俺と彼女たちの物語   作:YURYI*

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21.一年生と三年生と

 

 

 

 

 

 

 

 

すっかり忘れていたが、今日は二年生が映画鑑賞教室でいない日だ。そのため、校舎内は少し静か…と言うわけでもなく、全員が体育着で。

そう、今日は一・三年合同の球技大会の日でもあるのだ!!!

最近は何かと忙しかったから、たまにはこういう息抜きもいいだろう。

 

まぁ、生徒会である俺が考案したんだけど。採用されているのは知らなかった。

とにかくまぁ、全力で楽しむしかないってこと!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで開会式も終わり、それぞれが自分の出る種目のところに移動し始める。

まぁ、その時間も長く設けていて、話す機会を多くしている。

男子はバスケだから体育館に移動だな。

 

あ、あそこに真姫と花陽と凛がいる。

 

「なぁなぁ、あの子かわいくね?」

 

突然肩を叩かれる。指をさす方を向くと、あの3人がいる。

 

「ん?どの子?」

 

「ほら、ちょっとつり目で赤毛の子!」

 

「あぁ、真姫か…ってお前誰だよ!?」

 

自然に話していたが、よく考えたら話したこともないやつだ。てか、かわいい顔の男子だな。

 

「そんな驚くなよ、俺ら同じクラスじゃん!ほら、橘和樹(たちばなかずき)だよ!」

 

俺よりも少し背の低い彼に肩を組まれる。

 

「橘…あぁ、そんなんいたな…」

 

「そんなんって…俺ずっとヒロと話したいって思ってたんだよ」

 

いきなりのあだ名呼び。海未にも同じ呼び方されてるけど、なんか違うな。でも、不思議と嫌じゃない。

こいつ俺と気があうかもな。今まで絵里とか希といたせいか、友達ってほどの男子はいなかったからな。

しかし、なんでこいつくねくねして、人差し指で俺のこと突っついてきてんだ。

 

「え、なに、俺のストーカーなの」

 

「そうそう…ってちげーよ!?」

 

いいノリっこみ。

 

「冗談だよ。カズ、よろしくな」

 

笑顔で手を差し出すと、和樹も笑顔で俺の手を握ってくれた。

 

それよりも、真姫がジャージを着ていないことがとても気になる。てか、少し震えてない?春だけど、まだ少し肌寒いのは確かだ。

俺はジャージの上を脱ぎながら、真姫たち3人の元へ向かう。

後ろから和樹も付いてきているようだ。

真姫に興味津々だったもんな。

そばまでくると、俺に気づいた凛が大きく手を振ってくれた。

 

「ひろにぃ!やっほー!」

 

「おう」

 

俺は脱いだジャージを真姫にかけてあげる。

 

「な、なによ。べつにジャージなんて…」

 

「半袖半ズボンとか寒いだろ。俺はこれからバスケで動くし、サイズもでかいけど、よかったら真姫が持っててくれる?」

 

そう言って頭をなでると、真姫はありがと、と言って下を向いた。

 

「てか、なんでジャージ着てないの?」

 

「わ、忘れたのよ…仕方ないじゃない」

 

理由がなんともかわいくて、思わず吹き出してしまった。それに怒って俺の脇腹を殴ってくる真姫に笑い声が大きくなる。

 

「それよりも大翔くん。この方は…?」

 

花陽は、俺のことを羨ましそうに見ている和樹を見る。

 

「あぁ、さっき友達になったんだ」

 

「俺、橘和樹!よ、よろしくな?」

 

勢いのみで言ったような自己紹介。

なぜか後輩相手に緊張しているようだ。

 

「星空凛にゃ。よろしくにゃ!」

 

「小泉花陽です…!」

 

「よろしく。西木野真姫…です」

 

それぞれと握手をして。

なんか手を見つめて下を向いていると思ったら、突然俺の体育着を引っ張ってきた。

 

