二人の天才の物語   作:ジャステヤラ

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出会い

とある小学校に天才過ぎる少女がいた。

彼女の名前は篠ノ之 束。

授業中でもパソコンをいじっていたが先生は注意もせずに授業をしていた。

理由は、彼女のテストの点数が全てが100点を取るので怒れないのである。

親友の千冬が注意をしても反省せずに授業を受けなかった。

ある日、束のクラスに転校生が来た。

束にとっては、関係が無いし興味もなかったのでパソコンをいじりながら聞いていた。

「えーと、比企谷 八幡です。好きなのはマックスコーヒーです。よろしく」

とやる気無さそうな感じで自己紹介を済ませ空いていた束の後ろに座り授業を受けた。

昼休みにになり、束は昼ご飯を食べ終えるといつもの様に、暇つぶしに難しい数式を解く。

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1008Σ[n=1~∞](n^5)/(e^(2πn)-1)=2

※こんな感じの問題を解いていると思ってください。

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うーん、意外と難問だな。暇つぶしにはちょうど良いなと思いながら式を書いていたが彼がうるさい。

そして、話し掛けなくなる方法を思い付いた。

「うるないなo(`ω´ )oじぁ、この問題を解けたら教えてあげるよ!」

と束がさっきまでやっていた問題を見せる。

束の心の声(よし、これで解けるはずもなく私と関わり合うことはないだろう。)

「えーと、上から2だな。なぁ〜解けたんだから教えろよ。」

あっさり解かれてしまった。

「えぇ!!待って後一問出させて。

{√{{tan^{-1}{e^{2nπi}}}^{-1}}{∫(-∞,∞)e^{-x^{2}}dx}}^{2}=は?」

「うーん、4かな?」

「何であってんだよ!お前、小学生かよ❗️」

「この問題を出したお前が言うなよ。けど驚いたよ。」

「何がだよ?」

「転校する前の学校でさ。お前みたいに周りに興味がないしこの目だからよく怖がられてさ最悪いじめに発展したからさ、俺みたいな奴がいて嬉しいんだよ。友達になれそうだな」

八幡の心の声(まぁ、振られると思うけどな)

と自分で言っときながら少し後悔していた。

まず、彼は束みたいに親友や友達が一人も居ないので話す事に慣れていない。

さっきだって、流れに任せただけである。

しかし、束は友達という言葉を聞いて嬉しくなった。

「良いよ。友達になっても…よ、よろしくね八幡//」

「あぁ、よ、よろしく」

友達が出来たーこれで、ちーちゃんに自慢し放題だねと心の中で喜ぶ束。

その後の休み時間は彼と話していた。

(普通の友達が話す内容ではなかったが…)

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千冬視点

放課後になり千冬は束のクラスに行くと束ともう一人の話し声がしたので驚いた。

束「あっ!ちーちゃん」

千冬「すまないな。帰りの会が遅くなった、って言うか誰だお前は?」

束「紹介するねちーちゃん。今日転校した友達の比企谷 八幡だよ。」

千冬「束に友達が出来るとは驚きだな。私は織斑 千冬だ。よろしく八幡」

八幡「こちらこそ、よ、よろしく織斑」

と握手した。

束「ダメだよ、はちくん。ちーちゃんって呼んであげなきゃ」

八幡「じぁ、ちーちゃんよろし、ギァァァァァァ」

と急に千冬の握力が強くなり骨が折れそうなぐらい痛かった。

千冬「その呼び方は辞めろ。千冬と呼べ。」

と言うと握力が弱くなった。

八幡「まぁ、確かにこの見た目でちーちゃんはちょっとってギァァァァァァ」

地雷を踏んで握力が強くなり八幡のHPがゴリゴリと減っていった。離してもらえるのに五分掛かった。骨が折れるかと思った。

その日の帰りは3人で帰りお互いの家庭環境について話した。。

彼は、子供の時に頭が良すぎて気持ち悪く思った両親が彼を捨てた。そこから、彼は孤児院で過ごし株で資金を得ている。この前は、10万儲かったと喜んでいた。そして、株の金で家も買って一人暮らしをしているそうだ。

それを聞いた束は自分もやろうかなと考えていたりする。

帰る途中で千冬が夕飯を一緒に食べないか?と言われたのでお邪魔することにした。

最初は、弟さんと妹さんに迷惑になるからと断ろうとしたが束と千冬が顔を近づけていったのでOKするしかなかった。

束達が家に帰ってきて一夏と箒が出迎えてくれた。そして、知らない人が一緒にいてそしてその人が束の友達と聞いたら二人とも驚いていた。

二人はどうやって仲良くなったの?と聞くと束は、

「類は友を呼ぶんだよ!」

と言う言葉で返した。

そして、束、千冬、一夏、箒そして八幡は仲良く食べたのだった。


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