5:物事は結構あっさり終わる
「二人とも、魔力を馬鹿食いするんだよな?」
「うん。そうだよ」
夏休みの最終の一週間。
魔法陣を完全に理解と把握した今、場所取りの為に西部運動公園と東部埋め立て工事現場へ分かれて向かう。
今から召喚する二人は、異常に魔力を食う。
そこで僕の時計の無限生成能力を頼りに、一気に決着をつけるという方針を取る。
じつはここまで来るのに、田中先生から積極的にいじめを受けさせられていた。
でも全て新たに開発したクローバー型魔法陣で、全てを焼き払ったりして彼を追い払った。
彼以外だれも来なかった。
でもそんなわけなく、ここ以外でも東京・ニューヨーク・ロンドン・札幌・堺・ベルリン・北京で事案発生が起こっていた。
どこも先進国で日本の文化的侵略を受けているところだ。
実際映像でも、ドイツは進撃の巨人、ニューヨークではサイヤ人、ロンドンでは忍者、北京ではワンピースキャラが暴れていた。
どれもこれも黙示録な感じで恐ろしい。
しかも結界はなくて、実際の被害に驚愕している程だ。
そこで最終戦争を吹っかけようと思ったわけだ。
今日は最高の曇り空。今は夕方でまだ明るい。
僕らは親の送迎で、此処に来た。
もうすでに誰もいない。
僕が来たのは、東部埋め立て工事の場所。
基本的に広いだけで、三次元的に布陣できないのが痛い。
それでもそれを補うだけの広さがある。
僕は棒の先に香木を括りつけた槍を作って、それを使って地面に魔法陣を描いていく。
親には先に帰ってもらっている。
二次被害を発生させないためだ。
それと親へのいいわけが、友人と夜の工場巡りの為という事にしておいた。
とにかく急かしたので、訝しまれるが説明責任は後にするということで今は見逃してもらった。
周辺には自動迎撃システムを配備しておいた。
誰か来ても、即座に殺せるくらいにしている。
「おいおいおい、中々物騒な事をしているじゃないか」
「……」
「無視か……ま、無視されようが、どうでもよいのだがね、ククク、ハハハハハハハ!」
ドスッ
「……貴様ッ、何を……!グアアアアア!」
フリーザは煽りに来ただけで、暗殺魔法陣により即死攻撃を浮けた。
そのまま粒子となって消える。
しかしこれだけでは終わらない。
「『卍解』!」
「『千の雷』!『終わる世界』!『燃える天空』!」
ブリーチの主人公、ネギま!の主人公がやってくる。
流石に暗殺魔法陣だけでは、心許無かったようだ。
でもこっちも完成するんだ!
僕は友人の兄貴が描いたイラストを中央の方陣に入れる。
Reflection・2nd Movie・1st Movie・漫画一巻を、4角それぞれにある魔法陣の中央に入れる。
更に使用する錠剤、透明*4を中央方陣周辺にある四つの方陣へ置く。
最後にぎんぎら銀の奴を、中央の方陣にあるイラストに入れ込み僕も色んな錠剤を呑んで強化して主従的上位に立つ。
<哲也、できた?>
<ああ、できたぜ。主人誤認無線波長を送るように>
<りょーかい>
僕は最後の方陣ではなく、六芒星の新たな魔法陣を使用して哲也がいる西部運動場の主従関係確認を、
確実に誤認させる。発動タイミングは同時刻に行う。
<<19時30分まで、10>0と云った時に突く!>
<<……3……2……1>>
パリィン。
一番外にある防御魔法陣が、完全に割られたようだ。
「ゴジラ!放射熱線でクリエイターをコロセ!」
空気を揺るがすその咆哮に、ひるむことはなくただ粛々とこなす。
<<0>>
中央の魔法陣を香木で突く。
コン……
その瞬間、二人が見る世界から色と音が消えた。
…………ィィィイイイイドシャアアアアアア!!!
