この神のいる世界で生き残る   作:禍焔 煉

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第一章 ~始まり~
第一話 始まり


真夜中…

 

 

俺は捕まった。

 

現在、空に向かって上昇中。

 

彼は、俺の答えも聞かずに連れてった。

 

…にしても雑だ。竜の足でガッシリ握っていくなんて…

 

 

 

 

 

何故こうなったか…

 

あれは数十分前の出来事…

 

 

 

「はーい」

と俺はドアを開けて、返事した。

「やあ」と言われて男の顔を見ても、誰だかわからない。

思わず「あの、どこかでお会いしましたか?」と言ってしまった。

 

「いや、初めてだが…」と男は言う。

何故?会ったこともない人が来るのか、わからない。

知らない奴がいきなり来るんだ。そう思うのも仕方ない。

 

「何しに来たのですか?」

答えによっては逃げようと思った。一撃喰らわせて走ってということを考えていると…

「あー、もう茶番はいいから…」

と言われた…

茶番?何のことだかわからない。

 

 

さっきから「わからない」「わからない」と頭に流れてきているが、ホント誰?

 

俺は、「神夜(かみや) 創一(そういち)

「神」と「創」。この二つから、「創造神くん(笑)」だの何だの呼ばれる。

 

 

 

彼は言った。

「ほら行くぞ」

「?」が俺の頭の上に出てくる。

 

 

 

説明を頼んだ。

 

 

説明中…

 

 

 

 

 

 

 

 

どうやら俺は、「繋ぎ人」という人間らしい。意味不明だ。

この世界の何人かという人間が「繋ぎ人」らしい。その内の一人が俺。

仕事は主に「生きること」。神の力を次の神に繋げるため、死は許されない。

例えるなら、充電ケーブルだろうか。

 

種類はいろいろあり、俺の場合「創造の力」を繋げるらしい。

ここで思う。俺の名前と合いすぎなのだ。

 

でも、いきなりそんな作り話みたいなのを信じられるか。

俺は普通の人間だ。町を歩く人々と変わらない人間だ。

俺は、証拠を求めた。

 

一瞬にして光が集まって、一つの剣になった。

それも作り立てで触れてないからか、宙に浮いている。

夢かと思ったが、目をこすっても、顔を叩いても覚めない。

信じるしかなかった。

 

けど何か面倒そうだから拒否しようとした。

次の神っていつになったら出てくんの?

「質問だ、死ぬ気はないが、神はいつ出てくる?その時には俺は寿命を迎えてないか?」

「もちろん迎えている。大体神の創造は1000年の時間が必要だ。」

「えっ…」

「寿命くらいはどうにかなる。神をなめるな。」

 

 

 

…という会話が数分、そのあと魔法陣らしきものから、竜が出てきて雑に天界まで連れてかれる。

後から「あの会話と竜は見られたりしてないのか」と聞いてみたが、「見たり聞いたりできなくする結界をはじめから張っておいた。」と返ってきた。まぁ、そりゃそうだよな。

 




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