燐子「仕方ないですよ……作者さん、リアルだと忙しいじゃないですか…みんな分かってくれますよ…ではepisode6始まります…」
〜SPACE〜
「それじゃあ今日はここまで。午後は各自自主練を怠ることないようにね」
練習を終えて友希那がみんなにそう言うとみんなは脱力したように床につく。そんな中紗夜さんはカバンの中から何かが入った容器を取り出した。
「あ、あの…私…レモンの蜂蜜漬け作ってきましたので、もし良ければみなさん、どうぞ…」
そう言うとあことリサが目を光らせて食いつく。
「紗夜さんありがとうございます!」
「紗夜気が利くね〜☆サンキュ☆」
そう言って2人は蜂蜜漬けを食べる。二人共美味しい!と言っていて紗夜は顔が赤くなっていた。
「わ、和都君も、どうぞ……」
紗夜さんが俺にも食べるように促してきた。俺がこの前教えたレモンの蜂蜜漬けを作ってきてくれたのか…食べないわけにはいかないな…俺はありがとうございますと言ってひとつ取って食べる。
「ど、どうですか…?」
紗夜さんが聞いてくる。正直なとこめっちゃ美味い。これもしかしたら俺が作ったやつよりも美味いかも知んない。
「美味しいですよ。ありがとうございます」
俺は笑って応える。紗夜さんも顔を赤くしながら少し笑っていた。それを見ていたリサが
「ほーほー?紗夜とカズトお熱いねぇ〜♪」
あこもそれに便乗して、「こ、これが伝説の生き物、リア充っ……」なんて言ってるし…いやリア充じゃねーからどこをどう見たらそうなるんだよ。燐子さんは苦笑いしてるし友希那に至っては俺に正拳突きしようとしてくるし!俺何かした!?(紗夜さんに蜂蜜漬けの作り方教えただけだけど…)
そんなこんなしながらみんな帰る準備を整えSPACEを出た。
「いやー午後は何しよっかな?」
「今井さん、午後は各自自主練って湊さんが言ったじゃないですか!?」
「そうは言っても紗夜、この暑さだよ?」
リサがそう言うのも無理はない。今日は真夏日で雲一つない晴天なんだからな。松岡修●がこの近くにいるんじゃないのかってくらいだからな…
「………確かに…今日は暑いですね…」
「りんりーん!大丈夫?はいお水」
「ありがと、あこちゃん……」
こんなに暑いと確かに練習する気力が根こそぎ持ってかれそうだな…なんか効率のいい練習方法ないかな…考えてるうちに友希那が口を開いた。
「だったらみんな、和都の家で合宿なんてどうかしら?」
『が、合宿!?』
友希那以外俺を含むみんなが驚く。合宿もそうだが何故に俺の家で?
「和都、家広いじゃない。演奏できる場所くらいはあるんじゃないかしら?」
「いやまぁ機材は1通りありますが…」
「決まりね。それじゃみんな14時に和都の家の前に集合ね」
そう言って友希那は行こうとするが紗夜さんとあこ、燐子さんはと言うと
「ちょ、み、湊さんっ!?お、男の人の家にあ、あがるなんてそんなこと…だいいち私は和都君の家を知らないんですよ!?」
「りんりん華宮先輩の家わかる?」
「私は分からないかな…」
ほら見ろ!分かってないし戸惑ってるじゃねーか!!それを見かねたリサが
「じゃあアタシと友希那は道知ってるから3人とも準備したらカフェに来て。道案内するから。いいでしょ友希那?」
友希那は仕方ないわねと言い了承してくれた。あこはリサに抱きつき「リサ姉ありがとぉー!」と言う。リサはあこを撫でながらこっちを見てウィンクしてくる。取り敢えず俺は親指をたてて合図を送った。
〜華宮邸〜
俺はあの後家に戻り執事やメイド達を召集し話を始める。
「みんな。集まってもらったのは他でもない。今日は客人が俺の家で合宿をすることになった!聞いたことあるヤツもいると思うがガールズバンドRoseliaが家に来る!」
執事とメイドは少しざわつき始める。が、俺はお構い無しに話を進めた。
「最高の歓迎ともてなしを、だ!俺はお前達役人全員を信じている!頼んだぞ!!」
『了解しました和都様!!』
メイドと執事は声を一斉に荒げ仕事に取り掛かった。さて、俺の方も少し準備をしないとな…
ーリサsideー
〜カフェテリア〜
「ふぅ、暑っついな〜」
アタシはそう呟きながら今友希那とカフェテリアにいる。約束の時間まであと30分。みんな準備に手間取ってるのかな?まぁ確かに男の子の家に上がるわけだからねぇ〜カズトの家に着いたら3人とも腰抜かさなきゃいいけど…あ、紗夜もあこも燐子も来た!
「今井さん、遅れてすみません」
「大丈夫だよ紗夜!まだ30分前だよ?」
「ふぅ……暑い…」
「りんりん大丈夫?水あるよ?」
「あこちゃん……ありがと…ぷはっ」
いやーみんな来てよかったよ。あ、友希那も来た。
「みんな揃ったわね?行くわよ?」
こうしてアタシらでカズトの家に行くことになりました。久々だな〜カズトの家行くの…
10数分後…
紗夜side
〜華宮邸前〜
「相変わらず家でっかいねー☆」
「そうね」
「………………」
「………………」
「………………」
私と白金さん達は和都君の家の前まで来て驚いてしまう。それもそのはず。今井さんがインターホンで「来たよー☆」と言うだけで巨大な門が開きましたし中に入るとそこに広がる光景はプールだったり運動場だったり、ランボルギーニやプリウスといった高級車もあり、ドーム何個分あるんだと言わんばかりの広い敷地に巨大な屋敷があるんですから…お金持ちとは聞いてましたが規格外すぎて何から言ったらいいのか分からなくなりますね。開いた口が塞がらないとはこの事を言うのでは無いでしょうか?
「りんりん凄いね!!!!」
「うん…そうだね…凄すぎて、もう何が何だか…だよ、あこちゃん………」
私たちがしばらく歩いていくと扉の前に着く。すると扉が開き執事とメイドが出て来る。そして
『ようこそいらっしゃいました!!Roseliaの皆様!!』
と、歓迎をしてくれました。そして家の中に入ってからも驚きは止まりません。天井にシャンデリアがドンとあり気品を醸し出しています。そして宿泊する部屋に入るとそこもとてつもない程の広さ。機材もあり冷房も完備。いつでも演奏が出来るしベッドも5人分ある。
「すごいすごい!こんなに広い部屋をあこ達が使っていいの!?」
「はい。和都様が泊まりに来る御友人の為に空けておいてくれと言われましたので。合宿期間中はこの部屋を御自由にお使いくださいませ。何かあれば私達に何なりとご要望を。それとこの部屋は完全防音ですので音漏れの心配はございません。では…」
そう言って執事の人と和都君が部屋を出ていった。わ、和都君がこんなにもすごい人だったなんて…そんな事を思ってると和都君が来て
「あ、みんなもう来てたんですか。その部屋は自由に使っていいので大丈夫ですよ。何かあったら執事達に言うか俺の部屋まで来てくださいね?隣なので」
と言い、自分の部屋に戻って行きました。それから私達はすぐに曲の練習に入りました。
(和都君はすごいですね……!今日はいっぱい驚かされましたよ!!……ですが私も貴方を驚かせるほどにギターをうまくなって見せます!)
こうして私達Roseliaの合宿が始まった。
イベントの☆4紗夜が欲しい椿姫です。
今回は前編後編分けての合宿の話になります。いかがでしょうか?和都君は超金持ちなんですねぇ…
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