なら貴女様の朝食もいただけるかなと。」
「…そう言われたら作るしかないじゃーん。フッフーゥ」
相変わらずだな、とRialaの言葉に元気良くなるPalseの後ろ姿に苦笑いを浮かべる。
あの時よりも、一回り大きくなったかもしれない後ろ姿。あの時からどれだけのものを背負ってきたのだろう。私達は力になれているのだろうか?
いくつかの不安や疑問はあっても、すぐに馬鹿馬鹿しい悩みと投げてしまう。
すぐにお尻を触ったり、セクハラを働いたりするものだからそっちの方に慣れてしまい、考えすぎてた事すらもアホらしくなっている。
そのくせ先程のように突然真面目になるから困りものである。
だからこそ、惹かれたのかもしれないが。
「(…色々可笑しな人だ。)」
そう思うRialaの口元は、密かに笑みが浮かんでいた。
「(寝顔、ヨシッ。お尻、ヨシッ。しかも飯をねだってきた。高得点。やっぱ私のリテイナー最高やな!)」
ただしPalseの頭はいつも通りであった。
(書き終わった感想)
な ん だ こ れ
勢いで書いたにしても限度があるだろいい加減にしろ!
これでPalseの大体わかったり出来るかなぁ…