尖閣諸島決戦 VS中国軍【空母いぶき】 作:カカシ
敵には絶対回したくない二人である
通信員「早期警戒管制機からの情報では中国海軍空母「広東」「天津」から発艦した戦闘機12機がこちらに接近中!」
通信員「高度一万、速度を保ちながら向かっています!艦隊上空到達まであと35分!」
秋津「群司令、これは波状攻撃です」
秋津「群司令、第92航空団第10飛行隊アルバトロス小隊、ガルム小隊の出撃許可をお願いします!」
アナウンス「アルバトロス、ガルム、出撃用意!」
フォルク「いくぞ、相棒」
サイファー「・・・・」
秋津「淵上航空団司令、これは通常のスクランブルではない」
秋津「戦闘だ、敵機を捕捉したら撃墜を許可する」
淵上「は!」
秋津「パイロットへの指示は?」
淵上「まず警告、向こうが撃つまで撃つなと」
秋津「付け加えろ、迷ったら撃て」
秋津「良いな、1機も失ってはならんぞ!」
淵上「了解」
甲板員「アルバトロス一番機、発艦スタンバイ!」
航空管制<<航空管制よりアルバトロス1へ>>
アルバトロス1<<こちらアルバトロス1!>>
淵上<<迫水三佐、指示の追加だ>>
淵上<<「迷ったら撃て」>>
アルバトロス1<<司令、迷いは空自に入隊以来、常にありますが・・・>>
淵上<<これは秋津艦長の指示だ、つまり・・・・「1機も失うな」という指示だ>>
アルバトロス1<<・・・・了解!>>
アルバトロス2<<・・・・・目の前の敵に集中しないと・・・・!>>
航空管制<<アルバトロス2、発艦準備を!>>
アルバトロス2<<了解!>>
ガルム1<<・・・・・>>
航空管制<<ガルム1、発艦準備を!>>
ガルム1<<・・・・>>
ガルム2<<やっと俺の番か・・・・>>
航空管制<<ガルム2、発艦準備を!>>
ガルム2<<了解>>
艦橋員「アルバトロス隊迫水隊長以下全5機発艦!」
艦橋員「ガルム隊以下全2機発艦!」
艦橋員「確認!」
新波「・・・・・・」
電測員「「広東」を発艦した敵編隊、高度、速度、針路変わらず接近!」
電測員「アルバトロス隊、ガルム隊のミサイル射程圏内まであと5分!」
砲雷長「群司令、前方が護衛で後方が艦隊攻撃という編成なのでしょうか?」
涌井「通常ならその編成だろう・・・・通常ならな」
迫水(このF-35Bが装備できる中距離対空ミサイルAIM-120C「AMRAAM」の射程は約105km)
迫水(対する殲20が搭載できる中距離対空ミサイルのR-77-1、PL-12もほぼ同じ射程)
迫水(しかし向こうはステルス能力で上回るF-35Bをまだ捉えてはいないはずだ)
迫水(だが我々はすでに捕らえている!敵味方識別信号に応答のないこの機は殲20)
迫水(攻撃意思を持った、敵だ)
迫水(このまま接近すれば12対7の近接戦闘となり、不利になる)
迫水(迷ったら撃ての指示だが・・・・すでに迷っている!)
ガルム2<<・・・・・>>
ガルム1<<・・・・・>>
コスモアイ<<こちらAWACS!アルバトロス、ガルムへ!中国軍機先頭の6機がミサイルを発射した!距離80キロ、全12基!>>
ガルム2<<来やがったか・・・・>>
アルバトロス3<<アルバトロス1、指示を!>>
迫水(殺らなければ・・・・殺られる!)
