ストライクウィッチーズ~異世界から舞い降りた翼~   作:疾風海軍陸戦隊

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第202話「東方の発明家」

明朝、基地内に警報が鳴り響き、そして基地内から

 

『敵、ネウロイ小型が一機、高速にて接近中!!』

 

観測員がレーダーでネウロイの機影がこちらに接近しているのを捕らえた

 

『Forth Gate Open! Forth Gate Open!』

 

管制塔のアナウンスに、ストライカーユニットを搭載させたハンガーと大型エレベーターによって。滑走路である第4ゲートまで徐々に上がる。

 

All right Let's Go!!(準備完了 発進!)

 

「出撃!!」

 

宮部とともに麗央たちは出撃し基地の二重のゲートが縦横と開き、空へと舞い上がる。

 

『敵はこの基地近くにある扶桑海軍の飛行基地に向かっている。レーダ-の反応によれば敵は高速型だ。十分気をつけろ』

 

「了解!」

 

基地にいる疾風の指示で宮部たちはその地点に向かう

 

「なあ、宮部さん。ネウロイの向かっている海軍基地って確か」

 

「ええ。近々行われる、小笠原を占拠するネウロイの巣を破壊するための部隊を集めているところよ」

 

「なるほど・・・・攻められる前に攻撃ってか・・・・まあ当たり前だね」

 

宮部の言葉に森は納得した表情でそういうと、因幡が

 

「見えました!11時方向です!」

 

因幡の固有魔法の一つ、魔導針が反応し、そして因幡の言った11時方向に戦闘機型、ネウロイが飛んでいた

 

「あれね!全機攻撃開始!!」

 

「「了解!!」」

 

戦闘隊長である宮部の言葉に皆は銃を構え戦闘に入る。そして基地に向かうネウロイも宮部達に気づき、ビームを放つ。

宮部達は回避行動をとったり、シールドを張ったりして防ぐ

 

「このっ!!」

 

森はネウロイの近くまで飛び、そしてネウロイに向けて弾丸を発射させる。弾丸はネウロイの装甲を削るのだが、撃破には至らなかった。その時ネウロイが金切り声を発したのと同時に加速し始める

 

「え!?早やっ!?」

 

「また加速しましたよ!!」

 

敵が急に加速したのを見て森と椛が驚き

 

「大尉まずいです!あの先は海軍航空隊の基地が!!」

 

「わかった。急いで追うわよ!!」

 

そう言い宮部達は速度を上げる。しかし差はどんどん離される

 

「魔導エンジンを換装させて速度を上げたのに全然追いつけない!」

 

「くっ!これでどう!!」

 

魔導エンジンを速く改良したはずなのにあまりの速さに皆者焦り、そして麗央がネウロイに向かって撃つが早すぎて弾丸はネウロイの手前で落ちてしまう

 

「だめだ速すぎて当たらない!!」

 

麗央がそういった瞬間、ネウロイは目標の海軍基地に到着し、そして胴体から爆弾型の小型ネウロイを地上へと音地、そして落ちた爆弾は基地の滑走路に命中し、大穴を開ける。そしてネウロイはまた加速して旋回し、飛び去るのであった

 

「敵は旋回して離脱・・・・・小笠原方面へ逃げて行きます・・・・・」 

「何なんだ…あの速さはよ」

 

高速で離脱するネウロイを皆はただ見ているしかなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NAC基地

 

「それで、宮部さん。海軍の飛行基地の被害は?」

 

「はい。幸いにもけが人、犠牲者は出ませんでしたが。滑走路が破壊されてしまったため修復には時間がかかるかと・・・・」

 

「やられたな・・・・・エンジンを速いやつに換装させたが、まさかそれをしのぐ速さを出す個体が出てくるとはな」

 

宮部の報告を聞いた疾風は敵が高速型を出す可能性を考え、整備長の荒磯に高出力の魔導エンジンに変えてもらったが、それよりも速いのが出るとは予想は大体はしていたが、こんなにも早く登場するなんて思わなかったのだ。

