努力家と天才の茨道〜歌姫を添えて   作:椿姫

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紗夜「このWeb小説のお気に入り登録者が30人突破ですね。でも私達はまだまだ高みを目指せます!まずはお気に入り登録50人です!」

和都「ハードル上げちゃうと中の人持たないと思いますよ?」

0(:3 )~

紗夜・和都『作者さーん!?Σ(゚ロ゚;)』

リサ「あはは…まぁほどほどに、ね?」



episode3「リサの心配と本音」

ー放課後ー

 

俺は授業が終わり2年生の教室へと向かう。目的は友希那先輩の事についての相談だ。こういう事はあの人に聞くのが1番いい。2年生の教室を開けていたのは

 

「あ、来た来た。やっほー」

 

「久しぶりですねリサ先輩」

 

俺が挨拶したのは友希那先輩の幼馴染である今井リサ先輩だ。見た目が派手でギャルっぽく不真面目だと勘違いされるが実際はとても面倒見が良くて情に厚い人だ。オシャレにも詳しく明るいので友人が多い。

 

「先輩って付けなくていいよカズト。昔見たくアタシや友希那の事も呼び捨てでいいのにさぁ☆」

 

「………いくら幼馴染と言っても先輩は先輩です。ってか俺の名前はカズトじゃなくてワトです。読み方違います。いつになったらちゃんとワトって呼んでくれるんですか」

 

俺が名前を訂正するとリサ先輩は、いーじゃんいーじゃんと言い誤魔化す。全くこの人は昔っからこんなんだからかなり振り回されたよ…

 

「それで?友希那の事で相談しにきたの?」

 

「あ、はい。そうなんです。」

 

「だーかーら!アタシらといる時は敬語禁止!!」

 

「はぁ、分かったよリサ…実は友希那がさぁ…」

 

そうして俺はリサに友希那からバンドへ勧誘されてる事等を話した。

 

「なるほどねー。友希那から何回もバンドに勧誘されてるんだ。それでその勧誘をやめて欲しいってことだよね?」

 

「まぁ、俺の言いたいことは大体そんな感じだ…」

 

説明し終わるとリサは納得したような感じだった。

 

「でさ、カズトは友希那とバンド、やりたくないの?」

 

俺は答える。

 

「確かにバンドはやってみたいとは思う。けどリサ、俺は演劇部に入ってるんだ。バンドは出来ないしやらない。友希那や紗夜さん達が頂点を目指して一生懸命なのに俺みたいなのが入っちゃあ、帰って迷惑だろ?」

 

続けて俺が喋る。リサは黙って聞いてる。

 

「俺は友希那がやろうとしてる事に口出しなんて出来ない。そんな事したら友希那の音楽に賭ける時間が無くなっちゃうからな。友希那のお父さんが成し得れなかった事を友希那自身が成し得ようとしてるんだ。だったらそれを見守るしかないだろ?それはリサだって同じだろ?」

 

話終わりリサは口を開く。

 

「そりゃそうだけどさ…カズトの言う事はその通りだけど…でも…」

 

ここで俺は何かを言おうとしているリサを見て一つの結論に辿り着いた。

 

「なぁ、もしかしてリサって………友希那達と一緒に、バンドしたいのか?」

 

その一言にリサはあからさまに動揺していた。

 

「あ、アタシがバンド!?無理無理!!」

 

「でもリサ、ベースやってたでしょ?しかも俺も教えてたから人並みにできるしさ?」

 

そう。リサは昔、俺と友希那と3人で演奏していた時がある。その時に俺がギター、友希那がボーカル、リサがベースで演奏していた。その時リサにベースを教えていたことがある。因みに俺は楽器は全部一通り出来る。じゃないと紗夜さんにギターを教えるなんて出来ないからな。

 

「カズト。アタシ結構ブランクあるんだよ?そんなアタシが友希那達にはいったら迷惑じゃないかな?」

 

そんな返答が来ると思っていた。俺はすぐに答えた。

 

「だったら、俺がリサや紗夜さんの手伝い、もといサポートをしてやるよ?それだったら友希那の事を見守りながらでもバンド活動出来るだろ?まぁ俺は友希那になんて言われようともバンドメンバーには入らないけどな」

 

俺がリサにそう話すとリサは納得したような感じだった。そして次の瞬間、リサが俺に抱きつく。女の子の匂いと、成長してるリサの胸が俺に伝わってくる。

 

「!?ちょっリサ!?な、な、何して……!?」

 

これ他人に見られたらヤバイヤバイ。幸いなのはクラスに誰もいなくて良かったよ…

 

「やっぱりカズト…優しいね」

 

リサが涙声になってた。やっぱり友希那の近くに居たかったんだなって思う。

 

「友希那に伝えに行くか?」

 

リサはすぐにうんと言い、俺から離れた。抱きついたまんまだと色々、あったからな…

 

「じゃあ、行こっか?」

 

俺とリサは荷物を纏めて、友希那達がバンド活動しているSPACEに向かった。

 

 

ーSPACEー

 

「友希那、いるー?」

 

リサが友希那のいる練習場に向かって行く。あ、オーナーには話を通しておいてるから大丈夫だ。問題ない。そして友希那のいる所に着いた。

 

そして扉を開けようとすると

 

「リサ?声が聞こえたんだけど…あら、和都。」

 

向こうから開けてきた。声が聞こえたってことは多分休憩中だったのだろう。

 

「もしかして私達とバンド活動する気になったのかしら?」

 

俺は応える。

 

「ベースがいないって言ってましたよね友希那先輩?だから連れてきました。一緒にこれからバンド活動をするメンバーを!!」

 

友希那が不思議そうにしてる。

 

「和都がベース担当ではないの?」

 

「俺はサポート役としてですよ?ベース担当は、リサ先輩です!」

 

そう言い終わるとリサが友希那の前に出る。

 

「友希那…」

 

「リサ…」

 

リサが口を開く。

 

「友希那!アタシは…友希那達と一緒にバンドがしたい!!生半可な気持ちなんかじゃない!幼馴染として、バンドメンバーとして一緒にいたい!だから、お願い!」

 

リサが友希那に思いを伝えた。そんな中紗夜さんが

 

「和都君?彼女はベースが出来るんですか?」

 

と聞いてきた。俺は、

 

「大丈夫ですよ紗夜さん。リサ先輩はベース経験者ですので。」

 

「そうですか…」

 

紗夜さん、納得してくれたのかな?ってか友希那とリサの方は!?

 

「リサ、本気なのね?」

 

「本気じゃなかったら今アタシはここにいないよ」

 

「………分かったわ。ただし、妥協なんて許さないわよ?」

 

「友希那…ありがと!!」

 

「よろしくお願いします」

 

「り、リサ姉…」

 

「よ、よろしくお願い…します…」

 

こうしてRoseliaが誕生したのだった。何度も言うが、俺はサポートだ!




久々に音ゲーをして指を少し痛くした椿姫です。自分で書いてて思うのは、メインヒロインどうしようって事ですね…
誤字脱字報告も、もしあれば…
感想、評価、コメント待ってます!よろしくお願いします!

※僕が書いている「夕焼けに誓う幼馴染達」の方で現在アンケートをおこなっております。活動報告から見れると思いますのでまだの方は見ていただけると嬉しいです!詳しくはその活動報告を見てからになります。
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