全能神と正義のヒーローが幻想入り   作:荘助

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第十三話始まります。



第十三話 レミリアVS霊夢・正義

霊夢「霊符『夢想封印』」

 

正義「正義『正義の光線』」

 

『正義の光線』は体に纏っている光を光線にして相手に当てダメージを与えるスペルカードである

霊夢は虹色の弾幕を放ち、弾幕を避けたレミリアをさらに光線が襲うが

 

レミリア「少しは追い込めた様だけどまだまだよ」

 

レミリアは光線を間一髪のところでかわした

 

レミリア「紅符『スカーレットマイスタ』」

 

正義「ぐはっ…」

 

正義は避けきれず弾が当たり地面に落ちた

 

霊夢「正義❗️ってきゃあ」

 

今度は霊夢が正義を心配して意識が正義にむいてとんでくる弾幕に気づかず当たってしまった

 

レミリア「あら、貴方達の実力はこの程度なのかしら?」

 

レミリアは挑発するそぶりで言った、顔には余裕の笑みさえ浮かべている

 

霊夢「まだ弾幕勝負は始まったばかりでしょ」

 

霊夢は直ぐに立ち上がったが

 

正義「うぅ…力を使い過ぎてしまいました」

 

正義は直ぐに立てなかった

 

レミリア「あそこの人は満身創痍の状態だけど、大丈夫なのかしら?」

 

霊夢「こらー、さっさと起きろ❗️」

 

正義「ぐふ?ちょっと霊夢さん?がはっ、待ってください❗️ぐは、痛いです「お前が、起きるまで、殴るのを、やめない‼️」霊夢さんがジ⚪︎ジョみたいなことを言った?「誰がジョジ⚪︎だ❗️」ごふっ、ごめんなさい〜「さっさと起きろ❗️」起きました、起きましたから、うがっ、殴るのを辞めてください、…はぁ、やっと終わった」

 

レミリア「霊夢…貴方、悪魔?「違うわ❗️」あら、そうなの(ジョジ⚪︎って誰?というかそもそもこの人達異変解決する気あるのかしら?)私の目の前でいちゃいちゃしてないでくれる「「してない‼️」」息ぴったりじゃない、付き合ったら?「嫌に決まってるじゃない」とりあえず茶番は置いといて「茶番じゃないわよ」…十分茶番よ、早く弾幕勝負の続きをしない?」

 

霊夢「そうだった、どっかの馬鹿のせいで忘れてた」

 

正義「酷くないd「酷くない」そ、そうですか」

 

霊夢と正義はレミリアと同じくらいの高さまで飛ぶ

 

レミリア「せいぜい私を楽しませてよね?」

 

霊夢「絶対退治してあげるから覚悟してよね」

 

正義「よし、行きますよ霊夢さん」

 

霊夢「行くよ」

 

レミリア「ふっ、かかってきなさい、返り討ちにしてあげるわ」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

紅魔館のとある地下室

 

?「いいなぁ〜お姉様達だけ楽しんでずるいよ、私も遊びたい❗️そうだ、地下室から出よう、楽しみだなぁ、キャハハハハハ…」

 

赤い服を着た金髪の少女の笑い声は地下室に響いた

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

魔理沙「ここでいいのか?」

 

咲夜「えぇ、そうよここでお嬢様が弾幕勝負をされているはずよ」

 

魔理沙とパチュリー、咲夜はレミリアと霊夢・正義が弾幕勝負をしている部屋に通じる廊下にいた

 

パチュリー「私はもう大丈夫だから降ろして」

 

魔理沙「分かったぜ、…ふぅ、疲れた」

 

魔理沙はパチュリーを図書館からおんぶしていた

 

咲夜「入るわよ」

 

魔理沙「分かったんだぜ」

 

三人は弾幕勝負をしている部屋に入った

 

魔理沙「おぉ、霊夢と正義頑張ってるな」

 

咲夜「お嬢様はあの人間達には負けませんよ」

 

魔理沙「何で言い切れ「運命だからよ」運命?」

 

咲夜「お嬢様の能力は【運命を操る程度の能力】で運命を見たからよ」

 

魔理沙「はっ?チートだろその能力❗️」

 

