二次創作/デジモンアドベンチャー03 変わりゆく時代の中で 作:島鳥 烏
とは言え、この先はもう一つの物語のロストソウルの方で書きます。と言いますか、そっちの流れがメインになるので。
エピローグの部分がまだ伏せている状態ですが、それもロストソウルの方を書き次第投稿します。
恐らく来週かもう少し先になるかもしれません。その辺りも申し訳ないです。
子供達が亮の捜索を行っている裏で、太一は刑事になった一乗寺賢とそのパートナーのワームモンと再会し、騒動を起こしているシャドウと呼ばれる事となる黒いデジモンらしき存在を追う事となる。だが、シャドウは捕えようとすれば消滅し、パートナーと思わしき人間も会話が成り立たず、シャドウが消えれば意識を失ってしまう。進展せぬまま時間だけが過ぎていき、やがて子供達が帰還する。
その子供達から帰還した選ばれし子供達から亮の行方が分からなくなったと報告を受け、焦燥する中。デジモンの墓場たるダークエリアの主、グランドラクモンが施設へとハッキングを行い、接触してくる。そして亮は自分達がダークエリアへと招き、丁重にもてなしている事を伝える。
得体の知れない相手だが、アルファモンがグランドラクモンは厄介な相手である事と共に世界の破滅や支配を企むような悪のデジモンではない事も告げられ、そしてダークエリアの広大さから例え踏み入れたとしても亮は見つける事はおろかグランドラクモンの許へ辿り着く事も出来ないと聞かされ、太一達は直ぐに帰すと言うグランドラクモンの言葉を信じ、子供達は休息を兼ねて日常へと戻り、太一もシャドウの事件を追う事になる。
停滞していた事件だったが、それも子供達の帰還で大きく進展する。
日常に戻った子供達の一人である風花が¥から通う学校でクラスメイトの少年の様子がおかしいと言う話を聞き、詳細を訊ねるとシャドウのパートナーらしき人間と似た状況である事と日常生活を送れていると言う状況から、もしシャドウと関係があるのであれば話を聞き出す事が出来るかもしれないと接触するも時すでに遅く、話が出来ない暴走状態に陥る。だが、他のシャドウとは違いパートナーのゴブリモンに黒い影が覆うも、ゴブリモンが消滅する事はなかった。
少年は目覚めないがゴブリモンは意識を取り戻し、少年を目覚めさせられるならとおかしくなる直前の記憶を探り、そして事件の黒幕を知る。
そして太一とアグモンは電脳省の大臣、荒木真司を問い詰める。そして真の黒幕、ダークヴァンデモンへと辿り着く。
そしてダークヴァンデモンとの戦闘を勝利し、そして荒木から事の真相を聞かされる。
ダークヴァンデモンはアルファモンと同じ世界から逃れ、ダークエリアへと瀕死の状態のまま逃げ込みんだヴァンデモンであり、そこでかつて太一達の世界に混乱をもたらした暗黒の種の残骸となったデータを取り込み、互いにかけたデータを補うようにダークヴァンデモンへと進化を果たした。
そして調査隊のデータの中へと入り込み、宿主として相応しい相手だと荒木に寄生し精神を侵略していた。
荒木自身に気付かれぬよう徐々に精神を侵していく中、荒木も自分の精神が乱れている事に嫌な予感を感じた。だが、確証が持てぬ以上何かをする事も出来ず、だがダークヴァンデモンによって浸食される意識は得体の知れない感覚への不安を増す事にも繋がり、もしもの時の為、そして自分の思い違いでも問題が起きぬように選ばれし子供達を育てると言う計画を性急に進める事となった。
やがて完全に荒木の意思を支配したダークヴァンデモンは更に自分の影響力を広げる為に荒木を介して接触した人間に闇の種を植え付けていく。だが、予期せぬ事が起きた。それはアルファモンが現れた事だった。最強のロイヤルナイツであるアルファモンの力を熟知しているダークヴァンデモンにとって最大の脅威。だが、同時にそれはダークヴァンデモンにとって幸運をもたらす事でもあった。
