努力家と天才の茨道〜歌姫を添えて   作:椿姫

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アンケート結果見事選ばれました!おめでとうございます!燐子さんメイン回です!

燐子「ば、番外編!?私がメインの回…ですか!?……うぅ……大役すぎぃ…」

和都「ん?今回の話は燐子さんの視点だけ?」

燐子「か、帰りたい…」


白金燐子番外編「ゲームはみんなでやるともっと楽しい」

燐子side

 

〜白金家、燐子の部屋〜

 

「燐子、起きてる?」

 

お母さんの声がする……私はもぞもぞと起きる。

 

「どうしたの?」

「今日ね、お母さんとお父さんも仕事の都合で1日家を空ける事になったの。だから燐子に留守番を頼もうかなと思ってさ」

「それは別に構わないけど…」

「ホント!?良かったわぁ!あ、もし出掛けたりする時にはちゃんと鍵掛けて行ってね?あとリビングに一応お金置いてあるから。それと友達の家に泊まり行くって時には一回連絡してね?」

「う、うん…」

「おっけー。それじゃ行ってくるわね?」

 

そう言ってお母さんは部屋を出ていった。私はベッドから起きてカーテンを開ける。眩しい朝日が部屋に射して来る。思わず私は目を逸らす。

 

「ま、眩しい…」

 

そう呟き下に降りていく。リビングにはお母さんが作ってくれていた朝食が置いてあった。私は朝食を食べて洗面所で寝癖等を直したりした後、部屋にもどって着替えを始めた。

 

「今日は…練習オフだから…何しようかな…?……やっぱり、ゲームかな…?」

 

着替え終わって結局いつもの様にネトゲをしようとすると携帯に着信がきた。見てみるとLIN●ネトゲグループからで和都くんからだった。

 

「……も、もしもし…和都くん?」

『あ、燐子さん!もう雄天もあこも来てますよ!?あとは燐子さん待ちです!』

「へ……?」

『いや、へ……?じゃないですよ?ネトゲのメンバーでカフェに集まってみんなでイベクエするって約束じゃないですか!!発案者が遅れてどーすんですか!?しかもそのカフェでしか手に入らない限定装備とクエストもあるんですよ!?』

 

私は和都くんに言われて思い出した。そうだった。カフェでしか配信されないイベントクエストがあるからグループメンバーで集まってやろうって言ったんだった!

 

「わ、わ、和都くん…準備したら行くから…」

『あ、はい。それと今あこが燐子さんの家に向かってますので一緒に来てください!じゃ、1回電話切りますよー』

 

そう言って和都くんは電話を切った。私は慌てて出かける準備をしていると家のインターホンが鳴った。行ってみるともうあこちゃんが来ていた。

 

「あ、あこちゃん…!」

『りんりーん!迎えに来たよー!早くいこーよー!』

「ち、ちょっと、待ってて…」

 

私はPCやら端末やらを色々詰め込んで家を出る。あ、お母さんにメールしておかないと……よし。これで大丈夫。あとは家の戸締りを…よし!家の門の前ではあこちゃんが待っててくれていた。

 

「りんりーん!おっはよー!」

「お、お待たせあこちゃん……ゴメンね、発案者が寝坊しちゃって…和都くんと滝河くん怒ってないかな…?」

「だいじょーぶだよ!あの先輩2人は優しいから!あこが言うんだから大丈夫!」

 

それからあこちゃんと一緒に和都くんと滝河くんが待っているカフェに向かった。幸いなことに2人とも怒ってなくて良かった。寧ろ2人ともクエストをしている最中だった。

 

「あ、燐子さん来ましたか!?今クエしてるんでちょっと待っててください!って雄天!必殺技で俺ごと湧き込むなよ!」

「ゴメン和都。よくある事じゃん?」

「わっかるー!そういうのあるよなぁ!」

「うん!」

「ねぇよ!!必殺技打つ時お前8割くらい巻き込んでるぞ!?」

 

とても楽しそうだった。そう言えば初めてのオフ会の時もこんな感じだったかな…私は他人と喋るのが苦手でいつも部屋で1人でゲームしてたんだよね…その時ゲーム内で知り合った『✝︎ルシファー✝︎』さんから会って話しがしたいってなってことでこのカフェに来てあこちゃんと知り合ったの懐かしいな…

 

それから知り合った『UMA』さんこと滝河くんと、『FLOWER』さんこと和都くんを知り合って4人で小規模ギルド作ってクエストしたのはいい思い出だな…

 

「燐子さんすいません!クエスト終わりましたよ!早速4人でやりましょうよ!」

「白金先輩頼りにしてますよ!僕も頑張りますんで!」

「りんりん!早く行こ!」

「………うん!」

 

それから私達はクエストをやって無事に全員が限定装備を手に入れる事が出来ました…そして軽くカフェで食事をとって解散となった。

 

「りんりーん!今日は楽しかったねー!」

「うん…」

 

今までゲーム=1人でやる物だっていう固定概念があってリアルの人と知り合って一緒にするなんて事を考えたことがなかったな。でも、あの時あこちゃんが声をかけてこなかったら知り合う事も、こうして休みの日に集まってゲームをすることもRoseliaの皆とも関わることは出来なかった。昔の自分から変われたような気がした。

 

「…あこちゃん…みんな…ありがと……」

「りんりん今なにか言った?」

「ううん、何でもないよ?ただ…」

 

 

 

 

「ゲームってみんなでやると楽しいなって」

 

 

 

 

 

 




投票ご協力していただいた方々ありがとうございます!
これからもアンケートはあると思われますのでその際も、もし宜しければご協力よろしくです!本編の編集はまだ時間がかかるので気長に待ってもらえると助かります

※投票結果は丸山彩と白金燐子の番外編となりました。
残りのイヴと美咲の番外編は投稿しようか事実悩んでます!(お蔵入りするわけにも……)
丸山彩の番外編はもう少し時間が掛かりそうです。終わり次第アップします
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