夏休み中の魔法を導く奇跡   作:名無しの権左衛門

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3:初めての邂逅

3:初めての邂逅

 

 

 僕は友人と共に魔法陣開発を、夏休みを使って研究している。

そんな時天使が出現して、キャラの暴走を止めてくれと云う願いを言われた。

そこで錠剤というギミックアイテムをもらった。

 

 そして僕はそれを使って、自分の機械腕時計に架空状態で『零時迷子』を憑依させた。

僕は今この零時迷子によって、あらゆる力を満たされている最中だ。

復活しているのは、生命力だと。

どうあがいても、このアイテムを休息させられない。

 

 まあリミットを外さない限り、無限に出してくれるんだから有りにしよう。

 

 そうそう、夏休みの最中、友人は隼に架空能力を付与して友達になってもらったとのこと。

なんでも速さと空気を読めるという事で、ポケモンのラティアスを付与したってさ。

しかもペット。隼は普通に山に登って、魔法陣で呼び出して捕獲したと云った。

 

ははは、訳わかんねぇ。

 

「で、速いの?」

「速いぞ?」

 

 時速300キロから、時速8000キロになったと嬉しがる友人。

そこで僕は友人と今後とも友人として、協定を結んで仲間にするキャラを言ってみた。

 

「もっとこの魔法陣を効率化したいから、それに合わせた家族または友人になれそうなキャラ。

 あの人物しかいないのだ!」

「いや、知らないよ。僕は妹がほしいからそっち方面で考えてみる」

「おう!そんじゃ、今日も魔法陣を開発しようか」

 

 魔法陣は香木で地面に描いて発動する。

基本的に英語。後は幾何学的模様やドイツ語等、異国語を盛り合わせてつなげて使用する。

そして僕らの行う事は、基本的に子供の考えとして先生の皆に認知されてる。

 

だからこのころは砂地な校庭に、バカでかく落書きを書いたとしてもおこられないんだ。

 

 

「あれ、ここはどうだったっけか」

「終わりだから、Ein Endsでいいんじゃないか?」

「よっしよっし。そんじゃ、発動と行くか!」

「ひゃっはー!」

 

 香木をコンッと地面に描かれた魔法陣を突く。

すると真昼間なのにわかる薄紫に輝くの魔法陣は、ナニカを中央に集積していた。

確かに知りうる全ての言語で書いたから、ナニカあるのは分かっていたけどこれはないわー。

 

 そして魔法陣が焦げて、周囲の砂とまじりあう位に爆発した。

 僕は無傷だったけど、友人は姿勢を低くして空母の甲板員みたいなことしてた。

えーと対バックブラスト姿勢だっけ?

 

 とにかく僕は爆風が止んだ中央へ行く。

そこには三つの物体があった。その内の一つを無意識に食べてしまった。

何というか、癖になってしまったんだよね。

 

で、此れの味はなんか、わからなかった。

ま、いっか。

 

僕はそれを手に取って、元の場所に戻る。

 

 すると突風が周囲を駆け抜けた。

周囲の巻き上げられた砂煙が晴れていく。

 

「おーしおし、さすがだ」

 

 友人の隼が周囲の大気をかき混ぜてくれたみたいだ。

非常にありがたい。いや、別に視界不良とか目がかゆいとかいうわけじゃないんだけとね。

 

「おーい、なんかあったよー!」

「ん?」

 

 

 僕は見つけた何かを見せると、ぎんぎら銀に輝くこの不定形な物質をみて嫌悪感を抱いたらしく、

これを僕にくれるという。

よくわからんけど、ゲットした。

その日はこれらを記憶して、帰宅することになる。

 

でもその途中、友人ととある人物と遭遇することになる。

 

 

「おい、お前、クリエイター(創造主)か?」

「え?」

「ん?」

 

 

 僕は誰かに吹っ飛ばされた。感触的に殴られた?

僕は目がちかちかする中、起き上がる。

 徐々に目が明順応してくる。周囲には散乱したブロック塀があった。

 体が少し痛むけど、動く分には問題ない。

 

「おい、なにしやがった!」

「やっぱ、お前らクリエイターだな?」

「何が目的だ!」

 

 友人があの確実に年上な奴を指差し、質問を繰り返すが相手は完全に殺す気できている。

それに、あの容姿……。

 

 

「逃げろ!あいつ、”神上当麻”だ!」

「何、”上条当麻”だと!?」

 

『とある魔術の禁書目録』の主人公。不屈の闘志を持ち、異能を防ぐ右手を持つ少年。

 

 彼は不可能を可能にするので、設定からしてただの少年二人にとって荷が勝ちすぎる人物となる。

 

「餓鬼ども、クスリをよこせ!さもなくば……!」

 

 

 すると突然拍手が聞こえる。

何事かと思って、周囲を見るとただのサラリーマンがそこにいた。

 

