ゲス提督のいる泊地   作:罪袋伝吉

53 / 111
 解説。

 アインストの超乳コピー(一体下さい)。

 悪役の登場(グダグダ)。

 武蔵(深海)復活(欲求不満)。

 


悪は蠢き、宿敵は目覚める(グダグダだが)。

「やはり、死んでいたのか」

 

 ウォーダン・ユミルは腕を組み、静かに言った。

 

 ここは会議室。

 

 転移してきた者を一堂に集めてゲシュペンストと玄一郎は今まで自分達が体験しそして得た結論を伝えた。

 

 ①転移してきた者達はみんな何らかの理由で死んだ者であるということ。死んだ者が艦娘同様に顕現化した者であるが、艦娘のように分霊化してはおらず、おそらくワンオフな存在である。もしかしたら分霊化した者もいるかも知れない。

 

 ②その身体の組成は艦娘と同様の体組織であり、そして人間とほぼ変わらない、ということ。

 

 ③機体や武装は艦娘の艦装に相当する事。

 

 ④艦娘や深海棲艦同様、人間の兵器でダメージを受けないこと(ただし霊力や気合いといったものがこもった攻撃ではダメージを受ける場合がある)

 

 ⑤攻撃時に気合い入れて叫ぶと攻撃力が上がる。また、ブーストも『行けぇぇっ!!』などと叫ぶと加速力がアップする(言霊によるパワーアップ)

 

 ⑥気の合う者や好きな人が側にいると能力アップ。また、好きなものを見てもその傾向が出る。絆が力となる事もある。また精神の状態で戦闘能力が左右されやすい。

 

 ⑦艦娘のように提督による『誓約』を受ける事が無い。つまり、行動の制限は無い。

 

 

「こんなところか。この世界は艦娘という存在を見ればわかるとおり、魂が宿ったものが復活し顕現化するという現象が起こる。それも大戦の時の軍艦と一部の戦闘機のみしかその現象は確認されていないが、我々もこの世界に魂が流れ着き、その現象で復活したものと思われる」

 

「……この世界に魂が流れ着いた理由は?」

 

「わからん。だが私がインドで出会った奇妙な僧侶が言うには『この世界が呼んだ』のだそうだ」

 

「元の世界に戻れないのかしら。その、出来れば……」

 

「肉体を得た今となっては無理だ。この世界の物質で我々の身体は構成されてしまった。つまりこの世界に『括られ』てしまっている状態だからな。中東の研究者に『不可能に近い』と言われた。日本の研究者も同様の意見だ」

 

 結論は不可能、であった。

 

 その理由はこちらの世界の物質はこちらの世界の引力のようなもので縛られており、例えどこかの世界に行けたとしても必ずこちらの世界へ引っ張られて戻されてしまう。また、魂の状態になれたとしてもこちらの世界の物質の波動を受けた魂はやはり、こちらの世界に縛られてしまい、不可能なのである。

 

 言わば『ヨモツヘグイ』、黄泉の物を口にしたならば二度と現世に帰れなくなるというのと同様なのである。もっとも、こちらの世界は黄泉ではなく、パラレルワールド、すなわち数多ある世界のうちの一つであり、世界が進む、あらゆる可能性のうちの一つなのだが。

 

 それを説明した時、カルディアが言った。

 

「……アインストの言った世界の可能性の一つ、か」

 

 と。

 

 アインストの存在はカルディアと共鳴したときに見ているし、そしてウォーダンに貰ったデータにもそれは出てきた。

 

「……まさかそんなんが来てねーよな。やめてくれよ?それでなくても厄介な連中だらけなのに」

 

「……しかしこの時、誰も思ってもみなかったのである。まさかあんな物が……」

 

「止めれ、土方さん。アホなナレーション入れんな!」

 

 土方に玄一郎は突っ込んだが、だがもうすでにフラグは立っていたのである。

 

 そう、その時誰も思ってもみなかったのだ。

 

 この世界を揺るがさないが、もの凄くおっぱいは揺れる、そういうアインストの作った切り捨てごめんなさい♪的なコピー、そう、ゲームで出てきた時にほぼ全てのプレイヤー達が『一体そのおっぱいくれっ!!つかアインスト、俺にも作ってくれぇぇぇっ!!』と渇望したが、ゲームクリアしたら忘れ去ってしまったキャラが来ていることに。さらに言うとキザな奴のコピーは抜きで。あと森羅のエージェントのコピーも無しで(ご都合乳要因)。

 

 なお、貧乳とショタ的なのもくっついてくるのだが。

 

『……えーと、あのー?』

 

『ぐぬぬぬぬぬぬ』

 

『あのっ、そのっ、僕困ります……』

 

 なお、その超乳と超貧乳とショタは。

 