猛烈な爆発音・閃光・熱風、どれもが必殺となって、周辺全てを襲う。
海は蒸発し、空は割れ、大地は裂け、空間は崩壊する。
一つの県、二つの場所で同時大規模召喚。
主人公格で、原作や漫画でありえないくらいの補正を受けた彼女らは、天災と化した。
巨大な白い光の柱が、宇宙にまで漏れ出す。
この現象は、後に”全世界で夜と雲が消え、太陽が三つに増えた日”として記録に残る。
僕は放心する。
僕が居る所だけ、土と砂が残っている。
他は溶岩で、超巨大なクレーターの中に居ると分かる。
視線の先には、純白の光と共に暴力的な圧倒的魔力で周囲を制圧している、魔法少女……高町なのはがいた。
―――
俺は放心する。
俺が居るところだけ、緑地が残っている。
他は爆風等で吹き飛ばされたのだろう、山も吹き飛び巨大な溶岩の湖と化したクレーター内部にいた。
俺の驚愕と茫然の先には、負を絶つ絶対的な正が圧倒的な魔力で全ての有象無象を屈服させ、
遍く森羅万象を己の支配下に置いている。
俺は携帯電話を出して拡張音声にし、此奴を右手に持って突きだし左手で支える。
向けられる魔力と殺気の嵐。戦慄し手元が覚束なくなるが、なんとか正気を保って見せた。
此処でくたばると、アイツに示しがつかないからな!
「私は美咲エリ。本当の召喚者は誰?」
―――
「私は高町なのは。一度あなたを殺しに行った筈。どうして呼んでくれたの?」
「好きだから」
「っ!?」
彼女はほほを朱に染めるが無視して、携帯電話から聞こえる音を拾う。
「本当の召喚者は僕だよ。初めまして、美咲エリ。哲也を拾って、こっちに来てくれるかな?
途中の雑魚は掃討していいよ」
<わかった、向かう>
音が切れたのと同時に、もう一人の不条理にして理不尽な災害がやってきた。
「貴方が、私の真の召喚者ね」
「早いね」
「正に神速だ、こいつ」
制服が変身衣装である魔法少女の究極系だと思われる。
僕は二人と状況等の共有が完全にできている事を再確認する。
哲也は美咲が作り上げるスレイプニルに乗る。
僕も同様にもう一匹作ってもらえる。
「魔力に関しては心配しなくていいよ。思いっきりぶっ放して」
「「わかった」」
「僕と哲也は、作り上げた魔法陣で援護するよ」
「任せろ。魔法陣の本当の使い方を教えてやる」
僕は友人の心強い言葉を聴いて、肝が冷える。
今の友人の聲は、今まで聞いたことがない位低い。
これは無我の状態。
ただ、処理するという感情しかない、完全な事務処理状態だ。
「それでは、最初にあの目の前にいる、召喚余波で死にかけのできそこないのゴジラを消すぞ」
「うん」
僕と友人は魔法陣を使って、ゴジラをその場から動かない様に縛り上げる。
この補助魔法陣はもともとあったものを、今風にアレンジした物。
かなり強力なので、死ぬまで外れないだろう。
「よし、片付けよう」
隼のフラッシュで、ゴジラが放射熱線で妨害できない様にした。
これで視力を失うことになる。
「顕現せよ、”乖離の理に穿つ至高の戦斧[ジャベリン]”」
神々しい光が周囲を照らす、巨大な戦斧。
突撃の姿をしている故、両刃である。
速度よりも威力。強くて重くて硬い、質量兵器では最上級だ。
「殺せ」
少女とは思えぬ言葉の重み。
その一言で、ゴジラはその戦斧の一撃で葬り去られた。
かの怪獣は粒子と化して、露散していく。
「次は私だよ。あと、さっきの好きって言葉……許してくれるの?」
すれ違いざまに、彼女は僕に聴いてくる。
何か彼女は勘違いしているんじゃないかな?ま、いっか。
「許すも何も、なのはを解放したかったから殺しただけだよ。
そして、僕のモノにしたかった。ただ、それだけだよ?」
僕は笑顔で言い切る。
すると彼女は顔を真っ赤にしたけど、瞳を閉じて一呼吸つける。
次に瞳を開けたときには、戦う者としての表情をしていた。
「うん、行ってきます」
「いってらっしゃい」
「哲也、私の召喚者は何してるの?」
「因果の確認のしあいさ」
「ふーん」
彼女は一気に加速し、宇宙空間まで行ったんだろうか?
