第11話 戦いの理由
グロウズ「ご苦労さん」
帰ってきた。宇宙では戦艦を使ってきたが今は、何個ものでかい飛行船のようなものにモビルスーツを乗っけてる。そのモビルスーツデッキに親父がいた。
カイン「うん」
とりあえず、返事をする。
グロウズ「どうだ?その機体は?」
カイン「とてもいいよ、自分の思ったとうりに動いてくれる。」
グロウズ「そうか....よかったな。」
カイン「うん」
いったとうりだ。このモビルスーツは、凄い。
隣では同じように、ガイアがいる。
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ガイア「ふぅ~」
ユリン「お疲れ様」
水が渡される。確か...この容器は...ペットボトル..?だったような気がする。確かだが。
ガイア「ありがとう」
水を貰い、飲む。
ユリン「どうだったの?」
何を聞かれてるのかわからなかった。
ガイア「え?」
ユリン「戦闘」
....どうゆうことなのか?わからない。
ガイア「えーと大変だったよ。」
これくらいしか言えない。
ユリン「怖くないの?」
ガイア「?....別に」
ユリン「死ぬかもしれないんだよ。」
ガイア「......」
考えたことがなかった。死ぬなんて....けど、ダンジは死んだ。けどそれも戦闘だ。弱いものは死に強いものは生きる。ただそれだけだ。
ガイア「まぁ大丈夫でしょ」
ユリン「なんで?」
それくらいしか言えない。ということは、言わない。
ガイア「帰ってこれるから。」
ユリン「本当に?」
ガイア「うん、絶対だ。」
そう考えながら、こう思ってくれる人がいることに感謝していた。
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グロウズ「これからについてだ。」
また会議かよと思っていた。敵も大変だな、こんな会議を毎日のようにさせられるんだから。あくびを噛み殺す。戦闘が終わった後くらい寝かせてくれよとは思わない。だってヒューマンデブリだヒューマンデブリなんだ僕たちは。だけど....だからこそ、会議は聞き流す。知らないから、知っても変わらないから。.............そう思いながら。今までの事を思い出していた。
そういえば、サーシェスとはだれたろう。兄貴を失いたくないといったくせに、すぐに出してきた。なら、戦わせて勝たせた方がよかったはずだ。じゃあ出てきたのは替え玉か?いや、違う。出てきてもあの殺気はあった。
グロウズ「.....となる。....カインどうかしたか?」
あっ、ばれた。とりあえず、聞いてみるのもありだろう
カイン「サーシェスって誰?」
周りがざわざわした。全く話題に関係ないことが出てきたからだろう。けど、親父は全く声をあげなかった。
グロウズ「どこで聞いた?」
カイン「兄貴との戦いで聞いた」
素直に答える方がいいだろう。
グロウズ「ブロウ」
ブロウ「いいんじゃないですか。敵のことなんだから」
ブロウさんは知ってるようだ。
グロウズ「カイン、サーシェスの上の名を知ってるか?」
カイン「知らない。」
そういえばいってなかったな凄く慕われていたようだけど。
グロウズ「サーシェス·ボードウィン俺の弟だ。」
ギャラルホルン兵「え!?」
カイン「....!?」
ガイア「え...!?」
ブロウ「.........」
周りがまたざわついた。そのなかには、僕も含まれる。
ガイア「じゃあ兄弟で殺しあってるのですか?」
グロウズ「詳しく話そう。」
そう言って、全員を落ち着かせた。さっきのざわめきが嘘のように、音が消えた。近くには、ガイアもいる。ユリンもいる。音が消えたのを確認した、親父ははなし始めた。この戦いの始まりを。
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数年前~~~
グロウズ「ギャラルホルンの改革?」
サーシェス「ああ、厄祭戦からもう二百年。ギャラルホルンの腐敗は兄貴も気づいてるだろ。」
あの戦いに出たり、間近で見たわけでもないがその世界がどうなっているのかわかる。完全な民主主義だったらしい。
グロウズ「ああまぁな」
サーシェス「それが今じゃ俺たち含めるセブンスターズのみが統制している。いつからだろうか。わからない。しかし、変えれるのは今じゃセブンスターズのやつしかいない。」
