努力家と天才の茨道〜歌姫を添えて   作:椿姫

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今日は8月25日というわけでリサの誕生日となります!おめでとうございます!

友希那「リサ……おめでと」

和都「おめでとリサ」

リサ「友希那、カズト…ありがと〜☆」

和都「ちょ、リサ!いきなり抱きつくなって!ってかいつになったらワトって呼ぶんだよ!?」

友希那「ちょっとリサ!恥ずかしいから…」

では、番外編どうぞ〜



今井リサ番外編「アタシの大切な人達と誕生日」

和都side

 

 

8月25日。今日、リサが誕生日を迎える。そのために今俺ん家には、リサ以外のRoseliaメンバー全員が来ている。因みにリサは午前中バイトのシフトに入っているから練習は午後からということになっている。当然俺ん家でな。じゃなけりゃ家に全員を呼んだ理由がないからな。

 

「全員集まったな…?」

「えぇ…紗夜や燐子もリサには感づかれてないようね?」

「もちろんです湊さん」

「……大丈夫です…ね、あこちゃん?」

「はい!あこも大丈夫です!」

「よし、これより『今井リササプライズ誕生日パーティー』の会議を始める!」

 

こうして会議が始まった。

 

 

リサside

 

 

「ふー、暑いねモカ」

「そうですね〜」

 

今アタシはモカと一緒にバイトをしている。午前中だけどうしても引き受けてほしいって店長に言われちゃって…急遽入る事になっちゃって練習には遅れるって友希那には言ってあるから大丈夫だけど…

 

(今はバイトに集中しなきゃな…)

 

「そう言えばリサさん、今日誕生日ですよね?おめでと〜ございます〜」

「アタシの誕生日覚えてくれてたの?ありがと♪」

 

雑談してるとお客さんが入ってくる。

 

「いらっしゃいませー」

「いらっしゃーせー」

 

入って来たのはひまりと雄天くんだ。

 

「モカ〜、リサ先輩朝早くからお疲れ様です!」

「リサさんお疲れです」

「2人とも何か買ってく?今ならスイーツ安いよ〜♪」

「買います!ゆうまが!」

「えっ!?僕なの!?そこは普通ひまりでしょ!?」

 

アタシがそう言うとひまりはすぐに食いついた。ひまりはコンビニスイーツ好きだからね〜。結局雄天くんが買ったけど。

 

「ありがとうございま…」

 

アタシが言おうとするとひまりと雄天くんは

 

『リサさん(先輩)誕生日おめでとうございます!』

 

と言って2人仲良く手を繋いで店を出た。あの2人もアタシを祝ってくれたのが嬉しかったのかちょっと涙ぐんじゃいそう。ってか、

 

「ねぇモカ?ひまりと雄天くん手を繋いで帰ってたけどあの2人って付き合ってるの?」

「そ〜ですよ〜。マー君から告白したんですよ〜」

 

へぇ。雄天くん中々にスゴイね。アタシも告白されたらどうなるんだろ…

 

『俺はリサのことが好きだ。俺と付き合ってくれ…』

 

って何考えてんのアタシ!?なんで告白してくるのがカズトになってんのさ!?しかもセリフがクサい!カズトは絶対そんな事言わない!もっとマシなこと言う……だからなんでカズトが告るの前提で話進めてんの!?

 

「ん〜?リサさんどうしたんですか〜?顔赤くなってますよ〜?」

「えっ!?なな、何でもないよモカ!」

「ははーん、もしかしてもしかしなくても好きな人がいるとかですかー?」

「違うから!そんなんじゃないから!」

「そーゆーことにしておきま〜す」

 

もう、カズトはあとでたっぷり弄らないとね…アタシはシフトが終わるまでドキドキが止まらなかった。

 

バイトが終わってからはアタシは家に帰って着替えて楽器を持ってカズトの家に向かった。案の定みんなちゃんと練習していたんだけどカズトがいなかった。

 

「あれ?友希那、カズトは何処にいるの?」

「和都だけどやることあるって言って今はいないわ。後からそっちに行くからって」

「ふ〜ん、そうなんだ…」

「今井さん、すぐにベースを出してください。音合わせしますよ」

「あ、うん!ごめん紗夜」

 

アタシは紗夜に言われて準備をしようとすると誰かの電話がなっていた。

 

「ゴメンなさい。すぐに終わらせるから先に練習してて」

 

友希那はそう言って部屋を出ていった。さて、練習始めますか!遅れた分取り返さないとね。

 

 

友希那side

 

 

〜華宮家 廊下〜

 

 

「もしもし和都、そっちは順調かしら?」

『こっちの方は順調。リサは来たのか?』

「リサは来たわ。今は部屋で紗夜達と練習してるわよ」

『了解、俺の方は段取りとアレの準備がまだかかりそうだから終わり次第連絡する』

「分かったわ。失敗は許されないわよ?」

『そんなの百も承知だ。じゃっ』

 

そう言って和都は電話を切った。さて、私も練習に戻らないと。

 

 

リサside

 

 

友希那が電話から戻って来てもアタシ達は普通に、いつも通りに練習をした。そして最後までカズトは来なかった。帰ろうとした時に友希那が

 

「和都からみんなに伝言で『帰る際にはアンプとかはそのままでいい。それと演奏が終わったらみんなに話がある。ホールに来てくれ』だそうよリサ?」

「え?カズトが?」

「和都が私たちに話があるから呼ぶって珍しいですね…」

 

みんなでホールに移動する。ホールを開けると真っ暗でステージの真ん中スポットライトが当てられそこにカズトがいた。

 

「カズト、アタシらを呼んで話がしたいって言ってたけど…」

 

アタシがそう言うと後ろの扉が紗夜と燐子に閉められた。

 