魔理沙は霊夢達が弾幕勝負している敵の能力を聞いて驚愕する

 

咲夜「そしてある男が異変を解決するという運命を見たそうです」

 

魔理沙「荘助か?」

 

咲夜「その男が誰かは知らないけど、赤い髪で黒服の背の低い男よ」

 

魔理沙「そんな奴、幻想郷にいないぞ❗️」

 

咲夜「嘘でしょ、お嬢様の能力は間違えない筈だから」

 

魔理沙は黒服で背の低い男は当てはまる人はいるのだが、赤髪ではなかった

 

魔理沙(もしかして、紫がまた幻想入りさせたのか?)

 

 

 

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レミリア「神槍『スピア・ザ・グングニル』」

 

レミリアは紅い槍を出した

 

正義「また、投げてっ⁉️」

 

レミリアは投げずに一瞬で正義の前まで移動した

 

レミリア「貴方はこれでお終いよ」

 

レミリアは正義を槍で薙ぎ払うように攻撃をした

 

正義「ぐっ、ぐぁ❗️」

 

正義は壁に叩きつけられた

 

霊夢「正義❗️「余所見したらだめでしょ」なっ、くそっ」

 

レミリアは次に霊夢を狙ったが霊夢は間一髪のところで避けた

 

レミリア「あら、これを避けれるのね、でも次は無理じゃない?」

 

レミリアは霊夢に向かって槍を投げた、霊夢の周りには弾幕があり逃げれなかった

 

霊夢は思わず目を瞑った

 

 

 

しかし、暫くたってもなにも起きなかった

 

霊夢(何で?何があった?)

 

霊夢は目を開けた

 

霊夢「えっ、…」

 

目の前には正義がいた、正義の体にはレミリアの槍が刺さっていて血が出ている

 

正義「よかった、無事、で、本当に、よかった、です」

 

正義は霊夢を守るために自分自身を盾にして霊夢を守ったのである

 

正義は地面に落ちていく

 

霊夢「嘘、正義、が…レミリア❗️」

 

霊夢はレミリアを睨みつけた

 

レミリア「え、あ、…」

 

レミリアも混乱していた、まさか弾幕勝負で死人が出るとは思わなかったからである

 

魔理沙「正義❗️」

 

正義が落ちる前に助けようとしたが

 

魔理沙「あれ、正義は?「こっちよ」咲夜かありがとうな」

 

咲夜が時を止めて先に助けた

 

パチュリー「とりあえず魔法で応急処置するから」

 

咲夜が正義を寝かせると地面に魔法陣が現れ正義の怪我を治していく

 

パチュリー「これはあくまで応急処置だから助かるか分からないわ」

 

正義(俺死ぬんだ…)

 

今までの会話を虚ろながらに聞いていた正義はそう思った

 

?(助けてやるよ)

 

正義(誰ですか?)

 

突如頭に響いた声に誰か聞くが

 

?(誰でもいいだろ、体借りるぞ)

 

答えなかった

 

正義(待ってくださ、い、…)

 

正義の意識は消えた

 

正義?「うぅ、体が痛いな」

 

正義は立ち上がった

 

魔理沙「お、おい無理するなよ」

 

正義?「大丈夫、体は結構タフに出来ているから」

 

魔理沙「お前、本当に正義か?」

 

正義?「ん?あぁ、俺は正義じゃないぞ、双子の兄の義正(よしまさ)だ、正義なら安心しろ少し休んで貰っているだけだ、復活したら体を戻す」

 

正義の髪が突如赤くなった

 

魔理沙「うぉ❗️髪が赤くなった」

 

咲夜「それが、貴方の本来の姿なの?」

 

義正「そうだ」

 

魔理沙「似てるにも程があるだろ」

 

義正「そうか、それよりレミリア」

 

義正はレミリアをみた

 

義正「さっきの続きをやろうぜ」

 

義正に赤い光に覆われる

 

レミリア「さっきとは強さが違うわね」

 

義正「俺の能力で、受けたダメージが大きければ大きいほど強くなる能力だ、怪我をしないと発動できないけどな」

 

レミリア「嫌よ」

 

