ストライクウィッチーズ~異世界から舞い降りた翼~   作:疾風海軍陸戦隊

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OP「TAKE ME HIGHER」

ED「Fly Away」


第136話「(番外編)姉と姉の対決」

ブリタニアの病院ではバルクホルンの妹であるクリスティアーネ・バルクホルンが入院していた。そして彼女はベットの上で暇を紛らわすため看護婦さんに貰った雑誌を読んでいた。そして彼女が目にした記事は数か月前、501が活躍していたころの記事であった。そしてその記事に張られてる写真には、姉である、バルクホルンが写っていた。そしてその写真の隅には黒い服を着た男性も写っていた。その人を見てクリスが

 

「この人がお姉ちゃんの言っていた疾風さんか・・・・」

 

疾風のことは姉からよく聞かされていた。そしてその人と姉は義姉弟となっていることも・・・・・

 

「優しそうなお兄さんだな・・・・ふふ・・・・・疾風さんに会ったらお兄ちゃんって呼んでみようかな・・・・」

 

前に姉が今度、疾風を紹介するという言葉を思い出した。彼女自身も姉が弟のように接している彼に、そして兄になるかもしれない疾風に興味を持っていていたのだ。そしてそう言い微笑んで言うと、ドアが開き、そこから女性の人が入ってくる

 

「あ、あの・・・・誰ですか?看護師さんじゃないよね?」

 

クリスは首をかしげるとその女性は

 

「すまないが、これも妹のためだ・・・・・・」

 

とそう言い手をかざし、何かを念じる。するとクリスの意識はだんだんと薄れてゆき気を失うのであった。そして彼女はクリスを抱え上げると悲しそうな顔をし

 

「本当に済まない・・・・・だが、妹の命がかかっているんだ・・・・」

 

と、そう言い彼女の体は光りに包まれ、クリスとともに姿を消すのであった

 

「クリスティアーナさん。リハビリの時間です・・・・・・・・あら?」

 

そこへ看護師さんが入ってくるのだが、その部屋にクリスがいないことを知ると驚きの声を上げるのであった

 

 

 

 

 

 

 

サン・トロン基地

 

「で、逮捕されたあの二人組はどうでした中佐?」

 

「ええ、警察の事情徴収によると、なんでもその二人は見知らぬ女性に金を渡されてさっきの子を誘拐しろとだけしか言われていなかったみたいなのよ」

 

「そうですか・・・・・・でも、なんで彼女を誘拐しようとしたのでしょ?」

 

「それはわからないわ。そのことについては当の二人も知らないそうよ」

 

と、ミーナたちは警察の事情徴収を終え基地に戻った後、先ほどの誘拐未遂について話していた。すると

 

「失礼します中佐、少佐!」

 

と、カールスラント兵士の一人が入る

 

「どうかしたの?」

 

「はい。ブリタニアの大学病院から中佐あてに電話がかかっています」

 

「え?」

 

一方、バルクホルンとハルトマンは・・・・・

 

「こら!ハルトマン!もう昼だぞ起きろ!!!」

 

と基地の中ではいつもと変わらずバルクホルンが、ハルトマンを叩き起こしていた

 

「ん~あと20分・・・・・」

 

「何があと20分だ!」

 

「じゃあ・・・・・・5時間後」

 

「それだと夜になるじゃないか!いい加減に起きろ!!今日は模擬空戦をする日だぞ!!」

 

「う~ん・・・・・わかったよ。全くトゥルーデは・・・・」

 

と、そう言い、ハルトマンは目をこすりながら起き上がり服に着替える。そしてバルクホルンと一緒に廊下を歩き格納庫へ着くのだが、まだ眠いのかあくびをしていた

 

「こら、ハルトマン!だらしがないぞ!」

 

「だって眠いんだからしょうがないじゃん~それに睡眠もまだ9時間しかとってないし」

 

「十分睡眠取っているじゃないか!」

 

と、そんな漫才みたいに話し合っていると、そこへミーナとハイデマリーがやってくる

 

「大変よトゥルーデ」

 

「どうしたミーナ?まさかネウロイの襲撃か?」

 

「いいえ、実は今、ロンドンから連絡があって……」

 

「……クリスが、どうかしたのか」

 