かつて自分が目の当たりにした覚醒したロストモンの圧倒的な力に魅入られ、そしてそれを我が物とする。その為にはダークヴァンデモンは闇の種を植え付け、支配していた研究者を利用し、アルファモンの騒動の隙にゲートを開かせ、ロストモンをデジタルワールドへと逃がして、そして負えないようにゲートキーパーを破壊させていた。
だが、覚醒したロストモンを支配するには自分の力では足りず、アルファモンの目がデジタルワールドへ向いている間に、ダークヴァンデモンは自分の力を高める為に大勢の人々にコピーを植え付け、支配しければならなかった。事を早めた結果発生した歪みによって表層化したのがシャドウだった。
その計画もダークヴァンデモンを倒した事で阻止したかに思われたが、事態は更に混迷を深める。
突如、町中にシャドウが現れ暴走を始める。倒したダークヴァンデモンはコピーであり、オリジナルは目的の最終段階を実行する為、既にデジタルワールドへと向かっていた。
シャドウが暴れる中、太一とアグモンは荒木と共に研究所へと向かう。その途中で遭遇した襲われていた人々を放っておくことも出来ず、避難所となっている近くの小学校へと誘導する。そしてそこで海莉と出会い、力になりたいと言う海莉に残るよう言い聞かせる時間もないと共に研究所へと向かう事になる。
荒木の運転する車両で向かうが、前方に現れるシャドウたちはウォーグレイモンが蹴散らせていくが背後から迫るシャドウまでは抑えきれずにいた。その時、力になりたいと強く願う海莉の許にデジヴァイスが現れ、そして開いたゲートの先から黒いアグモンが現れる。
それはアグモンがかつて助ける事が出来なかったと悲しんだブラックウォーグレイモンだった。
課せられた宿命に自らの命を持って立ち向かったブラックウォーグレイモンに同情したチンロンモンがデジコアを与え、黒いアグモンへとデジモンとしての新しい命を与えられ、生まれ変わっていた。そして自分自身を探していた海莉とシンクロし、そして再びアグモンの前へとその姿を現した。
前方のシャドウをウォーグレイモンが、背後のシャドウを黒いアグモンが、共に蹴散らしながらやがて研究所へ辿り着く。
そこで光子郎と合流するも研究所はダークヴァンデモンの支配下にある研究者達に占拠され、ゲートキーパーの許へと辿り着けない。仮に研究者を排除したとしてもゲートキーパーを破壊されてしまう恐れがある。
打つ手がないように思われたが一つだけ方法があった。
その為に光子郎は博物館に置かれていたゲートキーパーのプロトタイプへと向かう。だが、それだけではリアルワールドとデジタルワールドとの間にある封印を解く事が出来ないが、黒いアグモンのデータを海莉のデジヴァイスからゲートに投射し、封印を開いた。その瞬間、突如として現れたアルファモンがゲートを越えてデジタルワールドへと行ってしまう。
ダークヴァンデモンはゲートキーパーの修理と共に亮の許に行かせていた子供達に任せ、ダークヴァンデモンよりも遥かに強大な力を持ったアルファモンを止める為に太一とウォーグレイモンが挑む。だが、オメガモンですら敵わなかったアルファモンにウォーグレイモンが太刀打ち出来る訳もなく、アルファモンにもロストモンの危険性を改めて突き詰められる。それでも確定していない可能性の為にパートナーを失う亮の悲しみを見過ごせる訳もなく、挑み続ける太一とウォーグレイモンの許に仲間であるかつての選ばれし子供達がやってくる。
共に力を合わせ戦う中で、アルファモンの最大の能力である瞬間移動。その謎をミミとソラの機転で解き明かし、それが過去へと移動する能力である事を見抜き、太一とヤマトが以前に戦った時の状況からその力を発動させる予兆として全身に魔方陣を纏わせるなければならないと推測する。そして光子郎が観察し、その瞬間に戦闘から離れ、待機させていたヘラクルカブテリモンに指示を出して妨害する事でアルファモンの最大の能力、アルファインフォースを防ぐ。
