あこ「今宵はわらわの狂宴にこのWeb小説を見てくれている同士達を招待しよう!さぁ、祝い騒ぎ踊り狂うのだぁ!!」
巴「あこ、嬉しそうだな。それじゃあ番外編始まるぜ!最後まで見てってくれよな!」
〜宇田川家〜
今、俺こと華宮和都は宇田川家にいる。同じクラスの滝河雄天と3年生の鮫島イツキ先輩も一緒だ。
「なぁ雄天、イツキ先輩、何で宇田川に呼ばれたのか理由は分からないのか?」
俺が雄天にそう聞くと
「僕は巴に話があるから取り敢えずウチに来てくれ!話はそれからだって言われてきたよ?」
「ワシも巴に大事な話があるからとしか言われてないからのぉ。何なんじゃろうなぁ…ま、まさか巴がワシへの告白かっ!?」
『それは違うから安心してください先輩』
俺と雄天で口を揃えて否定するとイツキ先輩は、あああぁんまりじゃああああぁぁぁぁ!!と言って床に手を付き号泣し始めた。そんな茶番を繰り広げていると宇田川が2階から降りて来る音がする。
「お、鮫島先輩も来てくれたんですね?ありがとうございます。華宮とユウも来てくれてサンキューな」
「それで巴、僕達を呼んだ理由って?」
雄天が宇田川に質問をする。宇田川は口を開く。
「なぁ3人とも、今日は何の日か知ってるか?」
いつもよりも真剣な宇田川の目に雄天が少しビビる。今日は7月3日だよな…ん?そう言えば前の練習の時白金先輩が
「(もうすぐ、あこちゃんの誕生日なんですよね…プレゼント…喜んでくれるかな…)」
って言ってたなぁ…もしかして今日俺らが呼ばれたのって…
『あこ(お嬢)の誕生日か!?』
雄天とイツキ先輩が口を揃えて言う。巴はその通りだ。と言って話を続ける。
「今あこは部活動に行ってて15時頃に帰ってくるんだ。今は午前10時。あと5時間しか準備する時間が無い。アタシ以外にも紗綾、友希那さん達には協力の依頼をしてんだ。みんな快く受けてくれて今は準備をしてる。アタシ以外のバンドメンバーは用事があって手伝うことが出来ないけどな…紗綾は、パンが焼き上げる時間もあるから少なくとも1時間前にアタシの家に着くからってLI●Eで来てるから…な」
「な、成程…」
「それで巴?僕達は何を手伝ったらいいんだ?」
「確かにワシらは何をすればええんじゃ?」
イツキ先輩と雄天が宇田川に聞く。すると宇田川は3つのメモを取り出し俺達に渡す。
「今からこのメモに書いてあるものを大至急で買ってきてくれ!買って戻ってきた後はユウと華宮はアタシの家の台所を使っての料理を頼むぜ!途中からリサさん達も合流することになってるからな!鮫島先輩は買い物終わって戻ってきたら今アタシの部屋にいる燐子さんと友希那さんと一緒に飾り付けを作るのと飾るのを手伝ってくれないか!?」
「分かったよ巴!僕も頑張るよ!」
「僕も、じゃねえよ?俺達だろ?雄天!!」
「いよっしゃァ!お嬢の為にも巴の為にもやったるわいぃ!」
こうしてあこの為の規模のデカイ誕生日パーティーの準備が始まった。
〜商店街〜
「雄天っ!?北沢精肉店の肉は買ったか!?」
「僕は大丈夫!メモの食材は全部買ったからこれから巴の家に戻るとこ!和都は!?」
「あとパン粉だけだ!俺とした事がまさか買い損ねちまうとは…雄天先戻って料理しててくれ!多分リサもいると思うから!」
俺がそう言うと雄天は分かったと言って先に戻って行く。そして俺もパン粉を買いに急ぐ。
雄天side
「と、巴!これでいい!?」
「あぁ!サンキューなユウ!今リサさんも到着した所だ!華宮が来るまでは2人で料理頼むぜ!」
そう言って巴は二階に戻る。僕は台所に向かいリサさんと合流しハチマキを頭に巻く。
「いよ〜し、あこのために頑張るよ☆よろしくね雄天クン☆」
「やってやるぜぇぇぇリサ先輩ィ!料理開始だァァ!!」
「おー☆」
和都side
俺はパン粉を買い宇田川の家に戻る途中紗夜さんと合流する。紗夜さんは家でマカロンを作っており今作り終わり巴の家に向かう途中だとの事。
「わ、和都君も宇田川さんの誕生日パーティーのお手伝いを?」