「ヒロやばい!俺、めっちゃ嬉しい!やばい!」

 

「やばいのはお前の頭な。語弊力なさすぎだろ」

 

「やばい、ほんと。泣きそう」

 

泣きそうとか言ってるわりには、顔は嬉しそうに緩んでいて。かわいいかよ、こいつ。

って、なんで男子に…あぁ…

 

 

「おい!いい加減服伸びる!」

 

引っ張る力がだんだん強くなってきたので、無理やり和樹を引きはがす。

 

「ふへへ、初めて後輩の知り合いができた。やっば、顔にやける」

 

変な笑い声をあげてにこにこ、いや、にたにたと笑っている。

 

「和樹先輩って、かわいい顔してるにゃ。凛よりもかわいいかも…」

 

なんて、笑っている和樹を見て、凛は少しだけ複雑そうな顔をして。どこからどう見ても、凛のほうがかわいいけどね。

 

「べ、べつにかわいくねーよ!むしろかっこいいだろ!てか、凛ちゃんのほうがかわいいっての、ばーか!」

 

和樹は結構な声量で一言で言い切った。その頃には和樹の息は切れていて、凛も和樹も顔が真っ赤になっていた。

必死すぎて笑えてくる。

 

「この人、なにキャラなのよ」

 

真姫は呆れた顔で、ため息をついていた。

すると、和樹は真姫のほうを向く。

 

「ま、真姫…さん!俺、真姫さんが一番きれいでかわいいと思ってる。お、俺が褒めてんだから喜べよな!」

 

真姫を指差してなぜかドヤ顔の和樹。

てか、なんで真姫のことさん付けで呼んでんだ。

 

「なにそれ、意味わかんない」

 

「なんで!?」

 

「そうだろうな。真姫は間違ってない」

 

「大翔、私この人苦手」

 

真姫はまたしてもため息をつくと、俺の服の裾を掴んできた。もともとコミュニケーション能力も低い真姫だし、普通に話すところから始めればいいのに。

 

「ヒロってば、そんな哀れんだ目で見るなよ…」

 

反対側には和樹が涙目でくっついてくる。

 

「そんなくっついてくんな。男同士で!」

 

真姫にはやんわり離れるように伝えて。

和樹はとにかく引きはがす。しかし、そう簡単には離れてくれないようだ。

 

「確かに、すごくかわいいタイプの男の子ですね…大翔くん懐かれてるみたいだし」

 

「花陽、聞こえてる」

 

「俺、イケメンなんだからな!まじだからな!」

 

顔真っ赤にしてる時点で、キャラがぶれまくりなんだけど…?

本人は俺様でいきたいんだろうけど。

 

「こいつうるさいから連れてくわ。もし時間あったら、バスケの応援きてな!」

 

ひらひらと手を振る一樹を引きずって三人の元を後にする。

 

 

男子はそもそもの数が少ないため、全員が体育館でバスケだ。同じクラスだし、和樹とは同じチームだろうな。

女子は何やるんだったっけ?絵里たちも応援来てくれっかな。

そんなことを考えながら、体育館へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試合は順調に勝ち進んでいき、いつのまにか決勝になっていた。そもそも一年3チームと三年2チームだし。決勝まで残ったの三年だけだし。まぁ、一年生よりも三年生のほうが運動じゃ負けないよな。

あいにく、真姫たち一年生組や、絵里と希、おまけににこまで応援に来てくれない始末。

 

周りに気づかれないよう、密かに肩を落としていると、後ろからバシッと背中を叩かれた。

 

「ヒロってば、なに落ち込んでんだよ!俺が決勝まで連れてきてやっただろ?」

 

「ん、おぉ。カズって運動神経よかったんだな」

 

和樹はめちゃめちゃバスケが上手い。

一人で何点も入れてたし、周りへうまくパスも出してた。

とにかく、こいつがいるとバスケがしやすいってことだな。

 

