進撃の十三班   作:紅鬼

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最近風邪が流行っているようです。皆さんも注意しましょう。


要救助者確保?

所変わって、ルシエ族のデストロイヤー、フェイトは……。

 

 

「な!何なんだ!!あの女は!?」

 

 

「巨人を!立体機動装置も無く素手で殺している!!」

 

 

穴の中に入ったフェイトはまず近くにいた7メートル級の両腕を捥ぎ、頭を抱え、他の巨人に投げ飛ばす、投げ飛ばした先の3~5メートル級数体とぶつかり、巨人は動きを停止する。

 

 

「再生はさせない、止め!!」

 

 

右手を思いっきり振り下ろし、巨人のうなじをドリルで抉るように殴り潰していく。

 

 

足元の巨人を倒し、次の15メートル級巨人の頭まで飛び髪の毛を攫んで背中に回りこみ、うなじを殴り飛ばす。

 

 

べちょ。

 

 

「ひいいぃぃぃぃ!!」

 

 

「ば!化けものだ!!」

 

 

巨人の肉を素手で破壊し、驚異的な筋力とスタミナで穴の近くの巨人を全滅させたフェイトは、街の方に目をやる。

 

 

彼女の目に見えたのは、巨人と戦い、食い殺されていく兵士、逃げ遅れた住民、兵士も関係なく食い尽くす巨人の姿。

 

 

「人命救助を優先します。」

 

 

そう言うと爆発。

 

 

まるでロケットを発射させたように、砂埃を上げながら中心街に向かって走り出す。

 

 

途中出会う巨人は蹴り貫き、うなじから上を殴り飛ばし。小型の巨人は地面にたたきつけてうなじごと潰す。

 

 

全身巨人の血にまみれ、彼女は鬼神の如き勢いで巨人が集中する中心街に向かっていく。

 

 

「奇行種だ!!」

 

 

誰かが言った言葉に自然と足が止まる。

 

 

距離にして50メートル先を建物に向かって一直線に走っていく巨人の姿が見える。

 

 

「避けろッッ!!」

 

 

再び聞こえた声の後、巨人は建物に激突する。そして、

 

 

巨人がゆっくりと顔を上げた。

 

 

その巨人の口には兵士が入っていた。

 

 

「ゴクン」

 

 

巨人が兵士を飲み込んだ瞬間、彼女は走り出していた。

 

 

集まりつつある他の巨人の首を蹴り飛ばし、両手を捥ぎ、兵士を飲み込んだ奇行種の腹に。

 

 

「こぉぉぉぉ!しの突く!!」

 

 

拳の一撃。

 

 

「ゲボォォォッ!!」

 

 

「正拳突き」を食らわせ、兵士を吐き出させた。

 

 

「ト…トーマス!?」

 

 

吐き出された兵士を抱えて、地面に降りる。トーマスと言われた兵士は意識は無く、服と右足の一部が溶け掛かっていたが呼吸も有る。

 

 

地面に降りた彼女はトーマスを背中に背負うと、巨人のうなじまで飛びあがり。

 

 

「崩れろ!!」

 

 

頭を殴り飛ばし、足でうなじを削り取った。

 

 

崩れ出す巨人の背から建物の屋根に飛び移ると、背中に背負っていた兵士を降ろす。

 

 

「ト、トーマス!?」

 

 

他の兵士達が建物の屋根に飛び移り、フェイトから引き離すようにトーマスを抱える。

 

 

「お前は、一体何者なんだ?」

 

 

黒髪の少年が警戒の目つきで彼女を睨み、尋ねる。

 

 

「……私の名前は、……ムラクモ13班のフェイト。それよりその兵士を安全な場所に連れて行かないと。」

 

 

その一言でトーマスの状態を確認した五人は行動を開始する。

 

 

 

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