全能神と正義のヒーローが幻想入り   作:荘助

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荘助「投稿遅い❗️」

投稿ペース遅くてすみませんでした、これからはすくなくとも週一で投稿しようと思います

荘助「僕にちゃんと謝れ」

喋っている人の名前を書かなくしました

荘助「前書きは名前ついてるよ」

前書きと後書きは名前を書きます

荘助「そーなのかー、本文始まるよ」


第二十話 夏祭り③

(次は何処に行こうかな…)

 

荘助は適当に店をまわりながら考えていた

 

「お兄様〜❗️」

 

「うおっ❗️」

 

荘助の背中に誰かが抱きつき衝撃を受けきれなかった荘助は倒れてしまった

 

「え〜と…フランちゃん❗️」

 

「えへへ、お兄様、久しぶり❗️」

 

フランと呼ばれた少女は笑顔で言った

 

「(可愛すぎる)えーと、レミリアは?」

 

「ここにいるわよ」

 

荘助がフランにレミリアの居場所を聞こうとすると、頭の上から声が聞こえた

 

「レミリアのー今日のパンつはーs「人のスカートの中を覗くな❗️」うぅ、痛い」

 

レミリアは顔を赤くして荘助の顔を思いっきり踏みつけた

 

「お姉様、お兄様を踏みつけたら駄目よ❗️」

 

フランは少し怒った様に言った

 

「スカートの中を覗いた人が悪いのよ」

 

レミリアは不機嫌そうに言った

 

「あー、痛い」

 

「お兄様大丈夫?」

 

フランは手で顔を覆っている荘助を心配そうに眺めた

 

「あっ、大丈夫だよ」

 

「お姉様、お兄様に謝って❗️」

 

「何でスカートの中を覗いた人に謝らないといけないのよ❗️」

 

「あ や ま り な さ い❗️」

 

「分かったわよ、踏みつけた事は謝るわよ、ごめんなさいね」

 

レミリアは吐き捨てるように言った

 

「お兄様大丈夫?」

 

「大丈夫、それより何か欲しい物はない?」

 

「綿あめ食べたい❗️」

 

「んじゃ、行くか」

 

荘助はフランを肩の上に乗せて綿あめを売っている店に向かった

 

「ちょっとフラン、待ちなさいよ」

 

レミリアはフランを肩車している荘助を追いかけた

 

(私の存在忘れられてないかしら)

 

咲夜はそう感じながらレミリアの後ろをついていった

 

 

 

「すいませーん綿あめ一つくださーい」

 

「はいよー、ちょっと待っててな」

 

店の人が綿あめを作った

 

「えーと、 一銭になります」

 

「これで」

 

荘助が財布からお金を取り出し店の人に渡した

 

「はい、ちょうどですね、毎度ありがとうございましたー」

 

「フランちゃん、綿あめだよ」

 

荘助はフランに綿あめをあげた

 

「ありがとう❗️」

 

そう言ってフランは綿あめを食べ始めた

 

「フランと二人だけの時間を楽しんでるんだけど何か用?文」

 

荘助は少し後ろを向いて言った

 

「あのー、もうすぐカラオケ大会で歌う時間なんですけど…」

 

「…あぁ、そうだったね」

 

荘助は思い出したように言った

 

「忘れてたんですか⁉️」

 

「イヤーソンナコトガアルワケナイデショー」

 

「完全なる棒読みですよ❗️」

 

「お兄様カラオケ大会で歌うの?」

 

フランが話に参加した

 

「烏が時間だからって無理矢理連れていこうとするだよ」

 

「いや、そんな事無いですからね❗️」

 

「本当なの?」

 

フランはスペルカードを手に持って聞いた

 

「違いますから、そのスペルカードをしまってください❗️」

 

「フラン、スペルカードしまって」

 

「……」

 

フランは無言で荘助を見た後少し不満そうな表情でスペルカードをしまった

 

「んじゃ、歌いに行くか」

 

「早くお兄様の歌を聞きたい」

 

三人はカラオケ大会の会場に向かった

 

 

 

「皆さまお待たせしました、荘助さんの登場です‼️」

 

カラオケ大会の会場の櫓の上で文がマイクを使って言った

 

荘助が櫓の上に上がると、歓声が沸き起こった

 

「凄い歓声ですね…荘助さん?」

 

荘助は観客を黙って見ていた

 

「ん?…あぁ、凄いね」

 

「そ、そうですね、えーと早速歌を歌ってもらうんですけど、何を歌うのですか?」

 

「んー、Bad Appleかな」

 

「はい、では歌っていただきます、バットアップルです」

 

 

〜少年歌唱中〜

 

 

「はい、ありがとうございました、結果は…何と九十八点❗️優勝者は荘助さんになりました❗️」

 

文が言い終わる前に歓声が沸き起こった

 

「優勝した荘助さんにもう一度歌ってもらいます❗️」

 

「次は、月まで届け、不死の煙だね」

 

「はい、では歌ってそれでは歌っていただきます」

 

 