確認がしたいから、スレイプニルで追いかける。
友人とエリちゃんも、ついてきている。
「全ユニットガジェット展開」
レイジングハートの突撃仕様の形状をしたユニットが、あらゆる方向へ多数飛んでいく。
それらは全て魔法で練り上げられた物だと思われる。
「見ててね。エリちゃんに負けないくらい、凄いのやっちゃうから!」
「うん、楽しみだよ」
「全力でやっちまえ!」
「どんな魔法なんだろ?」
彼女は杖を構え、展開したユニットガジェット全てに魔法陣を三重程作り上げる。
そしてそれらすべては、桃色の光を放った。
今僕らが居るのは、地球が海のおかげで楕円形と分かる場所に来ている。
「Divine Shooting Star!」
それを叫んだ瞬間、地球上に存在するユニットガジェットから地上のキャラに対して、魔力付与の質量攻撃を敢行した。
勿論結界なんてない。
その為、地球上のありとあらゆるキャラクター反応は消滅と共に、着弾地点はタングステン棒着弾以上の被害を受けた。
なんせ彼女は確実に始末できるように、広範囲に爆発する様に設定したんだから。
「それで、元凶は?」
「元凶は、こいつだよ?」
「え、どいつ?」
「お前だよ、哲也」
…………
「アハハハハハハハハ!!!」
「え、え?」
「なんで?訳が……」
エリが困惑しているとき、哲也は空中に魔法陣を描いてスレイプニルを内部から破壊した。
エリはすぐに退避する。
「どうしてわかったのか、俺に教えてもらおうか、バグ野郎!」
今までいたことのない表情で、僕に対して言ってくる。
「いや、だって、物事ある度に金曜日を目途にしているんじゃ、目も当てられないよ?」
最初の魔法陣の理論・その方法・発動・天使召喚・田中先生強襲・謎のなのはとフェイトの強襲・世界中での活動・そして今日。
全てが金曜日の17時に行われていた。
魔法陣だって物事が起こるその直前に解放できていた。
「それに、ただのはったりで表に出すなんてね。もっと頭使えよ、哲也。いや、天使」
「本当にいつからだよ」
「さあ?でも、作って居たら、根底にある基礎は解析しないとねー?」
「なるほど、最初から詰んでいたってことか」
「そういうこと。だから、哲也に憑依している意識体だけ消し飛んでもらうから」
「!?」
魔法陣の筆跡が、いままで箇条書きだったのに、いきなり筆記体でかくんだもの。
ばれるだろうが!阿呆だろ!
魔法陣自体は、哲也の祖先から続く由緒正しき陰陽術。
だからこれ自体は問題なかった。
問題になったのは、あの天使を呼ぶ魔法陣だ。
実はアレ、途中で魔法陣に情報を加筆されていた。
だから、気づいたんだ。偶然じゃない。香木を二回も突かれたら、異常が出るのが分かるから。
二回突くと魔法陣の停止となる。だから、当然でしかないんだ。
天使もきっと、ただの遊び程度なんだろう。
陰陽師としてその過去に退治された者の怨霊か何かが、都合よく天使になって改変していったんだろう。
「僕がオリジナル。最初で最後の布陣だよ」
僕はポケットから、腕時計からあふれだす力に浸けていた紙を取り出す。
この紙には、極細のボールペンと香木で用いた回路が大量に書いてあり、これが無限のつながりを持つ事により無限の暗号コードを持つ鍵となる。
これは魔力で発動する魔導陣。
故に香木のキャンセルは効かない。
そのまま哲也はその場で拘束される。
「いやはや、なんとも面白い。でも俺を倒すのは不可能だぜ?世界から消すには…………」
「クトゥグアって知ってる?」
「ハハハ、己を殺す奴だろ?」
「………」
「エリちゃん!?」
哲也(天使)は、エリの心を揺さぶりにかかる。
またその必殺のメリットとデメリットをもつ技に、疑念を持つなのは。
確かにそれは色々あるが、本人が一瞬で出会った人物に命をかけてくれるんだ。
ありがたい話だよ。
「駄目!とめさせて、浩二君!」
「死ねば、元の世界に戻れる。しかし、その死は味わった事のない痛みが走るだけ」
「無茶だよ、浩二君!」
「他に方法はないよ?代わりに死んでみる?誰も救えないと君たちの世界も続かないよ?」
「っ!」
結局ここで死んだ方が、己の世界で生き続ける事が可能だ。
その為、ここで必殺必滅の行動をとった方が良い。
しかし、一定以上の痛覚と死の具合を超えると、記憶等全てが吹き飛ぶがね。
「ついでに、此処に向かってきている超巨大隕石の上で壊してあげる」
「ありがとう、美咲エリちゃん」
「ん、浩二さん」
僕は彼女の頭を撫でる。
殺気しか見えなかった表情は、この時だけは軟化して本来の彼女を見れた。
しかしすぐに全てを破壊できる魔神である彼女は、元の状態になる。
「それじゃ、位相転換。対象、隕石周辺大気」
魔導陣を使って、僕ら4人と一匹は隕石の上に転移した。
「それじゃ、やってみろよ、浩二!」
「いいよ?」
「ちょ、ちょっと待って、私も哲也をぶっ飛ばす手伝いをする!