「あったりまえだろ!」

 

仁王立ちで踏ん反り返っている姿は、少し子どもっぽくて面白い。まぁ、このことは黙っておこう。

感謝も込めて頭をなでると、和樹は人懐っこい笑顔を向けた。と、同時に周りから黄色い声が上がる。

 

「きゃー!結城くんが、かずちゃんの頭なでてるぅ!」

 

「かずちゃんうらやましい!!!」

 

びっくりしすぎて、なにも言葉が出てこない。てか、かずちゃんって…

 

「うあぁぁああ!なんでヒロばっかり!俺だってキャーキャー言われたいのに!」

 

「言われてんじゃん」

 

「あれは、なんか、ちげーだろ!しかも俺なんて周りの女子から女子扱い受けてんだぞ!わかってんのか?あぁ!?」

 

なるほど、だからかずちゃんって呼ばれてるのか。

てか、なんかやたら食ってかかってくるな。

そんなくっついて来られると、女子の方々がさらに騒ぐんですけど。

しょうがない。

 

「いや、でもカズかっこいいじゃん。バスケも上手いしさ」

 

「ほ、ほんとか!?ヒロが言うんだったら信じるしかねーよな!」

 

俺の言葉を聞くなりぱあっと明るい表情になる。素直すぎて、眩しいな。

まぁ、ある意味単純すぎる和樹の扱いはとても楽だ。

 

「おう。だから離れて」

 

とりあえず少し距離をとる。

 

「お!あれ、真姫さんたちじゃね!?」

 

和樹は突然大きな声を上げた。指差す方を向くと、確かに真姫たちがいる。

 

「ほんとだ」

 

真姫たち3人に向かって軽く手をあげると、俺に気づいてくれたようで凛と花陽が手を振り返してくれた。それと一緒になって和樹も手を振る。

真姫は手は振り返してくれなかったが、「がんばれ」と口が動いた気がする。それに、俺のジャージをちゃんと着てくれているし。もう、かわいいのなんの。

よし、がんばろ!

 

 

タイミングよくピーっと笛が鳴り、試合が始まった。

前半、三年生同士ということもあり、なかなかに接戦だったが、和樹のおかげでこっちのチームがリードして終わった。

 

 

「なぁヒロ。お前、本気出してる?」

 

ハーフタイムに入るなり、和樹が少し真面目な顔で話しかけてきた。

 

「お、おう。なんで?」

 

「いや、汗ひとつ出てないし。ボール回してもすぐパスするし」

 

やっぱり和樹は周りをよく見ているな。

本気を出していない、といえば少し語弊がある。俺的には周りに活躍してほしいことが第一で。今までだって、そうやってきたから。なんか、癖みたいなもんってゆーか。

 

「後半は、もっと動くようにするよ」

 

「おっけ!俺ももっとボール回すからな!」

 

和樹、嬉しそうだ。

なんか、いまいちやる気が出ないのも確かなんだけど。まぁ、さっきよりもちゃんと動かないとな。

 

 

 

「ヒロ!パス!」

 

後半が始まるなり、和樹は俺にボールをたくさんパスしてくるようになった。

もしこれで、俺が運動音痴とかだったらどうするんだよ。まぁ、人並みには動けるけどさ。

前半とは違い、ドリブルをして少し前まで進んでから他の人にパスをする。

その様子に、和樹は満足そうな顔をしていた。こんなもんでいいのか。

 

 

「大翔っ」

 

試合中だが、その透き通るような声に思わず足を止めて振り返る。

 

「え、絵里…!?」

 

「ウチもいるよ〜」

 

そこには、さっきまでいくら探してもいなかった絵里と希がいた。それだけで、自分の中で何かが満たされていく。

 

「ほら、試合にもどらないと。ここで応援してるから」

 

絵里は、まるで小さい子に言い聞かせるように優しい声色で。希は、そんな絵里にくすりと笑って俺を見た。

 

「ひろっちの、めっちゃかっこいいところ見たいなぁ」

 

二人の言葉だけで、こんなにやる気が出るなんて思わなかった。やっぱり、俺にとって二人の親友はかなり大切な存在らしい。

二人にグッと親指を出して、俺は試合に戻った。

 

 

「ヒロ!」

 

タイミングよく和樹がボールを出してくる。それをしっかり受け取った。ちらりと二人のほうを見ると、しっかりと俺のことを見ていて。希の言葉が思い出される。

かっこいいところ、見せないと!