 

「はい。しかもそのネウロイは離脱する際、が爆発したような2つの不連続な音と一瞬だけ円錐状の衝撃波が発生しました」

 

「ソニックブーム・・・・・敵は音速を超えることができるのか。少し厄介なのが早々現れたな」

 

「はい。今回は海軍基地でしたが次に本土が狙われれば・・・・・隊長。すぐに対策を練らないといけません」

 

「そうだな・・・・・・せめてジェットがあれば何とか対応ができるんだがな」

 

疾風はそう呟くと

 

「今、ジェットが必要って言いましたか?」

 

「「?」」

 

急に誰かの声がし、二人はきょろきょろと見渡すとそこには巨大なリュックサックがあった

 

「どうも~」

 

「「リュックサックがしゃべった!?」」

 

「違います、違います!下見てください!した!!」

 

「「え?」」

 

リュックサックがしゃべったことに驚く二人だがリュックサックが下を見ろと言いン視線を下に向けると、そこにはリュックサックを背負った小柄な少女がいた

 

「え・・・・えっと。あんたは?」

 

疾風がそういうと少女はリュックサックを下ろし、ビシッと不動の姿勢をし敬礼する

 

「お初にお目にかかります!疾風少佐!宮部大尉!私は技術開発省から派遣されました河城にとり中尉です!724NACの兵器開発部主任として配属のあいさつに参りました!」

 

と彼女、河城にとりが元気に挨拶をするのであった

 

「河城・・・・・ではあなたが今回配属になる」

 

「はい!あ、これ私の実家の名物のヤツメウナギのかば焼きとお饅頭です!どうぞ!」

 

「あ…ああ。どうも。これからよろしくな中尉」

 

「はい!」

 

疾風は笑顔でにとりのお土産を受け取りそういうとにとりは笑顔でそういう

 

「あ、他にも土産を持ってきてます!是非皆さんに見ていただきたいんですが・・・・」

 

「わかった。自己紹介も含めて君の土産を見せてもらおうかな?」

 

「はい!あ、今、荷物をおろしてきますので格納庫で待っててください!それでは失礼します!」

 

そう言いにとりは部屋を勢いよく飛び出すのであった

 

「元気といいますか…人懐っこい人ですね隊長?」

 

「ああ・・・・・そうだな。まあ堅苦しい人よりは親しみやすそうだけどな」

 

そう言い、疾風はその後、皆を格納庫に集まるように伝えると、数分後、みんな格納庫に集まった

 

「なんで私たち呼ばれたんだろ?」

 

「なんでも新人さんが入るらしいよ?しかも兵器開発をする人みたい」

 

「へ~どんな兵器を作っているのかな?」

 

麗央やゆりかが話す中、みんなの前に立つ疾風が

 

「静かに。それでは新たにこの舞台の仲間になる隊員を紹介する。河城さん」

 

「はい!河城にとり階級は中尉です!主に兵器開発部主任として皆さんのサポートをします!」

 

「あの私、鳳麗央といいます。階級は軍曹です。よろしくお願いします河城さん」

 

「虹野ゆりかです。階級は同じく軍曹です」

 

「犬走椛。曹長です」

 

「鈴仙因幡…少尉です」

 

「私は森良子。君と同じ中尉だ。主に戦闘隊長の補佐をしている」

 

「はい!皆さんよろしくおい願いします!」

 

と、すぐにみんなと打ち解けるにとり。

 

「そう言えばにとりさんって兵器開発の人ですよね?どんなのを作ったんですか?」

 

「う~ん。欧州のウルスラさんには劣るけど私なりに独自開発したのが多いかな?今日はいくつかの試作品を持ってきたんだよ。まずはこれかな?」

 

そう言い、にとりが最初に出したのは腕時計だった」

 

「腕時計?」

 

「一見すればね。これは通信装置だよ。地上で歩いているときに緊急呼集とかそういうのがあった時に便利でしょ」

 

「まあ、確かにインカムのときみたいに落として無くすことは無さそうだから便利だな?他には何があるの?」

 

