全能神と正義のヒーローが幻想入り   作:荘助

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第2話始まります。
スキマの送り先はサブタイトルで分かるとおり、博麗神社です。
今回は書きたい事があって長めです。


第二話 博麗神社と巫女

フォン

スキマが開いた

 

荘助(着いたのはいいけど、博麗神社の階段の下はないだろう。階段登るのめんどくさいなぁ、飛んで行くか)

 

荘助は空を飛んだ

 

荘助(着いた、まぁ飛んでたの10秒ぐらいだけど。賽銭箱はあそこか)

 

賽銭箱の前に移動した

 

荘助(1万ぐらいでいいか)

 

1万円を賽銭箱に入れた

 

?「賽銭したの誰?」

 

神社から脇を出した赤と白の巫女服を着た巫女が出て来た

 

荘助「(霊夢だ)僕が賽銭したよ、貧乏巫女さん」

 

?「貧乏は余計よ❗️ま、賽銭に関しては、ありがとうね、感謝するわ。いくら入れたの?」

 

荘助「1万円」

 

?「そんなに賽銭してくれたの⁉️ありがとう。あっ、私は博麗霊夢、博麗神社の巫女よ」

 

荘助「(うん、知ってた)僕は土方荘助、ただの人間だ」

 

霊夢「そうなの、貴方外来人ね」

 

荘助「正解だ、ちなみに来たのは数分前だ」

 

霊夢「じゃあ、住むとこないでしょ、ここにしばらくの間住めば」

 

荘助「分かった、ありがとう」

 

霊夢「お礼はいいわよ、1万円も賽銭してくれたんだから。そうと決まれば、買い物に行かないとね」

 

荘助「何でだ?」

 

霊夢「何でって、布団とか買わないといけないでしょ?」

 

荘助「必要最低限の荷物は外の世界から持って来たぞ」

 

霊夢「何で布団まで持ってるのよ」

 

荘助「別の世界に行くのにこれぐらい持って行くのは普通だろ」

 

霊夢「貴方が普通じゃないのよ」

 

呆れた声でそう言い、ため息をついた

 

荘助「とりあえず神社の中に入るか」

 

そう言って神社の中に入る

 

霊夢「あっ❗️ちょっと待ってよ」

 

霊夢も神社の中に入る

 

 

 

 

 

 

 

 

霊夢「ここが貴方の部屋よ」

 

荘助「貧乏なのに部屋は少し広いな」

 

霊夢「だから、貧乏は余計だって言ってるでしょう」

 

荘助「ハーイ、ワカリマシタ(棒読み)

 

霊夢「掃除は明日からでいいから、その多い荷物をまとめておいて」

 

荘助「ゑっ?掃除しないといけないの?」

 

突然言われた事に驚く荘助

 

霊夢「当たり前でしょう」

 

自然と答える霊夢

 

荘助(絶対めんどくさい)

 

霊夢「返事は?」

 

荘助「分かった、やるよ、やる」

 

霊夢「最初からそう言えばいいのよ」

 

と言って部屋から出ていく、荘助はそれを見送った後ため息をついた

 

 

〜少年整理中〜

 

荘助「霊夢〜どこ〜整理終わったよ〜」

 

霊夢「待ってて、今部屋に向かっているから」

 

 

 

霊夢「入るわ」

 

荘助「終わったんだよ、凄いでしょ、褒めてもいいんだよ」

 

霊夢「いや、それ普通だから褒めないわよ」

 

荘助「そーなのかー」

 

霊夢「(何なのこの人、なんか調子が狂うというか分からないけど絶対この人普通じゃない)あっそういえば、貴方料理作れるの?」

 

荘助「作れるよ」

 

霊夢「じゃあ、夕飯用意して」

 

荘助「うん、いいよ〜」

 

霊夢「台所はあそこにあるわ」

 

荘助「分かったー」

 

台所に移動する

 

荘助(着いたっと、食い物は…ここだ、あれ幾ら何でもこの量は少なくない?どうやって生きてるんだ?不死身かあいつは)

 

ため息をついた

 

荘助(ため息つくの多くない?まぁそれはいいとして、僕の持って来た食い物を使うか)

 

〜少年料理中〜

 

荘助「料理出来たぞ〜」

 

霊夢「今行く〜」

 

 

霊夢「あら、料理上手なのね」

 

荘助「1人暮らししてるからな」

 

全員「「いただきます」」

 

〜少年・少女食事中〜

 

全員「ごちそうさま」

 

荘助(風呂に入ろうかな)

 

荘助は風呂に向かう

 

荘助(良かった、風呂沸いてるから入れる)

 

風呂に入った

 

〜数分後〜

 

風呂に誰かが入って来た

 

荘助(霊夢だ、リボン付けてないところ初めて見たな)

 

呑気な事を考えている荘助

 

霊夢「荘助は一体何者なのかしら?」

 

荘助に気づかずに独り言を言っている霊夢

 