クトゥグアがだめかもしれなかったときの為の保険だよ!」
「そんなことはないのになぁ」
なのはの言葉にエリはため息をつくけれど、にこやかに感謝の言葉を云う。
そんなわけで、破壊活動開始。
「あらゆる力を二人に分配」
「これで、完全なクトゥグアを呼べる……!」
「凄い……よーし、戦術的重武装砲撃機『バスターストライクカノン』起動!」
二人に満ちあふれる”力”。
そしてエリは驚きに溢れ、なのはは杖を背中のデバイスに戻して今度は重武装砲撃機を装備した。
レールガンを放つのかと思われるくらい、武器の加速部が長い。
「フォースリミット解除!」
なのははそのデバイスを右肘と脇で挟み込み、左手と右手で銃身が震えないように抑える。
圧倒的魔力を込める。
「なのはも頑張ってるし、私も何か出すよ。お祭りだ」
『応答剣[アンサラー]』『飛竜[ワイバーン]』『必滅定めし神の槍[グングニール]』
『時空を追いすがる猟犬[ハウンド・オブ・ティンダロス]』
「僕は攻撃できない。だから、二人は全力でやってね」
「うん」
「了解」
「で、哲也は表面上に、神を押し出してね。そうしないと、哲也の自我は大丈夫だけど、記憶まで飛ばしかねないから」
「……グガ……グ……」
僕は笑う。なにせ、この強大な魔力のおかげで、哲也が応答してくれたんだから。
これで壊せなかったら、まじで恨むぜ、この世の支配者[ルール]!
「『Xenoverse Sin Judgement[遍く犯した罪を裁く]!!!』」
「『無慈悲な灼熱[クトゥグア]』!!!」
――――
あれから一週間が経過する。
哲也は元通りになった。ただ、記憶がとびとびで、最初から説明するしかなかった。
なんというか、怒涛の日々だった。
夏休みの間の奇妙な体験。
良い経験になった。
「そうだ、今日転校生が来るんだって?」
「らしいね、誰だろ?」
僕たちはまだまだ餓鬼だから、別に誰だろうと関係ない。
それでも楽しみだなぁ。
「あ、そうだ。哲也、新たな魔法陣を作ったんだ。見にきてよ」
「お、いいぜ?どんな奴を作ったんだ?」
「ふっふっふ、それは……っと来たみたいだね」
不敵な笑いを作って、時間つぶしを終わらせた。
朝の集会で行うのは、今日は教室に戻ってもすぐに解散するからだ。
だって、始業式だし?
ま、いっか。
それじゃ、二人の初々しい姿でも見ようかな。
「転入生がいらっしゃいました!御二方、どうぞ!」
リィン……
頭髪を結っているそのアクセサリが、静かな空間に響く。
「私、田畑エリっていいます。よろしく」
「私は田畑なのはと申します。よろしくね、みんな♪」
うん、二人とも正式に家族、そして改姓したんだ。
実はあの後、零時迷子のせいで僕ら仲間全員生き返った。
更に天使の消失で、実質元の世界に戻れなくなった!
哲也の隼もラティオスと融合しっぱなしで、元に戻ることはなかった。
ただそれはいいんだけど、前と同じように魔法が使えるままだからまだ何かあると思っている。
それまで二人には、僕と一緒に住む事になったんだ。
哲也は隼と陰陽師として、結婚相手が決められるから別にいいんだと。
そういう意味で言ってないんだけど……?