「実は・・・・・消えてしまったらしいのよ」

 

「なっ!?き、消えただと!?どういうことだミーナ!!」

 

突然の言葉にバルクホルンは驚きミーナに訊くと

 

「病院の人によれば、看護師さんが部屋に入った時、クリスさんの姿はどこにもいなくて、、病院中探したのだけれど見つからないそうなのよ・・・・・」

 

「そ、そんな・・・・クリスが」

 

ミーナの言葉を聞いたバルクホルンの顔が青く染まる。愛する妹が消えた。それだけでも彼女にとっては最悪の事態なのだ。その瞬間ハイデマリー少佐の使い魔が出て、その瞬間、彼女の固有魔法『魔導針』が反応し始める

 

「なっこれって・・・・・」

 

「まさか、ネウロイ!?」

 

みんなが驚く中、彼女の前に人型ネウロイが姿を現す

 

「なっ!?貴様は誰だ!!」

 

バルクホルンがそう言い銃を構えると、人型ネウロイは

 

『こんな形でまたあなたに会うとは思わなかったバルクホルン大尉・・・・・』

 

「あれ?君ってさっき街で子供を助けた人?」

 

「っ!?」

 

ハルトマンの言葉にバルクホルンが驚いて彼女の顔を見ると、確かに姿はネウロイだがよく見るとそのネウロイはこの前暴走した車に閉じ込められた子供を助けたあの女性だった。そしてハルトマンはそのネウロイを掴もうとしたがするっと通り抜けてしまう。すると人型は

 

『これはホログラム・・・・・・立体映像であなたたちに話している。それより、バルクホルン大尉に告ぐ」

 

「・・・・・何のようだ?それよりお前は何者だ?」

 

『自己紹介が遅れた。私の名は元ネウロイ軍大尉のマホだ。まず、第一にあなた達にはなんも恨みもない』

 

「・・・・当たり前だ。お前に恨まれるようなことはしていない」

 

バルクホルンは警戒した目でそう言うと

 

『だが、とある事情によりあなたたちを殺さなくてはいけなくなった』

 

「私たちを殺す?どういうことかしら?マホ大尉・・・」

 

『それは言えん』

 

「何を馬鹿なことを言っているんだ貴様は!」

 

『力づくでも殺る。死闘の場はサン・トロン近くの湖の12度の地点だ!」

 

「もし来なかったらどうするの?」

 

ハルトマンがそう訊くと

 

『もし、来なかったらあの子は永遠に眠り続けることになる・・・・』

 

と、そう言い彼女の後ろに透明なカプセルが映し出され、そのカプセルの中には・・・・・

 

「「「っ!?」」」

 

「クリス!?」

 

そのカプセルの中にはバルクホルンの妹であるクリスが眠っていた

 

「貴様!妹を・・・・クリスを返せっ!!」

 

『あなたたちさえくれば、この子は無事に返す!!』

 

「・・・・・わかったわ。来れば本当に返してくれるのね?」

 

『ああ、湖で待っている』

 

と、そう言うとマホの姿は消える。

 

「ミーナ!!」

 

「ええ!!」

 

と、そう言い4人はユニットを履き、先ほどマホに言われた湖へと最大速度で向かう。そして湖が見えると4人は降下して周りを見ると、湖の真ん中にボートがありそのボートの中にはカプセルに閉じ込められたクリスの姿があった

 

「クリス!!」

 

バルクホルンは向かおうとすると

 

「来たか!!」

 

「「「「っ!?」」」」

 

4人は振り向くと、そこには人間姿のマホが立っていた。そしてバルクホルンは

 

「約束は守った!さあ、クリスを返せ!!」

 

「いや、まだだ!!」

 

「何?どういう意味ですか!?」

 

「あの子を解放するには、私と戦って勝てばあの子を返す」

 

と、そう言うとバルクホルンはマホを睨み

 

「やはり、ネウロイは・・・・・お前はヤプール軍団と同じ過激派に所属していたのか・・・・・あの時見逃すべきではなかったな!」

 

「違う!!私は争いは好まない!だからこそ私はあの忌々しい軍から脱走し、妹を連れて逃げ出したのだ!だが、その妹は今、過激派に捕まって人質にされている。あの子の命を守るためには、あなたたちを殺さねばならないんだ!!」

