紗夜をデレさせるのって結構難しい気がします。そんな訳でデート回になります。
リサ「紗夜ってツンデレだからね〜難しいよね〜チラッ」
紗夜「誰がツンデレですか今井さん!?」
日菜「今回の話、るんってきた♪episode9始まり始まり〜♪」
紗夜side
今日は和都君とショッピングモールで待ち合わせをしている。約束の時間は10時に噴水広場前にという事。今は8時半で現在私は自分の部屋で服を選んでいた。
「これがいいですかね?でもやっぱりこっちの方がいいかm」
「おねーちゃんっ!」
「ひ、日菜っ!?部屋に入る時はノックしなさいとあれ程言っておいたでしょ!?」
「えへへ、ごめーん。ところでおねーちゃんもしかしてどこか出掛けるの?あたしも行きたーい!ねぇねぇ、ついてっていい?」
私は「駄目よ」と言い一蹴した。
「ええーっ!?何で何でー?」
「何度も言ってるでしょ。何で私はあなたと同じ事をしないといけないの?私と同じ事はしないでってあれ程言ってあるでしょ?とにかく!絶対ついてこないでね?いい?」
私がそう日菜に言いさっさと着替えて部屋を出て行く。すれ違う時の日菜の表情は寂しそうな目をしていた。キツく言いすぎたかもしれないけれどあれくらい言わないと日菜は分からない。私は家を出て待ち合わせ場所に向かった。
日菜side
おねーちゃんがあたしの事を避けているっていうのは分かるけど今日はいつにも増して避けてたなぁ…もしかしてあたしに知られたくない何かがあるんだろうなぁ…
「…こっそり付いてってみよぅ♪」
あたしは自分の部屋に戻り、着替えてから変装道具をあさりバッグに詰めて家を出た。
和都side
〜ショッピングモール、噴水広場前〜
蝉の鳴き声とこの暑さが俺の頭をどうにかしそうな勢いだ…俺はスマホに目をやる。約束の時間まであと30分位だ。ちょっ早く来すぎたかな?俺は店の前の窓ガラスを見て自分の姿を確認する。
「…変じゃ無いよな…?」
髪が長くなってきて後ろの方でヘアゴム使って結んでるけど大丈夫だよな?
実を言うと数分前にショッピングモールに来ていたお客さん、もとい女性客からモデルですか?と勘違いされるほどだった。どこをどう見たら勘違いされるんだか…そんな事を思ってると
「わ、和都君!」
紗夜さんの声がした。俺は声のした方を向いて見ると紗夜さんが小走りで来ていた。
「じ、時間は大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよ紗夜さん、俺もさっき来たところですから」
「ほ、本当ですか!?」
俺がそう言うと紗夜さんは良かったぁと言っていた。そして俺に
「あ、あの…私の服、似合ってますか…?」
と聞いてきた。俺は紗夜さんの服装を見る。いつもはクールで自分にも他人にも厳しい紗夜さんだけど今日はイメージが違う。青黒いノースリーブで薄い水色のスカート、そして白いヒールを履いている。とても似合っていて思わず魅了されてしまう。改めて紗夜さんってこんなに綺麗な人なんだなと思ってしまう。
「…そんなにまじまじと見ないでください…恥ずかしいですよ…」
「あっ!すいません!」
紗夜さんに言われて思わず目を逸らす。
「まぁいいです。それで、どう…ですか?」
改めて紗夜さんが聞いてくる。俺は純粋に、素直に思ったことを口に出す。
「スゴく綺麗で可愛いですよ。紗夜さん、俺思わず見惚れちゃいました」
そう言うと紗夜さんは顔を赤くしてそっぽを向いてしまう。
「かっ、可愛い…?み、見惚れるっ……!?わ、わ、わ、和都君、ホントですか?」
紗夜さんが聞いてくるのでそうですよと答える。すると紗夜さん、「はうぅっ…」と言ってその場で見悶えてしまった。だ、大丈夫かな…?
紗夜side
わ、私が可愛い?見惚れた?私の方からから聞いておいて何だけど恥ずかしい…でもそれ以上に和都君に褒められたことがただ純粋に嬉しい…この気持ちは何なんでしょうか…私…やっぱり和都君の事が好きなんですね…この気持ちを今伝えたくて堪らない。でもまだ伝える時ではない。私はぐっと気持ちを抑えた。
「あ、あの…紗夜さん?大丈夫ですか?」
和都君が顔を覗き込んで来る。これ以上は羞恥に耐えられない!私は大丈夫です!と言って和都君の方を見る。でもやっぱり恥ずかしい…
和都side
「あの、紗夜さん…そろそろ中入りましょうか?」
俺は紗夜さんにそう促すと「そ、そうですね」と言って隣を歩いてくる。距離が近くてちょっと緊張するな…これじゃまるでデートみたいだな…
〜ショッピングモール内〜
少し歩いていると、紗夜さんがいきなり話しかけてくる。
「わ、和都君」
「あ!はいっ!どうしました紗夜さん?」
「あの………今日は敬語じゃなくていいですよ………」
「それってどういう?」
「で、ですから!今日だけ呼び捨てで呼んでください!!わ、わわ、私も呼び捨てで呼ぶので…和都も私の事はさん付けしなくていいですから…」
「わ、わかりまs…分かったよ、紗夜。それじゃあ行こっか?」
俺は紗夜に促すと紗夜はいきなり俺の右腕に自分の腕を絡めて来た。
(いやチョトマテチョトマテクダサイ紗夜さん!?今日貴女積極的すぎませんか?そんなふうにされると紗夜さんの2つの柔らかいモノが俺の腕に当たってるんですけどおぉ!?)
「どうしたんですか和都?早く行きましょうよ?」
「お、おう…じゃあ最初はあの洋服店で…」
俺は色々な思いをしながら紗夜と洋服店に向かった。
紗夜side
男子は積極的な女子が好きみたいな事を雑誌で見たことがあってそれを実行してみたんですけどスゴく恥ずかしいです!自分からやっといてなんですけど。まぁやってしまったものは仕方ないですしね。私は今和都君…和都の腕に自分の腕を絡めている。恥ずかしいですけど和都と近くに入れてただただ嬉しいです。でもこの時私と和都は誰かが後ろから付いてきていることを知らなかった。
日菜side
あたしはおねーちゃんにバレないようにこっそりと付いてきた。途中でリサちーと一緒になって今は2人でこっそりとあとを付けている。
「ひ、ヒナ」
「どうしたのリサちー?」
「いや、前から言おうと思ったんだけどさ…何でアタシら変装してるの?ヒナは芸能人だからともかくアタシまでする事無いような…」
「細かいことはいーの!あっ!リサちー、おねーちゃん達が洋服店に入ってくよ!あたし達もこっそり行くよー」
「ちょっとヒナ、待ってよ〜」
紗夜日菜は可愛いです!正義です!紗夜をもっとデレさせたいです!ぼ、僕にデレパワーを分けてくださいお願いします何でもしますから(何でもするとは言ってない)
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次回!和都、死す!デュエルスタンバイ!←嘘ですデート回の後編です