ストライクウィッチーズ~異世界から舞い降りた翼~ 作:疾風海軍陸戦隊
ED「Little Wing~Spirit of LINDBERG~」
「本番5秒前!・・・・・4・3・2・1!」
BGM『ひかり輝いて』
「みんなさんコンチワー!すとらいくうぃっちーず・あーと・おんらいんへようこそなんだナ。司会のエイラ・イルマタル・ユーティライネンだナ」
「解説の疾風村正です」
「同じく解説担当のアイです」
「このラジオ放送は『ストライクウィッチーズワールド』で起きた出来事を開設するバラエティ番組ダナ。毎回豪華なゲストも登場するから期待して楽しみに待てろよ・・・・・て、疾風。またこの番組をやるなんて思わなかったな」
「ああ、なんでもロマーニャでの放送が結構受けたらしくて。そして今度はここペテルブルグでもやろうってことになったんだよ」
「ナルホドナ・・・・・・さて、疾風、次の舞台はガリアなんだけど。大丈夫か?」
「ああ、次の相手はネウロイではなく人間。しかも殺人鬼と来た・・・・・・果たして逮捕できるかどうか・・・・・」
「大丈夫さ。なんたって疾風は黒の剣士って呼ばれているくらいに強いんだからさ。あ、因みに空ではレッドファイターって呼ばれてもいるんダゾ。知ってたか?」
「ああ。それは知っているよ」
「大丈夫です。ガリアで悪さをしている殺人鬼なんかお父さんがコテンパンにしちゃいます!!」
「そうか~ありがとなエイラ、アイ。よし!こうなったら一日でも早くそいつを倒しそして扶桑の用事を終えてエイラたちの所に戻ろう。そして三人で基地の近くに会った湖で釣りをしたり森の中を散歩しような」
「はい楽しみです!お父さん!!」
と三人が仲良く話している中、ロスマンが
「すみませんけど三人ともそろそろ番組を進めてもらってもいいかしら?」
と、三人に注意する。そしてロスマン先生の後ろにはお馴染みブレイブウィッチーズのメンバーがカメラやらカンペや照明などを持っていた。
「あ、そうだったな!コホン。さて、すとらいくうぃっちーずあーとおふらいん2」
「「「はじまるぜ(ゾ)(ます)-!!」」」
プレイバックコーナー
「このコーナーは今まで出た話をゲストと一緒に振り替えるコーナーなんだナ。だけどさすがに全部は無理なので一部だけ紹介していくんだナ。それじゃあ、始める前に早速今回のゲストを紹介するゾ」
「この人です」
と、エイラやアイがそう言うと向こう側から幕が上がり人影見える。そしてその陰にスポットライトが当たる。するとそこには
「まさか、この私が呼ばれるなんて思ってもみなかったわね」
「やあ、よく来たなエミリア。今日はよろしくな」
「ええ、こちらこそよろしくね三人とも」
「エミリアさんはお父さんと同じ世界の軍人で、お父さんとは宿敵でもありますが二人曰く茶飲み友達という関係だそうです」
エイラたちが話している中、アイが解説する。
「それよりもエミリア。次の章でもお前と一緒だとはな・・・・これも腐れ縁ってやつかな?」
「そうかもしれないわね・・・・・・ま、そう言うことで次の章もよろしくね」
と、二人は笑いあうとエイラが
「コホンッ!二人ともさっさと進めるゾ」
「ああ、そうだったなすまない。」
「さて、ではプレイバックコーナー最初のシーンをどうゾ!!」
第91話「並行世界へ」
「ん?・・・・・・・うぇい!?ナナナナ!?サーニャが二人!?それになんで私がいるんダヨ!?」
「あまり驚くなよ。私だってびっくりしてんだからナ。でも自分と会うのはやっぱちょっと気味悪いナ~」
とエイラが自分の顔を見て驚いた表情をし、サーニャは
「・・・・・・こ、こんにちは」
「・・・・・・こんにちは」
と、なぜか普通に挨拶している。たぶん頭の中ではパニックになっていると思うけど・・・・・
「へ~私が旅に出ている間、4人はパラレルワールドに行っていたのね~」
「ああ、あの時は最初、驚いたよ」
「私もダヨ。まさかもう一人の自分と出会うなんて思いもしなかったナ・・・・・・」
「まったくこんなオカルトチックなことって本当にあるもんだな・・・・・」
「お父さん。それを言うならお父さんやエミリアさんの存在もじゅうぶんオカルトチックだと思いますよ?」
