カメンライダー   作:ホシボシ

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tips ワールドレコード


第一章『仮面で隠した真実』
仮面ライダーゴッド


 

とっても面白い作品です!

ゲートプリーズ。

皆さんの知っている仮面ライダーは恐らくその殆どが偽物です。しかし真の仮面ライダーはココにいる。ぜひご覧ください。

 

 

 

『仮面ライダーゴッド』

 

 

 

俺の名前は天飛(てんひ)。最強の男だ。

俺は全ての仮面ライダーを超えるため、仮面ライダーゴッドに変身する。

 

 

「ぎゃー!」

 

「たすけてー」

 

 

レストランの壁が破壊され、ゾロゾロと青いトンボのような化け物が入ってくる。

レイドラグーンだ。人々は恐怖に震えているが、問題はない。俺は皆の前に出ると、手を斜めに突き出して大きく旋回させる。

 

 

「ライダー、スーパー変身!」

 

 

俺の体が光に包まれ、そして仮面ライダーゴッドへと変身した。

カッコいいのだ。ゴッドは神だから凄いのだ。

 

 

「トウッ! ヤァーッ!」

 

 

ドガッ! バキッ!

 

 

「ギャアアアア!!」

 

 

俺のパンチを前にして爆発していくレイドラグーン。

もはやこのような雑魚は相手ではなかった。こんなクソみたいなヤツに負けて死んだヤツがいるらしい。全くもって愚かな話である。お笑いだ。

 

なにやら美談になっているらしいので、今ココで私が訂正しておく。

 

弱い事は罪だ。

たとえば誰かを庇って死ぬようなヤツは全くもってして阿呆なのである。

俺だったら誰かを守った上で、敵を殺していた。

 

庇って死ぬ、守って死ぬことは弱い事を隠す言い訳でしかない。

ご立派な仮面に見えるが、結局は怯えている顔を隠すための都合の良い道具なのだ。

そして、そもそも、やられるという事は弱いからだ。

 

俺は弱くはない。

その証明に、前からアークオルフェノクがやってきたが、私は全く焦らなかった。

 

 

「うりゃあ!」

 

 

ボコボコボコボコ!

俺はアークオルフェノクの攻撃を小指で弾くと、一瞬で数百発のパンチを打ち込み、肉塊に変えてやる。

そもそもあれだな、オルフェノクとかマジダリぃし。こんなんでウジウジ悩んでた奴らがいるとかマジで笑えるわ。

やっぱ雑魚は雑魚らしくしてるのが一番であって、なんか猫舌のヤツ、アホみたいに悩んで死んでったけど、まあ普通の人間からしてみればギャグにしか見えんわな。

ウジウジ暗くて、マジでカスだわ。

 

いいかお前らよく聞け。

 

悩んで何になる? 悩むということは結果を求めることを放棄している逃げでしかない。

事実俺は悩んでいる人間を多く見てきた。だが悩みきったやつなどこの世にはいない。

みな、答えを出した。出さざるを得ないやつ、全く納得していない答えを出したヤツ。アホばかりだ。

悩みで解決する問題などこの世にはない。

 

答えを出すのはただ一つ。力と才能だ。

弱いやつは死ぬ。ウジってるヤツは消える。これが世界の摂理。

おっと、前からジョーカーがやってきたわ。

俺はヒラリヒラリとヤツの攻撃をかわすと、腕を引きちぎる。

 

 

ブチリ!

 

 

「ぎゃあ」

 

 

ジョーカーは悲鳴を上げて、血まみれで倒れている。

俺はもう一方の腕と、両足ももいでやる。

 

 

「ぐあぁあ!」

 

「ははは! 雑魚ッ! 雑魚がぁあ!」

 

 

俺は頭部だけになったジョーカーを掴むと、思い切り振り回し、地面に叩きつける。

 

 

「やめろおぉお!」

 

 

情けない悲鳴をあげてジョーカーはぺちゃんこになった。

 

 

「おっと魔化魍の大群、オロチか!」

 

 

ドンドコドンドコ! ドコドコドコドコ! ドンドコドコドン!

 

魔化魍って弱いんだよな。なんかスゲェ地味だし。意味不明だわ。

 

 

「お! グリラスがきたな! アイツも地味なんだよな!」

 

 

なんかね、もうね、意味不明なんだよね。

ちょっと文句言うけど、なんかねぇ、見た目がカッコいいとか言ってるヤツいるけど、良く見たらそうでもねぇよ。

盛り上がりもねぇし、なんかほんと、何がしたかったんだか。

ほら、二発くらい殴っただけでグリラスはジョーカーの死体の上に重なった。

 

弱いでしょ? でも俺は強いでしょ?

俺は凄いでしょ? 完璧でしょ? やっぱ下らない悪党なんかには負けないのよ。

仮面ライダーは。強いから。凄いから。

 

教えてあげなければならないんだよ私は。

仮面ライダーの強さ、凄さ、素晴らしさを!

 

 

「デスイマジン、来い、俺が倒してやる!」

 

 

コイツ、ポッと出のカスだろ? 相手にすらならねーわ。

俺はデスイマジンをワンパンで吹き飛ばすと、前から走ってきたバットファンガイアをデコピンで殺してみせる。

なんか地味なのよね。ほんとなんか地味。地味。以上。語ることもなし。

はい終わり。バッドファンガイア死亡っと! ん? バッド? バット? もうなんかどっちでもいいわ。興味ないし。

 

 

「やめろ」

 

「ん? 誰だお前?」

 

「……テオス」

 

「ああ、アギトのね。はいはい、アギト……」

 

「あなたは、触れてはならない領域に触れた」

 

「うるせぇな。ほっとけよ!」

 

 

俺はテオスの目を抉ると、腹部をワンパンでぶち破って殺してみせる。

 

 

「ラストは、そう、お前だ。ダグバ」

 

「キミなら、僕を笑顔にしてくれるの?」

 

「ダグバってだせぇよな。いや、わたしはマジでコイツが嫌いなんだわ」

 

「う、うわああ! 強い! 勝てない!」

 

「こんなクズ、好きになるヤツなんていないだろ」

 

「たすけて、たすけて!」

 

「だったら土下座しろよ」

 

 

ダグバは涙を流しながら俺様の前に頭を下げた。

俺はその頭を踏むと、声たからかに叫ぶ。

 

 

「お前は弱い! そして俺は強い!」

 

 

みんなが俺を見て拍手を送った。

 

 

「素敵! ありがとう仮面ライダーゴッド!」

 

「やっぱり貴方がヒーローです! ゴッド!」

 

「ありがとう。みんな、よっしゃ! いくぜ!!」

 

「うわあああああ!!」

 

 

俺はダグバにつばを吐きかけると、地面を蹴った。

いくぞ、ライダーキック!!

 

 

ボガアアアアアアアアアン!

 

 

ダグバは死んだ。鼻水垂れ流しながら死んだ。

こうして平和は守られた。

 

 

「いかがでしたか! とってもカッコよかったでしょう!」

 

 

仮面ライダーゴッド! 完!!

 

 

 

 

ッてかエグゼイドってつまらないですよね。

主人公はブレブレだし。レーサー死んだのとか死んだ意味がわかんないし。ゲーマードライバーとかも格好悪いし。

 

ディケイドとか鎧武並みの低レベルだと思います!

 

なんか素直に嫌い!

 

こんな奴よりウィザードの方がいいと思いました! ウィザード最高! ゼツドグ!!

 




tips 1284・6・26

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