 

ボールを何回か地面につき、走り出す。

相手チームの何人かが俺の前に出てきたが、それを上手くかわしていく。

ここからなら、届く!

シュートを打つと、スパッと気持ちのいい音を立てて、ボールがゴールのネットに吸い込まれていった。

わぁっと歓声があがる。

やばい、こんなにちゃんとスポーツしたの、高校入ってから初めてかもしれない。

 

「ヒロ、ナイッシュー!!!」

 

背後から和樹が肩に手をやってくる。

 

「お、おう」

 

「てか、やっぱり本気出してなかったんだな…。あーあ、ヒロばっか女子の視線奪いやがって」

 

「いや、俺、こんなちゃんとやったの久しぶりで」

 

そう言いながら絵里たちのほうを見ると、二人とも手を叩いて喜んでくれていた。

他の人たちにすごいって言われるより、あの二人に喜んでもらえるだけで満足なんだよな。なんてな。

 

 

そこから、俺も何点かとり、結果は俺たちのチームが優勝になった。

 

 

 

 

「大翔ってば、全然気づいてくれないんだもの。私たち、最初からいたわよ?」

 

試合の後、最初から見ていてくれればよかったのにと言うと、絵里は少し拗ねた顔をした。

 

「う、うそだ…探してもいなかったし」

 

「最初、えりちが恥ずかしがって後ろのほうにいたん。女子もすごかったしなぁ」

 

なんだよ、それ。

でも、まぁ応援してくれてたんだしいいか。

 

 

「大翔、かっこよかったわよ」

 

「あ、ありがとう」

 

面と向かって褒められると、少し恥ずかしい。

 

「最初からちゃんとやればいいものを…なんてな」

 

「なんだよ、それ」

 

「いやー、ひろっちと同じ中学の子達がな。大翔くんは運動神経すごくいいの!って言ってたんよ」

 

あ、あぁ…中学の頃は結構いろんな部活の手伝いしてたからな。高校入ってからは、周りが女子ばっかだから、どこか遠慮してたのかもしれない。

 

「まぁ、応援しに来てくれて、サンキューな!」

 

 

球技大会、楽しかったな。

なんて、俺もまだまだガキってことか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日、昼休みに真姫が一人で俺の教室にやってきた。

 

「どしたの?」

 

「こ、これ。ありがと。ちゃんと洗っておいたから!」

 

そう言って渡された紙袋を覗くと、俺のジャージが入っていた。

 

「そんな、わざわざよかったのに」

 

ありがとね、と頭をなでる。

 

「あ、あとこれも…」

 

手のひらにはチョコレートが3つ。

 

「くれるの?嬉しい」

 

「甘いもの、好きでしょ。だから、たまたま持ってたからあげるわ」

 

耳が赤くなってるし、たまたま持ってたなんて信じてあげねーぞ。

 

「ははっほんと、真姫はかわいいな」

 

「な、なによ!もう帰る」

 

顔を真っ赤にして、ほんとに帰ってしまった。もうちょっと、からかっていたかったんだけど、しょうがないか。

 

 

「あー!真姫さん帰っちゃった…話しかけようと思ってたのに…」

 

たった今登校してきた和樹は、俺のところまでくると肩を落とした。

 

「少しくるのが遅かったな」

 

「ぐ…それ、なに」

 

