なのでストーリー一部変更しております。
不穏なイレギュラー…
一機の輸送ヘリが飛んでいる。
目的地は中東やロシアに接している小国“ザンジバーランド”。
去年、ビッグボスによって樹立された軍事政権が崩壊して以降、この小国は腫れ物を触るような扱いを受けていた。
なにせ小国ながらも集まった兵士の質や数、協力していた科学者によって技術力も大国を凌ぎ、隣接する各国へ侵攻を行ったのだから…。
後に“ザンジバーランド騒乱”と呼ばれるこの争いは、指導者であるビッグボスの戦死によって終結した。
侵攻していたザンジバーランド兵士達は核たる人物を失って全面敗走。
最後の最期まで抵抗した部隊も存在したが、大半は逃げ出すか潜伏の選択肢を選んだ。
周辺国に大きな損失と傷を残した為にザンジバーランドに対する遺恨は強く、戦争を引き起こした加害者であり軍事力と指導者を失ったザンジバーランドは復興すらままならない。
中でもビッグボスが戦死したザンジバーランド要塞は、年を跨いでも世界各国によって立ち入り制限が設けら、修復も解体する事もさせてはくれない。
理由は
騒乱時にザンジバーランドは何件も核の強奪作戦を成功させており、保管してあった核が自爆によって放射性物質を撒き散らしている………というのが
廃墟となっているザンジバーランド要塞に向かう輸送ヘリに乗っているカズヒラ・ミラーは忌々しくも眼下を見下ろす。
彼を含んだ一部の者は知っている。
核に寄る汚染は嘘であると。
ザンジバーランドには戦争によって被害を受けた孤児や、ある理由で祖国に居られなくなった者などなど各国にとって都合の悪い人材や情報がビッグボスによって助けられ集まっていた。
それらを抹消すべく爆撃を行ったなどと誰が言えようものか。
特に核搭載二足歩行兵器メタルギアなど危険性から情報を流すのも危ぶまれる。
ゆえに空爆の理由と事実を誤魔化し、各国に悪い情報を抹消するだけの時間を作るためにカバーストーリー…。
その一端に加担させられたと思うと反吐が出そうになるも、ミラーはため息を零すだけで堪えた。
なにせこの輸送機には同じく加担させられたロイ・キャンベル大佐も同乗しているからである。
今回二人がザンジバーランドに向かっているのは現地で行われている調査の最終確認を行う為である。
去年の騒乱終結から各国より部隊が選出された。
表向きは各国共同の核汚染の現地調査チームで、実際は上の思惑を孕んだ情報処理の為に派遣された工作員。
事情を知るのは上層部の一握りに現場を任された部隊のみ。
メタルギアの情報を秘匿する為に念入りな焼却が行われたり、残っていたデータ端末内部のデータ抹消など多岐に渡って処理は行われている。
アメリカとして真っ先に行われたのは
スネークとバットに敗れたビッグボス。それと脱出の為に残った
回収任務には立ち会う事は出来なかったが、特殊部隊により無事に行われたと聞く。
…ただ気掛かりなのがクワイエットの行方である。
上層部の中にはクワイエットの身体能力に興味を惹かれる者もいて、生死は問わずに回収して
万が一に秘密裏に捕まっていたらとも思ったが、奴の事を知っているカズからして余計な心配かと切り捨てる。
アイツがそう簡単に捕まるとも思えない。
どうせ見つからない場所で飄々としているだろう。
「着いたな…」
ぼそりと呟かれたロイの一言にミラーは立ち上がる。
今日は妙に義手や義足の付け根が痛む。
本来なら自ら赴く必要はない。
ザンジバーランドに来た理由なんて俺達の干渉でしかない。
ここに来れば
上下関係ではなく並び立って国境なき軍隊を作り上げ、ずっと共に歩んで行けると思い込んでいたあの頃が懐かしい。
