核使うやつらに勝てるのか?
主人公死にそうだな。
ガンダム
第12話 僕は......
ガガガガガガ.......
ドーン
カイン「はぁはぁはぁ...」
戦いが始まってからもう一週間たっていた。
戦っては逃げて、守っては攻める。それを繰り返していた。敵も味方もたくさんの犠牲者が出ていた。敵方は核ミサイルを打てないようだ。しかし、このままじゃ..撃たれる。
けど、僕の...僕のやるべきことは仲間の援護。無理に突っ込むことはない。
カイン「くぅっ.....キリがない‼」
気を抜いたら、後ろから撃たれそうだ。余裕はない。でも...
弱味を見せるな。そう自分に言い聞かせて、背を伸ばし、戦う。
槍で横から殴り付け、空いた隙間に撃ち込む。後ろをとられたら、わざと前に進んで足を蹴って、崩した後にコックピットを殴り付ける。動かなければそれでいい。生きてるのか死んでるのかに判断する時間がすら惜しい。
ガイア「カイン‼援護する。」
下がっていたガイアが出てきた。
カイン「あぁ頼む。」
ガイアのマン·ロディが片手に斧、もう片手にマシンガンを構えて、接近してくる。カインはわざとおおざっぱに敵を凪ぎ払う。そのあなをガイアが埋めてくれる。だから余計な体力を使わないで済む。
カイン「はぁはぁはぁ....」
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ガイア「出れます。」
グロウズ「!?」
あんなにも戦闘を嫌っていたガイアが自分から出ると言ったことに驚きは隠せなかった。
グロウズ「どうした?」
ガイア「ユリンが.....」
数時間前~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ユリン「ガイア」
ガイア「....」
ガイアはまるで無重力空間にいるような格好をして、壁にもたれ掛かっている
ユリン「あの......さ.........無理しなくても...いいんだよ...」
ガイアの頭が上がった。そしてこちらを見た。その目は絶望に溢れている。
ガイア「誰かが言ってた。....(お前らはすごいよな。なんたって戦闘を怖がらずに出来るから)って.....けど..本当は怖い。逃げれるなら、今すぐにでも、逃げて、楽になりたい。」
ガイアの目からは涙が出ている。
ユリン「ガイア....」
鼻を擦りながら、ガイアは続ける。
ガイア「でも....無理なんだ。カインも俺も....」
ユリンが隣に座った。
ユリン「じゃあさ、逃げよう戦闘の影響がないどこか遠くへ。」
ガイア「できないさ、ヒューマンデブリには、IDがない。移動手段が無い。」
すでに諦めている。な....そう思った。なんかこの状態は...嫌いだ。
ユリン「グロウズさんに頼めばいいじゃん。私もいくから。」
ガイア「なら戦いを終わらせないと....」
ユリン「だからあともう一頑張りあと少し頑張れば楽になれる。...だからさ..頑張ろうよ。」
ガイア「ユリン.........わかった...わかったよ..やってやる。そして、終わらせる。」
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だから....行ける....行くしかないんだ。
ガイア「だから.....出ます。」
その顔は、前の会議の時のガイアとは全然違っていた。
グロウズ「あぁそうしてくれ」
成長させられたな...そう感じていた。
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ガイア&カイン「はぁはぁはぁはぁ.........」
キリがない....やってもやってもまた出てくる。
さすがに、ガイアもマシンガンが弾切れになったらしくもうマシンガンを投げ捨てている。槍のライフルの弾も残り僅か。あと何分耐えられるか、そんな状態だ。
カイン「一度下がる?」
それが妥当な考えだろう。この状態じゃ、かえって危険だ。一度下がり、体制を整えた方がいい。
しかし、ガイアの発言は予想どうりだった。
ガイア「させてくれると思うか?」
カイン「だね。」
こんな状況で何故か笑えた。援軍が来るまで耐えるしかない。うまくいけば、逃げれるかもしれないが、かなり危険だ。ならば...
カイン「突っ込まずに、耐えきる。」
二機のモビルスーツのスラスターが反対方向に一気にガスを吹き出した。
ヒュイーン
弾かれたかのように、きた一機を槍で弾き、どうなったかを見ずに隣の機体を叩く。後ろから来ないことを確かめて、敵のモビルスーツが固まっているところに向けて、槍のライフルの残弾全てを叩き込む。反動で下がったところで、横からの機体を弾き、後ろに下がる。二機まとめて来たのを見、腰から剣を抜き、一機に刺して蹴り飛ばし、抜いたところで応戦は無理と判断し、スラスターで上に上がる。何機かが、マシンガンを構えるが、下の一機が動かないうちに、斜めに下がり、向かってきたところで、叩く。マシンガンの弾を盾でふさぎ、構える。ガイアはこのうちに何機倒しただろうか。.......その時
ギャラルホルン兵「もういいです、下がってください。」
通信で聞こえた。少し下がったところで、向かってきた一機を弾き、逃げる。連動するように、ガイアも逃げて、援軍が来る。いままでの一週間ずっとこんな感じだ。どちらとも、かなり疲れが見える。もうそろそろ終わらせなければと思っていた。
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とりあえず戻ってきた。みんなあわただしく動いている。逃げているわけではない。戻ってきたモビルスーツとパイロットの補給、作戦会議だ。いつも戻ってきたらモビルスーツデッキにたっているユリンの姿もない。とりあえず、出された飲み物と食事を食べていた。騒々しく音が鳴るなかで二人は黙っていた。しびれを切らしたような顔をしてガイアが喋り出した。
ガイア「.....カイン」
カイン「何?」
ガイア「俺....この戦闘が終わったら遠くにいくことにするよ」
カイン「そうなんだ。」
カインは分かっていたような反応をしているが、知らないだろう。ただ驚くようなことではなかっだけなのか、それとも...
