努力家と天才の茨道〜歌姫を添えて   作:椿姫

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あこ「次のバンドリのアプリのイベント、リサ姉うつってたよね?T●itterにのってたー。しかも泣いてたよ!?何かあったの?」

リサ「ううー駆逐されちゃったー☆(棒)」

友希那「和都、リサの事泣かせた?」

和都「ンなわけないだろ!?」




episode4「練習風景はこんな感じだ。」

Roseliaが5人に本格的にバンド活動を始めることとなった。何度も言うが俺はサポートだ!今友希那達は曲を一通り合わせてる。その後俺がどの辺がズレていたか等を指摘していくという方針だ。女子のバンドの中に1人男いるって変だろ?理由はそれだけではないが…まぁ、その事はまた今度機会があれば話そうかな…

 

「ふぅ、どうかしら和都?」

 

聴いてみてとてもいい曲だった。さすがだよ友希那。バンドの頂点を目指してるだけはある。クオリティも中々のものだ。

 

「すごく良かったですよ友希那先輩。他のみんなも負けないくらいに。」

 

「じゃあ、今の演奏に指摘お願いするわ」

 

「りょーかいしました」

 

さぁ、いよいよ俺のターンだ!(海●社長風)

 

「まず最初の出だしのとこですけど、全員ちゃんと安定してました。友希那先輩の曲の入りはタイミングがよかったです。ただ最後サビ前のAメロのとこ僅かにテンポが早かったです。」

 

「わかったわ。次からは気をつけるわ」

 

友希那は分かってくれたみたいだ。時々素直じゃない時あるんだよな。ツンデレな友希那を一度でいいから見てみた…失礼。そんなことを友希那の目の前で言ってしまえば俺の灰1つ残らず駆逐されてしまう。次はリサだ。

 

「カズト、アタシはどうだった?」

 

「リサ先輩はブランクがあったって言ってたわりにはかなり引けてましたよ。歌詞2番終了後の部分と入るタイミング、Bメロサビの8秒前の箇所。ちょっと遅かったですよ?」

 

「オーケー☆」

 

「あ、あの、華宮さん、わ、わたしは…」

 

この人はRoseliaキーボード担当の白金燐子さん。あこと一緒にRoseliaに入りたいって言った花咲川学園の二年生。とてもおとなしく引っ込み思案な性格。引き籠りで消極的的な人だが「これ」と決めたものを極めるタイプ。ピアノを幼少期からしていたため幾つものコンクールで入賞している。それと、燐子さんはオンラインゲームも得意でよくバンド練習終了後に俺とあこと三人でよくクエストをこなしたりしている。

 

「燐子さんは、1番のサビに入ってから少しついていけてなかったです。早からず遅からずなんです。2番にはいってからはペースあげてましたよね?」

 

俺が燐子さんに問いただす。燐子さんは

 

「あ、はい…」

 

と答える。

 

「ペースを上げたせいで2番、ドラムのあことギターの紗夜さんが1テンポ早くなっているんじゃないかって勘違いしちゃってたんですよ。キーボードの調律はとても大事ですから気を付けてくださいね?」

 

俺がそう指摘する。燐子さんはありがとうございますと言って俺に頭を下げてきた。

 

「華宮先輩!! あこは?」

 

あこが俺に助言、もとい指摘を求める。

 

「あこは全体的にリズムが速い。俺がさっき燐子さんに言ったみたいに音がズレるって話したよね?ズレたからってパニックにならないようにね?1番の方はできてたから1番のちょっと似ている感覚でやれば今よりは技術向上するかも知んないからさ?」

 

「華宮先輩ありがとうございます!あこ、頑張ります!!」

 

最後は紗夜さんだ。

 

「和都君。お願いします」

 

紗夜さんが頭を軽く下げる。

 

「紗夜さんは2番の焦り以外は殆どよかったですよ。落ち着いていましたし。あ、でもギターの1弦と3弦の音が前よりも少しだけ低かったんですけどもしかして調整しました?」

 

「はい。今和都君が言ったように調整したんですよ?もしかして、変でしたか?」

 

「大丈夫です。調整前よりもよくなっていますよ?」

 

「ほんとですか?ありがとうございます!」

 

紗夜さんは少し笑っていた。普段はあまり友希那と一緒で笑うことがないからな。すごく珍しい。

俺の指摘を終えてみんな休憩にはいる。

 

「あ、みんな、差し入れにレモンの蜂蜜漬けとやまぶきベーカリーのパン、あるよ?」

 

俺がそう言うとあことリサが駆け寄ってきた。

 

「え!?華宮先輩料理出来たんですか!?」

 

「カズト気が利く〜サンキュ☆」

 

そう言ってレモンの蜂蜜漬けを食べる。2人とも美味しいと言ってくれて良かったよ…。

 

「紗夜さん、燐子さん、友希那先輩も、どうぞ?」

 

俺が差し出すと、

 

「和都君。ありがとうございます」

 

「…いただくわ」

 

「あっ…どうも」

 

3人とも受け取り食べる。食べ終わると友希那は

 

「さ、練習始めるわよみんな?」

 

と言って残りのメンバーに呼びかける。

 

「和都。また指摘宜しくね?」

 

友希那がわざとらしく俺にウィンクする。

 

「え?あっは、はい…」

 

不意にもドキドキしてしまった。珍しくいいものが見れた気がするな。こんな感じで今日もRoseliaの練習が始まる……

 

練習を始めようとすると紗夜さんが俺に耳打ちしてきた。

 

「和都君、あとでレモンの蜂蜜漬けの作り方教えてくれませんか?」

 

「構いませんよ?」

 

紗夜さんは小さく耳元で囁く

 

「和都君のそういう優しいとこ、好きですよ?」

 

!?

 

紗夜さんは何事も無かったよう練習に戻る。

 

「紗夜さん……卑怯ですよ…」

 




投稿ペースが遅くなって申し訳ございません。リアルが多忙なもので…椿姫です。僕がもう一つ投稿している「夕焼けに誓う幼馴染達」も遠からず投稿予定ですので待って頂けると幸いです。アンケート参加してくれた方ありがとうございます!!
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不定期更新ですが、これからもよろしくお願いします!!
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