カリブの大虐殺があってからビッグボス…ネイキッド・スネークは俺達から…俺を棄てて行きやがった。
恨んださ。
憎んださ。
殺意を抱いたさ。
だからいつかは
そして長年抱いていた報復に近い願いはザンジバーランド騒乱にて成就された。
しかし抱いたのは喜びや達成感ではなく、虚しさと悲しみ、そして寂しさなど喪失感だけだった…。
騒乱時には脱出地点と使われた開けた場所は、今では各国のベースキャンプが設けられている。簡易的なヘリの発着場に着陸したヘリよりタラップが下りて、ゆっくりと踏みしめながら降り立った二人に敬礼するホーリー・ホワイトの姿があった。
ザンジバーランド騒乱にてスネークをサポートした一人で当事者。
情報漏洩を避けるべく当事者であった彼女がアメリカの担当官として派遣されているのだ。
ロイは勿論ミラーも敬礼に答える。
「状況はどうなっている?」
「順調です。今は他国のバックアップに回っているところです」
「チェコの方が大変だろうからな。マルフ博士の忘れ物が残ってないかの確認だけでいっぱいいっぱいだろうしな」
今回こちらの処理が順調に済んだのは単に一番メインだった回収を上層部が特殊部隊を速攻送り込んで片を付けた事と、国家間というよりは個人間で国を超えた協力体制を築けたのが大きかっただろう。
同じく当事者でありチェコから派遣された
おかげで三か国は国の事情を多少持ちながらもすんなりとした協力が出来ている。
「ロシアも今週いっぱいで撤退するらしいですよ」
「そうか。なら早いうちにニコライの息子に会っておかないとな」
処理を任された民間軍事会社“リトゥーチヤ・ムィーシ”はスネークイーター作戦でネイキッド・スネークやバットと共に戦ったニコライが創設した会社である。
当人は年齢もあって現場から離れて重い責任と書類仕事で苦しんでいると以前ぼやかれた事がある。
今では息子が現場を飛び回っているらしい。
「ニコライの息子ってロシアからの派遣団のトップですよね」
「会ったのか?トップ直々に?」
「それはまぁ、打ち合わせもありますし、傍らに彼らを連れられていたら…ねぇ?」
「話には聞いていたが本当だったのか…」
ホーリーの乾いた笑みにロイとミラーが肩を竦める。
何故軍ではなく民間軍事会社がこの件で派遣されたかには幾つか理由がある。
スネークイーター作戦時に救出され、反乱を起こそうとしてヴォルギン大佐と戦った英雄として祖国に帰還を果たした兵士の中には軍に戻り、今では閣下と呼ばれる地位に上り詰めた者や政治の世界に入った者も居る。
そんな彼らにとって創設者であるニコライは信頼のおける戦友。
彼らの後ろ盾に加えてリトゥーチヤ・ムィーシには多くの当事者が入隊した事もある。
国境なき軍隊時代にニコライと繋がりを持ったパイソンの口利きで、ザンジバーランドの関係者のいくらかはニコライの下に受け入れられた。
なにせザンジバーランドに参加していた兵士達は腕が確かな者が多い。
国が荒れた状況で今後を見据えて戦力の拡張をしたかったニコライにとって有難い話であったろう。
祖国には戻れないドラゴ・ペドロヴィッチ・マッドナー博士や居場所のないカイル・シュナイダーやジェニファーなどのレジスタンス達、加えて名立たる兵士達を心よく引き受けてくれた。
その中にはアウターヘブンやザンジバーランドでスネークやバットと戦った連中の姿も…。
個人的な報告でホーリーより「派遣された面子の中に
「彼も貴方
「ん?私も含まれているのか?」
ミラーはパイソンと同じく国境なき軍隊時代からの付き合いだから解るが、ロイはサンヒエロニモ半島で共に戦った事はあったが、事後処理やFOXHOUNDでの仕事が忙しくて連絡を取る事もままならなかった。