グロウズ「けど、他の老人たちが賛成してくれるか?」
サーシェス「バエル」
グロウズ「!?バエルを動かす気か!?」
バエルとはギャラルホルンを作ったアグニカ·カニエルが乗ったガンダムフレームの機体で、アグニカの魂が宿る機体と言われている。
サーシェス「ああ、さすがの老人もアグニカとバエルには逆らえないだろ。」
グロウズ「しかし.......」
サーシェス「コロニーの人民は賛成してくれるよきっと。」
グロウズ「もし、逆らったらどうするつもりだ。」
サーシェス「潰す。」
グロウズ「!?」
サーシェス「他に何ができる。正しい場所に導くには、犠牲も必要だ。」
こいつは確かにかわったやつだかこんなことは言わないはずだ。
グロウズ「しかし..そのなかには!」
サーシェス「じゃあこの状態でいいの?」
グロウズ「........」
黙るしかなかった。
サーシェス「出来るさ。だから兄貴には協力してほしい。」
グロウズ「ぁぁぁぁぁ......」
グロウズ「くっ..................駄目だ‼認めない!!」
サーシェス「兄貴も、お父様たちと一緒なんだ。」
グロウズ「.....」
サーシェス「じゃあ.......いいよ。俺は一人でやる。」
グロウズ「!?」
サーシェス「人民たちなら、協力してくれる。」
グロウズ「やめろ!?それが....どんなことを招くのか....知らないのか!」
サーシェス「だったらなんだ。どうせ兄貴がいってるのは、思っているのはお父様たちと同じだ。自分の地位を失うのが怖い。ただそれだけだろ!」
グロウズ「くっ......」
そして、サーシェスは部屋を出る。
グロウズ「何処に行く!?」
サーシェス「決まってるさ。バエルの部屋だよ。今の僕には、バエルを動かすことが出来ない。しかし、きっとそんな奴が私の部下となる。」
グロウズ「.........」
そのなかで弟の足音が自棄に大きく聞こえた。
グロウズ「くっ....何故止められなかった........」
その問いに答えるものは...いない。
そのまま何時間か固まっていた。
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数時間後~~~
ギャラルホルン兵「グロウズ様!」
グロウズ「!?どうした!?」
行きなり呼ばれて、立ち上がる。
ギャラルホルン兵「サーシェス様が自分の地位を.....ギャラルホルンの居場所から遠ざかり、バエルを盗み出しました!!」
そうだ。奴はやるんだった。くそう......
そのまま奴のいのままになるかのごとく、バエルは呆気なく盗られて、逃げられた。どうすることも、出来なかった....
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グロウズ「っと言うわけだ。その後、サーシェスはバエルとエイハブ·リアクターの工場を交換した。それで、奴は兵を一人も殺さず、金とエイハブ·リアクターの工場を手にいれた。なんか、質問はあるか?」
また、ざわついた。もう何回目だよ......っと思う前に驚きが隠せなかった。
ガイア「やっぱり......」
ガイアの小声がユリンとカインにやっと聞こえた。それくらい小さな声だった。けど、急に大きくなった。
ガイア「兄弟で殺しあってるんじゃないですか!」
ガイアが急に立ち上がり、数人椅子から転げ落ちる。グロウズが睨む。ガイアも同じように、睨む。
ガイア「どうして.....どうして兄弟なのに....」
グロウズ「言ったとうりだ。」
ガイア「なんで....他の人まで巻き込んで、殺し会うんですか?」
グロウズ「ギャラルホルンの腐敗。それには、ギャラルホルン全員巻き込まれる。この件が終わった後でもこのようなことは色々とあると思う。理由は正しいから。」
ギャラルホルン兵「そんな......」
多数のギャラルホルン兵がざわつく。大切な物を失った表情をしている。
グロウズ「俺たちセブンスターズが悪い。ただそれだけ。........悪いのに.....そう認められないんだ。認めては、ギャラルホルン自体が、揺らぐ。悪い場合は、抑えるもの自体なくなり、人は頼るものを無くす。」
それが親父の戦う理由か......
