全能神と正義のヒーローが幻想入り   作:荘助

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第七話始まります。
今回は荘助が寺子屋で慧音の手伝いをする話です。文の取材もあります。


第七話 寺子屋の手伝い

荘助が博麗神社から人里に引越しした、次の日、荘助は寺子屋にいた

 

慧音「悪いな、寺子屋の授業を手伝ってもらって」

 

荘助「大丈夫だよ、僕は子供の面倒を見るの好きだから」

 

慧音「そうか、ありがとうな(騒ぎが起こりそうだな)」

 

慧音は霊夢と荘助が弾幕勝負をしてから荘助が何者なのか気になっていて、荘助の事を知ろうとして手伝いを頼んだのだが不安があるようだ

 

荘助「もうすぐ、生徒達が来る時間だね」

 

慧音「あぁ、そうだな」

 

〜数十分後〜

 

生徒が集まり授業が始まる

 

慧音「おはようございます」

 

生徒達「「「「「おはようございます」」」」」

 

慧音「これから授業を始めるのだが、その前に紹介したい人がいるんだ。今日の授業を手伝ってくれる土方 荘助だ」

 

荘助「よろしく」

 

生徒「先生と荘助さんは付き合ってるんですか」

 

慧音「ち、違う付き合ってないぞ」

 

荘助「うん、付き合ってないよ」

 

慧音は生徒の言った事を慌てて否定するが荘助は冷静に答えた

 

文「荘助さんは二股をしていたとは最低ですね」

 

荘助「ちょっと待て、何でお前がいる?」

 

荘助は文の頭を強く掴む

 

文「いだだだだ、い、痛いですからは、離してくださいよ」

 

荘助「何でお前がいる?」

 

文「話しますから手を離してください」

 

文の頭から手を離した

 

文「痛いじゃないですか「さっさと話せ」わかりました、昨日の話を聞いたんですよ」

 

文は頭を手でおさえながら言う

 

慧音「そういうことか、二股ってどいうことだ?」

 

文「それはもちろん慧音さんと霊夢さんの二股の話ですよ」

 

慧音「付き合ってないぞ、って霊夢と付き合ってるのは本当だったのか」

 

慧音は顔を赤くしながらも、荘助に尋ねる

 

荘助「それはもちろん嘘だよ、なんとなく霊夢が寝てる布団で寝ただけ」

 

文「あの時みたいにのってくれても良いじゃないですか」

 

慧音「やはり嘘だったのか」

 

荘助「そうだけど、授業始めないの?」

 

慧音「あぁそうだったな、授業を始めるぞ」

 

 

《一時間目 算数》

 

 

慧音「今日は昨日の割り算の復習をするぞ」

 

荘助「僕は何をやればいい?」

 

慧音「すまんがチルノのところに行って教えてあげてくれないか?」

 

荘助「わかった」

 

 

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荘助「チルノ、割り算はこうやるんだよ」

 

今荘助はチルノに割り算を教えている

 

チルノ「解き方忘れたからもう一度教えて」

 

荘助「えーとね、4÷2か、2が何個あれば4になる?」

 

チルノ「えーと…、2個❗️」

 

荘助「正解、凄いよチルノちゃん」

 

チルノ「あたいにかかれば楽勝さ」

 

生徒達「「「「「すげぇあの先生、あの⑨が問題を解けるように教えるなんて」」」」」

 

慧音(怒らないで、褒めながら教えるのか。私とは違う教え方で私は真似出来ないが良い教え方だな)

 

荘助「次の問題は分かる?」

 

チルノ「9÷3?9は3がえーと、3個あれば9になるから答えは3❗️」

 

荘助「正解❗️」

 

荘助とチルノ以外「「「「「チルノが一人で問題をといた❗️」」」」」

 

チルノが一人で問題をといた事に寺子屋にいた人達が驚いた

 

荘助とチルノ以外「「「「「荘助さん凄すぎる」」」」」

 

荘助「あっ、そろそろ授業が終わる時間だな」

 

 

《休み時間》

 

 

慧音「心配は不要だったか、それにしてもよく怒ったりせずに褒めてられたな…この調子だったらこの後の授業も大丈夫だろう」

 

生徒「先生〜大変だ〜ルーミアが…」

 

生徒が顔を青ざめて慧音のいる部屋に入る

 

慧音「分かったすぐ行く(ルーミアが荘助を食べてしまったのか)」

 

慧音と生徒が教室に慌てて入る

 

慧音「ルーミア❗️…荘助一体どういう事だ?」

 

荘助がルーミアの頭をくわえて、他の生徒がルーミアを助けようとしている

 

