最近他の作者さんの小説が凄くて更新遅れてる....どうしましょうか
第17話敵拠点破壊作戦
突然上がった光にギャラルホルン兵皆が目を奪われた。
ギャラルホルン兵1「なんだ!?信号弾⁉」
その信号は、特別なものではない。とすぐにわかった。あれは
ギャラルホルン兵2「LCS 用のドローン....」
LCSとはエイハブリアクターが発するエイハブウェーブの環境の中でも通信ができる手段だ。つまりは通信をしたいと言うことだろう。今ここは比較的安全だ。そこに通信を送るのだから、増援か?と思ったが、違った。
ガガガ...ガガガ ノイズだ。
カイン「お..お前...ら聞こ...えてい..るのなら返事を....」
ノイズで聞き取りずらいが、すぐに治るだろうと思い通信を続ける。
ギャラルホルン兵1「カイン様どうかしたんですか?」
前までヒューマンデブリだった人間を様とつけて呼んでいるから、おかしな物だ。
カイン「今すぐブロウさんの隊に連絡をとれ」
ノイズが直ったおそらく調整がうまくいったのだろう。
カインが続けた。
カイン「今なら敵拠点を叩けると...な」
ギャラルホルン兵1「了解‼」
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ギャラルホルン兵の通信はすぐに届いた。
それはいままできつい状態だった彼らに希望を与えた。
グロウズ「ブロウの隊をすぐに出せ!」
ギャラルホルン兵3「了解‼」
グロウズ「本艦隊で敵拠点に近づく、それから突貫させろ。」
そちらの方が早いし推進材の量が少なくて済む。
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ブロウ「おっ仕事か」
サィフ「最後の作戦ですよ。これでギャットを撲滅しますよ。」
嬉しそうに、サィフが言う。まだ若い。
ザンブ「ほら、サィフも隊長もモビルスーツに乗らないと」
そう嗜めるが、その声も明るかった。
ブロウ「ああ。」
あとは待つだけだ。
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ガイア「このっ」
斧を横に振り払った。それで一機のマンロディが巻き込まれ、コックピットを潰した。
マシンガンの弾を受け、爆弾を投げる。それでまた一機倒れた。あの機体はまだ戦うだろう。とヒューマンデブリの頃の勘を信じ、立ち向かう。
ガイア「はぁはぁはぁ.....」
この状況はきつい。たった一機でここまで行けたのも、良い方だろう。しかし、死ぬわけには行かない。まだやるべきことがある。
一機のマンロディがチョッパーを持って接近してくる。おそらく、ここで止めとけとだけ言われたのだろう。
スラスターで後ろに下がる。多数のマンロディが接近するが、これでは追い付けない。
今は危険だ。後ろに下がっている、ゲイレール隊に連絡すれば生き残れる可能性が出てくる。
ガイア「!?」
突如前方に、見たことのない機体があった。いや、見たことある。けど、忘れていた。そして、敵ではない。賭けていたわけではない。けど、待っていたような気もする。
ガイア「カイン!」
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前方に友軍機一機、ガイアだ。目立った損傷はない。後ろからの打撃もない。無理な攻撃はしないようだ。それはこちらも同じ。今は、奴等を止める必要がある。
カイン「ガイア大丈夫か?」
ガイア「敵の拠点は......」
カインはそこでピシャリと言葉を切った
カイン「問題ない。」
カイン「ブロウさん達に任せろ。」
そう言って、バズーカを取る。
ドン ドン ドン
3つの弾が近くのマンロディに当たる。
ガイア「了解」
ガイアもわかっているようだ。声が落ち着いている。
二機のモビルスーツが武器を掲げ2手に別れる。それに連動するように、ヒューマンデブリの隊がきっちり二等分され別れてくる。
しかし―
バズーカを取ってガイアに向かう機体に弾を当てる。同時に、スラスターを使い、マンロディから離れる。
カイン「どこまでいけるか.....」
そう言いながら何故か笑みを浮かべていた。
