二度に渡る竜災害、
星に選ばれた狩り人が、
今最期の
一閃を放つ。
「行って!リーダー!!」
「最期の一撃を!!」
「いやぁぁぁぁぁぁっ!!」
オリハルコンで作られ、人々の意思で完成された「殺竜剣」が狩人の手の中で煌めく。
一閃。
真竜フォーマルハウトの最後の抵抗の中、眼前へ飛び上がり、「殺竜剣」をふるい、フォーマルハウトに最期の一撃を喰らわせる。
「グォォォォォォォォォォッ!!」
致命傷を負った真竜は役目を終えた「殺竜剣」と同じく崩れ、消え去って行く。
だが、
「貴様らダケはユルサン、セメテ、……道ヅレニ。」
消滅しかかった頭部から、真竜の最強の最期の攻撃「魔槍、フォーマルハウト」が放たれる。
最期の一撃を放ったリーダーを庇うように、傍に居た2人のチームメイトが飛びだす。
「魔槍フォーマルハウト」が十三班に直撃した瞬間、
その場は光に包まれた。
光が収束し、そして消えた時に、真竜フォーマルハウトと、狩り人、十三班の姿は、この世界から忽然と消えていた。
◇◇◇
「ねぇ!?リーダー!!あれって壁じゃない!?」
フードをかぶった三人組の1人が遠くに見える巨大な壁の姿を捉える。
「凄く、大きいね。」
その隣に並ぶ少し背の高い頭に突起物のある一人が壁を見つめる。
「本当だね、中に誰か居ると助かるけど、いい加減にまともな場所で寝たいしねー。」
フードを外し、腰まで伸びた黒髪を靡かせて、腰に「絶刀泉美」を帯刀した少女は壁を見つめる。
「!!リーダー!魔物が接近してきてる!」
少し背の高い一人が指差す先に、10メートルは有る巨大な4人の姿が見える。巨大な人はこちらに真っ直ぐ走って近づいてくる。
「ふぅー、それじゃ、さっさと終わらせて壁に向かいましょうか、ね♪」
黒髪の少女が抜刀すると、後ろの二人もフードを脱ぎすて、お互いの獲物を構える。
背の低い少女は、メガホン「ノラネコ☆メガホン」を右手に。
少し背の高い頭部に耳が有る少女はナックル「ゴットハンド」を両手に装備し。
「いっくよーっ!!あぁぁーっ♪」
メガホンを持った少女が高く飛び上がり、巨大な人の眼前で、メガホンから大音量の衝撃波を放つ。
衝撃波が直撃した巨大な人は、両目が見えなくなったのか、顔を抱えてのたうち回る。
「はぁぁぁぁっ!!」
獣耳少女が放つ足技の連打で巨大な人の両足が吹き飛び、巨大な人が地面に倒れる。
「どりゃぁぁぁぁっ!!」
黒髪の少女が倒れた巨大な人のうなじを綺麗に斬り落とし、巨大な人は肉塊へと姿を変える。
直ぐに黒髪の少女は次の巨大な人の脚を一閃し、転倒させてうなじを切り落とす。
メガホン少女も残った二体の目を潰し、それを獣耳少女が拳でうなじを殴り飛ばす事で巨人を倒している。
3分とかからず巨人は全滅し、三人の少女はフードをかぶりなおして壁に向かっていく。
相変わらず文字が少ないだと!?
己!次こそは、わぎゃぁぶっ!!(大砲が直撃した。