全能神と正義のヒーローが幻想入り   作:荘助

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第八話始まります。
今回はもう一人の主人公が幻想入りします。
オリキャラ紹介
名前…佐藤 正義(さとう まさよし)
髪型…髪は黄色のネープレス
服装…特に決まった服は着ない、運動しやすい服であれば特にこだわりはない
性格…真面目
正義感が強い


第八話 正義のヒーローの幻想入り①

?「はぁ、ここはどこだ?」

 

とある少年が竹林の中をさまよっていた、その少年の名前は斉藤 正義である、正義は友達と遊びに出かけ帰る途中で突然地面に穴が開きそのまま落ちてしまったのだ

 

正義「急に開いた穴に落ちたと思ったら変な森にいた…とりあえずこの森から出たいけど出れない」

 

そしてしばらく歩いていると竹林の奥から声が聞こえてくる

 

正義「誰かいるのか…、とにかく行ってみよう」

 

正義は声のするところへ走った

 

しかし声がしたのは人間が発したのではなく顔が人間で体が蜘蛛の化け物だった

 

正義「な、なんだこいつ?」

 

化け物は奇声を発しながら襲いかかってくるが小さいため、簡単に逃げることが出来た

 

正義「はぁ、はぁ、…よし、さっきの化け物からは逃げれたけど今度はでかくないか?」

 

先程の蜘蛛は子犬ぐらいの大きさだったのだが、今、正義の目の前にいる化け物は人の3倍はある大きさだ

 

正義「逃げたいけど、もう走れないよ…」

 

蜘蛛から逃げる時、全速力で走ったので体力が限界である、しかし、蜘蛛は休ませる時間など与える訳も無く正義に近づいてきている

 

正義「もう、だめか…」

 

蜘蛛が足で正義を逃げないように捕まえる、蜘蛛の口から出ただ液が体にたれ、体中に生暖かい感触が広がる

 

そして死を感じて正義は目を閉じる

 

?「諦めるな…」

 

突然声が頭の中に響いた

 

正義「えっ…?」

 

正義はもう一度声を聞こうとしたが聞こえる事は無かった

 

正義「諦めるな…か」

 

正義の体が光りはじめる

 

正義「諦めてたまるかあああ〜❗️」

 

正義の周りに風が吹き荒れる。その風で蜘蛛が吹き飛ばされる

 

正義「…力が溢れ出てきてるのか?すごい…」

 

光を身に纏った正義が呟いた

 

正義「これなら勝てる」

 

吹き飛ばされた蜘蛛が正義に襲いかかる

 

正義「おぉらああぁぁ‼️」

 

蜘蛛にパンチを繰り出して、倒した

 

正義「はぁ、はぁ、…倒せた、けど、…疲れた」

 

体に光を身に纏って戦い、蜘蛛を倒したが走った後に慣れてない力を使った事で体力を使い果たしてしまった

 

?「こっちの方からすごい風が吹いてきたんだけど…おい、大丈夫か?」

 

白髪の女の子が正義に話かける

 

正義「大丈夫です、少し疲れてるのでしばらくは動けませんが、それより貴方は?」

 

?「私は藤原 妹紅だ」

 

正義「佐藤 正義です、あの…ここはどこですか?」

 

妹紅「外来人か、ここは幻想郷の迷いの竹林だ」

 

正義「えっ…?」

 

正義は知らない単語がいきなりでてきたので戸惑う

 

妹紅「まぁ、いきなり訳の分からない事を言われても無理があるよな、…説明してあげるから大人しくきいてろよ」

 

正義「分かりました」

 

 

〜少女説明中〜

 

 

妹紅「分かったか?」

 

正義「分かりました…」

 

正義は返事をするが元気は無かった

 

妹紅「どうしたんだ?」

 

正義「妖怪を殺さないといけないのですか?」

 

外の世界で殺したことが無いため躊躇う気持ちが出てくる

 

妹紅「殺しなんて一度も無い人が妖怪を殺すのは躊躇うもんな…、…そこは慣れろとしか言えないんだよなー」

 

正義「そう、ですか…」

 

妹紅「そろそろ歩けるか?」

 

正義「…はい、歩けます」

 

妹紅「人里に行くぞ」

 

正義「分かりました…」

 

妹紅(正義に妖怪退治をさせるのは厳しいか…)

 

 

〜少年・少女移動中〜

 

 

妹紅「着いたぞ、ここが人里だ」

 

正義「ここが人里か…、思ったより小さいですね」

 

妹紅「た、確かに外の世界と比べたら小さいな」

 

正義の言葉に妹紅は苦笑した

 

妹紅「ちょっと紹介したい人がいるんだ」

 

正義「紹介したい人?」

 

妹紅「あぁ、上白沢 慧音という名前の人なんだがその人は人里を妖怪から守る番人?をやってるんだ」

 

正義「へー凄いですね」

 

妹紅「慧音は…あそこにいた」

 

慧音は文と荘助の三人で話をしていた、妹紅と正義は慧音のところまで走る

 

慧音「妹紅か、…その隣にいる男は誰だ?」

 

慧音は妹紅の隣にいる正義について尋ねる

 

正義「佐藤 正義です」

 

慧音「正義か、私は上白沢 慧音だ、慧音と呼んでくれ」

 

正義「分かりました慧音さん、…あの、もしかして荘助さんですか?」

 

慧音「あぁ、そうだが知ってたのか」

 

慧音は正義が荘助の事を知ってたことに驚く

 

