前回のあらすじ
イチカ、戦士ダンジョーを仲間にする➡知り合いによく似た盗賊の女に襲われる➡斬る➡おわり
「だから、このあらすじ雑すぎるって!」
そんなわけで冒険の始まり~始まり~
「う、うぅ・・・・・・・」
しばらく経って女性はようやく目を覚ます。
「大丈夫か?」
「ハッ!?」
女性は慌てて目の前で見ているイチカと距離を取り、短刀を取ろうとする。しかし、短刀がないことに気がつく。
「ちっ!殺すなら一思いにやりなさい!」
「そんなこと言うなよ、鈴。」
「!?どうして私の名前を・・・・・」
イチカは女性に写真を見せる。
「あっ!」
「これ、俺と弾との三人で中学に入った時に取った写真だろ?」
「そこまで知ってるってことは・・・・・・・アンタまさか本当に一夏!?」
「あぁ。見ないうちに随分大人っぽくなったな。」
「まさかイチカの知人だったとはな。」
ダンジョーも意外な顔をしながら鈴を見る。
「う、うぅ・・・・・・・・」
「な、何なんだよ!?急に泣きそうな顔をして・・・・」
「馬鹿――――――――――!!」
「ヘブッ!?」
鈴は急にイチカを打つ。その光景にダンジョーも思わず唖然とした。鈴は更に倒れたイチカにまたがり胸を叩いた。
「馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿!!今までどこに行っていたのよ!どうして生きているなら帰って来てくれなかったのよ!馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿――――――――――――!!」
鈴は大泣きしながら叫ぶ。彼女の目から滴り落ちた大粒の涙はイチカの顔を濡らす。
「悪かったよ・・・・・俺だって、帰れたんだったら帰ってたさ。」
「うう・・・・・・」
「・・・・・・ゴメンな。」
一夏は泣いている鈴の頭を撫でると鈴は彼に抱き付いたまましばらく泣き続けた。
「えっ!?俺がいなくなったから自殺しようと学校の屋上から飛び降りた!?」
イチカは驚いた顔で鈴に言う。
「うん。アンタが誘拐されてその後死亡扱いになったのショックで・・・・・・」
鈴は顔を拭きながら言う。
彼女の話によれば彼女がこの世界に来たのはイチカが誘拐された翌年、こちらの世界では四年前だという。その時期、イチカが行方不明で死亡扱いにされたショックで精神的に不安定になっていたうえに両親の仲違いで離婚寸前な環境で耐えきれなくなり、学校の屋上から飛び降りたのだという。その後、何故かこの世界のイチカとは別の村に倒れているところを拾われ、しばらくそこで暮らした後に自立するために盗賊になっていたそうだ。
「イチカ・・・・・お前、こんな素敵な女性を置いていくとはな・・・・・」
「いやいや、俺だって知らなかったんだ。俺なんて五年前にカボイの村で助けられたんだし・・・・」
「でも、アンタもこっちの世界に来ていたなんてね。なんかいろいろ複雑な感じがするけど嬉しい・・・・」
鈴は少し嬉しそうな顔をする。
「まあ・・・・・こういう偶然があるとはな。んで、千冬姉はその時どうだったんだ?俺がいなくなって一年って言っていたけど・・・・」
「アンタが攫われたことを知らせてくれた軍にお礼として教官するって。」
「そうか・・・・まあ、元気ならそれでいいんだ。」
イチカは少し寂しそうな顔をするがすぐに開き直る。
「これからアンタどうすんの?」
「俺は世話になったカボイの村の人たちを救うために伝説の薬草を探しに行く。」
「ふ~ん、じゃあ、私もついて行くわ。」
「えっ?」
「だって、他の知り合いもいないし・・・・・やっと一夏に会えたんだもん。一緒に行ったっていいでしょ?」
鈴は抱きつきながら頼む。
「イチカ・・・・・よいのか?知り合いとは言え、突然俺たちを襲った女だぞ?」
