第5話ヒューマンデブリ
カイン「あんたを......殺す。」
レビル「.....そうか」
あんだけ驚いていたのにもう落ち着いている。
ダンジ「これがエース·パイロット......」
レビルのユーゴーが武器を持つ。
殺る気だ。
無音の空気が流れる。
その張り詰めた空気がある一瞬で嘘のように消える。
ヒュイーン
ダンジ「くるっ‼」
一気に前に来たかと思えば後ろをとられた。
ダンジ「なんだと‼」
驚きが隠せない。
速い。
ガン‼
当たったと思ったらカインのマン·ロディが防いでいた。
擦れていて火花が散る。
ガガガガ
カイン「ここは任せて」
その声はいつもとは違った。
強く、恐ろしかった。
ダンジ「あっああ」
仲間なのにびびった。
カイン「........」
武器を弾き武器を前に出す。
ガン‼
間髪入れずに武器を振るうがまた弾かれる。
まだいける。
カイン「いくよ」
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ギャラルホルンモブ「結果、出ました」
そういって部下が一人くる。
おそらく調べさせといた敵の事情のことだろう。
グロウズ「どうだった?」
ギャラルホルン「ギャットにエイハブ·リヤクターの製造工場を占拠されたようです。それも、五つも。」
グロウズ「........」
絶句した。どんだけ大きな組織なんだ。
エイハブ·リヤクターの製造工場はものすごく厳重な警備の中にある。それを占拠するなど........
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レビル「フン‼」
ガン‼
また弾く。これで何回目だよ。
カイン「........」
マシンガンをとって向けて発砲する。
ガガガガ
すべて当たる。
近くには、何も出来てないダンジがいる。
それを見過ごす。
カイン「.......」
これを何回もくれ返しているような感覚だ。
緊張感で張り積めた糸のようなものを想像する。繰り返し、繰り返し撃っては当たり弾かればまたやられる。心にあるのは怒りだろうか、もしくは悲しみだろうか違う哀しみだろうか。 わからない。今は........でもいつか分かる。ヒューマンデブリでも......
ガン‼
また弾かれた。
カイン「これを何回も繰り返す訳には.....」
カイン「行かない‼」
遠ざかりまた迎撃する。
レビル「ならば.....」
避けられた。
レビル「私を倒して見せろーー‼」
カイン「!!」
ヒュイーン
上に上がり頭を殴る。 (宇宙には上はないが........)
避けられることを見越してけりを入れる。
殴る。
武器と当たる。装甲の弱いところが割れ、弾ける。
カイン「くぅっ‼.....まだ!!」
フレームだけの腕で殴る。装甲の裏をゆきえぐる。バリバリとエグい音を出しながら。
レビル「なっ..........」
そして、後ろから掴み投げる。
グロップ(マン·ロディの格闘武器)を使い、相手の武器を払う。
レビル「くっ!!」
カイン「もらった!」
その、瞬間ワイヤーが伸び巻き付き叩き付けられる。
カイン「うっっ」
レビル「これで.....勝ちだ‼」
カイン「!!」
ダンジ「まて!」
ダンジのマン·ロディがタックルをしてユーゴーのバランスが失われる。
ダンジ「せぇい‼...いけ‼カイン‼」
カイン「ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!」
レビル「こいつ‼」
武器を出して対抗する。逃げ切れない‼
ダンジ「はっ!」
カイン「ダンジ‼」
ヒュイーン‼
ガン‼
カイン「あっ...................ダン......ジ........?」
バラバラバラ
一撃。本当に一撃。
カイン「ダンジ.....嘘だろ.....?おい!、大丈夫か‼?...おい!」
レビル「........」
カイン「ダンジ‼応答しろ!聞こえてるんだろ‼、おい!ダンジ‼応答しろ、応答しろ!」
ダンジ「......」
ダンジ「ヒューマン......ハァハァデブ..リは.....な......」
カイン「ダンジ‼大丈夫か!?今、助ける!!コックピットを開け‼」
ダンジ「ハァハァ.....もう、無理だよ......」
カイン「!?」
ダンジ「身体...半分く..らい持ってかれた。」
カイン「.....!」
ダンジ「もう手遅れだ......よ....!」
カイン「まだ死ぬなよ‼生きるって決めたろ‼逃げて、ヒューマンデブリでもまっとうにいきるんだよ‼」
ダンジ「ハァハァ......ごめんな.....出来なくて......初めから無理だっだんだ。俺たちは....ヒューマンデブリなんだ....ゴミと一緒なんだ.........生きている....ゴミなんだ.....」
カイン「.....!」
ダンジ「ガイアによろしくな......あいつ強えぇから......なんとかなるさ....」
カイン「何でこんなこと.......」
ダンジ「ヒューマンデブリは初めからこうなることは.....決まってるんだ.......ゴミみたいに扱われて....死ぬんだよ............!!」
ダンジ「どこに....いても.....」
カイン「ダンジ、ダンジ‼」
レビル「お前も死ね!!!!」
カイン「うっっうわーーーーー‼.....殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す殺す!!」
ガン‼
弾く。
ダンジ「.....そうだ、そう生きろ。.......ヒューマンデブリをやめられないんだから.......やめたくても......もっと生きたかった......」
カイン「ダンジ、ダンジ‼......ダンジーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
一人、人が死んだ。守ったわけでも、名誉ある死でもない。....いうならば.....戦死......
カイン「ぅっ‼うわーーーーーーーーーー‼」
一人のヒューマンデブリの生きざまだっだ。
第5話終わり
僕たちの居場所始まって始めての死人。まだ感情移入が出来てないかもしれませんが...
ダンジの名前の由来はもちろん出撃前に言ってはいけない問題発言を言ってしまった、鉄血のダンジ君です。あの言葉から、なんか一つ頭に思い浮かんだんですが、設定上ダンジの秘密としておきました。これから暴かれるかは、続きを見、確認してください。