ルーミア「食べられたのかー?」

 

荘助「あぐあぐ…」

 

慧音「何があったらこうなった…」

 

文「えーと…」

 

 

 

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荘助「休み時間だ〜」

 

荘助は床に寝転ぶ

 

ルーミア「お前は食べられる人間なのかー」

 

荘助「そうなのかー?」

 

ルーミア「食べられるのかー、いただきまーす」

 

文「ちょっルーミア、荘助さんを食べちゃ、駄目、で、す…」

 

文がルーミアを止めようとしたが言葉は最後まで言えなかった、荘助を食べようとしたルーミアが逆に荘助に頭をかじられてた事に驚いたからである

 

ルーミア「食べられたのかー?」

 

文「……、荘助さん、ルーミアをかじらないでくださいよ」

 

文は荘助をルーミアから離そうとするが荘助は抵抗する

 

生徒「俺、先生呼んで来る」

 

 

 

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文「という事があったんですよ」

 

慧音「そういう事か…とりあえずルーミアを離せ」

 

慧音は荘助に頭突きをした。鈍い音がして荘助はルーミアを離して頭を手でおさえながら

 

荘助「うー」

 

と言った

 

文「幻想郷にまともなん人はいないのでしょうか」

 

慧音「お前が言うな、荘助はもしかしなくてもロリコンか?」

 

文「どっからどう見てもそうですよね」

 

慧音「今日は一日手伝いを頼んでしまったから帰れとは言えないからな…、授業は午前中だけだし大丈夫だと信じよう」

 

慧音と文はため息をついた

 

 

 

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《放課後》

その後も荘助は授業中は真面目に勉強を教えて、休み時間にルーミアを食べようとしたり騒ぎを起こしてルーミアやチルノが頭に怪我をしたりと騒ぎが起こったが、その日の授業が終わり教室には慧音 文 荘助の三人が残り話をしている

 

慧音「授業中は勉強を生徒に教えてくれたのはありがたいが、休み時間の騒ぎがなければなぁ〜」

 

文「まさか荘助さんがロリコンだったなんて」

 

荘助「違う、僕は元気のあるかわいい女の子が好きなだけだ」

 

文が言った事を荘助は否定した

 

文「今日の授業を見てロリコンじゃないと思わない人はいないと思うのですが…、まぁそれはさておき私の取材に付き合ってもらいますよ」

 

荘助「分かった」

 

文「ではまず、貴方の能力はなんですか?」

 

荘助「教えられない」

 

文「簡単には教えてくれないですか、なら、なぜ教えてくれないのですか?」

 

荘助がはっきりと教えないと言われてショックをうけながらも取材を続ける

 

荘助「強すぎるから」

 

文・慧音「「強すぎる?」」

 

文と慧音は荘助の言った言葉に疑問を抱く

 

荘助「うん、そうだよ」

 

慧音「博麗のお札を使えるのと関係はあるのか?」

 

荘助「あるとだけ言っておくよ」

 

文「そうですか、次の質問は幻想郷は好きですか」

 

荘助「嫌いだ」

 

文・慧音「えっ…?」

 

荘助が言った言葉に文と慧音は言葉を失った

 

文「…なんで嫌いなんですか?」

 

荘助「言う必要が無い」

 

慧音「なら何で幻想郷に来た?」

 

荘助「紫に頼まれたから」

 

慧音「一体何があったんだ?」

 

荘助「……」

 

荘助が黙り込み辺りが静かになる

 

文「と、とりあえず次の質問をしますね、えーと外の世界で何をしてましたか?」

 

荘助「アニメを作ってた」

 

文「紫さんは外の世界では有名人だと言ってましたが」

 

荘助「僕の作ったアニメが有名になって、テレビとかに出るようになったんだ」

 

慧音「それは凄いな」

 

荘助「そうでも無いよ、あっ、そろそろ家に帰らないと…取材はまた今度にしてくれない?」

 

文「わかりました、取材に協力していただきありがとうございます」

 

荘助「じゃあね」

 

文・慧音「さようなら」

 

荘助は寺子屋を出て家に帰った

 

 

 

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紫「やっぱり文が取材してもだめなのね」

 

紫はスキマを使って取材の様子を見ていた

 

紫「荘助は私がスキマから覗いてるのに気づいてたわね」

 

紫は気づかれないように覗いていたのだが、時々荘助の視線を感じた

 

紫「気にしすぎてたのかもしれないわね、それよりそろそろあの人を幻想入りさせようかしら、何が起こるのか楽しみね」

 




第七話終わりました。
次の話で主人公がそろいます、多分無理だと思うけど次の話で第1章を終わらせたいと思います。

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