「え!?燐子、紗夜!?何して…」

「今井さん、すいません」

「私達は…和都くんに言われて…」

「か、カズト!?どういう事!ちゃんと説明して!」

 

アタシがそう言うとカズトは笑いながら

 

「今からちゃんと説明してやるよリサ…コイツでな」

 

そう言ってカズトはポッケから一丁の銃を取り出した。そしてそれをアタシに向けた。

 

「か、カズト!?馬鹿な考えはやめて!!」

「リサ…俺はもう立ち止まれねぇんだ!もう後には…引けねぇんだよ!!」

 

そう言って引き金を引いた。パァンと音がしてアタシは自分に銃が当たってないか確認してるとホール内の電気がパッと一斉につく。そしてそこには大量の料理の置かれたテーブルにカズトの家で働いてるメイドや執事、バイトの店長、モカ、ひまりと雄天くんまでもいた。そして友希那たちがクラッカーを持っていた。それに一斉に放って

 

「「「「「リサ(さん)(ちゃん)(リサ姉)(先輩)!!誕生日おめでとう!!!!」」」」」

 

と言った。アタシはその場にへなへなと倒れ込む。

 

「びっくりしたぁ……ってか、カズトのばかーーーーーーー!!」

「えっ!?なんで俺罵倒された!?」

「当たり前でしょー!!」

 

ホール内が喝采に包まれた。その後はみんなでパーティーを行った。まさかアタシの誕生日パーティー計画が練られていてそれにモカやひまりだけじゃなくバイト先の店長や雄天くんまでグルだったのはビックリしたな…………パーティーが終わった後はみんな帰ったけどアタシはカズトに話があるから残ってる。そして今はカズトの部屋にアタシと2人っきり。

 

「ありがとねカズト。アタシのためにこんな大々的にパーティーしてくれてさ。カズトが計画したんでしょ?」

「ちげーよ。友希那が祝ってあげたいって言ってたから頑張っただけだよ…」

 

カズトはそう言って左頬をぽりぽりと人差し指で掻いてる。

 

「ウソでしょ?」

「なんでウソだって分かるんだ?」

「カズトって昔からウソつくときそういう行動するのアタシが知らないわけないでしょ?」

「幼馴染だもんな…なんだよ分かってたんなら言わなくても…」

「あ、今日ねー、アタシさ、カズトの家に泊まってくから」

「へぇっ!?」

「イヤなの?」

「イヤじゃないけど…」

「じゃ、決まりね♪アタシお風呂入ってくる〜」

 

そう言ってアタシは部屋を出てお風呂に向かった。

 

「アタシの誕生日覚えててくれたんだね…カズト……いや、ワト。ありがとね…そういうことしてくるワトがアタシは好きだな…」

 

そう呟いてお風呂に向かった。上がってからはワトの部屋に行った。

 

「え?俺の部屋で寝ていいかって?」

「えっと、ダメかな?いやならいいんだよ!?」

「別に構わないが?」

「そうだよね〜……って、えぇ!?」

「あ、寝返りは打たないでよリサ?」

「打たないよ!?アタシ寝相悪くないもん!」

 

アタシはそう言ってワトの布団に入り込む。

 

「ねぇワト」

「どうしたリサ?」

 

アタシは振り向いたワトをぎゅっと抱きしめた。

 

 

和都side

 

 

俺が振り向くとリサがいきなり抱きついてきた。

 

「ち、ちょっとリサ!?な、何してんだよ!?」

「しばらくこのままがいい……あのさ、今日はホントにありがとね…」

「ま、まぁ、リサが喜んでくれたなら、俺も計画した甲斐があったよ」

「ちゃんとお礼しないとね?」

「いや、お礼なんて別に大丈夫だよ…」

 

俺がそう言うとリサは抱きつくのをやめて俺の方をじっと見つめる。時々リサが笑ったりする。

 

「ちょ、何だよ恥ずかしいだろ!?と、とにかく寝るぞ!」

 

俺はそう言って元の体制に戻り寝ることにした。

 

(オイオイなんだよどうしちゃったんだよ俺!?何であんなにリサが可愛く見えたんだ!?俺らは幼馴染なんだぞ!?それを分かっててやってんのかァ!?)

 

 

リサside

 

ありゃ、ワトったらもう寝ちゃったの?

 

アタシはベッドから起きてワトの寝顔を見てみる。すぅすぅと寝息を立ててまるで産まれたての赤ちゃんみたい。カワイイなぁ…そう思ってると寝ぼけたワトがアタシの腰あたりに腕を回して抱きついてきた。

 

「ち、ちょっワト/////」

「………ちゃん」

「?」

「……リサおねーちゃん……」

「懐かしい呼び方だね…寝言とは言えどんな夢見てるんだか…」

 

アタシはそう言いながら抱きついてきたワトの頭を撫でる。これだけでもアタシはすごく今幸せな気分でいられる。

 

「またいつか、リサおねーちゃんって呼ばれることがあるかな?……まさかね?ワト……アタシはワトのことがやっぱり好きだな…振り向いてくれるようにアタシ頑張るからさ………

 

 

ワトもアタシらの事見ててね?」

 

 

アタシは寝ているワトにそう言って静かに目を閉じた。

 




リサ姉誕生日おめでとうございます!
ってかこれを書いてる時編集していたものを大急ぎで書き直して投稿しました。日にち変わってないですかね…?そこが不安です…

追記

締まりない終わり方な気がしたので(自分的にも)文章の追加をしました。

episode14から、リサの和都に対しての呼び方がカズトからワトになります。

もし時間と労力に余裕があれば紗夜ルートと、リサルート、友希那ルートを頑張って制作しようと思ってます。
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