キャラメル風味の短編集   作:とけるキャラメル

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竜の乙女 ステータス(挿絵あり)

アヴェンジャーの場合

 

【真名】エンケラドス

【身長】309cm~690cm

【体重】451kg~5,500kg

【出典】ギリシャ神話

【地域】ギリシャ

【属性】混沌・悪 / 天

【性別】両性

【イメージカラー】深緑

【好きなもの】ガイア、兄弟たち、緑豊かな大地

【苦手なもの】アテナ、オリュンポス十二神、ヘラクレス

【天敵】アテナ、オリュンポス十二神、ヘラクレス

【CV】? 

 

【ステータス】筋力:A++ 耐久:A 敏捷:B 魔力:A+ 幸運:D 宝具:A++

 

【クラス別能力】

復讐者:B

復讐者として、人の怨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。怨み・怨念が貯まりやすい。周囲から敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情はただちに力へと変わる。

 

忘却補正:A

人は忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。時がどれほど流れようとも、その憎悪は決して晴れない。

 

自己回復(魔力):-

後述のスキルを保持しているため失われている。

 

 

【保有スキル】

大地の子:A+++

ギガスのみが持つ特殊スキル。最高ランクの「女神の寵愛」、「怪力」、「天性の魔」、「天性の肉体」、「黄金律(体)」、「戦闘続行」、「自己回復(魔力)」、「魔力放出(炎)」などが複合されている。

下半身が竜そのものであるため、魔力放出は炎のブレスを吐くことも可能。さらに、純粋な神霊に対する加護があり、勝てないまでも負けることはない。が、神霊が召喚されるケースがまずないため、あまり意味がない。また、神性を持つだけの英霊にはまったく効果がない。このスキルはギガスたち全員が保有しているが、大多数のギガスたちはA+ランクが限度である。

 

神性:B

純粋な神霊、それも原初神を両親に持つが、人であり怪物でもあるためランクは低い。大多数のギガスたちはCランクだが、エンケラドスはテュポンと同一視されるためこのランク。

 

 

【宝具】

災禍たる炎の大地(プレグライ・パレーネー)

ランク:A+

種別:対軍宝具

レンジ:1〜99

最大捕捉:1000人

由来:大地そのものを武器として戦った逸話。

生前の凄まじい膂力、文字通り「巨人の膂力」を一時的に蘇らせる。

ギガスにとっては大地そのものが武器であり、大地のあらゆる災害を自在に起こしたり、あるいは山脈すら投げつける力を発揮する。また、大地の力を一つに凝縮した「燃え盛る樫の巨木」を武器とすることも可能。

この宝具はギガスたち全員が保有している。

 

 

輝ける金剛の武具(アダマース)

ランク:A

種別:対人宝具

レンジ:2~10

最大捕捉:1人

由来:巨人たちが身に着けていた光り輝く青銅の武具一式。

鎧兜、盾、剣、槍からなる、光り輝く青銅の武具一式。鍛冶神ヘパイストスの作には劣るが、大地そのものが形を成した一種の神造兵装。

この宝具はギガスたち全員が保有している。

 

 

大地揺るがす同胞の歩み(ギガントマキア)

ランク:EX

種別:対軍宝具

レンジ:1〜99

最大捕捉:1000人

由来:巨人たちとオリュンポスの神々が繰り広げた宇宙の支配権を巡る大戦。

兄弟であり戦友である23人のギガスたちを召喚する。各巨人は全員が独立したサーヴァントで、宝具は持たないが全員がE-相当の「単独行動」スキルを有しており、短時間であればマスター不在でも活動が可能。また、一人ひとりが大地そのものを武器とする巨人であるため、総合的な攻撃力は高い。

この宝具はギガスたち全員が保有している。

 

 

天地焼き尽くす凶嵐の炎(エンケラド・テュポン)

ランク:EX

種別:対人(自身)宝具

レンジ:0

最大捕捉:1人

由来:ギリシャ神話最大最強の怪物・テュポンと同一視された逸話。

ギガスたちの中でも、エンケラドスのみが保有する最凶宝具。ギガスの末弟にして邪神・テュポンに変身する。

英霊の身でありながら神の権能をその身に再現する宝具であるため、発動と同時にエンケラドスの霊基は崩壊を始める。宇宙を破壊し尽くすという大神ゼウスの雷霆に匹敵する火炎と凶嵐により、あらゆる「存在」の概念を消滅させる。