 東京の大本営のほど近い、松平邸の松平叢雲(松平元帥の奥さん)さんじゅういっさいに保護されており、現在風呂に入っていたりする訳であるのだが(ショタ枠は女の子と間違われてます)、まぁ、どうせパラオに送られる。

 

『あんたら~、湯加減どう~?』

 

『はい~、ちょうどいい感じでーす!』

 

 たっぷん、たっぷん。

 

『ぐぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ』

 

 ギリギリギリギリ←歯を食いしばって悔しがっている。

 

『…………………ぽっ(おっぱいって、お湯に浮くんだ、知らなかった)』←浮力でお湯にたゆたうおっぱいを見ながら。

 

 まぁ、それはさておき。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 アメリカの某所。

 

『通常兵器が利かない』

 

『んなこと最初からわかっていた事だ』

 

『核腐ってた。どうしてくれるんだ。アメリカのアホ!!』

 

『だからバルシオン作ってじゃ……』

 

『だから攻撃が効かねーってのこのボケジジィ!』

 

『深海棲艦をスクールに入れてマシンセルをじゃ……』

 

『ふむ、さしずめゴーストシップ計画ですか?ならば洗脳と脳改造もせねば』

 

『悪の秘密結社よねぇ、これ、どう考えても』

 

『……顔ぶれが、そうですね』

 

『(機体の事は隠しときなさいね?)』

 

『(もちろんです。コイツ等嫌ですしおすし?)』

 

『いや、マシンナリーチルドレンだ。優れた深海棲艦の中から細胞取ってだな……』

 

『だーかーら、ワシのバルシオンなんじゃっ!!』

 

『ロボ作ってマシンセル入れてもゲイムシステム搭載してもこの世界じゃ意味が無いっつの!!』

 

『(機体作ってもねぇ、この世界じゃ意味ないわよねぇ)』

 

『……(あー、逃げたい。というか死んだ後でもこの人達と一緒なのか?僕は)』

 

『(あ、気が合うわね?後で一緒に逃げない?)』

 

『(……お願いします。私、この人達と居るのもう嫌です)』

 

『(んふふっ、わかったわ。いい艦娘ちゃん確保してるのよ。ちゃんと乗れるし?)』

 

『(??乗れる??)』

 

『(まぁ、話はあとでね?)』

 

『(はい、わかりました)』

 

 悪役の中で、まともな人はもう逃げる算段をしてたり。まぁ、そうなるな、という感じだった。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 海底の某所。

 

『……目が覚めた?』

 

『……ようやく、治ったか。お前がついていてくれたのか?』

 

『んーふふーっ、もっと頼ってもいいのよ?』

 

『……いや、もう治った。ふむ、夢を見ていた』

 

『へぇ?どんな夢?』

 

『色んな夢だ。おかしいな、私が艦娘で、やはりアイツに迫っていた。フフフフ、やはり私はどうしようも無く、あの男を求めているらしい』

 

『ふぅーん、私にはわからないけど、恋ってそんなもんかしら』

 

『そういうものだ。しかしかなり時間が経ったようだが、どれほど経った?』

 

『かれこれ15年かしら。ああ、あんたのおねぇさん、アイツん所行ったわよ?あと、そうね、アイツ、身体出来たらしいよ?』

 

『何っ?!南方棲戦姫が?むぅ、姉に先を越されるのは面白くないが……。むぅぅ、いかんな。このままでは姉に食われてしまう。あの男の童貞が。清楚ビッチだからな、あの姉は←(何気に酷い)』

 

『ああ、アイツ童貞捨てちゃったから』

 

『……マジ?』

 

『マジ。結婚したとかなんとか』

 

『……姉にうまく話せば渡りをつけて貰えるか。ふむ、ならば、ちょっと私も嫁になってくる。すわっ!』

 

『ちょっとちょっと、何それ?!あんたの為にせっかくお膳立てしてやったのに?!』

 

『知らん。ヤレるならなんでもいい。そんな事よりセッ○スだ!!』

 

『ちょっとぉーーーっ!!『武蔵』っ!!』

 

 

 最大の敵が、再び目覚めた。さて……この先どうなることやら。戦え!ゲシュペンスト!負けるな!玄一郎!しかし。

 

 もうグダグダである。

 

 




 皆さんお忘れだろうか。

 この話はシリアスではなく、コメディであることを。

 戦闘?そんな事よりおっぱいだっ!!

 悪役が誰と誰か脳内で想像してみてください。

 あ、ちょっと感想でキャラの案をいただきまして、確かに某おっぱい姫さんのコピーは欲しかったなぁ、というかアインスト、俺にも一体くれ、と思ってましたので登場させてみました。

 なお、武蔵さんも報われる予定。

 次回、武蔵だからと言って大雪山おろしはやらない、でまた会おう!(嘘)。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。