9人の少女と1人の少年の運命と奇跡と愛の物語 作:ヨッシィスーパー
ただいま筆者は入院中のため、暇で暇で仕方がないのです!
ですので退院までは1日2本を目標に更新したいなと思います!
それでは第1話どうぞ!
「ん?」
俺は自分の席へと向かう途中、おれの席の隣に座るオレンジ色の髪の女の子と目があった。
お、俺の隣の子か、挨拶しとこ。
そう、俺たちの最初はこんな感じだったのだ。
「よろしく!俺は柳原祐だ!えーっと…」
俺がオレンジ髪の子の名前がわからず言葉を濁していると、察したかのようにへんじをしてくれた。
「よろしく!柳原くん!私は高海千歌だよ♪後で学校の案内してあげるね♪」
「グハァッっ!!」
「えっ!?ちょっ!大丈夫?柳原くん!」
「は、ははは…大丈夫………たぶん…」
おい、なんだ今の眩しい笑顔は…女子校あ、今日から共学か!いやいや、そんなこと言ってる場合じゃない。近頃の汚れていない女子高生はあんなにも人を殺傷できる能力があるのか?しかも、おれ何メートル吹き飛ばされてんだよ…
しかし、高海か…かわいいな、
うん。今の笑顔は俺の最新版の録画技術ですでに保存されてあるぞ!バッチリな!
ーーーーーやっとホームルームも終わり、しばし休憩!!
と、なるはずだった…
「ねぇ、柳原くん!どこから来たのーー?」
「柳原くん!今度駅前のカフェに行かない?もちろん2人で!」
「部活とかしてたのー?」
「彼女は?彼女は!!?」
はい、休み時間になった途端これですよ…
気付けば俺の席の周りを女の子たちが囲んでいた。
くぅー、これって、一度は男子が憧れるやつだよな!おれも憧れてたもん!
けど今日でわかりました。健全な男性の皆さん。
女の子は怖い!以上!
だって、みんな鼻の穴大きくしてズンズン顔を近づけるんだもん。
とくに、最後の質問、恐怖体験でした。みなさん、僕の恋愛経験を聞いてどうするのでしょうか?
うわ、さらに顔が近くなった。
何か始まるのかな?え?解剖?キイテナイヨ…おとうさーん!
我ながら不自由のない人生を送ったものだ。さぁ、天に帰ろう
「もーみんなダメだよ!柳原くんはこれから私が口内を案内することになってるんだから!」
お、おお神様、仏様、高海様、ぼくはまだこの世にいてよろしいのですね!
かくして俺は、みかん少女に救われたのだった。
声の主はもちろん高海である。高海はなかば強引におれの腕を掴みグイグイと廊下に引きづりだす。
あるぇ?これ、地面に擦り付けられてるよね?あ、段差だ…やっぱり神はいないのか…でもいいや女の子に殺されるんだ!俺の人生、いっぺんの悔いなし!
俺は引きづられながら教室の女の子の声を聞く。
「あー高海さんずるーい!」
「千歌さんいいなぁー…」
と、何やら絶望し、なげいているが教室から出てこない謎のゾンビゲームみたいに女の子たちがこちらを見ていた。
おお、なんと恐ろしい。人生の最後まで恐怖体験をするのか…
こりゃ人生ろくなもんじゃねーな…
「さてと、もう大丈夫かな?」
「ああ、ついに人生に終止符を打つのか…」
「何言ってるの?さ!学校案内するから行こ?」
ありがとうございます。神様、仏様、高海様。そして疑ってごめんなさい。これからは疑うようなことは一切しません。この命大切にします。
さて、このくらいでいいとして、高海は学校を隅から隅まで案内してくれるそうだ。
見た目だけだが、少し天然?悪く言えばバカっぽいのかと思っていた。
しかしどうやら勘違いだったのかもしれない。詳しく説明してくれるし、案外しっかりしてるんだな。
そんなことを思いながら高海についていくと、プールまでやって来ていた。
「ここはプールだよ!」
「うん、知ってる」
「え!?知ってたの?」
前言撤回、やっぱりバカだった。見ればわかるし、こいつ さっき廊下で見たときに言ってたし…さっきの俺の感心は何処へやら…
「おーい!千歌ちゃーん!」
「ん?」
「あ、この声は!」
振り向くと元気な声で1人の少女がこちらへ駆け寄って来ている。
おい!プールサイドでは走るのは禁止って小学校で言われなかったか?
ちなみに俺は走ってて先生に怒られた!
「曜ちゃん!あれ?なんでプールにいたの?」
「えへへ、部活の道具を置きに来ただけ!あれっ?その人は確か…」
「あ、同じクラスになった柳原くんだよ!」
「柳原祐だ!よろしくな!」
「よろしくね柳原君!私は渡辺曜!おんなじクラスだね!よろしく♪」
「ウグァァ!」
「え?柳原君?どうしたの?」
「あー、またか〜…」
「う、うう…1話なのに死にそう…」
高海、そう言わず心配してくれよ…けどさ、こんな可愛くて元気一杯の子が満面の笑みで名前を呼んでくれてるんだぞ?名字だけど…健全な男ならみんなこうなるって!