カイン「.....」
ガイア「お前はどうするんだ?このあと」
カイン「その事は終わってから考えればいい。僕たちはヒューマンデブリだから考えることも出来ないと思うけど」
カインはまだあのときと変わらないと思っているのか。
ガイア「カインお前はボードウィン家の人間だろ?だったら無理しなくても」
カイン「兄貴やダンジは死んだ。ヒューマンデブリの死に様だ。僕たちもいつかああなる。早いか遅いかの話だ。だから.....」
ガイア「カイン!もう考えるな‼そんなこと!もう俺たちは....」
いきなりガイアが割り込むもう限界と言った様子だ。
カイン「死ぬまで僕たちはヒューマンデブリだよ。」
こんな状態でも、カインは平常心だ。いったいなにが彼をこんな風にしてしまったのか.....
ガイア「カイン!お前も俺ももうヒューマンデブリじゃない!だってこんなにもの人がたくさんの人が俺たちのためにやってくれている。ヒューマンデブリの時にこんなことはあったか!?」
カイン「でも.....」
バチン!
ガイアがカインの頬を叩いた。それを見ていた何人かが走り去っていく。その音は甲高く響き、轟音の艦内に鳴り響く。始めてだガイアに殴れるのは、毎日毎日胡散臭い大男に殴られたり、蹴飛ばされたりしたが、ガイアにやられたのは始めてだった。
カイン「ガイア....」
驚きと恐怖が同時に襲ってきたような顔をする。
ガイア「ダンジは...お前を守りにいって死んだんだろ‼何で守られたお前がこんなことになっているんだよ!これじゃ...ダンジはなんのために守ったんだよ!ダンジや俺たちの命はそんなに軽いのか!?もうヒューマンデブリじゃないんだ‼ギャラルホルンにきてから....逃げてから....グロウズさんたちにあってから...」
ガイア「カイン!お前は何者だ‼お前は誰なんだ‼」
カイン「僕は.....僕は.....」
叩いたところをよく見ると赤く腫れている。普通ならボードウィン家の人間を殴ったりしたら、処刑だろ。普通は........あいつが、ボードウィン家の人間なら.....
赤く腫れたころに涙が流れる。カインが絶対見せなかったカイン自信の弱み。
カイン「僕は、カイン·ボードウィンだ‼」
ガイア「そうだろ‼だからもうヒューマンデブリじゃない!」
カイン「ぅぅっ............」
ガイア「俺たちは、ボードウィン家のお前とグロウズさんの命令を聞く。次はどうする?」
ギャラルホルン兵「発進用意出来ました!」
カイン「いくんだ。勝つために。」
ガイア「あぁ、なら行くぞ!」
カイン「(もう整理は出来た。なら後は戦って帰ってくるだけ。)」
ガイア「ガイア·アベルフル!アーマーマン·ロディ!出るぞ!」
ヒュイーン
カイン「カイン·ボードウィンガンダムキマリス!出ます‼」
ヒュイーン
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ブロウ「良かったんですか?」
グロウズ「?なにがだ?」
二人はモビルスーツデッキでさっきの惨状を見てしまった。その事についてだ。
ブロウ「養子だからって、ボードウィン家の人間たぜ?ほっといていいのか?ガイア·アベルを」
グロウズ「ふふっ。カインがあれで成長出来たらからいい。まず、あってすぐため口のお前もどうかと思うぞ、ブロウ」
ブロウ「はいはい、俺は出ますよ。」
グロウズ「あぁそうしてくれ。」
グロウズ「(俺もサーシェスにああしてやれればな.....)」
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バンバン
戦場にはまだ多数のギャットのモビルスーツがいた。
ガイア「おい!やっぱりまだヤバイぞ!」
カイン「生きて、生きて命令を聞くんだ。絶対になんとかする。とりあえず、サーシェスをどうにかしたい。出来るか?」
ガイア「よし。なら行くか」
カイン「ああ!」
二機のモビルスーツが同時に、近くのモビルスーツを凪ぎながら、ギャットの本部側に向かう。
ヒュイーン
第12話終わり
カイン直る
久しぶりにダンジの名前。
書留しときました。やべぇ眠い。