心霊現象 ~ひとりかくれんぼ~   作:リスセイ

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前回からの続きです…。さて、ここでちょっと投稿ペースについてお話します。気が向いたら投稿です。速いこともありますし、遅いこともあります。こんな自由な筆者でごめんなさい…。では、悪夢の世界へどうぞ…


心霊現象 ~ひとりかくれんぼ~ 弐

ーーー1時55分ーーーお風呂場ーーーーーーーーー

 

(いつき)「じゃあ、さっさと終わらせよう」

 

樹はそういうと浴槽に水を溜める。まだかまだかと待っている樹の横で幸菜(ゆきな)は少し泣きそうな顔で言う。

 

幸菜(ゆきな)「どうして…こんなことをしなくちゃ…いけないんだろう…」

 

と幸菜は言うと樹は大きなため息をつく。

 

樹「あのゴリラのせいだろ…やらなきゃお前らの秘密を親に言ってやるとか外道なことを言って…あのゴリラはやりたいと言い出したら他の意見なんて聞かない奴だからな…」

 

幸菜「げどう…?」

 

樹「あーそうか…幸菜や(おさむ)はそういうのに詳しくなかったな…気にしないでくれ」

 

樹は申し訳なさそうに幸菜に謝る。こうやって話してる間にもう水は充分(じゅうぶん)溜まっていた。樹はさて…と小さな声でいい、ぬいぐるみに向かって言う。

 

樹「最初の鬼は樹だから…最初の鬼は樹だから…最初の鬼は樹だから…」

 

そういうとぬいぐるみを水の溜まった浴槽に入れる。樹はお風呂場を出ようと小さく幸菜に言う。

 

幸菜「あれ…?刃物でぬいぐるみを…刺さないの…?」

 

樹「それは後だ、まずはリビングに行くぞ」

 

そういうと、樹は幸菜の手を掴んで歩いてリビングルームに向かった。

 

ーーー2時00分ーーーリビングルームーーーーーー

 

(おさむ)「よぉ、遅かったな」

 

(あかね)「2人とも大丈夫…?」

 

(すず)「幸菜…無理しなくていいよ…?」

 

理、茜、鈴、(りん)はリビングルームの押入れに隠れていた。それを見て樹はほっとするが、幸菜はもう暗い部屋を歩くのが精一杯のようだった。

 

樹「幸菜はもう押入れに隠れてな、ぬいぐるみには俺が鬼と言ったから俺がはじめる…みんなと一緒の方がいいだろ?」

 

樹はそういうと幸菜は泣きながら押し入れに入る。鈴はそんな幸菜の頭を撫でて落ち着かせる。

 

理「うわー、男なのに泣くなんて赤ちゃんみたいだな~」

 

そんな態度の理に樹はムカッとして理の頭に空手チョップをお見舞する。

 

理「ッッ!?いてぇー…おい!!何しやがる!」

 

樹「う・る・さ・い、人を馬鹿にするなゴリラ」

 

理「なんだとー!!」

 

樹「うるさいって言ったのにな…茜、やれ」

 

茜「喜んで♪」

 

茜は笑顔で得意な技を静かに理に披露する。理がKOされたのを樹が確認すると砂嵐のテレビに顔を向けて10秒数える。

 

幸菜「うぅ…」

 

鈴「大丈夫だから…みんないるから…ね?」

 

樹は10秒数えてる時に泣いてる幸菜と慰める鈴の声が聞こえた。樹はそんな話を聞いてると、とても胸が締め付けられる感じがした。

 

樹「じゃあ、茜、鈴、そこのゴリラの監視と(りん)ちゃんと幸菜をよろしく」

 

そういうと、2人は黙って縦に頷いた。樹は浴槽に向かって歩いて行こうとしたが、怖さからか走っていった。

 

ーーー2時10分ーーーお風呂場ーーーーーーーーー

 

樹「クマ吉くんみーつけた」

 

とぬいぐるみに向かって言うと樹は包丁を出してぬいぐるみ(クマ吉くん)のお腹を刺す。

 

樹「次はクマ吉くんが鬼」

 

樹はさっさと浴槽の水にぬいぐるみを入れてリビングルームに戻ろうとする。

 

???「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

廊下から謎の声が聞こえた。聞き覚えのある声。

 

樹「理…!?」

 

樹は急いでリビングルームに戻る。

 

 

 

 

光り輝く月は黒い雲によって消えた。悪夢は今はじまる。




…いかがでしたか?いよいよひとりかくれんぼ開始です。(…前書きと後書きいざ書こうとすると思いつきませんね…。)…え?何も言ってませんよ?続きを見てくれたら嬉しいです…。では、あなたに幸福が訪れますように。
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