Fate/Zero Another Animation heroes   作:亜弐

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今回は長いので何かミスしてるとことかあるかもしれないです

初戦闘シーンです、文で書くのが難しいということが良くわかりました。

ご指摘・ご感想お待ちしています


3話 開戦

日本

 

アイリ「ここが切嗣の生まれた国・・・」

 

アイリが飛行機から出る。

それと一緒にセイバーが霊体化してアイリと一緒に飛行機から出る。

 

セイバー(金持ちはやっぱり凄いなぁ・・・僕じゃあ貸切なんて一生乗れなさそうだ)

 

アイリ「セイバー、飛行機はどうだったかしら?」

感慨に浸っていると、アイリが小声で話してくる。

セイバーは見た目が現代人ではない、そのため、アイリの疑問ももっともだった。しかし

 

セイバー「私は聖杯から現代の知識は一通り与えられているし、現物だって見たことがある。こんな見た目だが現代人なんだ、私は」

 

アイリが驚いた顔をする。セイバーとなるぐらいの剣士で、しかもキャスタークラスにまでなれる現代の魔術師など、聞いたことが無い。

 

セイバー「意外だろう?私は本来なら普通の人間なんだよ。ただ少し、未来からだが」

 

アイリ(何者なのかしら・・・セイバーは・・・)

 

アイリはセイバーに対する好奇心を高め、空港を後にし、その後日本という国をできるだけ多く楽しんだ。

少しでも悔いを残さないように・・・

 

 

とあるホテルの703号室を切嗣が決められたリズムでノックする。

するとすぐに一人の女性、久宇舞弥がドアを少しあけ、切嗣が辺りを見渡す。

切嗣が入り、舞弥は周囲を見渡してすぐドアを施錠し、切嗣に言い渡された仕事をこなしたこと、アイリが冬木に到着したことを報告する。

 

切嗣「わかった・・・」

短い返事で返し、届けられた武器を確認する。

 

切嗣「・・・・・・そこのワルサーよりも、イリヤの体重は軽いんだ・・・もう、8歳になるのに・・・」

 

舞弥「・・・今、必要なことだけに意識を向けてください・・・」

舞弥が切嗣の首に腕を回し、切嗣にキスをする。

 

舞弥「余計なことは、考えないで・・・」

切嗣に対しては恋心などない。ただ切嗣の部品であろうとする。

 

 

 

 

 

夜、冬木大橋の上に四つんばいになっている魔術師、ウェイバーと、港を見ている男、ライダーがいた。

 

ウェイバー「ライダー・・・早く・・・降りようここ・・・早く!」

涙目と震えた声で、ウェイバーはライダーに懇願していた。

 

ライダー「何を言ってる、マスター。見張りにはおあつらえ向きな場所じゃないか。」

 

ウェイバー「帰りたい・・・イギリスに帰りたい・・・」

 

ライダー「お、状況もようやく動き出しそうだぞ、マスター」

ウェイバーも余裕が無い顔で港を見る。

 

 

 

 

 

港に白い髪、白い服を着た女性、アイリと、霊体化を解き、黒いフルプレートの甲冑に身を包み、背中に2本の大剣を背負ったサーヴァント、セイバーが共に歩いて、魔力の主を探す。

 

「よぉく来たじゃねえか。今日一日、ずっと飛び回ってこの町を探し回ってみたが・・・どいつもこいつもコソコソと隠れてやがる。ワシの誘いに応じたのは・・・見た目からしてセイバーってとこか?」

 

虎のような金色の体と黒の模様、太い腕、長い金色の髪を持った獣が、宙に浮いて出てくる。

それと同時に、セイバーはアイリの前に立つ。

 

セイバー「ああ、そういうお前は何のクラスをもって現界した」

 

「ワシか?ワシはランサーだとよ」

金色の毛並みを持つ獣がランサーと答える。しかし

 

セイバー「槍を持ってはいないようだが?」

 

ランサー「こっちにも色々とあるのよォ」

ランサーが笑いながら答え、構える。

それと同時にセイバーが2本の大剣を抜き、構える。

 

アイリ「セイバー、気をつけて・・・私でも治癒魔術くらいは・・・」

 

セイバー「必要ない。ただ、相手のマスターの姿が見えないからな、気をつけていてくれ。」

 

アイリ「わかったわ、セイバー。この私に、勝利を!」

 

