ストライクウィッチーズ~異世界から舞い降りた翼~   作:疾風海軍陸戦隊

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第183話「パ・ドカレー港の戦い」

グワショ・・・グワショ・・・・グワショ・・・・

 

不気味な機械音を発しながら、キングジョーダークはパ・ドカレー港にある船や工場をレーザーで攻撃し破壊していた。その時、満身創痍の状態の疾風が到着し、キングジョーに体当たりした

急な体当たりにキングジョーはバランスを崩したがすぐに立て直すと・・・・

 

『来たな疾風村正!ここがお前の最期の地だ!!』

 

突如、ヤプールの声が響き渡るのと同時にキングジョーダークは疾風に向かっていく。そして疾風は

 

「来い!!」

 

背中に差した刀を抜き、魔法力を込めてキングジョーに斬りかかるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「姫さん!!」

 

「カール大尉か!」

 

疾風が飛ぶ立って数分後にハインリーケたちも疾風がパ・ドカレーに黒田たちが捕らえられ、そしてそのパ・ドカレー港にキングジョーダークが襲撃した知らせを聞いて出撃し、そして今、セダンのB部隊、そし手ジェニファーを救出しに行ったカーラとジェニファーと合流した

 

「疾風はどうしたんだ!なぜ止めなかったんだ!」

 

マリアンは疾風が酷い怪我をしているのにもかかわらずに出撃したとをハインリーケから聞き、なぜ止めようとしなかったのかと追及すると

 

「すまぬ・・・・あやつを止める前に、あやつは・・・・・あやつは・・・」

 

ハインリーケがそう悔しそうに言うとジェニファーは

 

「疾風さん。なんであなたはそこまでしてこの世界のために戦ってくれるんでしょう?別の世界の人なのに・・・なんで傷だらけにまでなって・・・・」

 

と、涙目でそう言うジェニファーにアイザックは

 

「大尉は・・・・・大尉はきっと異世界から遣わされた平和の戦士で、自分を犠牲にしてまで僕たちの世界のために戦ってくれているんだ」

 

「あいつは・・・・疾風は・・・・この世界のことが好きなんだ・・・・たとえ体がボロボロになっても、この世界に住む人たちを守るために・・・あいつはこの世界に住む奴らよりもこの世界が好きだから・・・あいつの愛する人の故郷を守りたいから・・・・・あいつは本当の馬鹿野郎だ・・・・・」

 

マリアンも同様に涙を流すのを堪えながらそう言う。

 

「でも、今の大尉があのネウロイと戦っても・・・・・」

 

「疾風さんはきっと死ぬ気なんだわ・・・・」

 

アドリアーナの言葉にグリュンネ隊長がそう言うとジーナ隊長は

 

「疾風大尉・・・・・そこまでに体の状態が酷いなら酷いとなぜはっきり言ってくれなかった・・・なんで私たちに一言相談してくれなかったんだ・・・・・・」

 

「疾風大尉・・・・・許してください・・・・私のせいで・・・・私が誘拐されなければ・・・・・」

 

「大尉・・・・」

 

皆は涙を堪えてパ・ドカレー港に向かう。そして・・・・・

 

「見えたパ・ドカレー港だ!!」

 

カーラがそう指をさすと、そこには炎が上がり真夜中なのにまるで夕焼けのようになっていた

 

「パ・ドカレー港が・・・・・」

 

「隊長!!あそこ!!」

 

アイザックが指をさした先に、燃える港の上空で疾風とキングジョーが戦っていた。しかし戦いはキングジョーが有利なのか、疾風の斬撃を受け止め放り投げたり彼の体に強烈なキックやパンチ送り返す

 

「あっ!?疾風さん!!」

 

「疾風!!・・・・・・隊長!!」

 

ハインリーケがグリュンネに向くとグリュンネは頷き

 

「ええ。行きましょ!ガリアは私たち506ノーブルウィッチーズ自らの手で守らなければいけないのよ!!」

 

そう言いグリュンネたちは疾風の元へと行くのであった。

そして疾風は刀と鞘の二刀技であるスキルコネクトを発動させようとしたが・・・・

 

「(・・・・スキルコネクトが…発動しない…なら!!)」

 

二刀流代理技であるスキルコネクトも出せないことに疾風は最期の力を振り絞り刀に魔法力を込める。そして

 

「喰らえ!ヴォーパルストライク!!」

 

そう言い、以前キングジョーダークに突き刺したところを狙い。そして疾風の件は見事にキングジョーダークの腹部にほんの僅かながら突き刺さった。、なぜ魔力切れまじかの彼の技が命中したかというと、その部分はまだ完全に修復されてなくほかの装甲と比べ付け焼刃程度で薄かったのだ。だがその衝撃により、疾風の刀は激しい音とともに折れた。

 

「っ?」

 