 

「っ!?」

 

マホの言葉にバルクホルンたちは驚きバルクホルン自身もなぜ、あのネウロイ、まほが自分と似ているのか少しだけわかった。彼女は自分と似ているからだ。同じ姉である自分と・・・・・

するとミーナは

 

「マホさん。よく考えてください!もしあなたと戦ってあなたが敗れれば、残されたその妹さんはこの地球で一人どうやって生きていくつもりなの?」

 

「地球人として一人で生きていく方法を教えてある・・・・・・だが、私は負けない!!さあ、私と戦え!!」

 

とそう言い、ミーナたちは武器を持とうとするが

 

「待て、ミーナ。・・・・・・お前、本当にそれでいいのか?」

 

と、そう言うとマホは

 

「地球人は好きだ・・・・・だが、妹の命には代えられない!」

 

「よし・・・・・・わかった。なら望み通り私が相手をする!」

 

と、Mg42を両手に持ち再びユニットに魔法を注ぎ戦闘態勢を取り、マホも

 

「ゲルトルート・バルクホルン。カールスラントのスーパーエースで、我がネウロイ軍のレッドデータリストに乗っている宮藤芳佳と疾風村正の姉貴分・・・・・相手にとって不足なし!!」

 

そう言いマホは足をネウロイユニットに変化させ攻撃態勢を取り、両者は飛び上がり、バルクホルンは機関銃をマホは腕からレーザーを放ち激しい空中戦を繰り広げる。激しい一騎打ちの中、二人はその戦いぶりを見て

 

「「(こいつ・・・・・できる!!)」」

 

と、互いの腕に感心し高く評価していた。それは二人の一騎打ちを見ていたミーナたちも同じであった

 

「なんと言う機動力・・・・・」

 

「うわ~すごいね~」

 

「ええ、もし彼女がヴェネチアにいたら苦戦していたでしょうね」

 

と、そう言う中、二人は急降下しながら攻撃をし、湖の水面ギリギリで止まり、互いに向かい合ったまま動かない。

 

「お前・・・・・なかなかやるな・・・・」

 

「ああ、お前こそ人類軍スーパーエースだけあってなかなかの腕だ。だが、次で決着をつける」

 

「ああ、勝っても負けても恨みっこなし!!行くぞ!!」

 

と、そう言い二人は決着をつけようとすると・・・・・

 

「待って!!待ってお姉ちゃん!!」

 

「あの子は・・・・・・」

 

「さっきの・・・・」

 

と茂みから女の子が飛び出る。その子は先ほどミーナやハイデマリーが助けたあの少女であった。その声を聞いた二人は戦いを止め、振り向くと、そこにはマホに似ているが少し幼げな子がいた。

 

「お願いお姉ちゃん止めて!!」

 

「ミホ・・・・無事だったのか!?」

 

マホは急いでミホと呼ばれた少女に近寄ってそう言うと、ミホは頷き

 

「お姉ちゃん。お願い止めて、私が誘拐されそうになった時、助けてくれたのはこの人たちなの!」

 

「っ!?」

 

その言葉を聞いたマホは驚き目を丸くする。そしてハイデマリーが

 

「さっきの子がネウロイだったなんて・・・・」

 

「ええ、驚きだわ・・・・」

 

と驚いているとマホは

 

「知らなかった・・・・・・・私は騙されていたのか」

 

「やっとわかってくれたんだな」

 

そうバルクホルンがそう言うとマホは頷き

 

「・・・よし!今度は私があなたたちに礼をする番だ!」

 

と、そう言うとマホは手をボートに向けて何かを念じると、ボートはこちらに来て陸に乗り上げる、そしてまた念じるとクリスを閉じ込めていたカプセルが開く

 

「クリス!」

 

「大丈夫催眠術で眠っているだけだわ。あなたの妹はお返しする!」

 

「すまない!」

 

と、そう言いバルクホルンはクリスを抱きあげる。すると、再びハイデマリーの魔導針が再び反応し始める。そしてハイデマリーは

 

「南、3時方向に新たなネウロイの反応です!!」

 

「なんですって!?」

 

そう言い見上げると三時方向に中型のネウロイを二機を引き連れた人型ネウロイが現れ、そして

 