〜少年歌唱中〜

 

 

「はい、ありがとうございます❗️これでカラオケ大会は終了となります❗️カラオケ大会に参加してくれた皆様お疲れ様でした❗️」

 

荘助が櫓を降りると、まわりにいた観客達も少しずつ櫓から離れていった

 

(終わった、フランちゃんのところに行こう、フランちゃんはどこにいるかな)

 

櫓を降りた荘助はフランを探しに行こうと考えるが、櫓の下から一歩も動かなかった

 

「僕に用事があるんでしょ、妹紅」

 

荘助が後ろを振り向くと妹紅がいた、妹紅は急いでここに来たのか、手を膝の上に乗せて息を切らしていた

 

「はぁ、はぁ、…お前、私が 蓬莱の薬を飲んで 不老不死になった事を 知ってただろ」

 

息が切れていて、途中つまりながらも言った

 

「さぁ、どうだろうね」

 

「知ってただろ❗️じゃなきゃ歌ってる時ずっと私の事を見ている訳ないだろ❗️」

 

「妹紅…」

 

「何だよ❗️」

 

「正義なら妹紅が不老不死だろうとすぐに受け入れてくれるよ」

 

「……」

 

「妹紅が蓬莱の薬を飲んで不老不死になったばっかりの時は、周りの人に化け物呼ばわりされてたかもしれない、だけど正義は不老不死も人間だって認めてくれるよ、正義は妖怪を殺したくないぐらい優しい人だからね」

 

「……」

 

妹紅は黙って荘助の話を聞いている

 

「それに、どんなに他の人より強くても、生きてはいけない事にはならない、妹紅だって蓬莱の薬を飲む前は唯の人間だったんだから、妹紅はどこまでいこうと人間なんだよ」

 

「…正義は私が不老不死だと知っても、友達だと認めてくれると思うのか?」

 

「当たり前でしょ」

 

「悪い、少し用事が出来た」

 

「いってらっしゃい」

 

妹紅は走って人混みの中に入った

 

「お兄様、誰と何の話をしてたの?」

 

妹紅がいなくなった後、フランが荘助の元に来て話しかけた

 

「ちょっと友達に勇気を出す手伝いをしたたかな」

 

「…?」

 

荘助の言ったことが分からなかったのかフランは首をかしげた

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「あー、やっぱり荘助が優勝したのね」

 

「荘助さんは歌が凄い上手いのですからね」

 

「正義ー❗️」

 

正義と霊夢の元に妹紅が走って来た

 

「妹紅さん、どうしました?」

 

「はぁ、はぁ、正義、少し話がしたいんだが」

 

「?いいですけど」

 

「話ならはやく終わらせてよね」

 

霊夢が苛ついた声で言った

 

「あぁ、分かった…正義、蓬莱の薬って知ってるか?」

 

「知らないです、霊夢さんは知ってますか?」

 

「知らないわよ」

 

「蓬莱の薬はな簡単に言うと不老不死の薬だ」

 

「本当ですか❗️」

 

「へー、そうなの」

 

正義は驚いていたが、霊夢は興味がないのか、あまり反応はしなかった

 

「本当だ」

 

「それで、何が言いたいの」

 

霊夢が苛ついた口調で言った

 

「実は、その薬を私は千年以上前に飲んだんだ」

 

「不老不死の薬を飲んだということは…」

 

「あぁ、…私は不老不死の人間なんだ」

 

妹紅は少し躊躇って言った

 

「凄い人という事ですよね?」

 

「はっ?…」

 

「だって、不老不死という事はずっと若いままでいられて、死ぬ事も無いということですよね、羨ましいですよ」

 

「羨ましいか…悪く思ったりとかしないのか?」

 

「悪く思ったりとは?」

 

「いや、あの…化け物だ、とか私に対してそういう事を思わないのかって…」

 

「思いませんよ、友達ですから」

 

「本当にか…」

 

「はい、妹紅さんは蓬莱の薬を飲んでも人間で、友達ですから」

 

「(荘助と同じことを言ったよ、慧音以来かな、自分から自分の事を他の人に話すのは)

ありがとな、おかげですっきりできたよ」

 

「どういたしまして」

 

「さぁ、神社に帰るわよ」

 

「あっ、ちょっと待ってください❗️」

 

霊夢が正義の手を引いて博麗神社に向かった

 

「ははは、じゃあな」

 

「あっ妹紅さんさようなら」




荘助「今回のスペシャルゲスト(無理矢理連れて来た)は妹紅だよ」

妹紅「ど、どうも妹紅です?」

今回の被害者は妹紅か…

妹紅「憐れむような目で見ないで、何かよく分からないけど悲しく感じるから❗️」

荘助「今回は何をするの?」

妹紅「何も考えて無いのかよ」

荘助「もちろんさ」

何も考えて無いなら終わりにするよ

荘助「いいよ」

妹紅「私が無理矢理連れて来られた意味は…」

荘助「無かったね」

妹紅「はぁ…」

荘助「次回も楽しみに」

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