関係的に言ってしまえば
なのに何故と眉を潜めるとホーリーは一冊の本を取り出す。
「“リトゥーチヤ・ムィーシ”と共に戦った話を聞きたいらしいわよ。なんでも今あっちでは有名な兵士らしいけど…」
「あぁ、そういう。確かにアイツは向こうではビッグボス以上の英雄だからな」
二人して苦笑する様子にホーリーは戸惑う。
無理もない話だ。
アメリカではビッグボスは伝説的英雄だが、多くのソ連兵を英雄として帰国させた“
その点でロイもミラーも身近で知っている当事者である。
ニコライの息子にしては祖国で知られている英雄であり、父親を救った恩人という事になるのだから憧れのような感情を持っているのかも知れない。
…当の本人を知っている身としては何とも言えない感情が渦巻くが…。
今、ホーリーが持っている本はニコライが書いた自伝である。
と言っても内容の多くは当事者の証言や自身の見聞きした事や体験などで構成している訳で、知り得なかった事実や公に出来ない事情は乗せられていないので真実を描いたとは言い難いのがなんとも言えない。
「そう言えば知っているか?この本、アメリカで映画化されるらしいぞ」
「向こうではなくこっちでか?」
「なにせこちらの英雄は
「特に被害を受けたのはどっちも
公ではソ連に核を持ち込んだ狂人とされているザ・ボスに、ロシアを含んだ周辺各国に侵攻作戦を行ったビッグボス。
向こうで人気の高いバットを使って、昔はこういうことしたじゃないですかと訴えかけたい意図もあるんだろう。
一応、スネークイーター作戦時はCIAの工作員だったのもあるし…。
「まぁ、見る事もないだろう」
「実物を知っているしな。出演依頼でもあれば別だが」
冗談を混じりながら視線はザンジバーランド要塞へと向く。
あそこでアイツは討たれたのだな…。
―――“蛇は一人で良い”
無線越しに聞いたビッグボスの一言…。
あの瞬間、奴は蛇をソリッドに譲ったようにも聞こえたが真相はどうなのだろうか?
この世界に蛇と呼ぶに相応しいであろうものは
一人はビッグボスを討ったソリッド・スネーク。
二人目は多分であるが山猫が行動を共にしているであろう
そして何処にいるかもわからない三匹目…。
今や蛇というのは呪詛の類ではないかと考えてしまう時がある。
あの大蛇より生まれし蛇たちは必ずと言っていい程に戦いに関与するだろう。
それも大きな波風を立てるような存在として…。
「…お前はどう思うんだ。
ポツリと零した言葉に返してはくれなかった。
ミラーは肩を竦ませながらホーリーやロイと共にアメリカのベースキャンプへと向かうのであった。
「ところで誰が蛇と蝙蝠を演じるんだ?」
何気ない質問のつもりであった。
しかし、ロイより返された答えはアクション映画という事で身長170から190の筋肉ムキムキの俳優二名の名前が告げられ、実際のバットに似ても似つかないキャストにミラーは腹筋が崩壊し、笑い転げた挙句に瀕死の状態で衛生兵のお世話になったのである…。
ちなみに翌年に上映された劇場にて何気なく寄ってみたオセロットも、登場シーンで早々に腹筋が崩壊して担架で運ばれていったのであった…。
銃声が響き合う市街地。
高所には狙撃手が獲物が来るのを待ち望み、通りが見渡せる場所には待ち伏せか罠が仕掛けられている。
散発的な発砲音が響く度に音で方向を大体把握し、記憶した地図に照らし合わせる。
結構距離が遠いので狙いに行くのは無しかなと判断を下す。
ガラスが辛うじて残っている窓より外の様子を覗き、敵の気配の無さに短く息を零して移動する。