多分だけど…
あ、もう少しで15メートルだったのか。プールの長さ的にわかったよ。
「さて、柳原くんも立った事だし次にしゅっぱーつ!」
「ヨーソロー!!」
「高海さん、もうちょっと労ってもらってもいいですか?あと、渡辺は何でヨーソロー?」
早速高海は俺の扱いに慣れて来たな…それも今のうちだぞ?
俺はやる時はヤル男だからなぁ!!がははは!
「だって柳原くんすぐ起き上がるし心配してもしなくても大丈夫かなって♪」
さいですか…観察力があって大変よろしゅうございます。うん、つらい…
「曜ちゃんはね、みんなで何かやる〜ってことになるとついテンションがハイになっちゃうのだ!」
「この渡辺曜、千歌ちゃんと一緒に柳原君を案内するであります!!」
「お、おう。よろしく…」
やべーよ、この2人、目から炎が出そうなくらい燃えてるよ…
そこまで学校案内に力を入れなくても…
まぁ、女の子が一生懸命に紹介してくれるんならいいか!これが男子校の変なやつだったらすぐ帰るけど!
ーーーー所変わって廊下
「そーいえば2人ってどういう仲なんだ?」
「「え?」」
「いや、特に意味はないけどさ!すげー仲よさそうだし」
俺はさっきから止まることのない会話を聞きながら校内を歩き、ふとこいつらの関係が気になったので聞くことにした。
「あー、私達って、ちっちゃい頃からずーっと仲よかったんだよ!いわゆる幼馴染ってやつ?ねー!曜ちゃん!」
「うん!千歌ちゃんと、あともう1人幼馴染の子がいるんだけど、ずーっと一緒にいるんだよね!」
「へー、だからめっちゃくちゃ仲がいいんだな!俺は幼馴染とかいないから、そういう関係羨ましいよ。」
「えへへ〜そーでしょ、そーでしょ〜」
高海のやつ本当に楽しそうだな、なんていうのかな、毎日を生きてる!って感じで生きてるやつの代表だ。
渡辺も、高海といるとずっと笑っているし、よっぽどの仲なんだな。
それにしても、あと1人の幼馴染も気になるな…こいつらのことだ。美少女に違いないぜ!!
「さて、最後は音楽室だよ!」
「おお、高校の音楽室か、前の高校にはなかったから新鮮味があるな!」
「え?柳原くんの高校、音楽室がなかったの?」
「ああ、男子校だからな、野郎達の歌声なんかこっちがごめんだ!」
「あはは…そうだね。」
渡辺が苦笑する。そうだろうな、誰も野郎だらけの合唱なんか聞きたくもねーしな!ほれ、見ろ高海も想像して言葉を失ってるし…
「さて、じゃあもど ーーーー ん?」
音楽室の中からピアノの音が聞こえてくる。
「梨子ちゃん!」
高海が音楽室の扉を開け、ピアノを弾いている人物のところに駆け寄る。
「あ、千歌ちゃん!それに曜ちゃんも!」
「えへへ〜やっぱり梨子ちゃんピアノ上手だね〜」
「そ、そんな事ないよ!ただピアノが好きなだけ!ーーーあれっ?
その人はたしか…」
「あ、おんなじクラスの柳原君だよ!ほら!柳原君こっち来て!!」
「柳原祐だ!よろしくな!」
「同じクラスの桜内梨子です。よろしくね柳原くん♪」
「ギャフハァッッ!!」
「え!?何?だいじょぶ?柳原くん!!」
「あー、お決まりになってきたね〜」
「あ、あはは…」
うん。俺もそう思うよ。だって何度も言うけどあんなかわいい子に、笑顔を向けられると耐性がついてないから吹き飛ばされるんだって…
あ、あれ?壁にめり込んでる…
ひとまず命は助かったようだ。
「そーいえばさっき言ってたもう1人の幼馴染が桜内なのか?」
「違うよ。梨子ちゃんは、柳原くんと同じ転入で入って来た子なんだよ!」
「うん。そうなんだ。私、春に東京から引っ越して来たばかりなの」
「へー、そうだったのか、じゃあ同じ転入生同士仲良くしてくれよな!」
「はい!ぜひぜひ♪」
うぐっ…危ない危ない、気を失いかけたぞ…さっきダメージをくらったばかりなのに、もう昇天しそうだった…俺経験ヘタかよ。
「桜内は部活は吹奏楽か何かなのか?」
「え?いや、違うよ?千歌ちゃんから聞かなかった?」
「いや、特には。」
「あはは、言ってなかったっけ?」
「てっきり曜ちゃんも一緒だから聞いてたのかと思っちゃった!」
「ん?てことは、みんな水泳部なのか?」
「違うよ!私達はね!…… せーの!!」
「「「スクールアイドルです!!!」」」
「ス、スクールアイドル〜???」
いかがでしたか?
少々読みづらい点があるかと思われます。誤字脱字などございましたら遠慮なく教えてください。
要望、感想もお待ちしております!
さて、祐くん、吹っ飛んでましたね笑
でもあの3人の笑顔なら飛ばされるかもしれないですね笑
めり込みたくはないですが…
次回はあの方やあの方が登場するかも???