荘助「1人で考えても霊夢じゃ分からないと思うよ、まぁ聞かれても教えないけど」

 

霊夢「あら、そうなの…てっ何でここに居るのよ」

 

顔を赤く染めている

 

荘助「僕はずっといたよ」

 

霊夢「どうでもいいから、早く出て行って」

 

荘助「霊夢が勝手に入って来たのに酷いよ〜、あっ安心して、霊夢の裸には興味ないから」

 

霊夢「とにかく出て行け〜」

 

荘助「分かった」

 

風呂から出て行く

 

霊夢「はぁー、やっと落ち着ける」

 

〜少女入浴中〜

 

霊夢「(さてそろそろ寝るけどその前に)紫居るんでしょう」

 

フォン

 

紫「呼ばれて出て来てジャジャジャーン❗️」

 

紫がスキマから出てくる

 

霊夢「はぁー、貴方普通に出てこれないの?」

 

紫「それより、荘助の事がきになるんでしょ、一緒にお風呂にまで入っちゃうぐらい」

 

紫の発言に霊夢は顔を赤める

 

霊夢「あれは事故なの、それより何者なのあの人」

 

紫「分からないわ」

 

霊夢「どういう事?」

 

紫「彼の事を調べようととしても、有名人になってからしか分からないの」

 

霊夢「有名人?」

 

紫「えぇ、彼の作ったアニメが人気になったの、それで作者である彼はたくさんのテレビ番組に出たわ」

 

霊夢「そうなの。でっ、彼は何者なの?」

 

紫「ロリコンの気分屋よ」

 

霊夢「ロリコンの気分屋って」

 

霊夢が呆れた声で言う

 

紫「でも、それくらいしか分からないの」

 

霊夢「はっ?」

 

紫「彼が有名になる前が一切分からないの。

彼がどこで生まれたのか、家族構成とかね。」

 

霊夢「あの人、1万円賽銭してくれたんだけど」

 

紫「あら、良かったじゃない」

 

霊夢「お金が全部1円札だったのよ」

 

紫「っ⁉️」

 

霊夢「外の世界では使われてないお金なのよ」

 

紫「たまたま持ってきたんじゃないのかしら」

 

霊夢「持ってきたとしても、どんなお金を使うか分からないはずなのよ」

 

紫「それは不思議ね」

 

霊夢「多分、あの人の力と何か関係がありそうな気がするのよね」

 

紫「あら、気づいてたのね」

 

紫が関心したように言う

 

霊夢「当たり前よ、だって普通の人間が魔力・霊力・妖力・神力全部持っているはずがないもの」

 

紫「ちなみに言っておくけど彼の精神世界に能力を使って入ろうとしたけど入れなかったわ」

 

霊夢「えっ、何でなの」

 

霊夢は驚きを隠せなかった。紫の能力は「境界を操る程度の能力」である。境界を操ることによって精神に入れる、しかも大妖怪であるため妖力が大きく、行けない場所など無いはずだからである

 

紫「結界が張ってあったのよ、それも私が干渉出来ないぐらい強い結界が」

 

霊夢「嘘っでしょ」

 

紫「しかも問題なのは、その結界は博麗の巫女のお札を使って張っているの」

 

霊夢「えっ、それは流石に嘘でしょう」

 

霊夢信じなかった。紫でも干渉出来ない結界でも、信じ難いのに博麗のお札を使っている事がさらに信じ難いのであった。外の世界に博麗の巫女は居ないから使うには、幻想郷に行かなければならないが紫がいないと行けないので紫にばれずに博麗のお札を手に入れるのは不可能である

 

紫「私も嘘だと信じたいけど本当よ」

 

言った本人でも信じ難い事だった、何者なのかは分からないが、大妖怪でも干渉出来ない結界がある事、それが博麗のお札で作られた結界であった事が予想外だったのてある。霊夢はその言葉を聞き言葉を失ってしまった

 

紫「彼の能力と関係がありそうだけど、能力が分からないのよね」

 

霊夢「だからあの人に興味を持ったのね」

 

紫「そうよ」

 

霊夢「私の勘だと、あの人かなり危険よ」

 

紫「分かってるわよ」

 

霊夢「だといいけど、私もう寝るから帰って」

 

紫「呼んでおいて帰れては酷くないかしら?」

 

霊夢「早く帰らないと藍に言いつけるわよ」

 

紫「分かった、分かったから藍には言いつけないで」

 

フォン

スキマが開いた

 

紫「じゃあね」

 

フォンスキマが閉じた

 

霊夢「(紫でも分からないなんて何者なの荘助?)まぁ、私が考えても無駄か、寝よう」




第2話終わりました。
主人公である荘助は謎が多いですね、もしよろしかったら荘助の能力を予想して感想のところに理由と一緒に書いてください、答えである能力名は終盤に出てきます。
後、顔文字は使った方がいいのかも教えてください。
夏休みが近づいて、やる気が上がってきているので投稿ペースが速くなると思います。

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