宮代 志穏はFPSゲームをプレイしていた。
これはただ遊んでいる訳ではない。
クソ親父に頼み込んだ結果行われている特訓である…。
最初はスネークやビッグボスが行っていたようなCQC技術を教えて貰おうと思っていたのだが、
シオンには格闘戦の才能はそれほど高くない。
無論叩き込めば今よりはマシにはなるだろう。
だけどそれでは
ザ・ボス、ネイキッド・スネーク、ジーンなどCQCの達人を見て来たからよく分かる。
シオンでは彼ら彼女らまで上り詰める事は不可能だ。
そこでCQC技術と銃の扱い方を教える事にしたのだ。
これを聞いた時、シオンは憤慨した。
銃の扱いならオセロットにしっかりと叩き込まれている。
今更クソ親父に乞う事ではない。
しかし実際に見せられ、
動き自体はCQC技術ベースでありながら、攻撃は拳銃を用いる事で一撃必殺。
そもそも腕力的に自信のないシオンにとっては理に適った戦い方であった。
狙撃手とて狙撃銃を扱い、即座に移動や戦闘時間持続させる為に筋力は必要。
だけど筋肉とは考え無しに鍛えれば良いというものではない。
筋肉は脂肪より重く、鍛えればその分だけ身体も大きくなってしまう。
シオンは小柄な事もあって素早さを活かしている。
ゆえに近接戦闘では筋力差が大きなネックとなっているのだ。
それからは地獄であった。
まずは身体で覚えろと毎日組手をしては投げ転がされ、変則的な銃の扱いと撃ち方を叩き込まれた。
おかげで近距離戦での戦い方を得れたのは大きいが、初めて三か月は疲れ果ててベッドに入った瞬間に眠るほど疲弊していた。
それで今日は実戦を見立てた戦闘…いや、試験の一環だな。
現段階の仕上がりを実感させるというらしい。
しかもクソ親父はわざわざちょっとしたイベントを用意しやがった。
市街地サーバーを用意して先着200名によるランキング戦を開催したのだ。
これは公式のイベントではないので報酬はクソ親父が入手してきたアイテムや装備から捻出されている。
復刻イベントが無くて入手できないレア装備に最高ランクのSSランクの武器等様々だ。
まぁ、扱う武器が大概決まっている上に、商品にしたのはマシンガンや狙撃銃など親父があまり使わないものばかり。
本人にとってはアイテム整理も兼ねているだろうが、周囲にとっては有難い反面、親父には宝の持ち腐れにも見えるだろう。
ランキングの集計だけは運営に頼み込んだらしいので公平だろう。
で、俺はと言えば武装はベレッタ一丁のみでランキングで十位以内か三分の一は倒せなど合格ラインを設けられた訳だ畜生め!
気配と足音は最小編に施設内を小走りで移動し、研ぎ澄ました耳から入る音を頼りに周辺の探索をかける。
反響する足音が一つ、二つ、三つ…。
敵対としている感じではなく共闘か。
チームで参加したか野良が組んだか知らないが、こちらとしては倒すしか道はない。
頭に叩き込んだマップと音から位置を割り出し、曲がり角先に居るであろう
跳び出した瞬間相手の位置を把握し、臆することなく接近する。
突如現れた俺に驚く三名…。
先頭の奴が銃口を向けるより先に銃身を左手で掴んで引き寄せながら、右手に持つベレッタで片足を撃ち抜く。
撃たれたダメージから傾いたのを良い事に、そのまま体当たりするようにへばり付いて盾にし、ベレッタを片手から両手で持ち直す。
決して肘は伸ばし過ぎず、折り曲げすぎないように注意して横向きで構えた。
銃を撃った際には反動が起こり、大なり小なり跳ね上がる。
シオンから見て右側の敵に撃てば、銃を傾けた事から左へ跳ねてもう一人の左側の敵に銃口が向く。
たった三射で三人の敵兵が地面に転がった。