『マホ大尉!脱走者の上に裏切りまで犯したな!もはや貴様にチャンスを与えることはない!!よって貴様はこの場で死刑だ!!』

 

殺気満々でそういう彼女にミーナたちは飛び立とうとすると

 

「待て」

 

と、マホが手で制すと

 

「今こそ私が君たちを守る!それが私があなたたちにできる唯一の償いだ!」

 

とそう言い彼女の光は光り、元の人型の姿に戻り、人型や中型ネウロイに向かい、中型機は彼女に向かいビームを発射するがマホはその攻撃を避け、手に光線を溜め、放つ。しかもその射撃は正確で放った光線は見事その中型機のコアを撃ち抜き撃破する。それを見た人型は

 

「さすが我が軍のエース。ただの中型では仕留められないか・・・・仕方がない、私が始末するしかないな・・・・・」

 

と、そう言い人型はマホに向かいビームを放ち、マホはそれに気づくと慌てて避ける。そして人型に向かってビームを放つが避けられ、そして人型はマホ大尉にビームを数発放ち、マホ大尉が急いでそれを避けた瞬間、人型は彼女に回り込み手をナイフ形のビームに変えマホの腹に突き刺す。それを見て少佐と呼ばれた人型は

 

「バルクホルンとの戦いで体力を消耗したとはいえ、牽制用のビームにまんまと欺かれ隙をつかれるなんて、昔のあんたならそんなヘマなんてしなかったわ。長い間、軍を離れて腕がなまったのかな大尉?」

 

「ぐっ・・・・・・」

 

痛みのあまり苦しそうに唸るマホに人型は彼女体を掴みグルんぐるんとスウィングし投げ飛ばし、そして少佐の腕から今までのネウロイのような赤いビームではなく黒い光線をマホに向けて放ちマホ大尉の体に掠り、またそのうちの一発は水面に当たり激しい水しぶきを上げる

 

「あんたが軍を脱走した後、完成した今までのビームを超強化させた光線だ。すぐには殺さんじわりじわりと苦しませながら殺してやる。覚悟しろ!!」

 

と、そう言いビームを溜めまほに向かって放とうとしていた

 

「お姉ちゃん!!」

 

「あ、待ってください危険です!」

 

それを見たミホは姉ももとに行こうとしたがハイデマリーに止められる

 

「離してください!お姉ちゃんがお姉ちゃんが死んじゃう!!」

 

と涙を流しそう言う。それを見たバルクホルンは

 

「大丈夫だ。お前の姉は私たちが助ける。ミーナその子を頼む」

 

「え、ええ」

 

そう言いバルクホルンはミホをミーナに預け、飛び上がり、マホの所へ向かう

 

「さぁ・・・・・覚悟しろ」

 

「くっ・・・・・」

 

少佐の言葉にマホは覚悟を決める。すると下方から銃撃音がし、少佐に向かって弾丸が飛んでくる。それを見た少佐は慌てて下がると、そこからバルクホルンがマホをかばうように前に立ち

 

「大丈夫か?」

 

「あ、ああ・・・・」

 

「あとは・・・・私に任せてくれ」

 

と、そういうとバルクホルンは少佐を睨む。すると少佐は

 

「これはいい・・・・・鴨がこっちから来るとわな。この裏切者同様貴様も殺してくれる」

 

と、そう言いビームを放とうとすると

 

「やれるものならやってみろ!!」

 

と、そう言いバルクホルンは少佐のビームをよけ彼女に向かって機関銃を放ち少佐もまた彼女の攻撃を躱しながら攻撃をする。激しい打ち合いの中、突如バルクホルンの持つMg42機関銃が突如弾丸を発射しなくなり銃身が真っ赤になる

 

「くそ、詰まったか!!」

 

弾詰まりに焦るバルクホルンに少佐は嘲笑い

 

「あはは!命運ここに尽きたわねバルクホルン!」

 

と手にビームを溜め放とうとした瞬間、下からビームが飛んできて少佐の腕を焼き切り、腕は胴体から離れる

 

「っな、なに!?」

 

少佐は慌ててビームが飛んできた方を見ると、そこにはマホが少佐に受かって向けていた。先ほどのビームは彼女が放ったのだ

 

「くっ…この裏切り・・・・・」

 

と、そう言った瞬間

 

ダァーン!!