アルバトロス1<<全機、ミサイル発射を許可する!>>
アルバトロス3<<了解!FOX2、fire!>>
ガルム2<<FOX2、fire!>>
ガルム1<<・・・・FOX2、fire>>
アルバトロス2<<FOX2、fire!>>
アルバトロス4<<FOX2、fire!>>
アルバトロス5<<FOX2、fire!>>
中国艦載機パイロット<<敵ミサイル、接近!チャフを撒いて回避せよ!>>
中国艦載機パイロット<<チャフ投下!>>
中国艦載機パイロット<<ダメだ!回避できない!>>
一部の機が回避できずに撃墜される
中国艦載機パイロット<<お、落ちる!>>
中国艦載機パイロット<<グアアアアアアアッ!>>
電測員「アルバトロス、ガルムの各隊はミサイル発射後、回避行動を取ってます!」
電測員「被弾報告ありません!」
電測員「中国軍機側は3機撃墜されたものだと思われます!」
秋津「・・・・・引き続き迎撃しろ」
ガルム2<<俺と相棒が先行し、接近してあいつらを叩く!>>
アルバトロス1<<それは危険です!>>
ガルム2<<まあ見てな>>
中国艦載機パイロット<<接近してくる敵艦載機を探知!>>
中国艦載機パイロット<<撃て!>>
中国艦載機パイロット<<発射!>>
ガルムの二人にミサイルが襲うが・・・・
ガルム2<<おっと、危ないな>>
ガルム2<<大丈夫か?相棒>>
ガルム1<<・・・・・>>
ガルム2<<問題なさそうだな>>
中国艦載機パイロット<<駄目です!あの二人にはミサイルを撃っても全く当たりません!>>
中国艦載機パイロット<<ドッグファイトでもする気か!?>>ビービービーッ
中国艦載機パイロット<<ロックオンされているぞ!>>
中国艦載機パイロット<<ダメだ、そっちにいくな!>>
中国艦載機パイロット<<おしまいだ!ここで死ぬしか無いんだ!>>
中国艦載機パイロット<<隊長、指示を!>>
中国艦載機パイロット<<一度に喋らないでくれ!混乱する!>>
ガルム2<<撹乱は出来たようだな・・・・いいぞ>>
アルバトロス1<<アルバトロス全機、行くぞ!>>
アルバトロス5<<了解!>>
ガルム2<<fire!>>
機銃を発射するガルム2
中国艦載機パイロット<<エ、エンジンを撃ち抜かれた!>>ビービービーッ
ガルム1<<・・・・・fire>>
同じく機銃を発射するガルム1
中国艦載機パイロット<<主翼に穴が!落ちる!>>ビービービーッ
アルバトロス2<<FOX2、fire!>>
中国艦載機パイロット<<クソ!回避する!>>
中国艦載機パイロット<<ブレイクして切り返す!>>
中国艦載機パイロット<<し、しまった!仰角一杯で失速していグアアアアアアアッ!>>
電測員「4機撃墜!計7機撃墜確認!」
秋津「・・・・・・・」
敵管制<<こちら管制、撤退せよ!>>
中国艦載機パイロット<<クソ!部下が!>>
中国艦載機パイロット<<悪魔め・・・・・>>
電測員「敵反転!引き返すようです!」
淵上<<アルバトロス、ガルムへ帰還せよ>>
ガルム2<<ふう・・・・>>
アルバトロス2<<よかった・・・・・みんな無事だ>>
アルバトロス1<<アルバトロス、帰還します>>
ガルム2<<ガルム、帰還する>>
電測員「中国機、4機は方位2-8-5へ」
電測員「恐らく空母「広東」への帰還と思われます」
砲雷長「7機の撃墜・・・・そして損害はなし」
涌井「中国機パイロットの生存確認を行ってくれ」
秋津「・・・・・」
艦橋員「2時の方向、アルバトロス隊二機、ガルム隊二機視認!」
新波「針路2-5-0、速力第一戦速!15ノット!」
新波「着艦に備え!」
アルバトロス1<<アルバトロス1、着艦します!>>
航空管制<<了解!>>
甲板員「アルバトロス1、着艦!アルバトロス2、着艦態勢に入ります!」
フォルク「よう」
迫水「フォルク一尉!」
フォルク「おいおい、お前より階級低いんだが・・・・」
迫水「いえ!この度はありがとうございました!」
フォルク「いや、お前の判断がなければ突入もなにもできなかった」
フォルク「少しは見直したぜ」
フォルク「殺らなければ殺られるからな」
フォルク「これからも頼むぞ」
迫水「・・・・・はい!」
フォルク(しかし、相手のパイロットの技量はそれほどのものではなかったな)
フォルク(ほとんど殲20に頼り切っている・・・がその殲20もF-35に比べればそれほどでもない戦闘機だ)
フォルク(勝るのは物量だな・・・・あちらの中国機の量は半端ではなさそうだ)
フォルク(中国空母2隻・・・・侮れないな)
続く