「ダンジョーさん、鈴はこう見えてもいい奴です。俺が保証します。」
「なるほど・・・・・お前たちそういう仲か。」
ダンジョーはニヤニヤしながら二人を見る。二人は思わず顔を見合わせる。
「ま、まあ・・・・」
「そんな感じでいいわよね?」
「よし、そうと決まったら日が暮れる前に先を急ごう。」
「はい。」
三人は山を越えていく。鈴はイチカの手を握りながら歩いて行った。
ある村
「「おお!見えたぞ!」」
「「お見えになられたぞ!」」
ある村で村人たちが何やら騒いでいた。
「教祖様じゃ!」
「のほほん教祖様じゃ!!」
村人たちが見ているもの。
それは杖を持った奇妙なクマの着ぐるみを着た女性だった。女性が祭壇に立つと村人たちは更に騒ぐ。
「「「「教祖!教祖!教祖!教祖!教祖!教祖!」」」」
「イエ~イ~!」
教祖と呼ばれている女性も乗っているかのようにアピールする。
「「「「教祖!教祖!教祖!教祖!教祖!教祖!」」」」
「もういいよ、静かにして。」
教祖が言うと全員静まる。
「え~~っと、施しの時間だけど~~~始めるね~。」
「「「「「はい!はい!はい!はい!はい!はい!はい!」」」」」
村人たちが一斉に手を上げる。
「じゃあ、そこのおじさん~。」
「えっと!子供が・・・・子供が蜂に刺されました!どうすればいいんでしょ!?のほほん教祖!?」
「う~んとね~~刺されたところを爪で押して針が抜けたらちゃんと消毒してしばらくお医者さんに診てもらってね~~~。はい、次~。」
「「「「「はい!はい!はい!はい!はい!はい!はい!」」」」」
「じゃあ、そこのお姉さん~。」
「好きな人ができたんですけどどうしても告白できないんです!どうすればよいのでしょうか教祖様!」
「う~ん~何事もチャレンジが必要だよ~~。ダメな時は他の男を狙っちゃえ~~。」
「「「「おおお!!!」」」」
そんな教祖のいる村へイチカ一行は訪れた。
仏『・・・・・・っておい!なんでメレブポジがセッシーじゃねえんだよ!』
「あの・・・・いきなり、言われても困るんですけど・・・・・」
仏『大体この間のほほんさんは俺のポジにするとかって言ってたんじゃねえか!詐欺だぞ!詐欺!』
「・・・・このままだと私が誰なのかわからないんですけど。」
仏『それにイチカの奴なんでリンリンとイチャイチャしてんだよ!原作そこまで仲良かったけ?ちげえよ、馬鹿野郎!』
「・・・・・仏さん、そろそろそれぐらいに・・・・・」
仏『えっ!?魔王を束にする!?ふざけんなよ!アイツラスボスにしたらこの話終わりじゃねえか!?』
「・・・・早くしないと字数が・・・・(うるうる)」
仏『何々・・・・・俺はうるさいから次回からまややんを、仏にする!?えっ!?それマジ!?うそでしょ!?』
「私ですか?」
仏『ちょちょっちょっ、ちょっと待ってよ~!?そんな言わないでよ、ねえ~?俺まで外したらこの話、ヨシヒコサイドのキャラあのもみあげのおっさんだけになっちゃうよ?』
「・・・・まだ出てませんよ?」
仏『え?そんな~~外さないでよ!?ねえねえねえ!』
「あっ、そろそろ締めないと・・・・・」
仏『嫌だ嫌だ嫌だ嫌だあぁ~!!!俺、第四期の予定もないのに~!ここで終わらせないでよ~!』
「えっと・・・・」
仏『果たして仏の運命はいかに!?次回、「勇者イチカと魔王の城」。のほほん教祖様降臨!?お楽しみに。』
「自分から次回予告してどうするんですか・・・・・それにサブタイトルと全く内容があっていませんよ。」
仏『私が消えないためにも登録・乾燥お願いしま~す!乾燥ってなんだよ!乾燥って!』
「正しくは感想です。以上、私、山田真耶と仏さんからの提供でお送りしました。」
仏『おい!これいつから番組になっているんだよ!?』
つづく!?