「あーあー、矢嶋君に田畑君もクリエイターだったのか。

 生徒ということを免じて、今後手を出す事はやめよう。

 何、協力体制だ。一定の薬を出してくれれば、共闘もしてあげよう」

 

「いや、待って田中先生。状況が呑みこめないんだけど」

「待てない。さあ、即決してくれ。君たちでは、彼の相手は無理だ」

 

 言外にお前たちでは勝てない、そうだろう?と言って来ていた。

だが頷くほど人が良くできていない。

だから友人は隼をけしかけて、当麻の右手首から先を鎌鼬で切り取る。

 

「うああああああ!!!」

「ちっ、撤退する!」

 

 当麻は手首からの大量出血に苦しみながら、肉体を白く輝かせ空中に散ってしまった。

一般人は結局一般人であった。

 

それで戦闘が終わったらすることは何か。

それはあの田中がこの壁を壊した張本人だと、警察に連絡することだ。

 事情聴取をパトカーから降りてきた人にされた。

すると同じような謎の破壊現象が、ここ最近多発しているらしい。

後にその田中先生を訪ねてみると言ってくれた。

 

 警察はこんな実際的な証拠たくさんの事件は、やる気満々でやってくれる。

だから交通事故や器物損壊系の検挙率は、著しく高い。

 

「おわった終わった。じゃ、気を付けろよ?」

「解ってるって!それと、今後召喚に関することだけど、魔力と物理は兼ね合いが必要だってこと」

「後はクリエイターという奴らの事だな?」

「うん」

 

 今度こそお開きになった。

 

 僕は家に帰ってから、魔法陣の次の工程に進めるような奴を作ってみる。

それは中国語だ。英語・ドイツ語でつくっていたから、今度は意匠が違う感じでやってみた。

小型魔法陣でやってみると、力が漲ってきた。

流石にこのままだと、夜更かしするはめになるので魔法陣の効力を消した。

 

 僕はこの後下に行って、金の錠剤をお茶の中に溶かす。

これでお父さんとお母さんが、次の人を家族として認めてくれるはずだ。

 

 次の人……そういえば、上条当麻についてみないといけないなぁ……。

僕は小説と漫画とアニメ漫画、映画小説、映画漫画を取り出して、上条当麻がいるか調べる。

すると上条当麻は、新約から文字が消えていた。

だから最初の20巻と映画関連に関しては、全く消えていなかった。

 アニメも全くその人物がいないってことは……ん?……あれ……御坂美琴がいない?

あ、これやばいかもしれない。

 

 

 調査して分かった事。

進撃の巨人のエレン・Dグレイマンのアレン・とあるシリーズの御坂美琴・同じく一方通行・そらのおとしもののイカロス、銀魂の銀時・くじらの子らは砂上に歌うのオウニ・ゴジラシリーズのキングギドラ・SAOの創世神ステイシア等。

 

上記の主人公格が漫画や小説から消失していた。

 

 彼等の消失のほとんどは、公式で出されている部数の最新刊で見られる。

故に最新刊未満で、彼等を見ないという現象は起きていない。

本屋は偉大だなぁ?

 

 

 結果。早く一人でもいいから、主人公格を手に入れないといけない。

主人公格でこれ。モブで言えば、たぶん数えきれない。

うーん、まずいなぁ。でも今できる事は、錠剤を呑む事だけだよ。

 

 そうだ、あのぎんぎら銀のアレを調べないと。

 

 

 調べてみると、透明とは別の部類だけど強力な奴だった。

なんでもバージョンの違いを、召喚後でもアップデート可能という意味不明な奴だった。

でも説明によるものを端的にいえば、パイロットが訓練でゼロ戦に乗っていて本番でF-22ラプターに乗るような物。

あー、互換性っていえばいいのかな?

 

よくあるマイナーチェンジ等で、衣装や意匠が変更することがある。

この服装をその人物に接触させ取り込ませれば、その装備や能力を使うことができるという代物。

考えようによっては、十分卑怯である。

 

 

 そこで今話題のあの子を使って、説明と共にどれだけ卑怯かやってみようと思う。 

その前に根回ししないといけない。

 

一度自室を出て、リビングでくつろいでいるお父さんとお母さんの所へ行こう!

 

「お父さん、お母さん」

「何だい、浩二」

「妹か弟はできないの?」

「ははは、しばらくは無理だなあ」

 

 うん、この反応はあれだね。帝王切開して、もう無理になった訳か。

お母さんには悪いけど、僕の命がかかっているんだ。

わが身が可愛いからね、お母さんには……うん、気分を害するから思いたくなかったんだけど……。

 

ありがとう、御蔭でたぶん皆が助かる子がこっちに来る。

その為に頓服していってね。

 

 僕は明日の為に、クスリをたくさん服用する。

あの子の設定は、長期的ホームステイでいっか。

そうしよう。

 

 

 

僕は錠剤を飲んで寝た。

 

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