正義「当たり前ですよ、荘助さんは外の世界では有名ですから」

 

妹紅「荘助って誰だ?」

 

慧音「妹紅は会ってないから知らないか、荘助は数日前に幻想入りした人間だ」

 

妹紅「そうか、私は藤原 妹紅だ、よろしくな」

 

荘助「(生のもこたんINしたおを見たい)僕は土方 荘助です」

 

荘助は真面目に挨拶するも頭の中では余計な事を考えていた

 

文「荘助さんの事教えてください」

 

正義「本人に直接聞けばいいじゃないですか、後あなたは誰ですか?」

 

文「あっ、すいませんでした、私は射命丸 文です。文々。新聞を書いてます、荘助さんに聞いても中々教えてくれないんですよ」

 

文は自己紹介しながら、荘助にたいする不満を言った

 

正義「何で教えないんだ?…何で僕の顔を見てるのですか?」

 

荘助が正義の顔をずっと見てたので理由を尋ねた

 

荘助「いやぁ、面白い能力を待っているな、と思ってね」

 

正義「能力、俺も持っているですか?」

 

能力を持っていないと思っていたため驚いていた

 

荘助「うん、二つ持ってるよ一つは【正義を力に変える程度の能力】、もう一つは【受けたダメージを力に変える程度の能力】だね」

 

慧音「よく能力が分かったな」

 

荘助「僕の能力の都合上分かるようになってるんだよ」

 

文「さらっとヒントを与えてますけどいいのですか?」

 

荘助「大丈夫、その程度じゃ僕の能力を当てることは出来ないからね」

 

正義「【正義を力に変える程度の能力」ってどういう能力なの?」

 

正義が自分の能力について荘助に尋ねた

 

荘助「正義心を力に変える能力じゃない」

 

正義「正義か…」

 

荘助「正義が何かを分かれば強くなれるんじゃない?」

 

正義「正義か…正義って何だと思う?」

 

文「私には分かりません」

 

慧音「正義とは守るものだと思う」

 

荘助「可愛いと勝者こそが正義だ」

 

正義「微妙だな…」

 

正義について聞いてみたがまだよく分からないようで浮かない表情をしていた

 

文「慧音さんは何となく分かるのですけど、荘助さんの勝者こそが正義がよく分からないですね」

 

荘助「簡単に言うと絶対的な正義はないということだよ」

 

正義「じゃあ、正義は何のためにあるの?」

 

荘助「それは自分で探さないと意味がないよ」

 

正義は荘助が言った事に納得が出来てない

 

慧音「他人の力ばかり頼っては駄目だという事だ」

 

正義「分かりました…」

 

慧音の発言で納得し、問い詰めるのをやめた

 

荘助「住むところないでしょ、住むところ紹介してあげるよ」

 

正義「ありがとうございます」

 

慧音「まさか自分の家に住ませるつもりか?」

 

荘助「違うよ、博麗神社を紹介するつもり」

 

慧音「お前が他人任せしてるじゃねえか」

 

慧音は呆れた口調で言った

 

妹紅「あの、そろそろ私も話に参加していいか」

 

慧音「何か言いたい事でもあったのか」

 

妹紅「いや、私の存在が忘れられてそうだったから話かけただけだ」

 

文「私の事も忘れてませんか?」

 

慧音「すまん妹紅、存在を忘れてた」

 

文「私にたいしては何も言わないのですか?」

 

正義「文さんは時々話に参加してたので覚えてましたよ」

 

文「うっ、そうでしたか」

 

妹紅「それより、正義の住むところはどうすんだ?」

 

妹紅が話に加わろうと話をかえる

 

荘助「とりあえず霊夢にお願いして、駄目だったらこの手紙を渡して」

 

正義「いつ手紙を書いたのですか?」

 

荘助「昨日だよ、多分明日誰か幻想入りするんだろうなと思ったからね」

 

正義「もし、来なかったらどうしていたんですか?」

 

荘助「大丈夫だ、問題ない」

 

荘助はドヤ顔で答え、他の人はため息をついた

 

荘助「まぁ、それでも駄目だったら妹紅か慧音、文とかに泊めてもらえばいいじゃん」

 

荘助以外「「「「はあああ〜⁉️」」」」

 

文「わ、私は無理ですよ、私の住んでるところ人間が入っちゃいけないので」

 

妹紅「わ、私より慧音の家の方がいいと思うぞ」

 

慧音「妹紅は料理が上手いから妹紅の方がいいぞ」

 

三人は顔を赤くして断っている

 

荘助「もしもの時だから大丈夫だよ」

 

妹紅・慧音・文「「「大丈夫じゃありません(ない)」」」

 

荘助「僕は用事があるからいくね」

 

荘助以外「「「「待てええええ‼️」」」」

 

荘助を捕まえようとするが、荘助は突然消える

 

文「荘助さん消えちゃいましたね」

 

妹紅「後で燃やしてやる」

 

慧音「今回は霊夢に頼るしかないか」

 

文「この話は置いておいて、正義さん」

 

文が正義に話かける

 

正義「何かありましたか?」

 

文「荘助さんについて分かることを教えてください」

 

正義「分からない事の方が多いと思うのですがいいですか?」

 

文「大丈夫です」

 

正義「じゃあ、荘助さんについて知っていることを教えます」




第八話終わりました。
一話で正義の幻想入りの話を終わらせたかったのですが、終わらせられませんでした。
第一章は次の話で終わりです。

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