そんなわけで、田畑家を宜しく。
何気にエリちゃんのほうが、なのはより年上だった。
でも姉とかいわないで、そのままちゃん付けの呼び合いになった。
うん、仲睦まじくていいよね。
後二人とも人気過ぎて、いろんな意味がこもった手紙を貰っていて困惑していたりする。
恨み言は全て魔法陣として使用させてもらった。
告白ものは、断ったそうな。
まあ、当然だよな?
「えーと、お兄ちゃんになるんだよね、浩二君」
「今まで通りでいいよ」
「うん、えと、お兄ちゃん…」
「じゃ、私もお兄ちゃんって呼ぶ!不束者ですが、宜しくね」
自宅で家族会議の末、そんな事になった。
錠剤を皆に使って、認識の同調をしておいてよかった。
最後に……。
今の所、部屋が無いんだよね。
そこで僕は二人と一緒の部屋になった。
狭くない?みたいなことを、お母さんに言われているけどなのはが一蹴した。
「お兄ちゃん、一緒にお風呂に入ろ!」
「私が先約入れておいたんだよ、だからなのはは後!」
「えー」
「皆で入ればいいでしょーが」
「「其れじゃ意味ないの!」」
「あ、さいでっか……」
と、まあ、仲良く行けて今の所順調さ。
二人を元の世界に今後、戻せたらいいなぁ。だって、本当のお母さんたちが恋しいだろうからね。
「よっし、哲也!またやるよ!」
「OK!ならば、次は位相型三次元空間内での、魔導布陣だな」
「お兄ちゃん、勉強教えて!」
「いいよ、一緒に勉強しよっか」
「浩にーちゃん、掃除してたんだけど、この薄い本なに?」
「え、あ、ちょ」
「お兄ちゃんのバカ!」
日常とは尊い。だから、皆平和のために日々戦うんだよ。
うん、最高の言葉だ。
僕たちの人生は、これからだ。必ず、生き延びてやる!
―――
「私はジェイド=ラジェード。この全ての幻想楽園の総括者だ」
「え、元の世界に戻れるけど、もう二度と戻ってこれないの……?」
「浩にーちゃんと別れるの?」
「主人公が原作から離れれば、その世界は壊れる。
勿論この世界にも波乱と共に、常識の崩壊が訪れる。
浩二君の事が好きなら、エリちゃん、なのはちゃん。
あなたたちの世界に戻りなさい」
「哲也!陰陽同化した神威結成をみせてやろうぜ!」
「全く……最近口が悪いんじゃないか?」
「勢いこそが大事!大局を間違えれば、死ぬよ!」
「田中先生。まさか、ナイアルラトホテップに支配されていたなんて」
「アクマじゃない。そう、悪魔でもない、私はクトゥルフの最上位、アザトースである。
君は世界のバグだね、浩二君。いや、デウス・エクス・マキナ、零時迷子に影響された”力の機械”君」
「『冷徹なる絶対君主』!」
「『Star Right Breaker』!」
「死なないで、お兄ちゃん!」
「浩にーちゃんと戦いたくない!嫌だ!哲也もそうでしょ!?」
「ごめんな……ほんとに、ゴメン」
「好き……好きだよ、お兄ちゃん……!」
「私も好きなのに…!やだよおっ!!!」
「哲也、頼む」
「ああ、泣き叫んで死にたくないくらいに痛めつけてやる!」
「そこは一瞬でやろうよ!?」
怒涛の最終決戦!続け!
魔法少女リリカルなのは。
魔砲系の魔法が大半で、魔法使いが大量にいる。
熱血系と間違えられるくらい、魔砲最強主義。
原作はともかく、アニメや漫画は大衆向け。
魔法少女プリティ☆ベル。
召喚系の魔法が全てで、地球規模の災厄の時にたった一人だけ出現する。
魔法は諸事情により最低限で、拳と鉛が飛び交う哲学系バトル物。
少女漫画なので、モザイクなければ成年コミックと大差ない表現多数。
更に哲学系なので、好き嫌いが別れる作品。
ただ、どちらも質と量で圧倒するのは変わりない。
後構想はしてありますが、ソードアートBro'sがおろそかになるのでやりません。