「あとは・・・・・欧州でも使われているフリガーハマーのロケット弾の弾薬を改造した対ネウロイ用弾頭。そしてこれが私の自信作の二つのうちの一つ」

 

と、そういい、にとりは一丁の銀色に輝くライフルみたいな銃を取り出す

 

「え!?これなんですか!?」

 

「あ、あのにとりさん。これは何ですか?」

 

「これはね。私の作った新型銃。名付けて『シルバーシャークΣ』だよ」

 

「「「シルバーシャークΣ?」」」

 

にとりの言葉に皆は首をかしげるとゆりかが

 

「どういった銃なんですか?」

 

「ふふふ・・・・聞いて驚け。このシルバーシャークΣはネウロイと同じレーザーを放つことができるんだよ」

 

「「ええ!?」」

 

レーザーが放てると聞いて皆は驚くと疾風は

 

「レーザーの素は何だ?」

 

「ああ、レーザーの素はね。魔導エンジンを洗浄した時の使用済みの洗浄液のガスだよ。昔ね魔導エンジンの使い終わった洗浄液を何かに利用できないかな~って考えて取りあえずその液体から出てたガスを回収して、試しに銃に取り付けたらレーザーが出たんだよ。だからそれを利用した銃を作ってみたわけ」

 

「さらっとすごいこと言ってるよこの人・・・・・」

 

「これが天才っていう奴?」

 

椛と森がそういう中、疾風はその銃を持ち

 

「思ったより軽いな?」

 

「はい。。空中での戦いを考慮して軽量化させていますから。でも、これはまだ試作品だから消費率も大きいので、今のところ射撃の上手い人しか渡せないよ」

 

「じゃあ、私が使います!」

 

「たしかに。うちで一番射撃がうまい人は因幡さんだけだし」

 

「一応、威力の方は調整できるようになっているから、状況に応じて適切な威力を選んでね。でも考えなしにあげちゃうとガス切れを起こすから気を付けてね」

 

と、そういうにとりがみんなに話している中、宮部は疾風に

 

「これはすごい人が入ってきましたね?」

 

「ああ…すごい人だな。彼女は・・・・・・ア、そうだ河城さん」

 

「なんです隊長さん?」

 

「さっき君は自信作の二つのうちの一つ(・・・・・・・・・・・・)て、いっていたけどもう一つは?」

 

疾風がそう聞くとにとりは得意げに笑い

 

「よく聞いてくれました。疾風少佐!格納庫に呼んだのはそのためです!」

 

そう言い彼女は格納庫にあるストライカー発進装置に歩み寄るそれには白い布がかぶされていた

 

「ふふふ!皆さん!これが私たち技術開発部が作った新型ユニットだ!」

 

塗装いい布をとるとそこには塗装がされていないのかジュラルミン肌がむき出しの銀色のストライカーユニットであり、従来のユニットよりも少し大きかった。

それを見た疾風は

 

「河城さん・・・・もしかしてこれは・・・」

 

「少佐はわかるんですね?そうです!これは扶桑皇国が独自に国産で開発した噴流式魔導エンジン搭載ストライカー。つまりジェットストライカー!その名も橘花。ですが私はこの部隊の名をとってこう名付けます!別名ナックアロー1号です!!」

 

と自信満々に彼女はジェットストライカーの紹介をするのであった

 

 

 




今回現れた高速型ネウロイのモデルはA-12爆撃機をモデルにしています。
それとにとりは持ってきたシルバーシャークΣは99式2号2型改13mm機関銃のラッパ形状の消炎器とマガジンがなく塗装を銀色にした感じになっています。

因みにシルバーシャークの元ネタはウルトラマンエースでファイアーモンスを倒したTACのシルバーシャークが元ネタになっています

次回はジェットストライカーの性能と戦闘を書いていきたいと思います
早く麗央の特訓シーンを見たいと思う方。
すみません。もうしばらくお待ちください
感想大歓迎です。次回も頑張って書きたいと思います!
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