ガンプラののりで
しかし...僕は文字数少ないですからね~ここまで出来るのでしょうか?
第13話 昔の秘密
カイン「!」 ガン
咄嗟の攻撃に避ける余裕も無く盾で受け止めた。モビルスーツの重みがかかった一撃を、盾を斜めにすることで受け流して、槍で追撃する。空いた背中を攻められる前にわざと前に行って、間を空ける。マシンガンを構えられる前にガイアが後ろから殴り倒す。
ガイア「大丈夫か!?」
カイン「うん」
会話はその程度しか出来ない。あの後、無事にギャットの本部に乗り込んだが、守りの時よりもモビルスーツの数が多くてうまく攻め込めていない。数機のゲイレールが来るが、それよりも多い数のガルム·ロディに囲まれて、倒されていく。無論ゲイレールもやられてばかりではない。しかし、こちらが不利なのは変わらない。
カイン「このままじゃ........」
どうする?少し時間があれば、父さんに連絡をとれる。そうすれば、なんとかなるかもしれない。
カイン「ガイア!時間がほしい」
ガイア「了解」
そう言って前に出る。向かってくる一機をかわして、槍のライフルで牽制しながら、後ろに下がる。ガイアが気を引いてくれているのを見ながら、このモビルスーツがどんだけ目立つのが分かった。その証拠に、サーシェスに言われたのか、ガイアの包囲網から抜け出したモビルスーツが迷い無く、こちらに来る。
カイン「追い付けると..思うなよ!」
スラスターを使って、逃げながら、牽制射撃をする。その間を使って、チャンネルを合わせる。
カイン「父さん....父さん!」
ピーピーガシャガシャ
繋がらないのか、と思い、敵の弾を盾で受け止める。
ピーピーガシャガシャ
グロウズ「カインか!すぐに戻れ!」
カイン「え⁉」
通信が繋がったと思ったら衝撃の一言がきた。しかし、考えている時間はない。理由は戻ってきてからでいい。
カイン「ガイア!」
ガイア「どうした⁉」
カイン「一端退却する。」
ガイア「.....了解」
ガイアもこの状況がわかっているのだろう。守っているときより、一機一機が強く、数も多い。そのため、弾丸の減るスピードが早い。これでは危険だ。よく見ると、数機のゲイレールがこちらに来る。
ギャラルホルン兵「援護します。」
カイン「助かる。」
数歩下がり、弾丸を全て使ってその瞬間に逃げた。攻めていたガルム·ロディがこちらに来るが、見向きもしない。これからは籠城作戦だろうか。そんなことを考えながら、下がっていく。
ガイア「カイン!」
カイン「!?」
その時に一機のモビルスーツが10mほどの距離に立った。ガルム·ロディやマン·ロディ、ゲイレールなどといった見たことがあるような機体ではない。その機体はハリネズミのように、装甲に刃、というのが良いだろう物が多数ある。武器はおそらく、背中にマウントしている。変わった形の剣だろう。見ただけではよくわからないが、返しの部分があり、硬いナノラミネートアーマーを抉るかたちで切るのだろう。膝には、ひとつずつドリルのような物がある。機体のカラーは青が基調となっている。いままで、たくさんのモビルスーツを倒したのを、剣や、膝にに赤いオイルがべっとりつくことで物語っている。
ーーーこいつは危険だ。
それが最初の感想だった。奴も自分の基地に帰ろうとしているのがわかるが、剣のオイルに比べると傷がない。まず、目だった傷が何一つない。歴戦の強者を感じさせるプレッシャー。どれひとつをとっても生半可な状況では倒せないことは分かっていた。だから、今刺激することは危険だ。気づかれないうちに、父さんの所に戻った方が良い。しかし、この位置にいる上にエイハブウェーブがある。音が無くともあれだけの強者なら気づかれるのは不可避だろう。
ガイア「カイン!どうする?」
ガイアも同じことを考えているのだろうか。だからといって、そんなにすぐいい考えが浮かぶ訳ではない。
カイン「...とりあえず今は危険だ。今は帰還に集中して..........」 ヒュイーン 「!?」
気づかれた今は危険だ。戦うことな考えないように、しなければやられてしまう。
カイン「来るぞ!」
そう言って、このギャラルホルンのモビルスーツの中で最も優れたスラスター性能を持つキマリスが一番遠くに下がれた。援護射撃を行おうとしたが
カイン「く.....たま切れか...」
槍をマウントして、数歩下がり、バズーカを取る。ロックオンした瞬間。
カイン「!?速い!?」
もうスコープの範囲の中から出ていた。ガイアはマシンガンが無いのか、手には煙玉のような形をしたものを持っていた。おそらくは爆弾だ。しかし、あのモビルスーツではおそらく当たらない。