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ギャラルホルン兵「本艦はこれより、敵拠点撃破のため、敵拠点前に着陸します。モビルスーツ隊発進準備を。繰り返す。モビルスーツ隊発進準備を。」
アラームの音慣れた音ではあるが今日は何かと不審だ。
ブロウ「モビルスーツ隊、半部はフライトユニットで敵拠点の撃破だ。もう半分は下で援護を」
サィフ「了解」
ザンブ「了解」
フライトユニットとは、バックパックにつけるタイプのサブフライトシステムで、比較的安価な上に難しいことはなく、宇宙と同じような環境の為、新兵でも利用できる。しかし、問題もある。ものすごく脆いことだ。遠くからの射撃でも通してしまう上に、多数のエンジンが近くにあるため、一つ当たると誘爆する危険が増える。その為、大体の場合、下に援護の部隊がいる。もちろん、モビルスーツ単体のスラスターでも飛べるが、それとは、飛べる時間と安定性が桁違いだ。その為、多くの将兵に好まれる。
そのフライトユニットのゲイレール番を装着する。撃破されても、モビルスーツ単体のスラスターで飛べるように切り離しも可能だ。
ギャラルホルン兵「了解!」
勢いよくギャラルホルン兵が言う。
サィフ「隊長俺たちも....」
ブロウ「いや、お前たちはいい。」
ブロウは言葉を切った
ブロウ「特に、ザラブなんて、あんな宇宙みたいな動きは苦手だろう。」
ザンブ「ま...まぁそうですね」
ザンブも肯定した。
ギャラルホルン兵「発進、どうぞ!」
ブロウ「作戦を開始する。絶対..死ぬんじゃねぇぞ。なんでも生きて、全員生きて、グロウズに飯を奢らせてやるぞ!」
そんな願い叶わないと知っておきながら、心のどこかでは祈っていた。そうなってほしいと。
ブロウ「ブロウ·ファルスでるぞ!」
ヒュイーン
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サィフとザラブが先に足を陸につけて、その他の部隊が2つに別れた。一つは上から拠点を狙う。もう一つは、陸から狙い、上の部隊の援護をする。元々、カインと共にいたものは、上からの援護になる。
ギャラルホルン兵「隊長敵拠点です。」
ブロウ「ああ。敵拠点を破壊する。遅れるなよ‼」
了解という声が後ろから聞こえるのを頼もしそうに聞いた。
ブロウの部隊が他の機体を追い抜く。それと同時に
サィフ「隊長の邪魔をさせるなよ」
と叫んだ。
その声に多数の兵が答えた。
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その声はカイン達にも聞こえていた。
カイン「聞こえた?ガイア」
ガイア「あああと少しだ。」
カイン「うん。あと少し.......」
そうやって話しているときにいきなり爆音がした。
ガイア「なんだ⁉爆発⁉」
見ると敵拠点の近くにロケットが打ち上げられた。そのロケットはそのまま宇宙へと行ってしまった。
カイン「ガイア。」
敵は逃げようとしている。とでも言おうとしたのかと思ったが違った。
カイン「逃げたいって言ってたよね」
ガイア「ああまあな。」
そう言いながら、敵モビルスーツから離れて、ひとつに纏まる。
ガイア「....まさか!」
その時にガイアの頭にひとつの考えが浮かんだ。しかし....
カイン「そのまさかだよ。」
カインは当然のように返す。
ガイア「でも.....」
ガイアとカインは同じことを考えていた。それは、
カイン「まだあのようなロケットはあるだろうから、それで逃げるんだ。」
戦いが終わったらと言ったのを忘れたのか....まずあれでは仲間に撃たれる可能性もあるし、なかったら乗り込めないし、ユリンが来なければ、意味がない。
カイン「リスクは大きいけどやる価値はあるよね。」
その声はやって見せろと言っていた。
ガイア「ああ。」
そう言いながら、敵から逃げて、ロケットが作り出した、雲を眺めていた。
第17話終わり
何故ロケットを使うかだって?そこは....う~んバレたら不味いからかな―戦闘中なら死んだことになるだろうし―
2017年8月25日訂正しました。