「まあ、確かにそうかもね。私たちもともと異世界の住人だしね。ねえ疾風・・・・」
「まあな」
「さ、さて気を取り直して次はこのシーンだな」
第103話「エイラの怒り」
そう言うや否やエミリアはクリューゲ博士に振り返り思いっきり彼女をグーで殴り
「ぐわっ!!」
殴られたクリューゲ博士は宙を舞い床にたたきつけられ失神する。そして・・・・
「あんたらまっとうな軍人の出る幕はないわ。
と、そう言うのであった。
「うわぁ~エミリアさんのセリフかっこいいです」
「でしょ?私の名言トップテンに入るわね~イヤー我ながら言い名言だわ」
とアイの言葉にエミリアは胸を張ってそう言うと疾風が
「あ、あの・・・・エミリア」
「ん?何?」
「すまないな。俺が寝ている間にいろいろと・・・・」
「私もダ。すまないな私の代わりに怒ってくれて・・・・」
「いいさ。誰でも友人は友人の恋人のことを馬鹿にされたら誰だって私と同じことをするさ。だから礼を言われるようなことはしていないわ」
「そうか。それでも礼を言わせてくれ。ありがとう」
と疾風やエイラがお礼を言うとエミリアはふっといたずらな笑みをすると
「そうだ。そう言えば君たち二人は本当に仲がいいわね~まるで本当の夫婦みたいだ」
「なんだよエミリア。急に・・・・」
「いや~何となくね。疾風が男女逆転した時も二人は相変わらず仲が良かったからさ~特にこの場面・・・・」
第110話「エイラと疾風、二人の想い」
涙を流しそう言うエイラ。すると俺は彼女を抱きしめそしてベットに押し倒す。そして・・・・・
『エイラ・・・・・俺の命はお前の物だ。例え俺が女のままでもお前が好きな気持ちは変わらない。だからエイラ愛している。これまでも、これからも・・・・・』
と、そう言うとエイラは嬉しそうに涙ぐみ
『私もだ疾風、たとえお前が女のままになってもこの気持ちは永遠に変わらないカラナ』
「わあぁーーーーー!!!??ちょっとなに映してるんだよ///!!?」
「は、早く映像を消してくれ!!」
と、二人が顔を赤くしそう言うと画面は消える
「あれあれ~なんか一瞬だけど疾風がエイラのことを押し倒しているような・・・・・・」
「「わあぁーーーーー!!!??」」
「それにお父さん。お母さんの胸に顔を埋めてもぞもぞと・・・・」
「「なわあぁーーーーー///!!!???」」
「それで二人は・・・・・」
「ちょっとストップだエミリア!それ以上言うナ!!」
「え~いいじゃない」
「いいから何も言うナ!!」
「でもお母さん。私その先のこと知りたいです・・・・」
「アイは知らなくていいんダナ。とにかくふたりともハイか
「エイラ。それって同じ意味では?」
「ド・ッ・チ・ナ・ン・ダ?」
「はいはい。わかったわよ・・・・・kyllä」
「はい・・・・・」
と二人はエイラの気迫にそう答えるのであった。一方、疾風は
「おい、二パ。エイラって怒ると怖いんだな・・・・」
「うん。そうだよ。疾風さんも今後、気を付けてね・・・・」
「ああ、肝に命じとくよ」
とひそひそ声で話しているのであった
「よろしい・・・・・以上プレイバックのコーナーでした」
ストライクトリビア
「どうも皆さんストライクトリビアです。私は以前トリビア担当の宮藤芳佳さんに変わりました新任の雁渕ひかりです」
「同じく菅野だぜ」
「ここではこの作品に出ていたユニットを紹介したいと思います。さて今日紹介するユニットはエミリアさんの履いているfw190です」
「正式名称はフォッケウルフ190Ex通称はヴュルガー。疾風たちのいた世界のナチスドイツと呼ばれる国の戦闘機だな。スペックは機首に13㎜2丁、翼内に20ミリ機関砲4門。最高速度は790キロ以上。しかもこの世界にあるカールスラントのフラックウルフ190に比べ格闘戦もできる」
「へ~すごいんですね。疾風さんの世界の戦闘機って」
「ああ、確かになある意味チート級だぜ。以上ストライクトリビアでした」
特別コーナ『教えてロスマン先生』
「このコーナはこの世界に暮らす人々の悩みをロスマン曹長が解決する新コーナなんだな」
「まったく。なんで私がこんなことを・・・・・・」