カイン「足を止めろと言うことか。」
そう言うと、ろくに狙いも着けずに、足元に撃った。硬い塊が地面に不時着する。ゲイレールがそれを合図に、そう射撃をした。しかし、そのモビルスーツは背負っていた巨大な剣を盾のように傾け、剣に着弾させた。それでも、懲りずに、ゲイレールは回り込みながら、射撃を続ける。深追いしすぎだ。おそらくは、プレッシャーのせいだろう。奴がこうさせるんだ。バズーカを傾けて、地面から手へと狙いを代える。今はその剣が危険だ。そう思いながら、撃つ。しかし、その弾は風を切るだけでどこかへといってしまった。狙いは正確だった。しかも、撃ってるのはカインだけでは無い。敵はこれほど.....考えている時間はない。
ーーーやらなきゃまずい
バズーカをすぐ真下の地面へと撃つ。当然のように砂ぼこりが立つ。謎のモビルスーツがこちらを見た。その瞬間動きが鈍った。その迷いを逃がさず。ろくに狙いも着けずに撃つ。避けられるが、ゲイレールの放った弾が何個が当たった。それを見ずに、スラスターを使って急接近した。相手は初めて、剣を攻撃の体制に構えた。狙いはつけられたしかし、それでいい。
カイン「深追いしすぎだ。」
そう言い残して、回り込む。しかし、
カイン「!?消えた!?」
ガイア「上!」
上に飛んでいたモビルスーツが剣を振り下ろしてくる。緊急回避で避けるが、次の対応が遅れた。また横に薙いだ。風がモビルスーツのコクピットにいても感じられる。恐らくは風じゃない違うものだ。それを考える時間はくれない。バズーカを投げ捨てて、剣を持つ。ふたつの武器にしては、こぶりだが、仕方がない。敵のモビルスーツのカメラが向いた。その瞬間、剣を投げつけた。かわすが動きが止まった。
カイン「今だ!」
精一杯の声で叫んだ。つぎの瞬間敵のモビルスーツが燃えた。ガイアのマン·ロディが投げた爆弾が全部当たったのだ。
ガイアはすぐにキマリスの剣を拾い投げてくる。
カイン「ありがとう」
ガイア「どういたしまして..かな?」
その時にはこのままでも勝てるかもしれないと思っていた。敵のモビルスーツは見るからに動きが鈍った。でもまだ動いてる。ということを実感させられた。今は一秒一秒が惜しい。その時敵のモビルスーツの動きが止まった。攻撃の構えになった。その瞬間時間が止まったような衝動に駆られた。
カイン「え.........?」
怒ったのだろうか。けど気づいたら、目の前のゲイレールが無様に切られていた。コクピットを抉られていた。あぁ.....今気づいたこいつは僕を構ったのだ。6機のゲイレールと一機のガンダムとマン·ロディと謎のモビルスーツが立っていたその場初で。呆気にとられていた。この時には勝てると言う考えは微塵も消えた。無くなった。勝てない。やられる。二機のゲイレールが後ろに下がる。それを合図にしたのか、謎のモビルスーツが剣を構える。ヤバい。
ーーー死ぬのか?
頭によぎった。敵が僕に狙いをつけたとは限らないのに....
気づいたら敵に背中を、モビルスーツの背中を見せて逃げていた。全員だ。全員がまるで天敵にあった鳥のように一目散に逃げていた。
ギャラルホルン兵「ウワァァァァァァァア!」
ギャラルホルン兵「にげろぉぉぉぉぉ!」
逃げてるだけなのに断末魔が聞こえる。地獄だ。
カイン「ハァハァハァ....」
その状態でよく逃げれたものだ。もしかしたら、データ収集が目的だっかもしれない。わからないが危険だった。
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艦内にいるグロウズは部下から聞かれたことに、耳を疑った。そして、反射的に戦場を見た。目視できる訳ではない。しかし、いるのだろう。200年以上前の厄祭戦でモビルアーマーにその巨大な剣を突き刺したと言われる。ボードウィン家がその情報を機密にしていたモビルスーツが。この件で情報はギャラルホルンの中に散らばったが、機密にしていた理由が、その剣が一度も折れなかったので、こいつは使えると初代ボードウィン卿が思い隠したらしい。これは後に、セブンスターズ間での争いにはもってこいだと、どこが持っていも不思議に思われないフレーム。その上、厄祭戦の情報は同時期に作られた、ガンダム·フレームの影に隠れて情報が少ない。剣と特別なギミック以外は流用可能。まさに影のモビルスーツである。フレームの名前はヴァルキュリア·フレーム機体の名はグリム·ヴェール、青い機体だ。
第13話終わり
ついにラスボス機登場....早いですよねはい。まぁこれからゆっくりやるんで。
鉄血で例えるならグレイズアインですよこいつ。