しかしどれも致命的なダメージであって致命傷ではない。
だから淡々と転がった三名の頭に一発ずつ叩き込んで止めを刺しておく。
「はぁ、あんのクソ親父帰ったら覚えてやがれ…」
響き渡る発砲音。
マガジンは持っているがサプレッサーの使用は許可されなかった。
つまり撃てば場所が割れて敵兵が集まって来る。
撃たずに倒せれば良いのだが、ナイフも無しでは難し過ぎる。
となればベレッタを使うしかなくなるという訳で、考えは堂々巡りを繰り返す訳だ。
恨み言を口にしながら音を頼りに駆け付けた敵を把握し、足を止めぬように走り出す。
現れた敵は頭から足先まで重装備で固めており貫くには貫通能力が低い。
だけど打撃としてダメージは入る。
敵が向けた銃口の射線から逃れるように右へ左へフェイントを入れながら近づきつつ、打撃武器として弾丸を叩き込んでいく。
衝撃から撃たれた方向へと傾き銃口が安定せず、最後は近距離でダメージ総量でHPを削り切って倒した。
短く息は吐いては次の敵に備え、狙われないように移動を開始する。
ちなみに現在シオンの両親は揃って旅行中である。
別に特別な旅行という訳ではなくしょっちゅう行っているデートだ。
小さい頃には連れていかれたが両親のバカップルぶりを見せ付けられるので遠慮しているのだ。
だから今回もそういう理由で付いて行かなかった。
それは別に良いのだが人にこんな試練を与えといて自分はいちゃいちゃとデートを楽しむとか腹が立つじゃあないか!
恨み辛みの感情を抱きながら、発散するようにシオンはこのイベントで八位の成績でクリアするのであった。
旅客機326便はこの時まで問題なく運航していた。
雲を超えて飛行し続ける機内では、乗員乗客の多くが寝息を立てていた。
ただそれは自然な眠りでは決してない。
“臭化ベクロニウム”。
手術などで麻酔などで使われる筋弛緩剤が撒かれたのだ。
ぐったりとシートに凭れ、通路に倒れ込むように眠る乗員乗客を他所に、二つの人影がふわふわと歩く。
「なんか変な臭いするね?お姉ちゃん」
道化師のような衣装を身にまとうエルジーが不思議そうに問いかける。
首を傾げると右目がコロリと傾いた方へと転がり、罅割れた右頬から小さな破片がパラパラと零れ落ちる。
対して同じ衣装を着るお姉ちゃんと呼ばれたフランシスは優し気な口調で答える。
「麻酔にも使われてる薬を撒いたのよ。その臭いね」
「誰か怪我したの?」
「違うわ。私達ハイジャックしたのよ」
「ふぅ~ん」
聞いたわりに興味なさそうな反応を見せたエルジーは周囲を眺める。
自分の身長より大き過ぎる椅子で寝ている人達を見て、また不思議そうに小首を傾げる。
「皆死んじゃうの?」
「さぁ?アメリカのお偉いさんが言う事を聞いてくれたら何人かは助かるかもね」
「なんだぁつまんない。皆死ねばいいのに」
「それだと人質の意味無くなっちゃうじゃない。交渉どうするのよ?」
「またハイジャックして人質取っちゃえば良いじゃない」
感情の赴くままにお気楽なエルジーの様子にフランシスはため息を漏らす。
「エルジー、あんたは少し黙ってて…」
「えー、なんで?ねぇ、なんで?」
「お姉ちゃんはこれから管制塔に要求伝えないといけないのよ」
「うん、分かった。黙っててあげるね」
口を両手で抑えて言われた通りにする。
フランシスは要求を伝えようと自分の頭と同程度の無線機に手を伸ばす。
寝静まった機内で奇怪な音だけが響く。
ピッピッピッと定期的な機械音を鳴らす持ち込まれた爆弾に、糸に繋がれた身体を動かしてコトコトと歩くエルジーとフランシスの
不穏な状況に陥った旅客機326便はそのまま飛び続ける…。
ある目的を達成するために…。