前回はようやくひとりかくれんぼがはじまりました。しかし、はじめた瞬間、聞き覚えのある声が。はたして、一体何が起きたのか…。では、どうぞ…
ーーー2時00分ーーーリビングルームーーーーーー
鈴は
茜「…無理して泣くのを我慢しなくてもいいんだよ?」
凛「大丈夫…」
茜は泣きそうながらも強がる凛を心配していた。押入れの空間は恐怖に包まれていた。
凛、鈴「きゃ!?」
茜「…あんたって何でそんなにはやく復活できるの…」
凛と鈴はかなりびっくりしていたが、茜はいつもことかのように振舞っていた。理はそんな茜を睨みつける。
理「あか…くそ…じゃあ、行ってくるぞ」
理はそう言って廊下に向かって歩いて行った。
茜「何なんだろうねあのゴリラ…」
茜は理に呆れて大きなため息をついた。鈴はその様子を見てクスリと笑った。
鈴「でも、理がいたおかげで私達はまだ怖くて泣いてない。そう思わないかな?」
茜「え?あ…え…?そうなの…かな…?」
茜は鈴の話に頭を抱えて考えていた。その茜の反応に鈴はクスクスと笑っていた。
理「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
茜、鈴、幸菜、凛「!?」
理の声が突然聞こえた。それは、今までに聞いたことのない恐怖の混じった声だった。
ーーー2時05分ーーーリビングルームーーーーーー
そこには、茜と鈴と凛と幸菜しかいなかった。理の声は廊下から聞こえた。あの理の悲鳴…一体何が…と樹は考える。
茜「ねぇ…何で…テレビの音が途切れてるの…?」
樹はテレビの音を聞こうと耳を澄まして聞いた。「ザーッ」という音だったのが今では「ザッ、ザッ、ザーッ、ザッ」と途切れている。その音を聞いて樹の顔は青ざめた。
樹「押入れに入らせてくれ!はやく!」
茜「え?え?」
樹は身軽な動きで入る。
樹「閉めるぞ!」
茜「え!?それじゃあ明かりが…」
樹「懐中電灯を持ってる!だから平気だ!」
そう言って懐中電灯を付けて押入れに隠れる。
「ドン…ドン…ドン…」
鈴「何か…足音のようなものが…」
樹「幽霊…かもな」
茜「え…?」
それを聞いて全員の顔が青ざめた。樹は何かを考えてる。凛は泣いてしまい茜の服で涙を拭こうとしたが、茜は黙って凛を抱きしめている。幸菜は鈴に抱きついて泣いている。鈴は樹の方を黙って見ている。子ども達は恐怖に怯えるしかなかった。
鈴「樹…私…」
そう言いかけたが、樹はストップと鈴の前に手を出した。
樹「理なら俺が見に行く茜達は待ってて」
樹は震えながらも、ぎこちない笑顔で言う。
茜「こんな事でかっこつけないでよ、鈴と私も行く」
と茜は真剣な顔で言う。
樹「え!?それじゃあ、幸菜と凛ちゃんはどうするんだよ!?」
茜「凛ちゃんにはお兄ちゃんがいるよ、だから大丈夫」
と、茜は笑顔で言うが、樹は不安な顔で幸菜と凛の方を向いて言う。
樹「2人だけでも…大丈夫か?」
2人はぎこちなく頷いた。それを見て、茜は安心する。
茜「じゃあ、行きましょう!」
そう言って茜はせっせと行った。それに樹はぎこちない顔で着いていく。鈴は幸菜の方を向いて小声でいう?
鈴「お兄ちゃんだからって無理したらダメだよ?」
鈴はそう言って茜達について行った。
…いかがでしたか?はたして、あの声の正体は?茜達はどうなるか?幸菜と凛は恐怖に耐えられるか?次回をお楽しみにして下さったらとても嬉しいです…。では、あなたに幸福が訪れますように。