セイバー「勿論だ。」

 

ランサー「お喋りは済んだかよ」

いい終わると同時に、ランサーが突撃してくる。武器は無い。

セイバーは2本の大剣で軽々と突撃してくるランサーへ切りかかる。しかし

ランサーの髪が剣のように鋭くなり、大剣を受け止め、一歩下がり、青白く光り、

 

セイバー「!?」

ランサーから雷が飛んできた。それを右の大剣で防ぐ。今度は口から火を出す。防ぐ。

セイバーの硬さにランサーもイラついたのか、長い毛で攻撃する。

セイバーは防ごうとするが、あらゆる角度からくる毛の攻撃は防ぎようが無く、攻撃を喰らう。

しかし、セイバーにはかすり傷を負わすことさえない。

 

セイバー「火と雷、しまいには髪の毛まで攻撃してくるとはな。だが、当たらなければ意味が無い、当たっても威力が分散された攻撃では傷一つつかんよ」

 

ランサー「その鎧からはたいしたモンは感じねえし・・・オメェの動きも素人同然だぜ・・・何か隠してんだろ」

 

セイバー「確かに、今の私はたかだかLv30程度でしかない。だが、今はそれで十分だ」

 

ランサー「?何訳のわかんねえこと言ってんだ」

 

ランサーが再び火炎を吐く。セイバーは防ぎながら、ランサーの動きをずっと観察し、対応していった。

しかし、ランサーの火炎と電撃の同時攻撃で火炎は防ぎ、電撃が当たる。

 

アイリ「セイバー!」

アイリが心配し叫ぶ。が、セイバーにはダメージが入ってなかった。

 

ランサー「マジかよ・・・」

流石のランサーも動揺を隠せないのか、少し引いている。

 

セイバー「終わりか?なら次はこちらからいかしてもらう」

およそ全身鎧を纏い、2本の大剣を持っている動きとは思えぬ速さで、ランサーに突撃してくる。

ランサーが毛で防ぐ、が、毛は大剣を止められず、腕でガードをする。腕は宙を舞い、ランサーから切断されたことがわかる。

 

セイバー「なんだ、やはりその程度か」

 

セイバーがとどめを刺そうとした瞬間、コンテナの上に槍を持つサーヴァントが現れた。

 

セイバー「何?ランサーが2体だと?」

 

ランサー(?)「待たせたな!とら!」

「とら」と呼ばれた金色の獣がニヤリと笑う。

 

とら「来るのが遅えぞ!うしお!」

うしおと呼ばれた長髪の男の子が笑う。

 

セイバー「2体で1体のサーヴァントか・・・」

 

うしお「とらをここまで追い込むヤツだ...最初っから本気で行かしてもらうぜ」

 

槍を構え、うしおがセイバーに向かって攻撃を仕掛けると同時、とらが毛で攻撃してくる。

セイバーは右の大剣で毛を切り、左でうしおに斬りかかろうとする。が

 

うしお「遅ぇ!」

 

うしおは大剣を避け、セイバーと肉薄する。セイバーが避ける時間が無くなる。

 

セイバーに攻撃が、槍が当たる。とらの時とは違い、セイバーにダメージが入る。

 

セイバー「その槍...まさか」

 

うしお「この槍でダメージが入るってことは...妖怪の仲間か」

すると港に声が響く。おそらくはランサーのマスターだとわかる。

 

「宝具の」

 

その時、セイバーに向かう黒い塊。

セイバーの持つ大剣よりも大きな大剣。

しかし、それは剣というにはあまりにも大きすぎた。ぶ厚く重くそして大雑把すぎた。 それはまさに鉄塊であった。

セイバーがそれに気付き2本の大剣でガードする。

しかしそれはガードなど無いかのようにセイバーを吹き飛ばす。

 

うしお「またサーヴァントか!」

 

とら「あいつを吹っ飛ばす攻撃だ...獣の槍でも当たったらどうかわかんねえぜ、うしお」

 

鉄塊を持つ黒い甲冑の男はセイバーの方を見る。セイバーの2本の大剣を折った感覚は無い。おそらく、自分が今まで戦ってきたヤツらよりも強いかもしれない、と男は思った。

 

アイリ(恐らくバーサーカーね。セイバーが2体はおかしい筈。けどバーサーカーはもっと理性がないものだと思ったのだけど...)

