Diplomatの日常   作:rainバレルーk

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人外番外編:吸血鬼と優しき王・・・2

 

 

 

ノーサイド

 

 

 

「ほぅ・・・『異世界人』であろー?」モシャモシャ

 

「・・・うん」ビクビク

 

研究室からの爆発後、アジトの居間にて、謎の少年『如月刹那』から事情を聞いていた。朝食を食べながら

 

 

「うぅ・・・(何コレ?何なのコレ!?なんで家のお風呂から、こんな所に来てんの?!てか!なんでヤギが『喋ってる』の!?)」

 

刹那は混乱していた。家の浴槽から全裸で知らない場所、というか『知らない世界』にとばされたのだ。混乱はする誰だってする

取り合えず、刹那は自分の事や世界について事情を話した。すると・・・

 

 

「「「「「「へぇ~」」」」」」

 

「軽ッ!?」

 

なんとも軽い感じで、刹那はヴァレンティーノファミリーに保護される事になった

 

 

「『刹那』・・・って言ったか?」

 

「ッ!はい!ゴメンナサイ!許してください!」

 

「いや、そんなビクビクするなよ?取り合えず『着物』はあってるか?」

 

「う、うん・・・」

 

今の刹那はアキトから着せられた赤い着物に紺袴の姿だ

 

 

「そうか、良かった。取り合えず何か食べよう?『パスタ』や『サルティンボッカ』とか食えるか?」

 

「は、はい・・・」

 

「アキト、怖い顔しないの」

 

「いや、してねぇよ!」

 

「・・・」パク

 

刹那はオドオドとしながら、アキトの料理を口に運ぶと顔がほころんだ

 

 

「お、美味しいです!」

 

「グラッチェ♪おかわりもあるからな?」

 

「うん!」

 

そうして刹那はアキトの料理を食べた。よほどお腹が減っていたのか、食べ終えるとウトウト眠ってしまった

 

 

「ス~・・・スピ~・・・」

 

「寝ちゃったわね」

 

「疲れが溜まってたんだろ・・・」パサ

 

眠る刹那の頭をシェルスは撫で、アキトは布団を被せた

 

 

「ところでアキト?刹那くんが言っていた事は本当でしょうか?」

 

「おん?」

 

袋の人物、ロレンツォがアキトに言葉を投げかけた

 

 

「どうゆうこったい?ロレさん?」

 

「彼がウソを言ってるようには見えません。ですが――」

 

「ロレさんが心配するのはわかる。だか、ここは『俺の眼』を信じちゃもらえないかい?たとえ正体不明の『異世界人』だとしても・・・な?」

 

「アキト・・・」

 

「ぅ~ん・・・」

 

「良いではないかロレンツォ」

 

「ドン・・・」

 

悩むロレンツォにドンが声をかけた

 

 

「困った時はお互い様。それが『人情』ってヤツであろー。それに」

 

「それに?」

 

「何時かのアキトを思い出すであろー」

 

「・・・それもそうですね」

 

「ありがとう!ドン、ロレさん。愛してる!」

 

こうして刹那はイタリアンマフィア『ヴァレンティーノファミリー』にて少しの間、お世話になる事になった

 

 

「まぁ、それよりも・・・この子『美味そう』だよな?」

 

「「「アキト?」」」

 

「・・・冗談だからね?」

 

果たして、刹那は無事にもとの世界に帰れるのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

←続く

 

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