「まあ、良いじゃないですか。さて、今回最初のゲストは俺とエイラの娘であるアイです」
「こんにちはロスマンお姉ちゃん」
「あら?アイちゃん?何か悩み事でもあるの?」
「ううん。今日はお姉ちゃんに質問したいことがあって・・・・・」
「いいわ。人生相談とか以外なら問題ないわよ。それでどんな質問かしら?」
「うん実はね。前にお母さんが私の妹とか弟とか作りたいって言っていたけど、それってどうすればできるんですか?」
「「「っ!!!///」」」
アイのその言葉にエイラたちは固まってしまう。そしてロスマンさんも
「そ、それは・・・・・まさかこんな質問が来るなんてね・・・・・」
と、顔を引きつって言葉が出ないでいた。すると・・・・
「「そういう話なら私たちに任せてもらおう!!」」
とそこへエミリアやクルピンスキーがやって来た。そしてクルピンスキーは
「なあ、アイ君。君は子供が生まれる仕組みを知りたいんだよね?」
「はい。知りたいです。エミリアさんやクルピンスキーお姉ちゃんは知っているのですか?」
「うん。もちろんさ。まずは好きな女性を甘い言葉と贈り物で部屋へと誘う・・・・・」
「そして部屋に来た相手の服を脱がしベットで・・・・・・」
と、二人がそう言いかけた瞬間。スタジオに金属で何かを殴ったような音が響き渡る。そして
「まったく世話の焼ける二人だ。私の姪に何いらぬことを吹き込もうとしているんだ」
とアウロラが雪かき用のスコップを担いで呆れたようにそう言い、エミリアとクルピンスキーは頭にたんこぶを出して気絶していた
「アウロラ大尉」
「アウロラさん!?」
「姉ちゃん!?」
「伯母様?」
「イレギュラーの乱入はマナー違反だ二人とも、さて曹長、疾風、エイラ。アイ。せっかくのコーナー邪魔して悪かったわ。じゃあ・・・」
と、そう言いアウロラは気絶させたエミリアやクルピンスキーの襟をつかみ引きずりながら退場するのであった
「なんだったんだ・・・・今のは」
「気にする必要はないんじゃナイカ?」
「その方がいいでしょう」
と三人はそう言うとアイは
「あの・・・・ロスマンお姉ちゃん。さっきの質問なんだけど・・・・・」
「ああ、、そうだったわね・・・・・・えっと・・・・」
ロスマンさんが困った顔をすると疾風が
「い、いいかアイ。子供ができる方法って言うのは簡単だ。コウノトリが赤ん坊を親の元へ届けるのさ」
「その赤ちゃんはどこから生まれるんですか?」
「キャベツ畑だ。赤ちゃんはとある場所のキャベツ畑から誕生するんだ」
と、疾風は腕を組みながらうんうんと答えた。因みにこの言葉だが昔疾風が子供のころ義母である華琳に同じ質問をしたときに彼女が答えたものだった。これでアイが納得するかと思ったら
「じゃ、じゃあ・・・・私はキャベツから生まれたキャベツの子なんですか?」
「「「え!!??」」」
と意外な言葉に三人は顔を固まらせる。因みにアイがネウロイだというつっこみは野暮なのでやめましょう
『は、疾風…アイ全然納得していないじゃないカ』
『う~む。俺がガキの頃はその言葉で納得してたけど・・・・・・どうします先生?』
『そ、そうね・・・・・こればっかりは上手くごまかす方法が・・・・・・』
と、三人が話す中、ラル少佐が
「いいか。アイ。お前と私たちはキャベツから生まれたキャベツ人間なんだよ・・・・だから一緒さ。そうだよな三人とも?」
「「「あ、もうそれでいいです・・・・・」」」
「そうなんですかわかりました!」
とラル少佐の言葉に三人はそう言ういい、アイも納得するのであった。そしてロスマンは
「結局私の出番はなかったわね・・・・・」
と、そう呟くのであった
「さて、すとらいくうぃっちーず・あーと・おんらいん2もそろそろお別れの時間になったんダナ」
「ああ、名残惜しいけどな」
「でも楽しかったです」
「さて、次回は劇場版序曲編。この賞には私は登場しないけど疾風や506統合戦闘航空団がガリアで騒がせる殺人鬼相手に活躍するゾ!」
「次回も楽しみにな!」
と、そう言うと三人は立ち上がりそしてスタジオに502メンバーも入り
「それではみなさん!次回もまた会いましょうー!!』