「紗夜さんもですか?お互い大変ですね」
俺がそう言うと紗夜さんは顔を赤くしながら「そ、そうですね…」と答える。そんな事を話していると宇田川の家に着く。家に戻ると雄天の声が聞こえてきた。
「和都ォォ!お前も来たかぁぁぁ!さっさとパン粉持ってきて手伝えぇぇ!」
あれ?雄天ってあんな感じだったっけ?そう思ってると丁度よく宇田川が降りてくる。友希那と白金先輩も飾り付けをしている。宇田川は俺のとこに来て
「ハチマキとか頭になにか巻くとユウはあんな感じになるんだよ」
と小声で呟いた。マジかよ…食戟の●ーマ の黒●場●ョウみたいだな……おぉっと!俺も手伝わないとな!そして雄天とリサと一緒に料理に取り掛かる。そして家のチャイムが鳴る。開けるとパンを持ってきたやまぶきベーカリーの看板娘こと山吹紗綾が来た。
「ハァハァ…みんな…間に合った…?」
紗綾が息を切らしながらパンを持ってきてくれた。
「紗綾!間に合ってるぜ!まだあこは帰ってきてないぜ!みんな!あともうちょいだ!気合い入れっぞぉーー!!」
『おぉーーーーーーーーー!!!!!!』
宇田川の掛け声で元気がついた俺達は各々の仕事に取り掛かる……あこに喜んで貰うため…誕生日パーティーを成功させるために…
あこside
「ふぅ…部活疲れたぁ…」
あこ…我は今部活d…戦友との死闘を終えて家に帰還するところなのだ!!帰還したら我の大好物のジェリービーンズとポテチを食べないわけには行かぬのだ!さぁ!家の玄関を開ければお姉ちゃんが……
「ただいまー………って、あれ?」
靴がいっぱいある。それに…静かだなぁ…お客さんが来てるのかな?リビングの方に向かう。
「お姉ちゃーー」
突然クラッカーが鳴り響く。ビックリして目を逸らしちゃうけどもう1度見てみると
『あこ(お嬢)(宇田川さん)(ちゃん)!!誕生日おめでとう!!!』
お姉ちゃんと華宮先輩やリサ姉にりんりん、紗夜さん、友希那さん、紗綾さんに滝河先輩、鮫島先輩がリビングのテーブルに座りあこの方を見ていた。あこは嬉しさのあまりその場で力なく座り泣きそうになってしまう。するとりんりんがあたしのとこに来てぎゅっと抱きしめてくれる。
「り、りんりん…?」
「あこちゃん…ビックリさせちゃってゴメンね…今日はあこちゃんの誕生日だからあこちゃんに内緒でサプライズパーティー…計画してたんだ…迷惑…だったかな…?」
あこの頭を撫でながらりんりんは喋る。
「迷惑なわけないよぉ…りんりん、みんなぁ…ううっ…あ、ありがどゔ…すごく嬉じい…よぉ……」
あこがりんりんに抱きしめられてる光景を見てお姉ちゃんだけじゃなくみんな目に涙を浮かべている…鮫島先輩はただ1人鼻血を出して気絶してるけど…
「ちょ、ちょっと鮫島先輩!?ここ鼻血出していい場面じゃ無いでしょうが!?」
そう言って滝河先輩が鮫島先輩を蹴って起こしていた。「ごぶぅ!?」と声を上げていて思わずみんなで笑っちゃった。りんりんも紗夜さんも友希那さんも笑いを堪えてたよ…
あの後無事に鮫島先輩は復活したしみんなからプレゼントももらってリサ姉や先輩達が作った料理も美味しかったし最高の誕生日パーティーだったよぉ〜
誕生日パーティーが終わって片付けをしてみんなが帰ったあと家にはお姉ちゃんとあこだけになった。あこはお姉ちゃんに抱きつく。
「あ、あこ!?どうした!?」
「お姉ちゃん…………
あこ、嬉しかった!!! ありがと!!お姉ちゃん大好き♡」
お姉ちゃんは顔を赤くして目を逸らしながら
「あ、あこ…ありがとな…」
って言ってくれた。お姉ちゃん、みんな、あこの誕生日パーティーを開いてくれてありがと!
今日この日はあこにとって忘れられない日となった。
誕生日の話はいつもよりも疲れを感じる気がします…でも見てくれてる人たちのために頑張ります!そしてそろそろメインヒロインを決めなければ…
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ではまた次回