 

 

 

●概要

エンケラドス。その名は「大音響を鳴らす者」の意。

 

ギリシャ神話における宇宙の覇権を巡る大戦「ギガントマキア」を引き起こした巨人たちの一人。

天空・宇宙そのものである天空神ウラノスと、世界そのものである大地母神ガイアを両親に持つ。世界の始まりの時から存在した原初神を両親に持ちながら、不死性を持たない神ならざる者。

 

ゼウスが神々の王の座に就いた後、ガイアが自分の子であるティタン神族たちに対する不当な扱いに怒り、ギガスたちに援助を求めた。母に頼まれた彼らは兄弟たるティタン神族を助け出すべく、オリュンポス十二神に戦いを挑む。だがその戦いはあまりにも不利なものだった。

ギガスたちは神々に負けはしないものの、ほぼまったく歯が立たず、神に対する不死性により辛うじて戦線を保っていた。その膠着状態も、ある一人の「人間」によって終わりを迎えることとなる。ギガースたちとの決戦用に生み出された人類最強の大英雄・ヘラクレスである。神々によって戦闘不能に追い込まれた巨人たちは、ことごとくヘラクレスの強弓の餌食となった。

 

ギガスたちはそのほとんどがヘラクレスによって討ち取られたが、エンケラドスは神々に倒された数少ない巨人である。戦女神アテナと戦いの末に敗走したところ、シケリア島を投げつけられ下敷きにされる。皮肉にも大地の子は大地そのものと、そして負けないはずの神によって倒された。

 

こうしてギガスたちは神々とヘラクレスによって皆殺しにされ、この壮大な戦争はオリュンポスの圧勝に終わったのだ。

 

 

 

●人物

見上げるほどの巨躯と性別を超越した美しさを誇る巨人。

原初の地母神から生みされた彼ら(あるは彼女ら)は生物として完全な肉体を持っている。彼らはどんな男よりも強く勇敢で、情に厚く義理堅い。彼女らはどんな女よりも美しく、包み込むような愛情を持つ。

野蛮で粗暴な後世のイメージと異なり、父性と母性を併せ持つ、成熟した人格の持ち主。

それ故に、圧倒的な不利と知りつつも、母と兄弟たちのために戦った。

 

ギガスたちは兄弟である他の巨人たちと異なり、大地の子でありながら何も生み出せない自身にコンプレックスを抱いている。その中でもエンケラドスは、逃走した上に結局敗北したことを大いに恥じており、しかし「倒されるべき怪物」として相応しい最期だとして受け入れてもいる。

だが、兄弟たちの生きた証を残したいと考えたことで、大英雄やオリュンポス十二神にすら成し遂げられなかった大偉業「黄金の時代を超える楽園世界」を作りたいという願いを抱いた。

 

 

●能力

大地を揺るがす巨人。人の身で彼らと戦うことは大地と戦うことに等しい。

伝承通り凄まじい膂力を誇るが、決して力任せではなく、その戦闘能力は戦士として一つの極みに至っている。光り輝く青銅の武具一式を持つうえ、多くのクラス適正を持つため、どんな条件でも柔軟かつ効果的に戦うことができる。

また、上半身が人間、腰から下が蛇または竜の姿をした怪物でもあるため、「竜種」としての属性をも持っている。

 

現界した時点でなんとヘラクレスの倍以上の巨体を誇るが、普段は縮小することが可能。それでも並みの英霊よりはるかに大きい。ちなみに本来の姿は凄まじく巨大であり、数百メートルクラスの巨体を誇るオリュンポス十二神をはるかに上回る。

 

 

●挿絵とその解説

髪の毛が見切れてます。

見づらいですが槍を持っています。

足に履いているのはパンティ部レスストッキングです。

 

 

【挿絵表示】

 

 

番号線の説明

 

通常時(309cm)の身長と対比

①ヘラクレス(253cm)

②ぐだ男(172cm)

 

巨大化時(690cm)の身長と対比

③ヘラクレス

④ぐだ男

 


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