あからさまにしょげている和樹は紙袋を指さす。

 

「俺のジャージ。洗って持ってきてくれたんだよ」

 

丁寧に答えてやったのに、黙り込んで何かを考えている。と思いきや、貸して!となかば強引に俺の手から紙袋を奪い取る。

なにをするのか、見守っていると。きれいに畳まれていた俺のジャージを取りだして、なぜかシャツの上からそれを着た。

 

「なにやってんの?」

 

「いや、ほら、真姫さんの匂いだなーとか。こうしたらギュってしてるみたいかな。とか…お、思ってねーから!」

 

「思ってんじゃん。カズってば変態」

 

「う、うるせー!」

 

和樹が大きな声を出したせいで、クラス中の視線がこっちへ集まる。

 

「かずちゃん、結城くんのジャージ着てるよ…!」

 

1人の女子生徒がそんなことをぽつりと呟くと、瞬く間に教室中が騒がしくなる。

女子たちは俺たちのことをおかまいなしに取り囲んできた。

 

「あとはよろしく」

 

俺は、こういう系の騒がしいのはあまり好きじゃない。和樹の肩をポンと叩くとその場から逃げ出した。

和樹は女子たちに囲まれて見えなくなってしまっていた。まぁ、元はといえば和樹のせいだし、悪いとは思わないけど。

 

 

「絵里、かくまってくれ」

 

絵里の席の前でしゃがんで、絵里を見上げる。

 

「まったくもう、朝から騒々しいわね」

 

絵里は呆れた顔をしながらも、俺が見えないように少し椅子をずらした。

 

「さんきゅ。あ、そうだ、チョコやるよ」

 

さっき真姫からもらったチョコを差し出す。

 

「いつもと違うチョコね?」

 

「あぁ、真姫からもらったんだ」

 

「西木野さん…?ふぅん。ジャージ貸すほど仲がいいものね」

 

チョコなんていらないわ、と。

なんか、拗ねてるのかな…?こういう時、希がいてくれないと、絵里の気持ちがわからないから困る。

 

「ほんとにいらないの?」

 

「ええ」

 

こうなってしまったら、頑固なんだよな。

俺は、チョコの袋を開けて手に取る。

 

「開けちゃったし、絵里が食べてくれないと困るなぁ」

 

「ひ、大翔が食べればいいじゃない」

 

「俺、すでに食べてるし。しょうがないから他の人にあげるか…」

 

そう言って、まだ騒いでいる和樹のほうを見る。

なんて、あげるつもりないけど。

横目で絵里を見ると、なんだか悲しそうな顔でチョコを見ている。素直じゃねぇな。

 

「ほら、あーん。それとも、ほんとに他の人にあげてほしい?」

 

「い、や、あ…あーん」

 

絵里の口の中にチョコを入れる。

 

「ん、いい子だな」

 

そしてそのまま、頭に手をやる。

ぽんぽんとなでると絵里は大人しくなった。やばい、怒ったかな?

 

「あー、そろそろ和樹のこと助けてやらないと」

 

そう言って逃るように立ち上がって歩き出そうとすると、くいっと袖が引っ張られた。

 

「ど、どうした?」

 

「…まだ、ここにいて」

 

振り返ってみると、顔を上げた絵里と目が合う。

 

「お、おう」

 

俺は素直に頷いて、絵里の前の席に座った。

 

 

 

 

か、かわいすぎだろ!

 

言っていることも、やっていることも。

ましてや、なんだよその表情。

顔どころか耳まで、それに手首まで赤くして…!なのに、嬉しそうに柔らかい顔しやがって。

 

反則だろぉぉおおお!!!

 

 

その後、希に笑われたのは言うまでもない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




お読みいただきありがとうございます。

こんな青春時代を送りたかった…
もう、終わりか。


表紙作ったので、よかったら見てください!あらすじのところに載せておきます!
この新キャラの和樹、お気に入りです…笑



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