 

バーサーカー「どうした?バケモンとガキ、かかってこい。同時に相手しt」

 

セイバー「よそ見はしない方がいい」

セイバーが吹き飛ばされたコンテナから丁度バーサーカーがセイバーに突撃してきたのと同じスピードで突撃する。セイバーは魔力放出無しで、筋力のみでバーサーカーに2本の大剣を右斜めに斬りかかる。

 

バーサーカー「!?」

バーサーカーが大剣でガードするが、3m程バーサーカーが押される。

そしてそこに猛スピードで来た車がバーサーカーに向かってきた。

 

ウェイバー「うわぁああああああ!ぶつかるぶつかる!」

 

ライダー「大丈夫だマスター!」

 

車から2つの影が飛び出す。しかし車の勢いは止まらず、バーサーカーにぶつかり、爆発した。

 

ウェイバー「」

ウェイバーが胃の中のものを吐き出し、ライダーがうっとりしながら何かを言っている。

 

バーサーカーが火の中から出て、ライダーに殺意を向けた瞬間。

 

港の灯りが全て消え、サーヴァント達が集まっている場所にコウモリが飛び交う。

そして空には、赤い服、両手に白と黒の銃を持っている男、アーチャーがいた。

 

アーチャー「クックックッいい夜だ。さぁ、私を打ち倒す者は誰だ?」

 

圧倒的威圧感。この場にいるサーヴァントのどれよりも死の臭いがする。アイリの本能がこの場から逃げたいと判断する。

 

「爺に聞いていた通りあれが時臣のサーヴァントか...殺せ!バーサーカー!」

 

バーサーカー「仕方ねぇな、行くぜ」

バーサーカーの雰囲気も変わる。地獄の番犬かのように。その瞬間、バーサーカーがその場から消える。

そして、アーチャーが両断される。

 

ウェイバー「な、なんだよ...コレ...アーチャーはもう死んじゃったのかよ...あんなのに車ぶつけちゃったのかよ~」

 

ライダー「いや、まだだ。アーチャーはまだ生きてる」

 

アーチャー「いいぞ、狂犬。この私を殺しつくしてみせろ」

アーチャーに血が集まり、再生する。そして両手の銃で、バーサーカーを撃つ。

黒い銃から出た弾だけが、バーサーカーの甲冑を貫き、肩に1発入る。が、バーサーカーは止まらない。

バーサーカーがまたアーチャーを斬る。

斬る、撃つ、斬る、撃つの繰り返し。バーサーカーは理性を失いガードをせず、アーチャーは斬られても死なない。

 

急にアーチャーが少し不機嫌な顔をし、手を止める。おそらくマスターから退くよう言われたのだろう。

 

アーチャー「ここまでだ、次も楽しみにしているぞ」

笑いながら消えるアーチャー。残るバーサーカーも消える。

 

ライダー「あとはアサシンとキャスターだけだな。どうだ、今日はここまでにってことで」

 

「そうか、よりによって貴様か」

 

ウェイバー「ッ!」

ウェイバーが小さくなる。

「一体何を血迷って私の聖遺物を盗みだしたかと思ってみれば・・・まさか、君自らが聖杯戦争に参加する腹だったとはね。ウェイバー・ベルベット君」

ケイネス・エルメロイ・アーチボルト。時計塔で魔術講師をし、ロード・エルメロイの二つ名を持つ、天才魔術師

ウェイバーの師である

 

ケイネス「君については、私が特別に、課外授業を受け持ってあげようでないか。魔術師同士が殺しあうという本当の意。その恐怖と苦痛を余すことなく教えてあげるよ・・・光栄に思いたまえ」

 

ライダー「魔術師!ウェイバーに成り代わって俺のマスターになる気だったらしいが、俺のマスターだったら、俺と一緒に速さを分かち合うべき、そう思うね。姿を晒す度胸もないようなヤツが、俺のマスターより下な訳ないだろ。」

 

ウェイバー「ライダー・・・」

 

自分が、ロードという称号をもらった自分が、ただの学生に劣っているとライダーに言われる。ランサーのマスターが不機嫌になる。

 

うしお「俺からも今日はここまででいいと思う。」

うしおの髪が消え、短髪になる。長い髪でわからなかった顔が良く見える。

おそらく中学生なのだろうか、まだ顔は幼い顔をしていた。

 