そして全ての技を一斉に放つも、アルファモンは聖剣グレイダルファーにて相殺する。だが、仲間達の攻撃によって姿を把握させずに目前まで接近したオメガモンのグレイソードを受けてしまう。
最大の能力を封じてもどうにか互角に持ち込めている状況。だが、その膠着状態は続かなかった。
アルファモンに浴びせた一閃によって削られたアルファモンの装甲の一部がオメガモンの傷口に触れ、そしてアルファモンの中に眠っていたXプログラムに感染し、オメガモンのデータの分解が始まる。だが、それに抗おうとするオメガモンの意思がX抗体を生み出し、分解していた体を再構成、そして新たなる力を得る。
仲間達の協力を経て、自分と同等の力を得たオメガモンを前にアルファモンもまた本気を出す為に盟友であるオウリュウモンをデジタライズオブソウルによって呼び出し、ブラストエヴォリュージョンによって究極戦刃王竜剣へと進化したオウリュウモンを手にする。そのひと振りによって尋常ならざる力の衝撃はオメガモンを除く仲間のデジモン達は耐え切れずデジコア如完全に破壊され、死んでしまう。
挑み続けた事で仲間を失う。アルファモンと同じ悲しみと絶望を負っても尚、未来に繋ぐ子供達の心を守る為にとその意思は揺るがず、アルファモンもまた仲間達の死を無駄にしない為に何を犠牲にしてでも世界を守らなければならない。譲れない二つの正義は尚もぶつかり続ける。
互他を圧倒する強大な力を持つに行った両者。だが、その力は似て非なる互いの存在によって封じ合う事となる。
オメガモンが得た未来を見通すオメガインフォースは過去へと飛ぶアルファモンのアルファインフォースによって無限とも言える未来のルートを生み出される事で全てを把握する事は出来ず、勝利のルートを判別する事が出来ず。対してアルファインフォースもオメガモンがオメガインフォースの範囲をアルファインフォースの発動を見通し、阻止する未来を選ぶ事で阻止されてしまう。
相反する力によって最大の能力を互いに封じ合い、グレイソードの刀身に触れた物を全てデリートするオメガモンのオールデリートと、圧倒的な力で全てを消し飛ばすアルファモンの王竜剣。一撃必殺の力を前に両者とも一度足りとも攻撃を受ける事が出来ない中でも互いに怯む事無く攻撃を攻撃を繰り出し続け、やがてグレイソードと王竜剣を互いにぶつかり合う。オールデリートの効果によって王竜剣を消滅するも、触れた瞬間にグレイソードも王竜剣の力を受け、その刀身が砕け散る。
両者が持つ最強の力を失い合っても尚、戦いは激しさを増していく。そしてオメガモンが放とうとしたガルルキャノンの砲身にアルファモンが聖剣グレイダルファーを突き立て、それによって行き場を無くしたガルルキャノンのエネルギーが暴発し、互いに大きなダメージを受ける。
満身創痍の中、それでも譲れぬ正義の為に戦いを止める事は出来ず、そして最後に互いに向けて拳を放つ。
そのオメガモンの拳はアルファモンを捉え、アルファモンの拳はオメガモンに届かなかった。
最後の一撃によって決まった勝敗。だが、それはそこに至る前に確定していた。
アルファインフォースは過去へ戻る能力であっても過去へ戻す能力ではない。疲労やダメージを負ったまま過去へ移動しなければならない。極限状態に至った瞬間、アルファインフォースは過去へ戻ったとしても戦える力はなく、アルファインフォースは意味を無くす。
対してオメガインフォースはダメージを負っても未来を見通す力に変わりはない。
アルファインフォースが意味を無くした瞬間、オメガインフォースの封印は解け、そしてその力によって勝利の未来をオメガモンは勝利の未来を掴み取っていた。
過去を望むアルファモンと未来を望むオメガモン。その在り方の差が最後の最後で勝敗を分けた。
最強の聖騎士同士の戦いは終幕を迎える。だが、物語は終わらない。勝敗が着いたその時、次元の壁が崩壊を始めた。