心霊現象 ~ひとりかくれんぼ~   作:リスセイ

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こんばんは。悪夢の世界へようこそ。さて、前回のおさらいをします。(書くことがないのでごめんなさい…)
前回はようやくひとりかくれんぼがはじまりました。しかし、はじめた瞬間、聞き覚えのある声が。はたして、一体何が起きたのか…。では、どうぞ…


心霊現象 ~ひとりかくれんぼ~ 参

ーーー2時00分ーーーリビングルームーーーーーー

 

(すず)「大丈夫だよ…みんないるから…」

 

鈴は幸菜(ゆきな)の頭を撫でながら慰めている。

 

(あかね)(りん)ちゃんは大丈夫?」

 

(りん)「…うん…大丈夫」

 

茜「…無理して泣くのを我慢しなくてもいいんだよ?」

 

凛「大丈夫…」

 

茜は泣きそうながらも強がる凛を心配していた。押入れの空間は恐怖に包まれていた。

 

(おさむ)「さて、散歩に行ってくるわ」

 

凛、鈴「きゃ!?」

 

茜「…あんたって何でそんなにはやく復活できるの…」

 

凛と鈴はかなりびっくりしていたが、茜はいつもことかのように振舞っていた。理はそんな茜を睨みつける。

 

理「あか…くそ…じゃあ、行ってくるぞ」

 

理はそう言って廊下に向かって歩いて行った。

 

茜「何なんだろうねあのゴリラ…」

 

茜は理に呆れて大きなため息をついた。鈴はその様子を見てクスリと笑った。

 

鈴「でも、理がいたおかげで私達はまだ怖くて泣いてない。そう思わないかな?」

 

茜「え?あ…え…?そうなの…かな…?」

 

茜は鈴の話に頭を抱えて考えていた。その茜の反応に鈴はクスクスと笑っていた。

 

理「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

茜、鈴、幸菜、凛「!?」

 

理の声が突然聞こえた。それは、今までに聞いたことのない恐怖の混じった声だった。

 

ーーー2時05分ーーーリビングルームーーーーーー

 

(いつき)「理は!?」

 

そこには、茜と鈴と凛と幸菜しかいなかった。理の声は廊下から聞こえた。あの理の悲鳴…一体何が…と樹は考える。

 

茜「ねぇ…何で…テレビの音が途切れてるの…?」

 

樹はテレビの音を聞こうと耳を澄まして聞いた。「ザーッ」という音だったのが今では「ザッ、ザッ、ザーッ、ザッ」と途切れている。その音を聞いて樹の顔は青ざめた。

 

樹「押入れに入らせてくれ!はやく!」

 

茜「え?え?」

 

樹は身軽な動きで入る。

 

樹「閉めるぞ!」

 

茜「え!?それじゃあ明かりが…」

 

樹「懐中電灯を持ってる!だから平気だ!」

 

そう言って懐中電灯を付けて押入れに隠れる。

 

「ドン…ドン…ドン…」

 

鈴「何か…足音のようなものが…」

 

樹「幽霊…かもな」

 

茜「え…?」

 

それを聞いて全員の顔が青ざめた。樹は何かを考えてる。凛は泣いてしまい茜の服で涙を拭こうとしたが、茜は黙って凛を抱きしめている。幸菜は鈴に抱きついて泣いている。鈴は樹の方を黙って見ている。子ども達は恐怖に怯えるしかなかった。

 

鈴「樹…私…」

 

そう言いかけたが、樹はストップと鈴の前に手を出した。

 

樹「理なら俺が見に行く茜達は待ってて」

 

樹は震えながらも、ぎこちない笑顔で言う。

 

茜「こんな事でかっこつけないでよ、鈴と私も行く」

 

と茜は真剣な顔で言う。

 

樹「え!?それじゃあ、幸菜と凛ちゃんはどうするんだよ!?」

 

茜「凛ちゃんにはお兄ちゃんがいるよ、だから大丈夫」

 

と、茜は笑顔で言うが、樹は不安な顔で幸菜と凛の方を向いて言う。

 

樹「2人だけでも…大丈夫か?」

 

2人はぎこちなく頷いた。それを見て、茜は安心する。

 

茜「じゃあ、行きましょう!」

 

そう言って茜はせっせと行った。それに樹はぎこちない顔で着いていく。鈴は幸菜の方を向いて小声でいう?

 

鈴「お兄ちゃんだからって無理したらダメだよ?」

 

鈴はそう言って茜達について行った。




…いかがでしたか?はたして、あの声の正体は?茜達はどうなるか?幸菜と凛は恐怖に耐えられるか?次回をお楽しみにして下さったらとても嬉しいです…。では、あなたに幸福が訪れますように。
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