 

「っ!?」

 

銃声が鳴り響き少佐の心臓・・・いや、コアに当たるところに銃弾があたり、少佐はぎろりとその場所を向くとそこには拳銃を持ったバルクホルンがいた

 

「く・・・・おのれ・・・・おのれぇーーーーっ!!!」

 

と、そう言った瞬間少佐のコアは砕け少佐と呼ばれた人型は白い破片となって消えるのであった。少佐が倒されたことを確認するとバルクホルンはマホに近づき

 

「大丈夫か?飛べるか?」

 

「あ・・・ああすまない大尉」

 

バルクホルンはマホの肩を抱き降下する。そして

 

「お姉ちゃん!!」

 

と地上に降りるとマホの妹であるミホが抱き着き

 

「お姉ちゃん大丈夫?」

 

「ああ、怪我はしたがしばらくすれば回復する。ミホ、心配かけてすまない」

 

と、いつの間にか人の姿に戻ったまほがそう微笑んで言うとミーナが

 

「もう、過激派のネウロイはここにはきません。もし来たとしても私たちが守ります。ですからあなたたちは平和を愛する人として静かに暮らしてください」

 

「ええ、・・・・感謝します中佐殿」

 

と、そう言いマホはそう返事をすると妹に肩を抱かれて歩き出す。すると

 

「おい、お前」

 

とバルクホルンが呼び止め振り返ると

 

「妹のこと大事にしろよ」

 

と、そう言うとマホは笑みを浮かべ

 

「ああ、そっちもクリスちゃんのことを大切にな」

 

そう、言い返し、そして二人はゆっくりと歩きだし、そして、そのまま煙のように消えるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

あれから三日後・・・・・・

 

「クリスちゃん。あれから異常がなかったみたいでよかったわねトゥルーデ」

 

「ああ、そうだな・・・・」

 

あの戦いから三日後、サントロンはいつものように穏やかな日が続いていた。あれからクリスはすぐブリタニアの病院の戻され、健康状態を調べたがなんも異常もなくいつものように入院している。

 

「あの姉妹今どうしているんだろうね~」

 

ハルトマンはこの前のネウロイ姉妹のことを聞くとバルクホルンは

 

「さあな。だが、きっと今でもあの湖で静かに暮らしているんだろうな・・・・・・戦争が終わったら遊びに行ってみるか」

 

「確かにトゥルーデあのマホって呼ばれたお姉ちゃんネウロイとなんか気が合いそうだもんね♪」

 

「まあ、同じ妹を持つ姉だからそうかもしれないな・・・・・」

 

と、懐かしむように言うと

 

「失礼します」

 

とハイデマリー少佐が入ってくる

 

「どうかしたのハイデマリー少佐?」

 

「はい。先ほどセダンの506基地から、『AのセダンとBのディジョンで合同模擬空戦をしたいためオブザーバーを頼みたい』っと・・・・・」

 

「少し前も模擬空戦があったよね?」

 

「ああ、あの後、基地が爆破されたらしいが、今回は大丈夫なのか?前に身に言った時はあのチームはグダグダだったぞ?」

 

と、バルクホルンはそう言うとハルトマンは

 

「あれ~そう言えば506には疾風がいたはずだよね?」

 

ハルトマンががそう呟いた次の瞬間

 

「セダンに行くぞハルトマン!!すまないミーナ。行ってもいいか?」

 

「ええ、どうぞ。行ってらっしゃい♪」

 

「ちょっ!?トゥルーデ!!襟首捕まえないで!?普通に歩けるからさ!!」

 

となるくホルンはエーリカの襟首を引っ張り、エーリカは苦笑しながらそう言うのであった。

因みになんだがその時のバルクホルンの目はウキウキしたまるで遠足に行く寸前の子供のように目をキラキラさせていたという・・・・

 

 




やっと書き終えることができました。ネウロイ姉妹のモデルは言うまでもなくあの姉妹です。やっぱりバルクホルンお姉さんに対抗できる姉といえば彼女くらいしかいませんからww

次回も頑張って書いていきたいと思います。次回は本編です!!次回もお楽しみください!!

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