装甲を貫通され、折れた刀が突き刺さった状態のたキングジョーは至近距離にいる疾風にビームを放とうとした瞬間、

 

頭上から機銃の弾丸が降り注いだ。その攻撃にキングジョーダークの攻撃がいったん闇疾風もその隙に一歩前に下がると、その上空から506ノーブルウィッチーズのウィッチたちがやって来た

 

「疾風!離れるんだ!そのネウロイは私たちに任せろ!!」

 

「疾風さん!!」

 

マリアンとアイザックがそう言い、キングジョーダークを攻撃し疾風の援護に回ろうとした瞬間。急に上空から無数の小型ネウロイが現れ彼女らに襲い掛かる

 

「こんなにネウロイが!?」

 

「疾風大尉の援護に向かえさせない気か!!」

 

グリュンネ少佐とジーナ中佐がそう言い機銃を放ち、他のウィッチも向かってくるネウロイに発砲する

 

「「邪魔を・・・・・邪魔をするなぁ!!」

 

特にマリアンとハインリーケは疾風の援護の邪魔をするネウロイに対して怒りの形相で機銃を撃つ

 

「姫さん!」

 

「ああ!!」

 

そう言うと二人は互いに頷き、今までいがみ合っていたのが嘘のように見事なコンビネーションで次々とネウロイを撃破する

 

「す、すごい・・・・」

 

「驚きだなあの二人が・・・・・」

 

「ある意味、マリアンと姫さんがコンビ組んだら最強かもしれないね・・・・」

 

「ワンマンアーミー・・・いやダブルレディーアーミーだなこれは・・・・」

 

その様子にBもAも驚いた様子で見るのであった。そして疾風は機銃の弾丸もつき、そして刀が折れた今、キングジョーダークに対し格闘戦をしていた。まるで菅野のように

キングジョーダークのビームを避けつつフラフラになりながらもキングジョーダークにCQCやまるでプロレスのような打撃技などをしていたが効果はいまひとつで、次第に疾風の両手は血で真っ赤に染まっていた

 

「(くそっ・・・どうすれば…どうすれば奴に勝てる?)」

 

息を切らし激しい痛みに耐えながら疾風はキングジョーを見るのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「疾風さん・・・・・みんな・・・」

 

一方、黒田とキーラはモニターに映っているみんなの姿を見る。そして黒田はすっと立ち上がる

 

「黒田。何をする気だ?」

 

「何って・・・・みんなを助けに行く」

 

「馬鹿な・・・助けるってどうやって助ける気だ。その怪我で、そしてここから出られないのに」

 

キーラはそう言うと黒田は

 

「そんなの関係ないよ。私はみんなを助けたい。疾風さんやみんなが必死に戦っているのに私だけ何もできないなんて嫌だよ」

 

そう言い黒田は怪我したわき腹を押さえて、歩くその間血がぽたぽたと床に落ちるが黒田はそんなことは関係なしに歩き、そして透明な壁に体当たりする。

 

「・・・・・・」

 

キーラは傷口を押さえてじっとそれを見ていた。その瞬間黒田の姿が亡き自分の妹の姿に重なって見えた

 

「・・・・・・・メル。どうやら私も知らない間にあの親に似てしまったらしいな。だが、お前なら・・・・」

 

そう言い目をつむると亡き妹の姿が浮かび上がり、そして姉であるキーラに微笑んで頷いていた。そして目を開けゆっくりと立ち上がり

 

「黒田・・・もうよせ」

 

と黒田の肩をぎゅっとつかむ

 

「止めないでキーラさん。私は・・私は・・・」

 

「そんなことをやっても時間も無駄だ。ほかにあのネウロイを倒す方法があると言ったらお前はどうする?」

 

「・・・・え?」

 

キーラの言葉に黒田は壁を叩くのをやめてキーラを見ると

 

「あれを見ろ・・・・・」

 

そう言いキーラが指をあるところに差すと壁の隅っこのところで小さな台が置かれいた。よく見るとそこには文字が入った現在で言うパソコンのキーボードみたいなものだった

 

「キーラさんこれは・・・・」

 

黒田がそう訊くとキーラは無言で無数にある文字盤の一つを押すと、二人のすぐそばから真っ黒な大きなロケットが現れる

 

「ヤプールのやつがここに置いた地底ミサイルというものらしい。現時点でヤプールの作り出したキングジョーダークを地球の武器で破壊するのは不可能だ。なら、こいつの作動方法を変えて、奴に向けて放つ」

 

「それじゃあ・・・・・」

 

「ああ、最後の賭けだ。バケモンを倒すにはバケモンの兵器しかない・・・・ということだ。だが・・・・それには大きな代償がある」

 

「代償?」

 

そう言いキーラは大きく不気味に光るミサイルを真剣な表情で見るのであった

 

 

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