義正「ゑっ?」

 

レミリア「嫌に決まってるじゃない、弾幕勝負を続けたとしても貴方の体の傷を見て本気を出すのを躊躇っちゃうのよ」

 

レミリアは義正の怪我を見て言った

 

義正「分かった、安静にしとけばいいんだろ」

 

ふて腐れたように言った

 

義正「回復『超再生』」

 

義正の怪我が治った

 

レミリア「怪我、治せたの?」

 

義正「能力を使うのにある程度攻撃を受けないといけないからな、戦った後回復するためのスペルカードが必要なんだよ」

 

魔理沙「正義はつけないんだな」

 

義正「名前が思いつかなかった」

 

パチュリー「それにしても、そのスペルカード凄いわね、あの怪我を治すなんて」

 

義正「力を結構使うけどな、大抵の怪我は治せるぞ、そろそろ体戻すぞ」

 

髪の毛が黄色くなった

 

正義「はぁ、元に戻った」

 

レミリア「ごめんなさいね、貴方に大きな怪我をおわせて」

 

正義「大丈夫ですよ」

 

レミリアは謝罪するが、正義は直ぐに許した

 

魔理沙「これで、運命通りなのか?」

 

レミリア「いや、フランを止めてたから…そうよ❗️フランが暴れるんだった」

 

レミリアの一言で紅魔館組は顔を青ざめた

 

魔理沙「ど、どうした?」

 

レミリア「フランという私の妹がいるんだけど…」

 

魔理沙「妹が?」

 

レミリア「もうすぐ、…暴れるの」

 

魔理沙「え?嘘だろ」

 

レミリア「本当よ…来たわね」

 

部屋の壁が壊れ、赤い服を着た金髪の少女が入ってきた

 

フラン「ネェ、オネエサマワタシトアソビマショウ」

 

魔理沙「あれがフランか、何かおかしいぞ、「魔理沙❗️」あぁ、わかってるぜ」

 

レミリア「しかも、狂気の状態で出てくるなんて…」

 

魔理沙「狂気ってなんだ?」

 

レミリア「とにかく危険ということよ」

 

霊夢「あいつをどうにか出来ないの?」

 

霊夢が魔理沙達のところまで飛んできた

 

レミリア「弾幕勝負でどうにかするしかないの…えっ?」

 

突然フランが吹き飛ばされたように壁に激突した

 

霊夢「荘助❗️」

 

先程までフランがいたところには荘助がいた

 

荘助「霊夢…」

 

霊夢「貴方を置いて先に行ったことなら謝らないわよ」

 

荘助「あの子可愛い」

 

荘助以外「「「「「この状況で何言ってるんだ(ですか)あああぁぁぁ‼️」」」」」

 

荘助「あの子を止めて家に連れてか…暴走を止めればいいよね」

 

他の人のつっこみを無視して話を切り替えた

 

レミリア「あの人に任せてはいけないような気がする」

 

霊夢「私もよ」

 

フラン「オニイサンツヨイネ、ネェワタシトアソビマショウ」

 

荘助「……」

 

フラン「ドウシタノ?」

 

フランが話しかけても荘助は黙ったままだった

 

霊夢「ど、どうしたのよ?」

 

荘助「霊夢…」

 

霊夢「どうしたの?」

 

荘助「あの子にお兄さんって言ってもらえた」

 

荘助以外「「「「「…はっ?」」」」」

 

荘助「可愛い子にお兄さんって呼ばれる日が来るなんて」

 

荘助以外(((((駄目だこの人)))))

 

荘助以外の人達が、冷ややかな目で荘助を見る

 

レミリア「ねぇ、本当に大丈夫よね」

 

魔理沙「おい、大丈夫なのか?」

 

霊夢「貴方が心配してどうするのよ、私も不安だけど(拉致しないか)」

 

荘助「とりあえず弾幕勝負始めようよ」

 

フラン「ソ、ソウネハジメマショウ」

 

荘助とフランがある程度の距離まで離れる

 

荘助・フラン「「始めようか、楽しい遊びを」」




第十三話終わります。
話を考えるのに、結構時間がかかりました。
正義の兄の説明は後の話でします。

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