セイバー「そうだな、ここで全員倒しても構わんが、それでは面白くない。それに、ここでは条件が悪い。万全を尽くし、倒した方がいいからな」

 

セイバーも余裕を持って答える。

そうして、サーヴァント達は解散した。

こうして、1日目の聖杯戦争は終わった。

明日からはもっと激しくなるのだろうとアイリは思う。

 

 

 

 

切嗣がコンテナの陰に隠れる。

 

切嗣「舞弥、そっちからバーサーカーのマスターは視認できたか?」

 

舞弥「いいえ。見当たりません」

 

切嗣「そうか・・・」

切嗣がライフルのスコープを覗く。コンテナを運ぶクレーンの上に、アサシンと思われるもの。

髪が長く、刀と思われるものを持つ女。

しかし、もう一人女がいる。

 

切嗣「アサシンまで複数人のサーヴァントか・・・厄介だな。」

自分のサーヴァントが1対多は有利でないことは今回の戦いでわかった。

いくら自分のサーヴァントがハイサーヴァントであるとはいえ、複数人では勝ち目が無い。

 

切嗣(あんなに攻撃を受けてもほぼ無傷で、あれだけ派手に戦っても魔力消費が無いなんて・・・どれだけの英雄なんだろうな・・・奥の手でできればまとめてサーヴァントを葬りたいものだが。)

 

 

 

雁夜「ぐッ!」

フードを被り、刻印虫に犯された顔、髪を隠す雁夜。しかし、その代償は大きく、バーサーカーを使役した結果、吐血する。臓硯にも言われたが、聖杯戦争を勝ち抜いたとしても、すぐに死ぬ。

だが、雁夜はあの二人の姉妹の為、間桐の魔術に桜が染まらないために一刻も早く勝たなくてはいけない。

特に遠坂時臣。自分の娘をどうなるかわかっていて間桐に差し出したあの男だけは自分の手で殺さなくてはいけない。

 

雁夜「待ってろよ・・・桜・・・」

 

 

 

 

 

龍之介「すっげぇ!まじにすげぇ!」

血まみれの地下のどこかで快楽殺人鬼の雨生龍之介が頬を赤らめ笑う。

 

龍之介「なぁ!かみまろの旦那!アレって全部マジなんでしょ!?SFでもなんでもないガチだったんでしょ!?たまんねぇ~!・・・で聖杯戦争だったけ?旦那も今のアレにかむんでしょ!?・・・・・・旦那?」

 

ついさっき起きた港での出来事を見ていた龍之介は楽しそうに笑う一方、かみまろは怪訝な、苦虫を噛み潰したような顔をしていた。

 

かみまろ「ライダーもそうだが、ランサー、うしおか。ありゃあ俺の嫌うヤツだ。何かに情熱を持ってる。俺とは違うヤツ。俺を理解できないヤツ。まだ人なヤツ。」

かみまろはランサー、ライダーを指差す。特に嫌そうなのがセイバーだった。

 

かみまろ「セイバーはなんか特にひっかかりを感じるんだよなぁ・・・明日にでも襲撃するかぁ・・・」

と言って、かみまろは近くの高校を探し始める。

 

かみまろ「さぁて、あの再現をするかな」

かみまろの宝具は基本使い魔を召喚することであり、その使い魔は強さに応じて、色々と再現が必要になる。

再現するたび、経験値が溜まる。そのLvに応じてかみまろは召喚できる使い魔の強さが変わってしまう。

しかも、龍之介はかみまろの宝具、「神の力(あじゃら)」で少し力を授かっているため、趣味として今でも殺しを続けている。

そして、

今地下で行われたのは、すなとり・かごめかごめ等の遊び。3匹の猿、謎のこけしが使えるようになった。

この再現で得られた使い魔は、まだ弱く、戦力としては心もとないもの。

しかし、召喚されてから再現を繰り返し、経験地が溜まり、召喚できるLvがあがり続けて、今での最強戦力は、天狗のお面を3つつけた男、獅子舞、武者等である。

明日の朝には報道されるであろうこの行動は、正規な魔術師ではないからこそ起こりえたことであり、言峰璃正による監督役が目をつけるのも時間の問題。

明日、再現がすべて終わる。人形を着た少女、アシッド・マナは笑う。

 

アシッド・マナ「地獄編はじめるよ」

 

 

 

 

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