多分。
これは遠い遠い昔の話。
世界は魔王の魔の手によって飢えと疫病に苦しめられていた。
そして、このカボイの村でも、謎の疫病が蔓延し、村人たちは次々と命を落としていた。そのガボイの村のある勇者が疫病を治すことができるという幻の薬草を求めて半年前に旅立ったものの、戻ってこない。そこで村長は平和の神が与えた伝説の剣「いざないの剣」を手にしたものを新たな勇者とする儀式を取り行うことにした。
しかし、誰にも抜けない。
「おおう・・・・・絶望じゃ・・・・・・この『いざないの剣』を抜ける者はもはや誰もいないのか・・・・」
村長は、悲しげな声で言う。周りにいる村人たちも困った顔をする。
・・・・・・・・・・・・・・・一人無視して野良仕事している少年一人を除いたら。
「おおう・・・・・・・のう、イチカ。そなたは・・・・・・やらんのか?」
村長は悲しげな声をしながら野良仕事をしている少年に声をかける。
「・・・・・えっ?あ、すみません。なんか言いました?」
野良仕事に集中していたのかイチカと呼ばれた少年は驚いた顔で村長を見る。
「あ・・・・いや、じゃからそなたは勇者の儀式を受けんのか?」
「いいッス。俺、部外者なんで。」
「えっ!?即答!?」
「そんじゃ、俺は残りの仕事もあるんで。」
「いや待て待て待て!そんなこと言わずに受けようよ!?」
村長は慌ててイチカを止める。
「だって・・・・・・なんかワザとらしいじゃん?」
「どこが!?」
「なんかさ、こういうのって一番バカでお人よしそうなやつを選んでさ。他の奴らはみんな抜けない振りをして、俺の番の時にワザと抜け落ちるようにするって寸法じゃないの?」
イチカに言われて失敗した若者たちはビクッとする。
「それに俺さっき言った通り部外者だし、別にやる必要もないじゃないですか?」
「そんなこと言わんでよ!せめて受けようと思ってよ!ねえ?」
村長はしがみ付きながら頼み込む。
「嫌ですよ!俺が何で勇者にならなくちゃならないんですか!?」
「そんなこと言わずにさ!ねえっ!?残り君しかいないんだからさ!」
「もう一回やればいいじゃないですか?村長が目の前で見て。」
「やだやだ~!君が拒否るとこのお話進まないんだから~!村長、この通りお願いするんだからさ~!」
最早口調が崩壊している村長を見ながらもイチカは仕方なく「いざないの剣」の刺さっている祠の方に向かう。
「これどう見ても怪しいじゃん?これで抜けないって君たちふざけてない?」
イチカは失敗者たちをジロジロ見ながら文句を言う。イチカは言い終わると祠の中に入る。中の岩の上に確かに剣は刺さっていた。そして、案の定イチカが軽く衝撃を与えると剣は簡単に抜け落ちてしまった。
「おおう!勇者イチカ!勇者イチカの誕生じゃあ!!」
さっきまでの態度を忘れて村長は大喜びする。それと同時に村人たちは「ばんざーい!」と言う。
「結局こうなるのかよ・・・・」
勇者となったイチカは早速村から出て旅を始める。
「なんか俺って本当碌なことがないな・・・・・。」
イチカは空を見上げながら言う。
「・・・・・・・・あっちの世界ではどうなってんだろう?千冬姉、俺のことを血眼になって探しているのかな?」
彼は何となくつぶやいた。
実は彼、この世界の住人ではなく別世界の人間なのだ。その世界では・・・・
「おい、それ以上は原作ファンなら知ってんだから言わなくてもよくね?」
いやいや、どうしてこうなったか説明する必要あるでしょ?
え~、彼、織斑一夏は、原作同様に謎の組織に誘拐されて、監禁されていたんだけど彼、一瞬の隙をついて逃げたんですよ。
それで、途中銃撃にあって、誤って海に飛び込んで・・・・・・・・気がついたらガボイの村の近くに倒れていたというわけですよ。
「今度は逆に適当過ぎねえ?」
だって、言わなくてもいいと言ったのはアンタでしょ!
って言うかこっちに突っ込んでくんなよ!
話が崩壊するんじゃねえか!
「分かったよ。」
分かったのならよろしい!
では、引き続き冒険してください!
「は~い。」
テレ~ン!
スライムが現れた!
「・・・・・・・」
勇者イチカはスライムを無視した!
「おい!無視すんなよ!」
スライムはイチカに突っ込んだ!
「いや、だって俺薬草取りに行くだけだし。」
「普通そこ戦うだろ!お前、ドラクエやったことねえのか!?」
「うん、俺ポケモンとスパロボしかやったことねえし。」
「マジでかよ!つうかポケモンやったことあるなら戦えよ!経験値欲しくねえのかよ!?」
「いや、それ終われば別に元の暮らしに戻るだけだし。」
「待て待て待て!一応お前主人公だろ!」
「うん、ラノベとアニメで。アニメ三期いつかな・・・・・・」
「そうだよな~最新巻から話が急展開し過ぎてるよな~~~って話逸らすなよ!」
スライムの体当たり!
「痛ってえなおい!」
「へっへ~ん!悔しかったら攻撃・・・・」
勇者イチカの攻撃!
スライムは倒された!
「・・・・・・・言った割にはあっけねえな。」
勇者イチカはレベルアップした!
レベル1➡3
仏『・・・・という訳で今回はここまで!』
「おい!」
仏『ん?何?ちーちゃん?』
「なんでそこで終わりなんだ!?って言うかちーちゃん言うな!」
仏『だって、これ気まぐれで書いた作品だもん。そのおかげで字数少ないし。』
「それ以前に何でこれ書いた!?他の作品の連載があるだろ!」
仏『だって、他の受けないんだもん~。』
「それに何で一夏が主役なんだ!?って言うかこの作者やけに一夏スカウトするな!?そこは敢えてキ〇トとか衛宮〇郎とか・・・・・って、なんで私が言うのは規制が入るんだ!?」
仏『じゃ、じゃあ、そんなわけでサラダバー・・・・・・って、サラダバーってなんだよWWWさらばだー!!』
「おいおいおいおい!それ以前にこれ続くのか!?」
仏『高評価だったら続くんじゃねえの?』
*続きません(^O^)