ガイア「たくさんの人が.......たくさんの人の命が......消えてるんですよ!?」
グロウズ「仕方がない。潰されないためだ。」
ガイア「あんた達のために.......たくさんの人が....そのなかには、その人の家族だって.....愛する人だっているのに....」
グロウズ「.....」
カイン「ガイア.........」
ガイア「おかしいでしょ‼なんで......そのせいでヒューマンデブリが出てくるんだ!たくさんの血が流れて.......」
ガイア「だから!!......」
グロウズ「どうしろと.....バエルを持っていたせいで我々は迂闊に手を出せない。しかし.....今度の作戦は違う今度は奴等もやる気だ。核.....」
ガイア「そうじゃない!!やめろと!いっているんです!!」
またガイアが叫ぶ。
グロウズ「出来ない。」
ガイア「なんで....そんな....だって...カインだって......」
カイン「............」
ガイア「カインもそうだろ!?カインだって.......」
カイン「ガイア」
ガイアを止めた。ガイアの目には涙が溜まっている。
カイン「俺たちはいつ父さんに意見を言えるようになった?そんなに偉くなった?」
ガイア「カイン....?」
カイン「無理なんだよ。兄弟で殺しあうことは仕方ない。それも道なんだろ。」
ガイア「くぅっっ.......」
カインがそして、ドアの方まで行く。
グロウズ「何処に行く?」
カイン「モビルスーツデッキ。整備を手伝う。」
一同「.........」
全員が黙った。
ガイア「カイン.....」
グロウズ「彼は感情を押し殺している....兄さんの事だろう。彼に聞いた話だが、彼は親の顔を知らない。自我が出来る前に死んだらしい。っということは彼をこれまで育てたのは.....彼のお兄さんだろ」
ガイア「.........カイン....」
あんなにも普通にしておいて.....強がりすぎだ。
グロウズ「次の作戦だか.....」
話せるような状況じゃないとわかっておいていう。大切なことだから。カインにも....後で言おう。そう思いながら。
グロウズ「敵は、核兵器を使う。」
ギャラルホルン兵「!?」
ユリン「核兵器..?」
知らないようだ。
グロウズ「モビルスーツのナノラミネートアーマーは貫けないが、人を溶かし、もの凄く広い範囲の人間を殺せる。ナノラミネートアーマーを貫けるダインスレイブと同じ禁止兵器とされている。」
ユリン「うわっ.........」
ドン引きしている。
ガイア「......」
ガイアは黙り混んでいる。そのまま固まり、動かない。
グロウズ「やってくれるか?」
ギャラルホルン兵「もちろん!」
もちろん、もちろんとたくさん聞こえる。
ガイア「.........」
ガイアの頭の中にはやることに対する恐怖があった。紛れもない恐怖。それと.......
グロウズ「無理ならいい。」
いきなり、グロウズが言う。その言葉を残して、グロウズは部屋から出ていった。
ガイア「どうしろって言うんだよ.......」
そういいながら、ガイアの頬には涙がかかっていた。
ユリン「ガイア.......」
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グロウズ「カイン」
モビルスーツデッキまできた。誰もいなくて、手伝うとか言ってたカインは何もできずに、コックピットで座っている。
カイン「何?」
数秒後カインが答える。こいつも変わったもんだ。最初は、戦うのを悩んでいたのに...今は....
グロウズ「次の作戦は.....」
カイン「わかってる。」
何故だ?説明したことは無いのだが。
グロウズ「?わかるのか?」
カイン「敵を殺ればいいんでしょ。」
グロウズ「!?」
やっぱり変わった。変わってしまった。あのときとは....
カイン「違う?」
グロウズ「いや.....よろしく頼むぞ。」
手をカインの方に伸ばし、跳んでいく。
カイン「うん。任せといて...........父さん」
その手を義理の息子が取った。
パシッ
グロウズ「(これからも頼むぞ......カイン.........これからもな.......)」
そう思い、自分の息子の成長を出来るだけ見ていたいと思った。
第11話終わり
カイン君グレる。
兄貴の影響ですかね?
一応核は怖いとだけ言っときました。
貫くのは無理でも溶かすことは出来そうですね。
アグニカ出てきました。名前だけですが。